もう、昨日の試合は、まずこれから語らんで何語るよ、みたいな試合ですが。
4月21日 四球 空三振 右飛 中安 死球
4月23日 死球 四球 四球 四球
4月25日 中安 左二塁打 死球 右安 四球
4月26日 左安 中二塁打 右安 中安
何も隠さなくても、廣瀬純の15打席連続出塁の「軌跡」でございます。ついでなので、日曜日からの成績をそのまんま書いて色々賑やかにしてみましたが。
2打席連続デッドボールもあれば、3打席連続フォアボールもある。こんな言い草はないとは思いますが、ぶつけられて、ボールの見極めが良くなって、ヒットが出るようになった、とかね。
そして今の廣瀬純の何がすごいってさ、こんな事をサラっと言えるまでに「戻ってきた」事。
新記録の広島広瀬「酒のつまみにして」 デイリースポーツ
広島の広瀬純外野手がプロ野球記録となる15打席連続出塁をマークした。
お立ち台に立った広瀬は「すごいことをしたなとは思うんですけど、(チームが)勝ってよかったです。僕の記録はみなさんの酒のつまみにしていただければ、それで満足です」と、謙虚に話した。新記録を決めた八回の中前打は「狙おうと思っていた。こういう機会はなかなかないので。真っすぐ系で、行けると思って打ったらセンターに行きました、という感じです」と笑顔で振り返った。
この試合まで11打席連続出塁だった広瀬は、二回に左前打、四回に左中間二塁打、五回に右前打を放ってプロ野球記録に並んだ。そして八回の第4打席、無死一塁の場面で、中日・武藤から中前打を放った。
「狙おうと思っていた」「行けると思って」とか、ここ暫らくの廣瀬純からは聞けない言葉だったかも知れんし、そもそも、怪我やら何やらでこんな活躍がなかったですよ。ヒーローインタビューも見てましたが、あれだけ穏やかな表情でお立ち台に立ったのも、3割を打った2010年以来かも。
で、この記録にはまだまだ続きがあって。
まずは、連続打席出塁の世界記録。これは17打席だそうですが、今の勢いからすると、あっさりと達成しそうな勢い。もっとも「勢い」で達成出来る記録でもないので、じっくり腰を据えて達成して欲しいもんです、もちろんその先には「勝鯉あるのみ」なんですけどね。
そしてもう一つ「連続打数安打」。
連続出塁期間中(笑)の廣瀬純の成績は8打数8安打。日本記録はR.J。レイノルズ(横浜大洋ホエールズ)、高橋由伸(ジャイアンツ)の11。しかもレイノルズは「11打席連続」と言う尋常ならざる成績なんですが。これにも手が届こうかと言う勢い。もっともこれは、フォアボールみたいに相手がくれるもんじゃなし、本気で自分で狙わんとあかん記録ですからね。
もっとも、ここ暫らくの「貫禄っぷり」を見てると、5番打者に誰を置くかで「連続打席ヒット」になるか「連続打席出塁」になるかが変わってきそうな気もします。さらには、昨日の快打連発を見てると、どことなしに前田智徳が憑依したんじゃないか、とすら思いますよ。全方向安打ですからね。
で、記録更新の鍵を握ってそうな下位打線が大問題。
まず栗原健太。2打席連続見逃し三振って何さ。手を出す気はあるんかね。打つ気はあるんかね。そんなにボールを見たいのであればブルペンでやってくれ。無駄にアウトが積み重なるだけだ。
確かに、次に打席に立つ堂林翔太は、チーム打点王かも知れん。そして堂林翔太に繋ぎたい気持ちも分からんでもない。木曜日の対スワローズ戦の9回然り、昨日の試合の8回然り。フォアボールで堂林に繋ぎたかったんだろうけど、結果見逃し三振で、堂林翔太に無駄なプレッシャーを与えてる。
その結果が堂林翔太の空振り三振ですよ。
ぶっちゃけ、今のメンツを考えると、ファーストを守れる選手は松山竜平、迎祐一郎と2人もいる。いざとなったら小窪哲也もやれる。いつ外されてもおかしくない状況。それどころかスターティングメンバーで出場しているのがおかしいくらいの内容ですよ。それだけ振れてないしバットを振ってない。
3割打てとか50本打てとか言わんけども、今シーズンここまで全くと言っていいほど印象にない。一体どんなバッターを目指そうとしてるんか分からんけど、こんな小ぢんまりとするとは思わなんだ。
あと、最後になりましたが久本祐一投手。カープ移籍後初勝鯉おめでとうございます。
何やら昨日は見ててホント「ヨレヨレ」って感じではありましたが(笑)。野球をする環境から生活環境から、ごっそり変わってしもうたとは思いますが、広島での生活には慣れたでしょうか。
ご存知かとは思いますが、ヒロシマの夏はとにかく暑いです。その暑い夏までには、何とか若い左ピッチャー共を仕上げますんで、どうかそれまでは先発ローテーションで頑張ってつかぁさい。
サウスポーの誰かが「一本立ち出来るかな」と言うところまで来た暁には、慣れたブルペンでのんびりして頂きたく思っておりますので、もうしばらくのご辛抱、よろしくお願いいたします。
――――と言いたくなるピッチングでしたな。137球。おそらくプロ入りしてこんなに球数を投げたのは初めてではなかろうかね。見てて本当に「お疲れ様でした」と言いたくなるピッチング。
そう言えば廣瀬純も久本祐一も、同じ昭和54年3月生まれ(久本は14日、廣瀬は29日)の同級生。色々と記憶に残る、そして記録に残る一日ではなかったでしょうか。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
4月21日 四球 空三振 右飛 中安 死球
4月23日 死球 四球 四球 四球
4月25日 中安 左二塁打 死球 右安 四球
4月26日 左安 中二塁打 右安 中安
何も隠さなくても、廣瀬純の15打席連続出塁の「軌跡」でございます。ついでなので、日曜日からの成績をそのまんま書いて色々賑やかにしてみましたが。
2打席連続デッドボールもあれば、3打席連続フォアボールもある。こんな言い草はないとは思いますが、ぶつけられて、ボールの見極めが良くなって、ヒットが出るようになった、とかね。
そして今の廣瀬純の何がすごいってさ、こんな事をサラっと言えるまでに「戻ってきた」事。
新記録の広島広瀬「酒のつまみにして」 デイリースポーツ
広島の広瀬純外野手がプロ野球記録となる15打席連続出塁をマークした。
お立ち台に立った広瀬は「すごいことをしたなとは思うんですけど、(チームが)勝ってよかったです。僕の記録はみなさんの酒のつまみにしていただければ、それで満足です」と、謙虚に話した。新記録を決めた八回の中前打は「狙おうと思っていた。こういう機会はなかなかないので。真っすぐ系で、行けると思って打ったらセンターに行きました、という感じです」と笑顔で振り返った。
この試合まで11打席連続出塁だった広瀬は、二回に左前打、四回に左中間二塁打、五回に右前打を放ってプロ野球記録に並んだ。そして八回の第4打席、無死一塁の場面で、中日・武藤から中前打を放った。
「狙おうと思っていた」「行けると思って」とか、ここ暫らくの廣瀬純からは聞けない言葉だったかも知れんし、そもそも、怪我やら何やらでこんな活躍がなかったですよ。ヒーローインタビューも見てましたが、あれだけ穏やかな表情でお立ち台に立ったのも、3割を打った2010年以来かも。
で、この記録にはまだまだ続きがあって。
まずは、連続打席出塁の世界記録。これは17打席だそうですが、今の勢いからすると、あっさりと達成しそうな勢い。もっとも「勢い」で達成出来る記録でもないので、じっくり腰を据えて達成して欲しいもんです、もちろんその先には「勝鯉あるのみ」なんですけどね。
そしてもう一つ「連続打数安打」。
連続出塁期間中(笑)の廣瀬純の成績は8打数8安打。日本記録はR.J。レイノルズ(横浜大洋ホエールズ)、高橋由伸(ジャイアンツ)の11。しかもレイノルズは「11打席連続」と言う尋常ならざる成績なんですが。これにも手が届こうかと言う勢い。もっともこれは、フォアボールみたいに相手がくれるもんじゃなし、本気で自分で狙わんとあかん記録ですからね。
もっとも、ここ暫らくの「貫禄っぷり」を見てると、5番打者に誰を置くかで「連続打席ヒット」になるか「連続打席出塁」になるかが変わってきそうな気もします。さらには、昨日の快打連発を見てると、どことなしに前田智徳が憑依したんじゃないか、とすら思いますよ。全方向安打ですからね。
で、記録更新の鍵を握ってそうな下位打線が大問題。
まず栗原健太。2打席連続見逃し三振って何さ。手を出す気はあるんかね。打つ気はあるんかね。そんなにボールを見たいのであればブルペンでやってくれ。無駄にアウトが積み重なるだけだ。
確かに、次に打席に立つ堂林翔太は、チーム打点王かも知れん。そして堂林翔太に繋ぎたい気持ちも分からんでもない。木曜日の対スワローズ戦の9回然り、昨日の試合の8回然り。フォアボールで堂林に繋ぎたかったんだろうけど、結果見逃し三振で、堂林翔太に無駄なプレッシャーを与えてる。
その結果が堂林翔太の空振り三振ですよ。
ぶっちゃけ、今のメンツを考えると、ファーストを守れる選手は松山竜平、迎祐一郎と2人もいる。いざとなったら小窪哲也もやれる。いつ外されてもおかしくない状況。それどころかスターティングメンバーで出場しているのがおかしいくらいの内容ですよ。それだけ振れてないしバットを振ってない。
3割打てとか50本打てとか言わんけども、今シーズンここまで全くと言っていいほど印象にない。一体どんなバッターを目指そうとしてるんか分からんけど、こんな小ぢんまりとするとは思わなんだ。
あと、最後になりましたが久本祐一投手。カープ移籍後初勝鯉おめでとうございます。
何やら昨日は見ててホント「ヨレヨレ」って感じではありましたが(笑)。野球をする環境から生活環境から、ごっそり変わってしもうたとは思いますが、広島での生活には慣れたでしょうか。
ご存知かとは思いますが、ヒロシマの夏はとにかく暑いです。その暑い夏までには、何とか若い左ピッチャー共を仕上げますんで、どうかそれまでは先発ローテーションで頑張ってつかぁさい。
サウスポーの誰かが「一本立ち出来るかな」と言うところまで来た暁には、慣れたブルペンでのんびりして頂きたく思っておりますので、もうしばらくのご辛抱、よろしくお願いいたします。
――――と言いたくなるピッチングでしたな。137球。おそらくプロ入りしてこんなに球数を投げたのは初めてではなかろうかね。見てて本当に「お疲れ様でした」と言いたくなるピッチング。
そう言えば廣瀬純も久本祐一も、同じ昭和54年3月生まれ(久本は14日、廣瀬は29日)の同級生。色々と記憶に残る、そして記録に残る一日ではなかったでしょうか。
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2013.04.27 / Top↑
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