いつものようにテレビ観戦ではありますが、天気もあったのかぶっちゃけガラッガラですな。
むしろ何かもう秋風が吹いているようなお客さんの入り。わざわざ造語まで作ってファンを煽った割には「この程度かいな」てな感じ。一部では「カープを関東で盛り上げよう」みたいな企画をやるそうですが、そんな暇があるんならマツダスタジアムに行けばいいのにな、とは思いますよ。横浜スタジアムやら神宮球場のレフトスタンドを満杯にしたところで、ぶっちゃけカープには何の影響もないし。
尤もカープの試合の中継が始まる前に、少し見てた京セラドーム大阪のタイガースの開幕戦も、空席が目立ってました。タイガースは甲子園で観るもの、と皆が思っているのかどうかは知らんけど、それにしても空きすぎ。それと同じように「カープはマツダスタジアムで観るもの」とならんかな。
つか、これが今年の地元の人のカープへの期待度じゃないかな、とも思いますよ。
今シーズンのチケット発売初日に、どれくらいの人が並んだのかは知らんけど、あまりにも少なすぎるわな。それこそ、周り(広島県地方以外)は盛り上がってても、肝心の広島県下自体が盛り上がってない。全ては「過去3年勝ってない」からですよ。
もういい加減「野村謙二郎監督の虚像には踊らされない」と言うのが見て取れる。もちろん野村謙二郎が全てではないだろうけど、成績を残してない監督が指揮を執ってる限り、お客さんは来ない。
その指揮の結果が昨日の「3イニング連続チャンス潰し」と言うか。
1回裏なんか、ただでサードをくれたんだから、3番バッターであろうが何であろうか、とにかく1点は取りにかからないと。ヒットをつなぐことは大事ではあるけども、ツーアウトになろうがなんだろうが、まず先に同点に追いついておくことのほうが大事なんだ。
結局廣瀬純は空振り三振で「ほぼおしまい」。ここでスクイズでもやっておけば、あとあとの試合展開も変わったかも、と思うのは考えすぎでしょうかね。
カープのダメなところってここですよ。1点リードしてもされても、簡単に舞い上がってしまう。特にリード「されたら」余計に。がむしゃらに1点を取りに行くのもいいけども無駄に足掻いてるだけ。
ジャイアンツやスワローズ、ドラゴンズあたりなら、1点差をつけられたら「まず同点」を冷静に考える。打順がどうあれまず「追いつくことだけ」を考える。場面は違ったけど、村田修一への送りバントのサイン等もそのタマモノだろうし、チーム内の意思疎通がしっかり出来ている結果ですよ。
それなりのバッターにそれまでと違うサインを出す冒険心と、それを遂行する能力。ベンチも選手も、明らかに「上位」と言われるチームとは全然違う。イニングの先頭バッターは何をするべきか。そしてランナーが出てば何をするべきか。どんな打順であれどの打順であれ。
そして、選手個人個人の「野球の能力」があまりにも低すぎる。
今シーズンから新井宏昌打撃コーチが就任された。とは言うものの、その技術を浸透させるには、あまりにも実践の機会が少なかったようにも思える。オープン戦の試合数は毎年毎年カープは少ないけども、せっかくよそから人材を招聘しても、それを昇華させる機会があまりにも少ないまま。
7回裏の場面。ノーアウトランナー2塁からワンアウトランナー3塁。鈴木将光の送りバントに賛否あろうとは思いますが、せめて菊池涼介に何かサインは出せなんだものか。ただただ振り回していいのは4番打者だけですよ。せっかくアウト一つくれてやる余裕があるのに、もうアップアップ。
カープベンチに「アウトカウント一つ」と言う余裕がないんだろうな。アウト一つ積み重ねることで、勝手に自分らが追い詰められてる。選手も首脳陣もみな同じように。こういう場面で、新井宏昌コーチの指導が生きてくるはずなんだけど、まだまだ身に染みてないんだろうな。
で、8回裏も、ランナーをさんざん溜め込んでおいて無得点。1点も取れない打線が、いっぺんに2点も3点も取れるわけがないんだ。代打に前田智徳とか松山竜平を送ったにもかかわらず。
そしてトドメは「前進守備の頭の上を超える走者一掃」
聞きなれたフレーズだし、見慣れた光景。何がどうってさ、わざわざフライを打たせん為の前進守備にもかかわらず、バッテリーがそう言う攻めをしてないし、キャッチャーがそういうリードをしてない。
9回表はの失点は明らかにキャッチャー白濱裕太の問題だし、こういうキャッチャーしかいない、育ててないし起用してないし、これまで起用して来なかった歴代の首脳陣の責任ですよ。こうやって二言目には「経験が足りない」ってんで二軍に落として、ベテラン捕手の重用。そら若返りも出来んわ。
いっその事、何があろうが白濱裕太なり會澤翼なり使い続けてみたらどうよ。
でないといつまで経っても新陳代謝は出来ない。内野手も大きく替わった、外野手も顔ぶれが変わった、投手陣の若返りも着々と進んでいる。あとはキャッチャーだけ。今年一年、昨日みたいな試合を若い捕手陣がどれだけ糧にするか。それだけの事に野村謙二郎監督が腹をくくれるか。
無理だろうな(笑)。
けど不思議なのは、何で松山竜平をスターティングメンバーから外してるのか。
左右病と言ってしまえばそれまでではあるけども、そんなんだから選手個人個人の成績も伸びてこないし、チームも伸びてこない。気持ち良く打ってるんだから、気持ちよく試合に送り出してやることは出来ぬものか。調子が落ちてくれば外せばいいのであってね。
負けてるあいだに選手をいろいろ動かしたくなるのは分かるけども、調子のいい選手を外す意図が分からないし理解出来ない。それで気分よく選手が試合に臨めるだろうか。
そして打線はこんな状況。昨日の福井優也はアレではありますが、寛ちゃんは正直、ベンチでブチギレて大暴れしてもいいレベル。そういう「熱」がカープには感じられない。見てても何も伝わってこない。
ただただ、残念。情けない。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
むしろ何かもう秋風が吹いているようなお客さんの入り。わざわざ造語まで作ってファンを煽った割には「この程度かいな」てな感じ。一部では「カープを関東で盛り上げよう」みたいな企画をやるそうですが、そんな暇があるんならマツダスタジアムに行けばいいのにな、とは思いますよ。横浜スタジアムやら神宮球場のレフトスタンドを満杯にしたところで、ぶっちゃけカープには何の影響もないし。
尤もカープの試合の中継が始まる前に、少し見てた京セラドーム大阪のタイガースの開幕戦も、空席が目立ってました。タイガースは甲子園で観るもの、と皆が思っているのかどうかは知らんけど、それにしても空きすぎ。それと同じように「カープはマツダスタジアムで観るもの」とならんかな。
つか、これが今年の地元の人のカープへの期待度じゃないかな、とも思いますよ。
今シーズンのチケット発売初日に、どれくらいの人が並んだのかは知らんけど、あまりにも少なすぎるわな。それこそ、周り(広島県地方以外)は盛り上がってても、肝心の広島県下自体が盛り上がってない。全ては「過去3年勝ってない」からですよ。
もういい加減「野村謙二郎監督の虚像には踊らされない」と言うのが見て取れる。もちろん野村謙二郎が全てではないだろうけど、成績を残してない監督が指揮を執ってる限り、お客さんは来ない。
その指揮の結果が昨日の「3イニング連続チャンス潰し」と言うか。
1回裏なんか、ただでサードをくれたんだから、3番バッターであろうが何であろうか、とにかく1点は取りにかからないと。ヒットをつなぐことは大事ではあるけども、ツーアウトになろうがなんだろうが、まず先に同点に追いついておくことのほうが大事なんだ。
結局廣瀬純は空振り三振で「ほぼおしまい」。ここでスクイズでもやっておけば、あとあとの試合展開も変わったかも、と思うのは考えすぎでしょうかね。
カープのダメなところってここですよ。1点リードしてもされても、簡単に舞い上がってしまう。特にリード「されたら」余計に。がむしゃらに1点を取りに行くのもいいけども無駄に足掻いてるだけ。
ジャイアンツやスワローズ、ドラゴンズあたりなら、1点差をつけられたら「まず同点」を冷静に考える。打順がどうあれまず「追いつくことだけ」を考える。場面は違ったけど、村田修一への送りバントのサイン等もそのタマモノだろうし、チーム内の意思疎通がしっかり出来ている結果ですよ。
それなりのバッターにそれまでと違うサインを出す冒険心と、それを遂行する能力。ベンチも選手も、明らかに「上位」と言われるチームとは全然違う。イニングの先頭バッターは何をするべきか。そしてランナーが出てば何をするべきか。どんな打順であれどの打順であれ。
そして、選手個人個人の「野球の能力」があまりにも低すぎる。
今シーズンから新井宏昌打撃コーチが就任された。とは言うものの、その技術を浸透させるには、あまりにも実践の機会が少なかったようにも思える。オープン戦の試合数は毎年毎年カープは少ないけども、せっかくよそから人材を招聘しても、それを昇華させる機会があまりにも少ないまま。
7回裏の場面。ノーアウトランナー2塁からワンアウトランナー3塁。鈴木将光の送りバントに賛否あろうとは思いますが、せめて菊池涼介に何かサインは出せなんだものか。ただただ振り回していいのは4番打者だけですよ。せっかくアウト一つくれてやる余裕があるのに、もうアップアップ。
カープベンチに「アウトカウント一つ」と言う余裕がないんだろうな。アウト一つ積み重ねることで、勝手に自分らが追い詰められてる。選手も首脳陣もみな同じように。こういう場面で、新井宏昌コーチの指導が生きてくるはずなんだけど、まだまだ身に染みてないんだろうな。
で、8回裏も、ランナーをさんざん溜め込んでおいて無得点。1点も取れない打線が、いっぺんに2点も3点も取れるわけがないんだ。代打に前田智徳とか松山竜平を送ったにもかかわらず。
そしてトドメは「前進守備の頭の上を超える走者一掃」
聞きなれたフレーズだし、見慣れた光景。何がどうってさ、わざわざフライを打たせん為の前進守備にもかかわらず、バッテリーがそう言う攻めをしてないし、キャッチャーがそういうリードをしてない。
9回表はの失点は明らかにキャッチャー白濱裕太の問題だし、こういうキャッチャーしかいない、育ててないし起用してないし、これまで起用して来なかった歴代の首脳陣の責任ですよ。こうやって二言目には「経験が足りない」ってんで二軍に落として、ベテラン捕手の重用。そら若返りも出来んわ。
いっその事、何があろうが白濱裕太なり會澤翼なり使い続けてみたらどうよ。
でないといつまで経っても新陳代謝は出来ない。内野手も大きく替わった、外野手も顔ぶれが変わった、投手陣の若返りも着々と進んでいる。あとはキャッチャーだけ。今年一年、昨日みたいな試合を若い捕手陣がどれだけ糧にするか。それだけの事に野村謙二郎監督が腹をくくれるか。
無理だろうな(笑)。
けど不思議なのは、何で松山竜平をスターティングメンバーから外してるのか。
左右病と言ってしまえばそれまでではあるけども、そんなんだから選手個人個人の成績も伸びてこないし、チームも伸びてこない。気持ち良く打ってるんだから、気持ちよく試合に送り出してやることは出来ぬものか。調子が落ちてくれば外せばいいのであってね。
負けてるあいだに選手をいろいろ動かしたくなるのは分かるけども、調子のいい選手を外す意図が分からないし理解出来ない。それで気分よく選手が試合に臨めるだろうか。
そして打線はこんな状況。昨日の福井優也はアレではありますが、寛ちゃんは正直、ベンチでブチギレて大暴れしてもいいレベル。そういう「熱」がカープには感じられない。見てても何も伝わってこない。
ただただ、残念。情けない。
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2013.04.03 / Top↑
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