中日 吉見が3度目の右肘手術 今季復帰は絶望的 スポニチ

中日の吉見一起投手(28)が右肘の手術を受けることを決断した。21日に球団が発表したもので、右肘は3度目の手術となる。今季中の復帰は絶望的とみられ、借金をかかえる中日にとっては大きな痛手だ。

手術は6月4日に行う予定。

吉見は7日のヤクルト戦(神宮)中に右肘に異変を訴え、緊急降板。8日に名古屋市内の病院で精密検査を受けた。詳細は不明ながら「肘の内側の方に異常がある。筋肉の付着部に異常があるようだ」と永田トレーナーは話していた。

吉見は過去2度、右肘にメスを入れ、昨年9月にも肘頭骨棘(こっきょく)を骨折していた。今季は開幕時から違和感を訴えており、6試合で1勝4敗、防御率4・71と黒星が先行していた。



何か、事ある毎に手術をしてるような気もするんですがいかがでしょう。過去2度の手術の内容までは分かりませんが、それこそ「その場しのぎ」の手術になってなかったか。そんな気もします。

彼の他にも、今シーズンは絶望的な怪我をする選手が続出しています。

スワローズの館山昌平は右肘靱帯の再建手術で全治1年。同じくスワローズの高井雄平は右膝前十字靭帯断裂、再建手術でこれまた全治1年。カープで言えば松本高明がアキレス腱断裂で復帰まで5、6カ月。東出輝裕も左膝前十字靱帯の断裂で今季絶望。

どれもこれも「関節の可動部分と言う事で、とにかく千日までの期間が異常に長い。

今もリハビリ中と言えば、ホークスの斉藤和巳「三軍リハビリ担当コーチ」がいてます。さらにカープには河内貴哉と言う「大怪我からの復帰組」がいます。菊地原毅もアキレス腱断裂からの復帰組。

ごくごく最近では、ニック・スタビノアが、左膝関節靱帯損傷と半月板損傷で、一軍復帰までほぼ1年かかりました。もっとも、ウエスタンリーグでは大野練習場居残り等もありましたが。

ニック・スタビノアの走り方はまだまだぎこちない。おそらく慣れないニーブレース(膝を守るための装具。過去にはプロレスラー前田日明等も使用)の影響かも知れませんが、下手したら日常生活にすら影響が出かねないところ。それくらいの装具は必要かと思います。


で、吉見一起だけでなく、みんなに言えるのは、とにかく治すのであれば時間をかけてじっくり治してほしいこと。手術終わりました。動くようになりました、実戦復帰しました。出場選手登録されました。けどまだどっかに違和感があります、では絶対にダメ。時間がかかる、のは致し方ないことなんだし。

さらには「もう大丈夫」と言っておいて、シーズン中に成績が上がらず、シーズンが終わったら「実は怪我してまsた」見たいんなことを言う選手がいる。こういう音が一番困るんですよね。

ダメな時には素直に「ダメ」と言って欲しい。試合に出続けるのも確かにいい事ではあるけど、それによってチームに迷惑がかかっては意味がない。そして、試合に出るつもりでいる以上、怪我の箇所を隠すもしくは庇うようなプレイだけはやめてほしい。今の時点で最高のプレイをして欲しいんだ。

手術が無事終了したからと言って、それが即復帰につながるわけじゃない。そこからもう一度「強化」することが大事だと思うんですよ。けっして元通り、万全には戻らぬかも知れませんけどね。

前田智徳はが練習後や試合後に、時間をかけて念入りに足回りのマッサージを受けているのは周知の事実ではあります。2007年の春季キャンプでは、練習終了後2時間、天福球場から出て来なかった。どんなマッサージを受けているのかまでは知る由もないですが、アキレス腱を切ってバランスが悪くなったことで、些細な筋肉痛も気になるようになる。

左足を怪我して、治りかけに右足が不調をきたすことがある。自然に庇って右足に無駄な負担が掛かる。どこかひとつ痛くなったら、体全体に影響が出る。これは誰しもが経験のある事と思います。

凡人ですら経験があるんだから、スポーツ選手ではいくらでもあるでしょう。陸上選手が肘の怪我で、満足なフォームで走れなくなった、みたいな話を聞いたことがあります。いつの誰かは忘れましたが。

最高のパフォーマンスを生み出すためには、体のどこにも、一切の不安がない、事が絶対条件かと思います、その不安をなくすには、手術したあとも「強化」は怠ってはいけない。細心の注意を払う、という言葉がありますが、己が思い描いた姿になるまでは絶対に復帰したらいかん、とすら思います。


つか、とにかく吉見一起には復帰していただきたい。印象度の問題だけではなく、実際吉見一起にはカープは「手もなく捻られている」印象がある。カープが勝つためには、吉見一起が絶対に打ち込んでおかないといかんピッチャーのはず。じゃないとドラゴンズに勝った気がせんのですよ(笑)。

治療するなら、無理やり期間を設けず「よし、これで完璧」と言うところまで出てきて戴きたくない。完全無欠の吉見一起を打ち崩すカープ選手を見たいんですよ。なかなか無理かも知れませんが。

「早く治せ」とは言いません、吉見一起に限らず、どの選手も「じっくり」治して欲しいです。


――――以上とりとめのないネタでした。



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2013.05.22 / Top↑
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