※以下、ただひたすら蒸し返しばかりになっています。ご理解ください(笑)。
「一週間」と言うモノが、日曜日から始まるものなのか、月曜日から始まるものなのか、未だ分かりません。世の中に出回っているシステム手帳のリフィールは、たいがい月曜始まり。日曜始まりのリフィールはわざわざ表面に「日曜始まり」と書いてあるので、日曜始まりは普通ではないんでしょう。
野球シーズンに突入すると、6連戦は火曜日から始まり日曜日に終わるものなので、月曜日始まりでもいいんだと思いますが、仕事の関係上「日曜始まり」の方ががしっくりきます。
てんで
先週はひとつしか勝てなかたカープ。ペナントレースが開幕して「まだ一週間」なのか「もう一週間」なのかは分かりませんが、いまだに1勝しか出来てないのはどこかおかしい。
「あと一本」とかそういう問題じゃない。
またおんなじ事書くんかい、と思われそうですが、水曜日の対スワローズ戦の終盤、レフト・ルイス、「センター松山」、ライト・エルドレッドと言う、誰しもが「おかしい」と思えるようなシフトを敷いた。
翌日の中国新聞、永田利則外野守備走塁コーチの談話として「攻撃を優先するための苦肉の策」とあった。しかし、2-6と試合の大勢は決まったであろう8回表からこのシフトにする意味の不明さ。
確かに、8回裏の攻撃は3番のフレッド・ルイスから。クリーンアップを崩したくない、と言う考えは分かる。代打で出てきてヒットを放った栗原健太を外したくないのも理解出来る。けども、その代償に守備を破綻させようとしてるとしか思えないこのシフト。
永田コーチの言い方を見る限り、おそらく永田コーチから言い出したもんじゃなかろう。野村謙二郎監督の案だとは思うけど、それがそのままグラウンドに持ち出されるこのシステム。
実際「ライトの松山がセンター」と、場内に流れた時の内野自由席の雰囲気はもうざわざわヒソヒソ。テレビ放送でどう言われてたのか、胸糞悪いのでもう消去してしもうたので分かりませんが。
そして松山竜平にはちょっと悪いですが、センターで天谷宗一郎や丸佳浩、赤松真人の超美技を見てきたカープファンとしては、疑問、と言うよりもちょっとした拷問以外のナニモノでもなかろう。
二軍でも「センター・松山」ってのは聞いたことがない。少なくとも、入団以降3シーズンは、ウエスタンリーグでも3試合しか、外野手としての出場はない。この辺り、カープと言うチーム自体の育成方針のブレ、ってのを感じます。もっともその当時から首脳陣は大きく変わってますが。
しかもあの時点で中東直己、赤松真人、廣瀬純と言う、外野のスペシャリストはまだ残っていた。最終的に中東直己のみが代打で出場したけど、このあたりに「選手起用のいい加減さ」が見て取れる。
よく「延長を考えて」とか「延長戦を見越して」などの選手起用、等々言われるけども、その、毎度毎度見越している延長戦では足掛け3年勝ち星がない。そもそも、これだけ無謀な選手起用しかしない、ってのはもはや何かに対してムキになっているとしか思えない。
持って帰ってきた4月4日付中国新聞朝刊スポーツ面の「球炎」に、こんな行があった。
3位争いに敗れた昨秋、ヤクルトの宮本に指摘されたという。「なんでそんなにうちの投手を助けるんや?」。状況に構わず、ただ思い切りよくふるばかり、幾度も制球難の投手を立ち直らせた攻撃は、奇異に映ったらしい。そしていま、宮本はあきれているだろう。「今年も変わらんなあ」と。
カープの主力選手が宮本慎也に言われたらしいんですが、相手チームから見ても、野村謙二郎監督の采配は不思議に見えるんだろうな。そして、それがこうやって簡単に外に漏れてしまうと言うか、選手が漏らしてしまう、って事は、カープのチーム内でも「おかしい」と思ってる選手がおるって事。
宮本慎也に「このシフトの感想」を聞いてみたいんですがどうでしょう(笑)。
そしてこの球炎の最後にはこんな文章がある。
深刻なのは、右打ちや犠飛で追加点を重ねたヤクルト打線との歴然たる状況判断力の差。「やりたい野球」に固執して「やるべき野球」を見失っていては、お先真っ暗である。
「お先真っ暗」とまで書かれてしもうては立つ瀬もなかろうけども、この「状況判断力の差」ってのは、バッターだけじゃない。監督・コーチ陣にも当てはまることじゃないかなぁ。
投手交代でもそうですよ。
いくら4点差あるからって、防御率ふた桁のピッチャーを出してては相手も「しめた」って思うわ。投げるたびに失点して、防御率を積み重ねて行ってる。実践の中で調整できるピッチャーと、そうでないピッチャーがいる、みたいな事を、落合博満前監督が岩瀬仁紀の件で言うてたけど、福井優也はその「実践の中で調整していける」ほどのピッチャーか?って話。
4点差だから3点まではやってもいい、とは思う。けど、そんな場面で出てきたピッチャーが11点台とか。1点台とは言わない。2点台3点台のピッチャーならまだしも、11点ナンボとか、100パーセント、一軍で投げさせるレベルの選手じゃないことは小学生でも分かる。
これも「状況判断力」ですよ。
ドラフト1位であろうがなんであろうが、ダメなものはダメだ。そうやって割り切らないから、マウンドに上がるたびに失点を繰り返す。しかも修正出来ないままに次の試合を迎え、マウンドに上がって失点を繰り返す。いいものを持ってるからとかそんな問題じゃない。明らかにメンタルだ。
今日辺り福井優也を、マツダスタジアムの内野自由席にこっそり座らせて、今の空気を味わせで見てはどうかね。中途半端にマウンドに上がるよりメンタルが鍛えられそうだがどうだろう。
そのメンタルは、選手だけじゃない。監督・コーチのメンタルですよ。
勝負事に「情」はいらない。
金曜日の試合後、野村謙二郎監督のコメントとして「今村が2イニング、しかも連投では1年間持たない。7回を誰にするか。入れ替えを含め話し合う」というのがありました。
無論福井優也の処遇込み、だとは思いますが、本気で入れ替えをするんならもっと厳しく、降板後即刻大野練習場行「いらん。帰れ!」くらいの事を言ってももいいんじゃないか、とも思いますよ。
試合終了時点で福井優也がどこにいたかまでは知ったこっちゃないですが、このメリハリのなさも「状況判断力が不足してるから」ですよ。何もかもに対して「どうしよっかなー」が多すぎる。
「明日また切り替えて」とは言うけどもこの「どうしよっかなー」が無くならん限り、いつまで経っても切り替えなんざ出来ない。選手は切り替わってても、首脳陣が切り替わってなかったら、それは見えない所で選手に伝わる。伝わらぬはずがない。もっと言えば過去3年間、少しも切り替わってない。
機動力野球がどうこう言う割には、監督やコーチの動きは鈍い。どうにかならんものか。
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「一週間」と言うモノが、日曜日から始まるものなのか、月曜日から始まるものなのか、未だ分かりません。世の中に出回っているシステム手帳のリフィールは、たいがい月曜始まり。日曜始まりのリフィールはわざわざ表面に「日曜始まり」と書いてあるので、日曜始まりは普通ではないんでしょう。
野球シーズンに突入すると、6連戦は火曜日から始まり日曜日に終わるものなので、月曜日始まりでもいいんだと思いますが、仕事の関係上「日曜始まり」の方ががしっくりきます。
てんで
先週はひとつしか勝てなかたカープ。ペナントレースが開幕して「まだ一週間」なのか「もう一週間」なのかは分かりませんが、いまだに1勝しか出来てないのはどこかおかしい。
「あと一本」とかそういう問題じゃない。
またおんなじ事書くんかい、と思われそうですが、水曜日の対スワローズ戦の終盤、レフト・ルイス、「センター松山」、ライト・エルドレッドと言う、誰しもが「おかしい」と思えるようなシフトを敷いた。
翌日の中国新聞、永田利則外野守備走塁コーチの談話として「攻撃を優先するための苦肉の策」とあった。しかし、2-6と試合の大勢は決まったであろう8回表からこのシフトにする意味の不明さ。
確かに、8回裏の攻撃は3番のフレッド・ルイスから。クリーンアップを崩したくない、と言う考えは分かる。代打で出てきてヒットを放った栗原健太を外したくないのも理解出来る。けども、その代償に守備を破綻させようとしてるとしか思えないこのシフト。
永田コーチの言い方を見る限り、おそらく永田コーチから言い出したもんじゃなかろう。野村謙二郎監督の案だとは思うけど、それがそのままグラウンドに持ち出されるこのシステム。
実際「ライトの松山がセンター」と、場内に流れた時の内野自由席の雰囲気はもうざわざわヒソヒソ。テレビ放送でどう言われてたのか、胸糞悪いのでもう消去してしもうたので分かりませんが。
そして松山竜平にはちょっと悪いですが、センターで天谷宗一郎や丸佳浩、赤松真人の超美技を見てきたカープファンとしては、疑問、と言うよりもちょっとした拷問以外のナニモノでもなかろう。
二軍でも「センター・松山」ってのは聞いたことがない。少なくとも、入団以降3シーズンは、ウエスタンリーグでも3試合しか、外野手としての出場はない。この辺り、カープと言うチーム自体の育成方針のブレ、ってのを感じます。もっともその当時から首脳陣は大きく変わってますが。
しかもあの時点で中東直己、赤松真人、廣瀬純と言う、外野のスペシャリストはまだ残っていた。最終的に中東直己のみが代打で出場したけど、このあたりに「選手起用のいい加減さ」が見て取れる。
よく「延長を考えて」とか「延長戦を見越して」などの選手起用、等々言われるけども、その、毎度毎度見越している延長戦では足掛け3年勝ち星がない。そもそも、これだけ無謀な選手起用しかしない、ってのはもはや何かに対してムキになっているとしか思えない。
持って帰ってきた4月4日付中国新聞朝刊スポーツ面の「球炎」に、こんな行があった。
3位争いに敗れた昨秋、ヤクルトの宮本に指摘されたという。「なんでそんなにうちの投手を助けるんや?」。状況に構わず、ただ思い切りよくふるばかり、幾度も制球難の投手を立ち直らせた攻撃は、奇異に映ったらしい。そしていま、宮本はあきれているだろう。「今年も変わらんなあ」と。
カープの主力選手が宮本慎也に言われたらしいんですが、相手チームから見ても、野村謙二郎監督の采配は不思議に見えるんだろうな。そして、それがこうやって簡単に外に漏れてしまうと言うか、選手が漏らしてしまう、って事は、カープのチーム内でも「おかしい」と思ってる選手がおるって事。
宮本慎也に「このシフトの感想」を聞いてみたいんですがどうでしょう(笑)。
そしてこの球炎の最後にはこんな文章がある。
深刻なのは、右打ちや犠飛で追加点を重ねたヤクルト打線との歴然たる状況判断力の差。「やりたい野球」に固執して「やるべき野球」を見失っていては、お先真っ暗である。
「お先真っ暗」とまで書かれてしもうては立つ瀬もなかろうけども、この「状況判断力の差」ってのは、バッターだけじゃない。監督・コーチ陣にも当てはまることじゃないかなぁ。
投手交代でもそうですよ。
いくら4点差あるからって、防御率ふた桁のピッチャーを出してては相手も「しめた」って思うわ。投げるたびに失点して、防御率を積み重ねて行ってる。実践の中で調整できるピッチャーと、そうでないピッチャーがいる、みたいな事を、落合博満前監督が岩瀬仁紀の件で言うてたけど、福井優也はその「実践の中で調整していける」ほどのピッチャーか?って話。
4点差だから3点まではやってもいい、とは思う。けど、そんな場面で出てきたピッチャーが11点台とか。1点台とは言わない。2点台3点台のピッチャーならまだしも、11点ナンボとか、100パーセント、一軍で投げさせるレベルの選手じゃないことは小学生でも分かる。
これも「状況判断力」ですよ。
ドラフト1位であろうがなんであろうが、ダメなものはダメだ。そうやって割り切らないから、マウンドに上がるたびに失点を繰り返す。しかも修正出来ないままに次の試合を迎え、マウンドに上がって失点を繰り返す。いいものを持ってるからとかそんな問題じゃない。明らかにメンタルだ。
今日辺り福井優也を、マツダスタジアムの内野自由席にこっそり座らせて、今の空気を味わせで見てはどうかね。中途半端にマウンドに上がるよりメンタルが鍛えられそうだがどうだろう。
そのメンタルは、選手だけじゃない。監督・コーチのメンタルですよ。
勝負事に「情」はいらない。
金曜日の試合後、野村謙二郎監督のコメントとして「今村が2イニング、しかも連投では1年間持たない。7回を誰にするか。入れ替えを含め話し合う」というのがありました。
無論福井優也の処遇込み、だとは思いますが、本気で入れ替えをするんならもっと厳しく、降板後即刻大野練習場行「いらん。帰れ!」くらいの事を言ってももいいんじゃないか、とも思いますよ。
試合終了時点で福井優也がどこにいたかまでは知ったこっちゃないですが、このメリハリのなさも「状況判断力が不足してるから」ですよ。何もかもに対して「どうしよっかなー」が多すぎる。
「明日また切り替えて」とは言うけどもこの「どうしよっかなー」が無くならん限り、いつまで経っても切り替えなんざ出来ない。選手は切り替わってても、首脳陣が切り替わってなかったら、それは見えない所で選手に伝わる。伝わらぬはずがない。もっと言えば過去3年間、少しも切り替わってない。
機動力野球がどうこう言う割には、監督やコーチの動きは鈍い。どうにかならんものか。
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