さて今週末は、福岡ソフトバンクホークスを、本拠地・広島に迎えての三連戦です。

プロ野球観戦って、遠方の球場に出掛けることを「遠征」と言いますが、マツダスタジアムでカープの主催ゲームを見る分には、遠征とは言いません。いくら自宅に近い球場で試合をやってようが、阪神鳴尾浜球場だろうがどこだろうが、カープがビジターユニフォームである限りは「遠征」です。

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で、あまりにも早く到着し過ぎた、と言うか経費節減のため夜行バスで広島入り。もちろん朝6時とかに着いても何かあるわけでもないので、早朝から鉄分補給。

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そして10:00.マツダスタジアム到着。

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とは言うものの、まだ何の準備も出来てない状態。ようやく警備員が出動とか。

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そんな状態なので、入り口のテントすらままなってない状態。それでも待ってる人が居るから恐れ入る。つか、皆さん仕事はどうされてるんでしょうね(お前が言うな)。

ただこの時間帯、と言うか10:00くらいから開門直後(12:00頃)まで、強風化が吹いており(事実げーちのテントすら揺らいでました)、観戦環境としてはどうやねん、と思ってましたが、試合中は特段、プレイに影響するようなことはありませんでした。

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11:45開門。個人的定定位置ゲット。

そしていつも思う、マツダスタジアムウエスタンリーグの、中途半端な開門時間に関する疑問。

通常、遅くてもナゴヤ球場や神戸サブ球場等の11:30。しかも神戸サブ球場の場合、練習見学の名目で9:0
0頃から入場(場所取り禁止)出来ますが、マツダスタジアムはなぜか11:45とえらく中途半端な時間。おかげで「節目」のメンバー表交換も見れません。

警備上の問題かも知れませんが、コンコースのみの開放でも出来ぬものでしょうか。

で、試合開始までの45分間、何をするかと言うと、選手の撮影会(笑)

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試合前の声出しは土生翔平。

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バックネット裏ビデオ係は齊藤悠葵と中田廉。



先攻:福岡ソフトバンクホークス
1(遊)牧原
2(左)福元
3(中)中西
4(一)田上
5(捕)山下
6(左)吉村
7(三)李杜軒
8(二)高田
9(投)寺原

後攻:広島東洋カープ
1(中)天谷
2(二)上本
3(右)土生
4(一)迎
5(三)小窪
6(捕)磯村
7(左)高橋
8(遊)鈴木誠
9(投)武内

ようやく、ようやく今までと違う先発ピッチャーにあたることが出来ました。この試合まで防御率0.00。ウエスタンリーグ堂々の防御率1位。武内久士。

打撃成績
1回表
牧原     1‐2から5球目を打ってピッチャーゴロ
福元     0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
中西     2‐2から5球目を打ってセンターフライ

1回裏
天谷     初球を打ってサードゴロ
上本     1‐0から2球目を打ってライトフライ、吉村ナイススライディングキャッチ
土生     初球を打ってレフト前ヒット
迎      初球を打ってショートゴロ

2回表
田上     1‐2から4球目を空振り三振
山下     0‐1から2球目を打ってライトフライ
吉村     2‐2から6球目を見逃し三振

2回裏
小窪     1‐2から4球目を打ってファーストゴロ
磯村     フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
高橋     1‐2から4球目を空振り三振

3回表
李杜軒    3‐1から5球目を選んでフォアボール
高田     1‐1から3球目をピッチャー前送りバント
寺原     3‐1から5球目を選んでフォアボール
牧原     初球を打ってサードフライ
福元     0‐1から2球目を打ってショート内野安打
中西     初球を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
カープ0対2ホークス
田上     初球を打ってサードゴロ

3回裏
鈴木誠    1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ
武内     三球三振
天谷     初球を打ってレフトフライ

4回表
山下     1‐2から4球目を空振り三振
吉村     0‐2から3球目を空振り三振
李杜軒    1‐2から4球目を見逃し三振

4回裏
ホークス守備交代
ピッチャー寺原→有馬

上本     2‐1から4球目を打ってレフトフライ
土生     2‐2から6球目を打ってファーストゴロ
迎      1‐1から3球目を打ってショートゴロ

5回表
高田     初球を打って左中間突破ツーベースヒット
有馬     0‐1から2球目をピッチャー前送りバント
牧原     初球を打ってファーストゴロ
福元     初球を打ってファーストゴロ

5回裏
小窪     2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
磯村     0‐1から2球目を打ってライトフライ
高橋     1‐0から2球目を打ってサードゴロ

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試合開始から約1時間5分で5イニング終了。

6回表
中西     2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
田上     0‐1から2球目を打ってピッチャーゴロダブルプレイ
山下     1‐2から4球目を打ってサードファウルフライ、小窪フェンス際ナイスプレイ

6回裏
鈴木誠    1‐0から2球目を打ってセンターフライ
武内の代打鈴木将1‐2から5球目を空振り三振
天谷     2‐2から5球目を打ってファースト強襲内野安打
上本     1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
土生     1‐2から4球目を空振り三振

7回表
カープ選手交代
代打鈴木将→ライト
ライト土生→ピッチャー大島
キャッチャー磯村→キャッチャー倉

吉村     2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
李杜軒    2‐0から3球目を打ってセンターオーバーツーベースヒット
高田     1‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
有馬の代打塚田フルカウントから6球目を空振り三振

7回裏
代打塚田→ファースト
ファースト田上→ピッチャー清水

迎      1‐2から5球目を打ってライトフライ、吉村またスライディングキャッチ
小窪     1‐0から2球目を打ってショートゴロ
倉      フルカウントから6球目を打ってサードゴロ送球エラー
次打者高橋の2球目前にボークでランナーはセカンドへ
高橋     2‐2から5球目を見逃し三振

8回表
カープ守備交代
サード小窪→美間

牧原     初球を打ってショートゴロ
福元     1‐2から5球目を打ってライトフライ
中西     初球を打ってライトフライ

8回裏
鈴木誠    1‐1から3球目を打ってサードゴロ
鈴木将    1‐2から5球目を空振り三振
天谷の代打申 1‐2から4球目を空振り三振

9回表
カープ守備交代
代打申→レフト
レフト高橋→センター
ピッチャー大島→岸本

清水の代打豊福初球を打ってショートゴロ
山下     2‐2から5球目を打ってセンターフライ
吉村     1‐1から3球目を打ってサードのグラブをはじくレフト前ヒット
吉村の代走に亀澤
次打者李杜軒の2球目に亀澤セカンド盗塁失敗

9回裏
代走亀澤→サード
サード李杜軒→ファースト
代打豊福→ライト
ライト吉村→ピッチャー二保

上本の代打庄司2‐1から4球目を打ってピッチャーゴロ
岸本の代打中村憲2‐1から4球目を打ってファーストゴロ
迎の代打森下 フルカウントから7球目を打ってライト前ヒット
美間     1‐2から6球目を見逃し三振

雁巣鷹 002 000 000 2
由宇鯉 000 000 000 0

勝ち投手:有馬
セーブ投手:二保
負け投手:武内

投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
福岡ソフトバンクホークス
寺原  3   10  25  1  0  1  0  0
有馬  3   11  39  2  0  2  0  0
清水  2    7  30  0  0  3  0  0
二保  1    4  20  1  0  1  0  0

広島東洋カープ
武内  6   23  64  4  2  5  2  2
大島  2    7  24  1  0  1  0  0
岸本  1    4  11  1  0  0  0  0

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惜敗だろうが惨敗だろうが負けは負け。

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試合後の反省会もそこそこにグラウンドに散って行ったホークスナイン。レフトからセンターまでの間で』ダッシュを繰り返してました。こういう姿勢はカープも見習わないと。相手球団の許可さえもらえれば練習させてもらえるだろうし、ウエスタンリーグって勝負以外にも「鍛える場」なんだし。

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てんで「金丸将也対會澤翼」が始まりました。



とにかく、ホークス寺原、カープ武内の素晴らしい投げ合いで、試合時間が2時間を切るんじゃないか、とすら思えたこの試合。本当にワンチャンスをしっかりものにしたホークスが勝ちました。

素晴らしい立ち上がりを見せた武内久士の、たった一つのほころびでもあったイニング先頭バッターのフォアボール。まさしく「これさえなければ」的な試合になってしまいました。

数える限り、6イニングで64球のピッチングは、今のカープ投手陣ではおそらく真似が出来るピッチャーハそうそういてません。

武内久士の何が良かったって。

無駄に全力投球をしてなかった事。昨日のMaxも139km/h。確かに入団当時の触れ込みからしたら物足りない部分もあるかも知れませんが、それだけ時間をかけてイメージチェンジを図った結果。

一昨年あたりまでは、どんな球でも全力で投げようとしてたせいか、リリースの瞬間に「ウィッシュ!」と言う声が出てましたが、昨日の試合はそれが一切なかった。それどころか、いい感じで全身の力が抜けたいいボールが行ってた。負け投手にはなってしまいましたが、6回64球2失点は上出来かと。

一軍は「7回に投げるピッチャーが居てない」ような状況にも関わらず、いつの間にか先発ピッチャーが中5日で回るようになっています。昨日の試合で中崎翔太がプロ入り初勝鯉を挙げましたが、彼は本来、先発ローテーションを担うべく一軍に居るはず。

先日一軍昇格なった戸田君ともども、先発ローテーションに入れ、調子が上がらぬ野村祐輔を先発から外して、武内久士をロングリリーフかセットアッパー候補で昇格もあり、ではないでしょうか。

由宇カープの先発ローテーションに武内久士が」入っている理由はよく分かりません。もしかしたら適性検査の意味合いも持っているのかも知れませんが、彼を昇格させるのならそれこそ『今でしょ』。

ただでさえ昇格のタイミングのまずい野村謙二郎監督。これを逃す手はない、と思うんですが。

そして、打の方で気になるのが高橋大樹のスイング。

昨日2三振を食らってましたが、時折見せた、スイングするのかしないのか、みたいな中途半端なゆるいスイング。彼の癖なのかどうかは分かりませんが、観客席からも手厳しい声が飛んでました。

高卒ルーキーに多くを求めるのは酷かも知れませんし、キャンプから続いた「野球漬けの生活」で疲れが出wているのかも知れません。しかし「試合」と言うのは、今の自分たちの実力を、読んで字の如く「試し合う」場所のはず。まだ1年生なんだから、自分のやってきた練習を信じて思い切りスイングすること。

そうしたら結果もついてきます。今はあれこれ考えずに、がむしゃらにプレイすればいいと思います。考えるのは試合が終わってから、一人になってからじっくり考えばいい、と思います。


そして、これでホークスはウエスタンリーグで5連勝。強いなぁ。

去年はここで3タテ食らわせたっけなぁ。


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2013.04.13 / Top↑
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