2013年シーズンのファーム成績は4月上旬より更新を開始します。情報更新までしばらくお待ちください。

シーズンに突入しても、ずーっとこの文字が出っぱなしだった日本野球機構のファームのページ。ようやく改善されたみたいですが、ただひたすら苛立ちを覚えてました。おそらく「データ管理会社との契約の件」の影響かとも思いますが、細かい数字は出せないまでも、せっかく各試合に「公式記録員」を置いてるんだから、何とかならんものか、とも思ってました。

もっとも、あんなのを見るよりも、各球団のファーム情報の方が詳しかったりするんですが。

で、毎度おなじみ「苦行僧BIS(違)」、昨日は、由宇練習場で行われた、広島東洋カープ対中日ドラゴンズの試合を観戦に行ってきました。

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で、JR山陽本線由宇駅、でございます。もうすっかり古びてしまった名所案内。広島東洋カープの文字も「広島東洋ノーフ」になってしまってます。JR西日本広島支社の皆さん、カープ電車もいいですが、これも何とかしてつかぁさい(笑)。

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昨日乗車したのは9:09発の便。小型のバスでした。

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球場到着。ただこの時点でまだカープ選手は到着してませんでした。

前日の雨の影響で、グラウンド整備に時間をかけるため、一部の選手を除いては、大野練習場でウォーミングアップをしてから由宇練習場入りする、とのこと。



先攻:中日ドラゴンズ
1(二)吉川
2(遊)森越
3(三)高橋周
4(一)柳田
5(右)堂上剛
6(中)野本
7(左)赤坂
8(捕)松井雅
9(投)伊藤

後攻:広島東洋カープ
1(中)天谷
2(三)上本
3(左)迎
4(一)岩本
5(二)小窪
6(右)土生
7(捕)會澤
8(遊)鈴木誠
9(投)中村恭

打撃成績
1回表
吉川     2‐2から5球目を打ってセカンドゴロエラー
森越     初球をピッチャー前送りバント
高橋周    0‐2から3球目を空振り三振
柳田     1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ

1回裏
天谷     2‐1から4球目を打ってファースト強襲内野安打、天谷はセカンドへ
上本     1‐0から2球目を三塁線ギリギリへナイス送りバント
迎      3‐1から5球目を選んでフォアボール
岩本     1‐1から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

2回表
堂上剛    3‐1から5球目を選んでフォアボール
野本     初球を打ってキャッチャーファウルフライ
赤坂     3‐1から5球目を選んでフォアボール
松井雅    2‐2から5球目を打ってショートゴロセカンド封殺
伊藤     ストレートのフォアボール
吉川     1‐2から4球目を打ってライトフライ

2回裏
小窪     1‐0から2球目を打ってライト前ヒット
土生     2‐2から6球目を打ってファーストゴロ
會澤     2‐0から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ
鈴木誠    ストレートのフォアボール
中村恭    1‐2から5球目を打ってセカンドゴロ

3回表
森越     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
高橋周    0‐2から3球目を打ってレフトフライ
柳田     2‐2から5球目を打ってサードゴロダブルプレイ

3回裏
天谷     1‐0から2球目をサード前セーフティバント内野安打
次打者上本の初球に天谷セカンド盗塁成功
上本     0‐2から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
カープ1対0ドラゴンズ
迎      初球を打ってサードライナー
岩本     1‐2から6球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
カープ2対0ドラゴンズ
小窪     初球を打ってピッチャーライナーダブルプレイ

些細な攻撃ではありますが、天谷宗一郎が考え抜いた末の(であろう)セーフティバント内野安打。基本的に一軍は、サインが出ないときは「好きに打て」だそうではありますが、それは好きにバットを振っていい、ではなく
「周囲を見て何が出来るかを自分で判断する事」。

野村謙二郎監督がそこまで求めているかどうかは別にして、このバント内野安打はナイス判断と思います。これが天谷宗一郎の「次のステップ」になれば。今まで何にも考えずにバットを振ってきた。しかしそれだけじゃダメ。自分の特徴を最大限に生かす方法を考えないと。特にイニングの先頭ならば。

4回表
堂上剛    0‐1から2球目を打ってショートゴロ
野本     1‐2から4球目を見逃し三振
赤坂     初球を打ってファーストフライ

4回裏
土生     1‐1から3球目を打ってファーストゴロ
會澤     0‐1から2球目を打ってセカンドゴロナイスフィールディング
鈴木誠    2‐1から4球目を打ってセンターフライ

5回表
松井雅    初球を打ってレフト前ヒット(ドラゴンズこの試合初ヒット)
伊藤     2‐1から4球目をキャッチャー前送りバント
吉川     1‐2から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者森越の2球目に吉川セカンド盗塁失敗
森越     2‐2から5球目を打ってライト前タイムリーヒット
カープ2対1ドラゴンズ
高橋周    2‐2から9球目を打ってレフトフライ

5回裏
中村恭    1‐2から5球目を打ってショートゴロ
天谷     初球を打ってレフトフライ
上本     3‐1から5球目を打ってライトフライ

6回表
柳田     初球を打ってセンター前ヒット
堂上剛    1‐0から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
野本     3‐1から5球目を打ってセンター前ヒット
次打者赤坂の初球にワイルドピッチ、ランナーはセカンドへ
赤坂     1‐0から2球目を打ってライト横へタイムリーヒット
カープ2対2ドラゴンズ
松井雅    初球を打ってピッチャー横へ内野安打
伊藤の代打福田初球を打ってショートのグラブをはじくタイムリーヒット
カープ2対3ドラゴンズ
福田の代走に吉田
吉川     0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ

6回裏
ドラゴンズ選手交代
代走吉田→ピッチャー谷地

迎      0‐1から2球目を打ってサードゴロ送球エラー

岩本     1‐0から2球目を打ってライトへ今シーズン第1号ツーランホームラン!
カープ4対3ドラゴンズ
小窪     2‐2から5球目を見逃し三振
土生     2‐1から4球目を打ってレフト前ヒット
會澤     3‐0から4球目を打ってライト前ヒット

ドラゴンズ守備交代
ピッチャー谷地→辻

次打者鈴木誠の2球目前にピッチャー牽制悪送球、セカンドランナーはサードへ
鈴木誠    1‐0から2球目を打ってショートフライ
ファーストランナー會澤の代走に森下
次打者庄司の3球目に森下セカンド盗塁成功

中村恭の代打庄司2‐1から4球目を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット
返球乱れる間に庄司はサードへ
カープ6対3ドラゴンズ
天谷     3‐1から5球目を選んでフォアボール
上本     初球を打ってキャッチャーフライ

カープ一軍ではまず見られない「ビッグイニング」。たった一つのエラーでこんなになりますよ、と言う良い例になってしまってます。昨日の一軍の試合なんか典型的な「エラーで崩壊」ですからね。

7回表
カープ選手交代
代走森下→キャッチャー倉
代打庄司→ピッチャー梅津

森越     2‐2から10球目を打ってサードゴロ
高橋周    1‐2から5球目を打ってショートフライ鈴木誠落球
柳田     1‐1から3球目を打ってレフト前ヒット
堂上剛    2‐2から5球目を空振り三振
野本     1‐2から5球目を打ってファーストフライ

7回裏
迎      0‐1から2球目を打ってライトフライ
岩本     1‐0から2球目を打ってレフトフライ
小窪     2‐0から3球目を打ってレフト横へツーベースヒット
土生     2‐2から5球目を打ってセカンドライナー

8回表
カープ守備交代
ピッチャー梅津→岸本

赤坂     1‐0から2球目を打ってショートゴロ
松井雅    2‐0から3球目を打ってライト前ヒット
辻の代打赤田

カープ守備交代
ピッチャー岸本→青木

赤田の代打宋 0‐1から2球目を打ってライトフライ
吉川     初球を打ってショートゴロセカンド封殺

8回裏
ドラゴンズ選手交代
代打宋→ピッチャー浜田

倉      フルカウントから6球目を選んでフォアボール
鈴木誠    0‐1から2球目を打ってファーストゴロダブルプレイ

青木の代打高橋1‐1から3球目を打ってライト前へプロ入りヒット
天谷     2‐0から3球目を打ってレフト前タイムリーツーベースヒット
カープ7対3ドラゴンズ
上本     1‐0から2球目を打ってレフトフライ

ようやく出た、高橋大樹プロ入り初ヒット。右方向に狙ったのか、振り遅れてたまたまそっちへ飛んだのか、は分かりませんが、形はどうあれ、場所はどうあれ「1」は大切です。先日初ヒットを打ったタイガース・北條史也ともども、しばらくは金属バットとのギャップに頭を抱えそうではありますが、そこはもう練習あるのみ、だと思います。とにもかくにも、おめでとう!

9回表
カープ選手交代
代打高橋→レフト
レフト迎→センター
ショート鈴木誠→サード申
サード上本→ショート
ピッチャー青木→菊地原

森越     1‐2から4球目を見逃し三振
高橋周    2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
柳田     3‐1から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ


尾張竜 000 012 000 3
由宇鯉 002 040 01X 7

勝ち投手:中村恭平
負け投手:谷地
本塁打:岩本1号

投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
中日ドラゴンズ
伊藤  5   20  67  5  2  0  2  2
谷地  0.1  5  17  3  0  1  4  3
辻   1.2  8  24  2  1  0  0  0
浜田  1    5  16  2  1  0  1  1

広島東洋カープ
中村恭 6   28  98  7  4  1  3  3
梅津  1    5  28  1  0  1  0  0
岸本  0.1  2   5  1  0  0  0  0
青木  0.2  2   3  0  0  0  0  0
菊地原 1    3  14  0  0  1  0  0



とにかく酷かったのがカープ・中村恭平、ドラゴンズ・伊藤準規の両先発。

伊藤準規はとにかく初球にストライクが入らない。これでは「まず最初のストライク」で主導権を握ることすらままならない、打者9人連続で初球がビール。うち4人は2ボール0ストライク。これじゃ野手のリズムも悪くなる。点を取られて当たり前と言えば当たり前。

中村恭平然り。フォアボールは出すもののヒットは打たれず、4回終了まで0封どころかノーヒットノーラン。しかしフォアボール4つとか何か煮え切らないまま。何とか打って勝っては見たものの、内容のまずさは伊藤準規とさして変わりません。

両投手とも、4回表裏のテンポの良さを維持維持できればな、とも。


これで由宇カープは、開幕連敗鵜の後4連勝。首位を走っていたホークスは昨日負けたため、10試合消化で6勝4敗、カープは6試合消化4勝2敗となっています。まだまだ気は早いですが「首位」。あくまで「ファーム」ですから、勝敗は二の次、ではありますが、やはり試合は勝たないと。

下から数えるより、上から数えた方が気持ちがいいですからね。


てなわけでこの記事は、手抜きですがここでおしまい。由宇練習場とマツダスタジアムのダブルヘッダーって、やるもんじゃないですね。クルマで送ってもらったとは言えさすがにくたびれます。

※イニング動画は帰宅後、アップロードします。


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2013.04.04 / Top↑
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