今日は、昼間甲子園球場で行われる筈だったウエスタンリーグの試合が朝のうちに中止が決定、大雨で出掛ける気もなく、無駄に家でゴロゴロしてました。つまりはダメ人間満喫(笑)。

とは言うものの、一軍の試合は、前の記事をまとめながら見てたので、もういっぺん録画を見直しながら現場検証。何の現場かって、各メディアのトップを飾ったであろう、あの一件ですよ(笑)。

その前にまずは、23日のスターティングメンバー。

相変わらず絶好調で昇格して来たはずの小窪哲也の名前が無い。理由は何なのか分からんけど、ジャイアンツ内海哲也の先発の時にはスタメンを外れていた丸佳浩がスタメン。左ピッチャーには強いはずの彼を出したり入れたりする意味ってあるんかな。

おそらく野村謙二郎監督の頭の中では「ピッチャーの格」として、内海哲也>>>>>村中恭兵、みたいな図式があるんだろうけど、百歩譲ってどっちも左腕。同じように考えれぬものかな。尤も、この辺りを同じように考えれんから、左右病を「柔軟な対応」と勘違いしてる所があるのかも知れません。

何で小窪、小窪とうるさいかって。

やっぱり調子のいい選手は、いい時に使ってやらんとダメ。確かに、ずっとスタメンに名を連ねてる選手って、小窪哲也以上に数字を残している、のかも知れない。けどあえて言わせてもらうなら「お前らの後ろには彼がいるんだよ」とあえて脅しを掛ける意味で試合に出す必要もあるんじゃないかな。

要するに、ベンチやスターティングメンバーへの「刺激」ですよ。天谷宗一郎や赤松真人が出てきた頃、そんな感じじゃなかったかな。猛打賞の翌日に、休養目的の「欠席」とか、よくあった話ですよ。

ある選手をずっとスターティングメンバーで使うのはいいことだとは思いますよ。ただ、疲れて成績が落ちてきた時、チーム状態が悪くなりつつある時に交代要員をしっかり用意しておかないことには、例年通りの「失速」が待っているだけ。で、好調で昇格してきた選手も、好調を維持出来ないままになる、と言うか「自分は本当に調子がいいのか」などと疑心暗鬼に陥らないか心配になる。

結局昨日も出番なし。弟子扱いしてた石井琢朗コーチの心中やいかに。


それと、この一件。



前田智 鬼の形相で新人左腕に歩み寄る スポニチ





そもそも、何であんなにヒートアップしたかって、同点に追いついてさぁ逆転、さぁ代打の切り札前田智徳、と言うスタンド全体、特に三塁側からレフトスタンドの雰囲気もあったんかも知れません。

しかし、上の動画で笑ったのが、当の前田智徳は思い切り言いたい事だけを言って手首押さえて蹲っているのに、みな勝手に集まって勝手に乱闘して勝手に退場処分になってる。全員出て来んといかんのはわかりますが、コレって野次馬同士が喧嘩しているように見えて、いかにも大衆心理だなぁ、と。

遠くに映り込んでる野村謙二郎監督の「いかにも他人事」みたいな表情が全てを物語ってますよ。尤も廣瀬純のデッドボールやら、古沢憲司コーチが沸点に達するまでの伏線のあったんですが。

しかし、むっとした表情を見せることはあっても「激昂」する事はそうそうなかった前田智徳。敢えて言うなら、夏の甲子園熊本県予選での一件くらいかな。映像を見たことがないのでアレですが。

ピッチャー江村将也のコントロールがなかった、だのと色々言われることもあろうかと思いますが、ピッチャーってやっぱり、内角を攻めないと生きていけないのんは事実。東尾修みたいに、ニヤニヤしてるのんはどうかと思いますが、あのデッドボールの直後、江村将也はきちんと帽子を取ってる。

外角ばっかりだと「逃げてる」と言われ、内角を突くと「危険」と言われる。じゃあどうしたらピッチャーは打たれずに済ませれるか、って話。新人だからって舐められたらいかんのですよ。

江村将也も別の記事で「小さいころからテレビで見ていた方。」と畏敬の念を表してる。けど、グラウンドは勝負の場であり、生き残りをかけた場所でもある。あそこで江村将也が、サインに首を振って、外角へ逃げる球を放ってたら、それこそピンチを広げかねない。

デッドボールの危険性までは考えなんだかも知れんけど、キャッチャーの中村悠平も、意を決してサインを出したんだろうし、江村将也も納得して内角に投じた。それがたまたまデッドボールになってしまっただけの事、ではんなかろうか。誰しもにありえる結果だ、とは思うんですかいかがでしょう。

前田智徳だから内角に投げてはいけない、とか勝負を逃げてはいけない、等と言うルールはない。


それと、勝手に想像するに、前田智徳がアソコまで激昂する理由って。

先週までは9打数4安打、打率.444と、絶好調に見える前田智徳、ではあるけども、実は対左ピッチャーには昨年から9打席ヒットなし、2011年も9打席8打数1安打。一昨年7月20日の対タイガース戦、岩田稔から打って以来、サウスポーからヒットは打ってない。

野村謙二郎監督の「ビョウキ」の影響もあるんだろうけど、サウスポーピッチャーを打てなくなってる事への苛立ち、そこに加えての執拗な内角攻め、そしてデッドボールに、当たり所のない怒りを露わにした結果じゃなかろうかなと。まぁ基本は「わりゃどこ投げとんなら!」あたりかな。


尤も、ファンが怒る所といえば、その場面よりも2回表だったり3回表、でしょうけどね。

それこそ、前田智徳の死球骨折で全部吹っ飛んでしもうたでしょうな(笑)。


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2013.04.24 / Top↑
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