5月11日 9回戦 広島東洋カープ11-6中日ドラゴンズ
最近「張り」を訴える選手が増えてきている。
前田健太の右腕、岩本貴裕と大竹寛が背中などなぢ。先発登板を直前で回避したり、登板を一回すっ飛ばしたりしてる。その間にどんな治療や対策を施しているのかは分からんけど。
で、考える事が二つ。
まずは選手の不注意と言うか何と言うか。私生活でナニをしてるんかまではアレコレ言わんけど、自分が常に「スポーツ選手である」と言う事を自覚出来てるかな。寝方一つでも寝違えを起こしたりする。そうなればまた直すのに数日かかるし。ピッチャーであれば、登板日あいだの調整にも影響しようし、野手なら出場機会に大きく響く。それがそのまま「戦力不足」につながり兼ねない。
もう一つは、これも選手の不注意にもあるとは思いますが、試合前の練習への入り方。昨日の試合、ドラゴンズの山内壮馬が、試合前のキャッチボール中に背筋痛を訴えて登板回避。これが一番情けないというか。野球以前に、ストレッチ等の準備運動はしっかりやってるか、って話。
「完璧なルーティンワーク」はなかなか見つけられない。けど「失敗」を避ける方法ってのはナンボでもある。とにかく、試合直前のストレッチは絶対に手を抜かないことじゃないかな。
「無事是(之)名馬」という言葉がある。どの世界にも当てはまることではあるけど、特にスポーツ界では引き合いに出される。大きな怪我なく、長く続けることで成績も伴ってくる、と思いますが。さらに言えば、長くやっておれば自然と目標になるものも出てくる。
アレックス・ラミレス、中村紀洋、谷繁元信と、今シーズンは立て続けに2000本安打達成が続いた。みな大ベテランと呼ばれる年齢。常に数字を残し続けてきたアレックス・ラミレスはちょっと別格になるかも知れんけど、他の二人は紆余曲折ありながらも、体のケアに気を遣いながら到達した通過点。
長くやっておれば、完璧なルーティンワークであっても、どこかにガタが来る。治らない怪我も出てくる。そんな中で試合に出続けようとするのであればどこかで「我慢」を強いられる。
痛い痒いを公言すべきかどうか、って話にもなるけど、明らかに自身の責任であれば異訳は無用。結果を残して「休ませて下さい」と堂々と言えばいい。数字残してなんぼの世界、なんだし。
(どうやって試合の話に持ってこようか思案中)
昨日の試合の先制点は、ほんの些細なミスだった。しかもやらかしたのが荒木井端。完璧な「ダブルプレイ」が取れるはずだったのが、ほんの些細な早急ミスでワンアウト満塁。そして犠牲フライ。
直後に和田一浩のホームランで、敢えて言うならチャラにはなったけど、「ミスから失点」は誰にでもあること、だからと言って若手選手だから許される、ってもんではないと思いますが。
ミスをやらかした選手が、自分で取り返せるのが一番いいんですが、エラーともなるとなかなかそうもいかない。しかもそれが失点につながった、ともなると余計に辛い。
よく直後の打席でヒットを打って「ミス帳消し」などとふざけた事を言う実況アナウンサーがおるけど、失点につながったエラをやらかして、ヒットを打ったところで帳消しにはならん。むしろ、それ以上の打点をあげるなり、得点をせん限りは帳消しにはならない。もっと言えば「1失点」は消えない。
その事を考えたら、昨日の菊池涼介の満塁ホームランは見事だった。
2年目を迎え、天性とも野性とも思えるその守備にも「アラ」が目立つようになった。その「アラ」が粗なのか荒なのか、はたまた両方なのかは分からんけど、未だに落ち着かない。
野村謙二郎監督は「底上げは出来た」とは言うけども、セントラルリーグでぶっちぎりのチーム失策数を誇っている限り、決して「底上げ出来た」と這い難い。その現実として、借金6ですよ。
※注意:「底上げは出来た」多分これは今シーズン中ずっと言い続けます。
その前にエラーをせことが大前提。エラーは防げます。ピッチャーで言えば、フォアボールは防げます。と言うてるようなもん。帳消しの打点得点は、機会が回って来ぬ限り出来んけど、エラーを防ぐことは出来る。いつ回ってくるか分からない「その機会」よりも、普段のプレイをしっかりやらないと。
満塁ホームランを打っても、「失策11(昨日現在)」と言う事実は消せない。もっと極端な話をすれば、契約更改にもつながろう。打点はあげた、率は残した、けどそれを上回るだけの印象のよくないエラー、失点につながるエラーをやっていては、それこそ成長はない。
貫禄のある面構えになっては来てるけど、まだ2年目。今後10年20年、プロ野球選手でいるためには、まだまだやらんといかんことがある。先は長い。
しかし、大勝で喜んでる場合ではない。和田一浩と谷繁元信にはしっかり打たれてる。
これはもうマツダスタジアムがどうとかいう問題じゃない。同じ相手に何度も打たれてるってのは印象が良くない、どころか彼ら二人に関してはそれこそ「なんの対策もしてないのか」状態。
今年に限っては「対戦成績」は突出したもんではないみたいではありますが、肝心な時にコツンとやられてる。ぶっちゃけ、満塁弾2発がなかったらもっと取り沙汰されててもおかしくない。
今のカープでホームランなんざ、突発事故みたいなもんだ。狙って打っていい選手なんか誰ひとり居てない。ならば、これまで打たれてきた選手を抑えにかかるのは当たり前の話。
もう少し考えんと。
考えんと、と言えばドラゴンズのピッチャーの継投。
【中日】投手陣崩壊 6試合連投の田島が5敗目 スポーツ報知
中日は連勝が3で止まり、わずか1日で最下位に逆戻り。高木監督は「凡ミスが多すぎる。せっかくのいい流れが逃げた」と不機嫌だった。
予告先発されていた山内が背筋痛を訴えて登板を回避。急きょ先発した朝倉は3回まで1失点と粘ったが、4回に満塁弾を浴び「チャンスだと思い、一人でも多く投げようと思ったが」とうつむいた。6試合連続でマウンドに上がった3番手の田島も乱調で今季5敗目。「使ってもらえるうちに結果を出したい」と声を絞り出した。
よそのことを言える投手リレーじゃないですが、移動日挟んで6連投は酷い。誰が投手リレーの怪訝を持ってるのか、よそのですから知ったこっちゃないですが、このままだと死にますよ。
ドラゴンズが昨日現在39試合消化、そのうち田島慎二が登板した試合は22試合。リリーフピッチャーですから毎日毎日準備はせんといかん。その負担を考えたら尋常ならざる登板数。
で、数字を残してるか、と言ったら防御率7.66。特にマツダスタジアムでの防御率が突出してまして。4試合1回2/3登板、打者13人5被安打3四球5自責点。ほんと「憤死」状態。
タイガースの久保田智之90試合投げたシーズンがありました。防御率も1.75と、素晴らしいし維持をあげましたが、田島慎二そうなるか、と言えばそんな気配がない。投手事情が、とは言うものの、岡田俊哉も同じく22試合登板。リリーフで食いつぶす気かね。
おじいちゃん、もうちょっと考えようよ。近藤コーチ、何も思わんの?
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最近「張り」を訴える選手が増えてきている。
前田健太の右腕、岩本貴裕と大竹寛が背中などなぢ。先発登板を直前で回避したり、登板を一回すっ飛ばしたりしてる。その間にどんな治療や対策を施しているのかは分からんけど。
で、考える事が二つ。
まずは選手の不注意と言うか何と言うか。私生活でナニをしてるんかまではアレコレ言わんけど、自分が常に「スポーツ選手である」と言う事を自覚出来てるかな。寝方一つでも寝違えを起こしたりする。そうなればまた直すのに数日かかるし。ピッチャーであれば、登板日あいだの調整にも影響しようし、野手なら出場機会に大きく響く。それがそのまま「戦力不足」につながり兼ねない。
もう一つは、これも選手の不注意にもあるとは思いますが、試合前の練習への入り方。昨日の試合、ドラゴンズの山内壮馬が、試合前のキャッチボール中に背筋痛を訴えて登板回避。これが一番情けないというか。野球以前に、ストレッチ等の準備運動はしっかりやってるか、って話。
「完璧なルーティンワーク」はなかなか見つけられない。けど「失敗」を避ける方法ってのはナンボでもある。とにかく、試合直前のストレッチは絶対に手を抜かないことじゃないかな。
「無事是(之)名馬」という言葉がある。どの世界にも当てはまることではあるけど、特にスポーツ界では引き合いに出される。大きな怪我なく、長く続けることで成績も伴ってくる、と思いますが。さらに言えば、長くやっておれば自然と目標になるものも出てくる。
アレックス・ラミレス、中村紀洋、谷繁元信と、今シーズンは立て続けに2000本安打達成が続いた。みな大ベテランと呼ばれる年齢。常に数字を残し続けてきたアレックス・ラミレスはちょっと別格になるかも知れんけど、他の二人は紆余曲折ありながらも、体のケアに気を遣いながら到達した通過点。
長くやっておれば、完璧なルーティンワークであっても、どこかにガタが来る。治らない怪我も出てくる。そんな中で試合に出続けようとするのであればどこかで「我慢」を強いられる。
痛い痒いを公言すべきかどうか、って話にもなるけど、明らかに自身の責任であれば異訳は無用。結果を残して「休ませて下さい」と堂々と言えばいい。数字残してなんぼの世界、なんだし。
(どうやって試合の話に持ってこようか思案中)
昨日の試合の先制点は、ほんの些細なミスだった。しかもやらかしたのが荒木井端。完璧な「ダブルプレイ」が取れるはずだったのが、ほんの些細な早急ミスでワンアウト満塁。そして犠牲フライ。
直後に和田一浩のホームランで、敢えて言うならチャラにはなったけど、「ミスから失点」は誰にでもあること、だからと言って若手選手だから許される、ってもんではないと思いますが。
ミスをやらかした選手が、自分で取り返せるのが一番いいんですが、エラーともなるとなかなかそうもいかない。しかもそれが失点につながった、ともなると余計に辛い。
よく直後の打席でヒットを打って「ミス帳消し」などとふざけた事を言う実況アナウンサーがおるけど、失点につながったエラをやらかして、ヒットを打ったところで帳消しにはならん。むしろ、それ以上の打点をあげるなり、得点をせん限りは帳消しにはならない。もっと言えば「1失点」は消えない。
その事を考えたら、昨日の菊池涼介の満塁ホームランは見事だった。
2年目を迎え、天性とも野性とも思えるその守備にも「アラ」が目立つようになった。その「アラ」が粗なのか荒なのか、はたまた両方なのかは分からんけど、未だに落ち着かない。
野村謙二郎監督は「底上げは出来た」とは言うけども、セントラルリーグでぶっちぎりのチーム失策数を誇っている限り、決して「底上げ出来た」と這い難い。その現実として、借金6ですよ。
※注意:「底上げは出来た」多分これは今シーズン中ずっと言い続けます。
その前にエラーをせことが大前提。エラーは防げます。ピッチャーで言えば、フォアボールは防げます。と言うてるようなもん。帳消しの打点得点は、機会が回って来ぬ限り出来んけど、エラーを防ぐことは出来る。いつ回ってくるか分からない「その機会」よりも、普段のプレイをしっかりやらないと。
満塁ホームランを打っても、「失策11(昨日現在)」と言う事実は消せない。もっと極端な話をすれば、契約更改にもつながろう。打点はあげた、率は残した、けどそれを上回るだけの印象のよくないエラー、失点につながるエラーをやっていては、それこそ成長はない。
貫禄のある面構えになっては来てるけど、まだ2年目。今後10年20年、プロ野球選手でいるためには、まだまだやらんといかんことがある。先は長い。
しかし、大勝で喜んでる場合ではない。和田一浩と谷繁元信にはしっかり打たれてる。
これはもうマツダスタジアムがどうとかいう問題じゃない。同じ相手に何度も打たれてるってのは印象が良くない、どころか彼ら二人に関してはそれこそ「なんの対策もしてないのか」状態。
今年に限っては「対戦成績」は突出したもんではないみたいではありますが、肝心な時にコツンとやられてる。ぶっちゃけ、満塁弾2発がなかったらもっと取り沙汰されててもおかしくない。
今のカープでホームランなんざ、突発事故みたいなもんだ。狙って打っていい選手なんか誰ひとり居てない。ならば、これまで打たれてきた選手を抑えにかかるのは当たり前の話。
もう少し考えんと。
考えんと、と言えばドラゴンズのピッチャーの継投。
【中日】投手陣崩壊 6試合連投の田島が5敗目 スポーツ報知
中日は連勝が3で止まり、わずか1日で最下位に逆戻り。高木監督は「凡ミスが多すぎる。せっかくのいい流れが逃げた」と不機嫌だった。
予告先発されていた山内が背筋痛を訴えて登板を回避。急きょ先発した朝倉は3回まで1失点と粘ったが、4回に満塁弾を浴び「チャンスだと思い、一人でも多く投げようと思ったが」とうつむいた。6試合連続でマウンドに上がった3番手の田島も乱調で今季5敗目。「使ってもらえるうちに結果を出したい」と声を絞り出した。
よそのことを言える投手リレーじゃないですが、移動日挟んで6連投は酷い。誰が投手リレーの怪訝を持ってるのか、よそのですから知ったこっちゃないですが、このままだと死にますよ。
ドラゴンズが昨日現在39試合消化、そのうち田島慎二が登板した試合は22試合。リリーフピッチャーですから毎日毎日準備はせんといかん。その負担を考えたら尋常ならざる登板数。
で、数字を残してるか、と言ったら防御率7.66。特にマツダスタジアムでの防御率が突出してまして。4試合1回2/3登板、打者13人5被安打3四球5自責点。ほんと「憤死」状態。
タイガースの久保田智之90試合投げたシーズンがありました。防御率も1.75と、素晴らしいし維持をあげましたが、田島慎二そうなるか、と言えばそんな気配がない。投手事情が、とは言うものの、岡田俊哉も同じく22試合登板。リリーフで食いつぶす気かね。
おじいちゃん、もうちょっと考えようよ。近藤コーチ、何も思わんの?
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2013.05.13 / Top↑
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