土曜日の試合終了後から、いろんな所で「エースと4番が離脱」って大騒ぎになってます。

まぁ離脱は痛いっちゅうたら痛いんですが、一番痛いのはもちろん怪我をしてしまった前田健太であり、ブラッド・エルドレッドであり、ですよ。我々見てる側が痛がっても何の意味もない。

その分と言うか、その空席を虎視眈眈と狙ってるピッチャーはいっぱいいいてる。「わしやったらもっと打てる」と思ってる選手がおらんはずがない。チームワークと言う名の薄皮を剥いだら、そこには凄まじい「遠回しの潰し合い」があるはず。直接自分で手を下すわけではないけども、とにかく「成績を残したい」と思って練習する選手の姿がある、はず。ない方がおかしい。

ファンの目から見ても「こいつを使えよ」と言う声がいろんな所から上がる選手ってのがいる。

先日、あっさり出場選手登録を抹消されたけど、今シーズンの武内久士がそうだし、昨日投げた中村恭平もそうですよ。やれば出来る、やらせれば出来てくる選手は多いはずなんだ。

「鳴かぬなら」の喩えで、戦国武将が語られることがある。わしらファンは永久的に「鳴くまで待とう」なんだけど、うちの監督さんは「殺してしまえ」であり「鳴かせてみよう」」そして「何故鳴かない」なんですよ。「何故鳴かない」の前に本当は「鳴くまで待とう」がないんですよ。

そして、中村恭平。

正直、ウエスタンリーグの防御率だけを見てると「何で昇格してくるの?」と言う声もあろうし(実際私も微妙でした)、さらには、こう考えておられる方が大多数を占めてると思いますが「役不足」。

「役」がある程カープの投手陣って充実してるか?って話。底上げ出来た投手力ならば、何で先発ローテーションが中5日だの中4日だので回らざるを得ないのか。レベルアップなんかまだまだ出来てないし、底上げなんざ「上げる底」がない状態。どこをどうやって「上げた」と言えるのか。

キャンプやオープン戦ごときで「レペルアップ出来ました」て言われても、何の信ぴょう性もない。「前田健太が離脱しました、さぁ大変です」と言うこの時期に、その真価を見せる時ではないか。

昨日の放送席では「緊急事態」と言う言葉を使い、野村謙二郎監督は「試練」と言う表現をした。けどそんなもんは関係ない。本当にチームの底上げが出来てる、と思うのであれば、6人先発ピッチャーを並べてみロッテ。並ばぬはずがなかろう。そこに中村恭平は絶対に入るべきピッチャーですよ。

まだまだ先発ローテーションに入れたいピッチャーはたくさんいる。齊藤悠葵しかり篠田純平しかり戸田隆矢、武内久士。ピッチャーはなんぼでもいる。野村祐輔が抜けようが、前田健太が負傷しようが関係ない。エースとは言え、チームのピースの一つに過ぎないんですよ。

と言うか、野村祐輔や前田健太、さらには大竹寛やバリントンに頼り過ぎてるから、他のピッチャーが「役不足」に見えるだけ。さらに言えば、誰しもに「役不足」の時期があった。前田健太ですら、ルーキーイヤーは由宇カープで過ごしている。まぁこれは「役不足」と言うよりも「そうならないように万全を期した」とも思えますが。皆が皆「スーパープレイヤー」じゃない。

特に成績が低迷してるチームでは余計に、ですよ。

全部を全部カバー出来る選手がおるんであれば、それはそれでええことよ、とは思いますが、如何せんそうもいかない。ならば、前田健太のここはこのピッチャーで、前田健太のアソコはこのピッチャーで、と言うカバーの仕方を考えればいい。あれはダメ、これもダメでは話にならないんだ。

しつこいようですが、前田健太が投げてた6イニングを武内久士5イニング、上野弘文1イニングで埋める事も出来る。昨日の中村恭平みたいに、無理やり7回まで引っ張るのも手、ではあるけど、他にもやりようはいくらでもある。「全員でカバーする」ってのは、選手をのべつまくなしにつぎ込むだけじゃない。これくらいならここまでで、この場面ならこいつに、としっかり見極めることも必要ですよ。

その見極めが足らんかったから、同点に追いつかれてしまった。スパッと見切って上野弘文あり梅津智弘なりにリレーすれば良かったものを、ね。このあたりが首脳陣の成長のなさ。サヨナラ勝ちで喜んでたらアカン。昨日の試合はすんなり9回で終わってないといかん試合ですよ。

つーかね、変に延長戦に突入してしもうたおかげで、最後の最後、11回裏が切れてるんだ(笑)。

そもそもGタスが番組欄に余裕を持たなかったのもアレやし、その番組表を鵜呑みにして録画予約したんも悪いんですけどね(笑)。その事を考えたら、デーゲームなのに19:00とかまでプロ野球中継の時間を割いてるTBSニュースバードは偉いなぁ、と。あそこの局のエライ所はそこだけですが。

そして、中村恭平ばっかりでなく、もっと見たいのは中田廉。

二日連続リリーフのマウンドに立った中田廉は、イニングは短いながら今シーズンまだ一軍では無失点。昨日は何となく、右バッターへのワンポイント、みたいな起用のされ方をしてたけど、今シーズンは一時見られたフォームのぎこちなさもなく、体躯を無駄に使わないスムーズなフォーム、だと思う。

人知れず彼もフォームで苦悩してたんだとは思いますが、フォームにぎこちなさがなくなった分、ピッチングにテンポがリズムが出てきた。要らぬ事を考えないうちにどんどん投げ込んでくる。このリズムが空いてチームにはまったら、と言う心配もあるけど、それは打たれてから考えればいい。

今からでも遅くはない。中田廉を先発ローテーションに!

で、昨日の選手起用でヒットだったな、と思うのが、先発キャッチャーが倉義和だった事。

今シーズンはなぜかここまで、一軍からのお呼びはかからなかった。いろいろと理由は推測したけど、ようやく、若手ピッチャーとともに昇格。ながらく面倒を見てきた。成績はなかなか上がらんかったけど、中村恭平の今シーズのいい所も悪い所もみな知った上での昇格だったはず。

結果は微妙な成績に終わってしまったけど、それこそ「相手に合わせることのない、自分のピッチング」ができたんじゃないか。由宇カープでの彼のピッチングを、一軍の選手に見せるには好都合だったんじゃなかろうかな、とも思います。あとは石原慶幸が自分の知識をそこに加えればいいだけ。

その反面、残念だったのは、小窪哲也の代打に丸佳浩を「送ってしまった」事。

小窪哲也の今シーズンの由宇カープでの成績は72打席64打数24安打、打率は.375。ウエスタンリーグ開幕当初からずっと「5番・サード(もしくはセカンド、ショート)」でスタメン出場、時にはフル出場で内野陣を鼓舞してきた。どの試合でもよく声が出てましたよ。

これって、梅津智弘が「バッターの左右問わずに抑えれるように」と言う事で先発をやってきたように「ピッチャーの左右関係なしに打てるように」と言う事で起用し続け、そして前記のような成績を残した、と思うんですがね。それが一軍に上がってきたら「代打の代打でjはいサヨウナラ。

そんな事の為に、由宇で汗を流してきたわけじゃないのにな。こんな事で「底上げできました」ってしたり顔で言ってしまうんだから困ったもんだ。と言うかもったいない。

基本、私は「昇格させたなら即スタメンで起用しろ」派でございます、いいと思ったら即使わんともったいない。打席に立たさんと。マウンドに上げんと。選手は「試合に出してナンボ」ですよ。


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2013.04.22 / Top↑
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