世間は「ゴールデンウィーク」です。
どこに行くにも大混雑に大渋滞。何を見に行ってるのか、休みに行ってるのかくたびれに行ってるのか、疲れを取りに行ってるのか、それとも疲れを増幅しに行ってるのか分からんような状況ですが。
そんな中、我が地元堺市博物館では
特別企画展 南海ホークス ―市民の暮らしとスポーツ―
を「3月から」やっておりまして。「今更ながら」行ってまいりました。
残念ながら「記念シンポジウム」等は開始早々に終わってしもうてたので純粋に「展示物を見るだけ」になってしまいましたが、中モズ球場と中モズグリーンパークで育った世代としては「行っておかなければいかん」もんだと思ってます。その延長にあるのが「中モズ球場を返せ」なんですが(笑)。

我が家から自転車で行ける(と言うか25分くらい。良い運動です。)堺市博物館。

特別展案内。

さすがに休日なので、周辺の大仙公園ともども、結構な人出。

主催には堺市博物館と「関西大学」の名前。南海高野線浅香山駅東側の、旧堺市立商業高校跡地に「堺キャンパス」を2010年にオープンしましたが、そこにある「人間健康学部」も連名で主催。そして「協力」には「南海電気鉄道(株)」と「福岡ソフトバンクホークス(株)」の名前。

中で持ち帰ったチラシその1。オモテ面には杉浦忠投手のイラスト、裡面には鶴岡一人「親分」のイラスト。やはり南海ホークスを語るにはこのお二人は外せません。ちなみに「なんばパークス」ではなかったことにされている野村克也氏。堺市ではもちろん「あったこと」になっています。

もう一枚。これは大阪府下ならびに全国で「南海ホークス」を感じる事が出来る場所が紹介されています。南海ホークスが春季キャンプを行った「呉市営二河球場」も紹介されています。

図録(¥300)。当然屋内は撮影禁止ゆえ、これがないと始まらんのですが(笑)。
で、肝心の展示物、なんですが。
一番目を引いたのは、スコアボードの「イニング表示」。得点板じゃないところがまた小憎らしいと言えば小憎らしいんですが(笑)。それでも、そんなものを取ってあると言う事に驚き。内野席のシートも展示されていましたが、なかなか良いものを見せていただきました。
それと、解体直前の「さよなら大阪球場」のイベントの際に書かれた落書き。
最後までカンバンはずさなかった「がんこ」はエライ!
旧広島市民球場の外野フェンスの内側にも「ラロッカはやくケガなおせ」とか書いてあったのを覚えてますが、なかなかナイスな落書きだったな、と。大阪球場の広告看板と言えば、スコアボード下の「Takashimaya」と、両肩部分の「なんばCITY」が有名かと思いますが、たしか内野スタンドの最上段あたりにあの「メガネのおっさん」のイラストがあったように記憶してます。それと
稲川淳二×南海タクシー
とか。検索してみたんですが詳細は不明。書いた人は名乗り出て、意味教えてください(笑)。
そして興味深かった記述。南海ホークスの選手寮と言えば、南海高野線白鷺駅から中百舌鳥駅に向かう途中に、進行方向左側にちらっとだけ見えた「秀鷹寮」が有名ですが、何と白鷺駅の隣、初芝にも選手寮だけでなく、選手の家族の為の住まいも用意されていたとか。
初芝駅周辺と言えば、近年まで新日鉄堺製作所の寮が有り、バレーボール新日鉄の中垣内祐一(堺ブレイザーズアドバイザー)も住んでたことがありますが、南海ホークスの寮の話は初耳でした。戦前の「南海鉄道」が開発した初芝駅北東の分譲住宅地。その「広告塔」の意味もあったのかな。
あと、目を引いたのが「グッズ」。何と扇風機。土台はホームベース型。羽の色は緑、強弱のダイヤルの部分はボールとなかなか凝ったものでありました。とかく空振り三振の目立つ選手を「扇風機」と言う事がありますが、それを逆手に取った、のかも知れません。ある種の自虐、なのか。
電化製品の球団グッズと言えば、カープがデジカメを発売してたりしますが、その先駆、みたいなものかな。制作はどこだったんでしょうか。遠目で分からんかったんですが、やっぱり地元大阪と言う事で松下電器だったんでしょうか。ダイキン工業で扇風機、は聞いたことないし(笑)。
とまぁ、在り来たりのネタから新発見まで、狭い空間での特別展でしたが、なかなか興味深く、良いものを見せていただきました。と言うか結局行き着くところは「中モズ球場を返せ」(笑)。
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どこに行くにも大混雑に大渋滞。何を見に行ってるのか、休みに行ってるのかくたびれに行ってるのか、疲れを取りに行ってるのか、それとも疲れを増幅しに行ってるのか分からんような状況ですが。
そんな中、我が地元堺市博物館では
特別企画展 南海ホークス ―市民の暮らしとスポーツ―
を「3月から」やっておりまして。「今更ながら」行ってまいりました。
残念ながら「記念シンポジウム」等は開始早々に終わってしもうてたので純粋に「展示物を見るだけ」になってしまいましたが、中モズ球場と中モズグリーンパークで育った世代としては「行っておかなければいかん」もんだと思ってます。その延長にあるのが「中モズ球場を返せ」なんですが(笑)。

我が家から自転車で行ける(と言うか25分くらい。良い運動です。)堺市博物館。

特別展案内。

さすがに休日なので、周辺の大仙公園ともども、結構な人出。

主催には堺市博物館と「関西大学」の名前。南海高野線浅香山駅東側の、旧堺市立商業高校跡地に「堺キャンパス」を2010年にオープンしましたが、そこにある「人間健康学部」も連名で主催。そして「協力」には「南海電気鉄道(株)」と「福岡ソフトバンクホークス(株)」の名前。


中で持ち帰ったチラシその1。オモテ面には杉浦忠投手のイラスト、裡面には鶴岡一人「親分」のイラスト。やはり南海ホークスを語るにはこのお二人は外せません。ちなみに「なんばパークス」ではなかったことにされている野村克也氏。堺市ではもちろん「あったこと」になっています。


もう一枚。これは大阪府下ならびに全国で「南海ホークス」を感じる事が出来る場所が紹介されています。南海ホークスが春季キャンプを行った「呉市営二河球場」も紹介されています。

図録(¥300)。当然屋内は撮影禁止ゆえ、これがないと始まらんのですが(笑)。
で、肝心の展示物、なんですが。
一番目を引いたのは、スコアボードの「イニング表示」。得点板じゃないところがまた小憎らしいと言えば小憎らしいんですが(笑)。それでも、そんなものを取ってあると言う事に驚き。内野席のシートも展示されていましたが、なかなか良いものを見せていただきました。
それと、解体直前の「さよなら大阪球場」のイベントの際に書かれた落書き。
最後までカンバンはずさなかった「がんこ」はエライ!
旧広島市民球場の外野フェンスの内側にも「ラロッカはやくケガなおせ」とか書いてあったのを覚えてますが、なかなかナイスな落書きだったな、と。大阪球場の広告看板と言えば、スコアボード下の「Takashimaya」と、両肩部分の「なんばCITY」が有名かと思いますが、たしか内野スタンドの最上段あたりにあの「メガネのおっさん」のイラストがあったように記憶してます。それと
稲川淳二×南海タクシー
とか。検索してみたんですが詳細は不明。書いた人は名乗り出て、意味教えてください(笑)。
そして興味深かった記述。南海ホークスの選手寮と言えば、南海高野線白鷺駅から中百舌鳥駅に向かう途中に、進行方向左側にちらっとだけ見えた「秀鷹寮」が有名ですが、何と白鷺駅の隣、初芝にも選手寮だけでなく、選手の家族の為の住まいも用意されていたとか。
初芝駅周辺と言えば、近年まで新日鉄堺製作所の寮が有り、バレーボール新日鉄の中垣内祐一(堺ブレイザーズアドバイザー)も住んでたことがありますが、南海ホークスの寮の話は初耳でした。戦前の「南海鉄道」が開発した初芝駅北東の分譲住宅地。その「広告塔」の意味もあったのかな。
あと、目を引いたのが「グッズ」。何と扇風機。土台はホームベース型。羽の色は緑、強弱のダイヤルの部分はボールとなかなか凝ったものでありました。とかく空振り三振の目立つ選手を「扇風機」と言う事がありますが、それを逆手に取った、のかも知れません。ある種の自虐、なのか。
電化製品の球団グッズと言えば、カープがデジカメを発売してたりしますが、その先駆、みたいなものかな。制作はどこだったんでしょうか。遠目で分からんかったんですが、やっぱり地元大阪と言う事で松下電器だったんでしょうか。ダイキン工業で扇風機、は聞いたことないし(笑)。
とまぁ、在り来たりのネタから新発見まで、狭い空間での特別展でしたが、なかなか興味深く、良いものを見せていただきました。と言うか結局行き着くところは「中モズ球場を返せ」(笑)。
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2013.05.05 / Top↑
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