そもそも、何で一軍に昇格したのかすら分からないんですが。
栗原1軍合流も開幕戦はベンチ濃厚 デイリースポーツ
広島の野村謙二郎監督(46)が25日、栗原健太内野手(31)を巨人との開幕戦(29日、東京ドーム)でスタメンから外す可能性を示唆した。都内で開催された「セ・リーグ開幕直前!ファンミーティング」に参加後、この日右太もも痛から復帰し、1軍に合流した栗原の起用について「スタメンに名を連ねるか分からない」と語った。代わりに松山竜平外野手(27)の先発起用が濃厚だ。
セ・リーグ全球団の監督が並んだ壇上で、開幕スタメンについて語り合っていた時だった。野村監督は、OBの達川光男氏(野球評論家)が作った開幕予想オーダーを見ながら、「1カ所だけですね」と頭の中の予想オーダーと異なる点が1カ所あることを指摘した。
(1)二塁・菊池
(2)中堅・丸
(3)右翼・ルイス
(4)左翼・エルドレッド
(5)一塁・栗原
(6)遊撃・梵
(7)三塁・堂林
(8)捕手・石原
(9)投手・バリントン
“1カ所”について、野村監督は明言しなかったが、「一塁・栗原」であるのは明白だった。
昨年手術した右ひじは順調に回復した栗原だが、3月に入り、鼻骨骨折のアクシデントに見舞われた。さらに17日には右太もも痛を発症。「右大腿直筋、縫工筋損傷」で加療1週間と診断され、開幕には間に合わない可能性があった。しかし、驚異的な回復で23日にはウエスタン・ソフトバンク戦に出場。翌日の同カードにも出場し、開幕に間に合わせた。
ただ1軍に戻っても、無条件でスタメン出場できるわけではない。野村監督は「(栗原)健太は間に合ったというところ。スタメンに名を連ねるか、まだ分からない」と故障明けの状態を危惧した。さらに栗原に代わって出場した松山が勝負強さを見せ、指揮官は「凡打も多いが、チャンス強さがある」と評価した。
栗原はこの日からマツダでの1軍練習に合流。守備練習では一塁でノックを受け、元気な姿をアピール。「いい状態で開幕を迎えられるようにしたい。足は大丈夫」と問題ないことを強調した。優勝のためには栗原の力が必要なのは間違いない。ただ故障で仕上がりが遅れたのも確か。果たして開幕スタメンのアナウンスに「栗原」の名前は呼ばれるのか。
ベンチ入り云々の前に、必要ない、とまでは言わないけども、本当に万全の状態で昇格してきてるのかどうか、が分からないんですよ。右太ももがどうとかいう話もありましたが、ぶっちゃけ先週土曜日に見た限りは、動きは万全には見えなかった。まだソロリソロリ、といった感じ、。
確かに、土曜日曜と、ウエスタンリーグで2試合連続タイムリーヒットを放った。結果は出た。それはそれで良かろう。けど彼は、かつて野村謙二郎監督が言い放った「ヒット一本で喜んでもらっては困る」選手でもある。ただでさえ怪我の多い体質になってしまってるのに。
開幕戦多い体質になってしまってるのにスターティングメンバーであろうがなかろうが、これでは「実戦復帰イコール一軍昇格確約」みたいなのがあったとしか思えない。オープン戦最終盤とウエスタンリーグ開幕が重なったせいもあるけど、まだまだ栗原健太の一軍復帰は時期尚早、じゃないかな。
ファースト守れました、ヒットを打てました、それで一軍昇格って、やっぱり甘いわ。しかも「とりあえずはベンチに置いておこうか」みたいな状態。そんな余裕、あるんだな。
ベンチに入れるメンバーって、何らかの形で「役割」が出来ているはずなんだ。代打の切り札、ここ一番での代走、ワンポイントリリーフ、ロングリリーフ、どこでも守れるユーティリティ、その他諸々。
野村謙二郎監督が曖昧にしたのは、松山竜平の成績もあろうし、ブラッド・エルドレッドの成績もあろう。記事中のスターティングメンバーではレフトエルドレッド、ファースト栗原になってはいるけど、外野手は前々の記事でも書いたように「立ってさえすればいい」もんじゃないはず。
クッションボールの処理一つでファーストランナーが帰ってくることもあろうし、後逸でもしようものなら、バッターランナーが帰ってくることすらある。自分のところい飛んできた打球だけじゃない、隣で守ってる野手、また時には前で守ってる野手のカバーにも走らなければいけない。
多少のミスは目を瞑っても、その分打ってくれればいい、と言うわけには行かない。そんなのを大目に見ているほど甘いものじゃない。三拍子揃っていることに越したことはないけども、最低限の守備は出来てないと困るし、レフトにブラッド・エルドレッドを据えることへの不安は拭えない。
オープン戦前半、確かにレフトで頑張ってはいたけど、「よく頑張りました」で守備は済まされるものではない。せめて「出来ました」くらいでないと後々大変ではある。どこで出場しても、コンスタントに成績を残してはいたけども、守備の安定度を考えると、ファーストにはブラッド・エルドレッドになるだろうし、そうなれば確実にはじき出されるのが栗原健太にある。
怪我で出遅れたとはいうものの、怪我をしない体作り、と言うか「無事是名馬」も名選手の例えの一つにもなるんだし、キャンプやペナントレースで壊れない体作りをするのは選手の自己責任。そんな中でも、一軍に上げてもらえただけでもありがたいと思わんとダメですよ。
けどさ、松山竜平に対して「凡打も多いが」って。当たり前やんけ。10打席で3本ヒットを打って「よく出来ました」の世界。打率だけでスターティングメンバーを決めるわけじゃないけど、打率.308の何が不満なのかよく分からない。その下の方にはオープン戦フル出場で8安打17三振の選手の名前を出していると言うのにな。ここまできたら頭がおかしい以外のナニモノでもない。
まぁそれだけ「外圧」が強いんだろうけど、ここにn「厳しさ」をもって来ない限り、競争だとか「やってもらわないと困る」とか言えるわけがない。勝てば官軍、なんだろうけど。
頂いたコメントへのお返事の焼き直しになりますが「(俺たちのために)やってもらうしかない」「やってくれないと(俺たちが)困る」と言う考えがある限り、自分たちへの甘えは払拭出来ない。
厳しい事を言うてるつもりでも、何かと甘いスターティングメンバー。先が見えている、とまでは言わんけども、昨年同様先行き不安。毎年のように「勝負」と言うてるけど、毎年急上昇と急降下を繰り返している監督やチームにはいつが勝負どころなのかわかってないんだろうな。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
栗原1軍合流も開幕戦はベンチ濃厚 デイリースポーツ
広島の野村謙二郎監督(46)が25日、栗原健太内野手(31)を巨人との開幕戦(29日、東京ドーム)でスタメンから外す可能性を示唆した。都内で開催された「セ・リーグ開幕直前!ファンミーティング」に参加後、この日右太もも痛から復帰し、1軍に合流した栗原の起用について「スタメンに名を連ねるか分からない」と語った。代わりに松山竜平外野手(27)の先発起用が濃厚だ。
セ・リーグ全球団の監督が並んだ壇上で、開幕スタメンについて語り合っていた時だった。野村監督は、OBの達川光男氏(野球評論家)が作った開幕予想オーダーを見ながら、「1カ所だけですね」と頭の中の予想オーダーと異なる点が1カ所あることを指摘した。
(1)二塁・菊池
(2)中堅・丸
(3)右翼・ルイス
(4)左翼・エルドレッド
(5)一塁・栗原
(6)遊撃・梵
(7)三塁・堂林
(8)捕手・石原
(9)投手・バリントン
“1カ所”について、野村監督は明言しなかったが、「一塁・栗原」であるのは明白だった。
昨年手術した右ひじは順調に回復した栗原だが、3月に入り、鼻骨骨折のアクシデントに見舞われた。さらに17日には右太もも痛を発症。「右大腿直筋、縫工筋損傷」で加療1週間と診断され、開幕には間に合わない可能性があった。しかし、驚異的な回復で23日にはウエスタン・ソフトバンク戦に出場。翌日の同カードにも出場し、開幕に間に合わせた。
ただ1軍に戻っても、無条件でスタメン出場できるわけではない。野村監督は「(栗原)健太は間に合ったというところ。スタメンに名を連ねるか、まだ分からない」と故障明けの状態を危惧した。さらに栗原に代わって出場した松山が勝負強さを見せ、指揮官は「凡打も多いが、チャンス強さがある」と評価した。
栗原はこの日からマツダでの1軍練習に合流。守備練習では一塁でノックを受け、元気な姿をアピール。「いい状態で開幕を迎えられるようにしたい。足は大丈夫」と問題ないことを強調した。優勝のためには栗原の力が必要なのは間違いない。ただ故障で仕上がりが遅れたのも確か。果たして開幕スタメンのアナウンスに「栗原」の名前は呼ばれるのか。
ベンチ入り云々の前に、必要ない、とまでは言わないけども、本当に万全の状態で昇格してきてるのかどうか、が分からないんですよ。右太ももがどうとかいう話もありましたが、ぶっちゃけ先週土曜日に見た限りは、動きは万全には見えなかった。まだソロリソロリ、といった感じ、。
確かに、土曜日曜と、ウエスタンリーグで2試合連続タイムリーヒットを放った。結果は出た。それはそれで良かろう。けど彼は、かつて野村謙二郎監督が言い放った「ヒット一本で喜んでもらっては困る」選手でもある。ただでさえ怪我の多い体質になってしまってるのに。
開幕戦多い体質になってしまってるのにスターティングメンバーであろうがなかろうが、これでは「実戦復帰イコール一軍昇格確約」みたいなのがあったとしか思えない。オープン戦最終盤とウエスタンリーグ開幕が重なったせいもあるけど、まだまだ栗原健太の一軍復帰は時期尚早、じゃないかな。
ファースト守れました、ヒットを打てました、それで一軍昇格って、やっぱり甘いわ。しかも「とりあえずはベンチに置いておこうか」みたいな状態。そんな余裕、あるんだな。
ベンチに入れるメンバーって、何らかの形で「役割」が出来ているはずなんだ。代打の切り札、ここ一番での代走、ワンポイントリリーフ、ロングリリーフ、どこでも守れるユーティリティ、その他諸々。
野村謙二郎監督が曖昧にしたのは、松山竜平の成績もあろうし、ブラッド・エルドレッドの成績もあろう。記事中のスターティングメンバーではレフトエルドレッド、ファースト栗原になってはいるけど、外野手は前々の記事でも書いたように「立ってさえすればいい」もんじゃないはず。
クッションボールの処理一つでファーストランナーが帰ってくることもあろうし、後逸でもしようものなら、バッターランナーが帰ってくることすらある。自分のところい飛んできた打球だけじゃない、隣で守ってる野手、また時には前で守ってる野手のカバーにも走らなければいけない。
多少のミスは目を瞑っても、その分打ってくれればいい、と言うわけには行かない。そんなのを大目に見ているほど甘いものじゃない。三拍子揃っていることに越したことはないけども、最低限の守備は出来てないと困るし、レフトにブラッド・エルドレッドを据えることへの不安は拭えない。
オープン戦前半、確かにレフトで頑張ってはいたけど、「よく頑張りました」で守備は済まされるものではない。せめて「出来ました」くらいでないと後々大変ではある。どこで出場しても、コンスタントに成績を残してはいたけども、守備の安定度を考えると、ファーストにはブラッド・エルドレッドになるだろうし、そうなれば確実にはじき出されるのが栗原健太にある。
怪我で出遅れたとはいうものの、怪我をしない体作り、と言うか「無事是名馬」も名選手の例えの一つにもなるんだし、キャンプやペナントレースで壊れない体作りをするのは選手の自己責任。そんな中でも、一軍に上げてもらえただけでもありがたいと思わんとダメですよ。
けどさ、松山竜平に対して「凡打も多いが」って。当たり前やんけ。10打席で3本ヒットを打って「よく出来ました」の世界。打率だけでスターティングメンバーを決めるわけじゃないけど、打率.308の何が不満なのかよく分からない。その下の方にはオープン戦フル出場で8安打17三振の選手の名前を出していると言うのにな。ここまできたら頭がおかしい以外のナニモノでもない。
まぁそれだけ「外圧」が強いんだろうけど、ここにn「厳しさ」をもって来ない限り、競争だとか「やってもらわないと困る」とか言えるわけがない。勝てば官軍、なんだろうけど。
頂いたコメントへのお返事の焼き直しになりますが「(俺たちのために)やってもらうしかない」「やってくれないと(俺たちが)困る」と言う考えがある限り、自分たちへの甘えは払拭出来ない。
厳しい事を言うてるつもりでも、何かと甘いスターティングメンバー。先が見えている、とまでは言わんけども、昨年同様先行き不安。毎年のように「勝負」と言うてるけど、毎年急上昇と急降下を繰り返している監督やチームにはいつが勝負どころなのかわかってないんだろうな。
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2013.03.27 / Top↑
福岡鯉
チーム編成の一貫性のなさには呆れ果ててものが言えません。
しかもあんな勝負勘のない監督では、このチームの先なんてあったもんじゃない。
あと一つは、そんな球団に対するファンの甘さ。
球団に踊らされてるのか知らないが、馬鹿の一つ覚えみたいに「頑張れ頑張れ!」と。
苦しい時こそ応援しないファンはファンじゃないとか、頭痛くなります。
何年経っても同じこと繰り返す人間にはもはや野次しか出ないのに。
もちろん選手にも甘えはあるはずです。
野次はやめてくれって・・・言われるのが嫌ならやればいいだけ、勝てばいいだけってのを分かってない。
人格否定は以ての外でしょうが、応援して欲しければ勝って結果出せばいいんです。
メンタル弱すぎる。だから新人投手にやられる。
栗原にしてもそう、毎年春に調子上がらないのはデフォルト、秋には打つから・・・って、消化試合に月間MVP取るような選手になぜ一軍のシートを確約しなければならないんでしょうか。
自分の願いはただひとつ、「勝って欲しい、そして優勝」。
だから自分もキツイ言葉出たりします。
でもチームは何に向かおうとしているのか全くわかりません。
しかもあんな勝負勘のない監督では、このチームの先なんてあったもんじゃない。
あと一つは、そんな球団に対するファンの甘さ。
球団に踊らされてるのか知らないが、馬鹿の一つ覚えみたいに「頑張れ頑張れ!」と。
苦しい時こそ応援しないファンはファンじゃないとか、頭痛くなります。
何年経っても同じこと繰り返す人間にはもはや野次しか出ないのに。
もちろん選手にも甘えはあるはずです。
野次はやめてくれって・・・言われるのが嫌ならやればいいだけ、勝てばいいだけってのを分かってない。
人格否定は以ての外でしょうが、応援して欲しければ勝って結果出せばいいんです。
メンタル弱すぎる。だから新人投手にやられる。
栗原にしてもそう、毎年春に調子上がらないのはデフォルト、秋には打つから・・・って、消化試合に月間MVP取るような選手になぜ一軍のシートを確約しなければならないんでしょうか。
自分の願いはただひとつ、「勝って欲しい、そして優勝」。
だから自分もキツイ言葉出たりします。
でもチームは何に向かおうとしているのか全くわかりません。
2013/03/27 Wed 22:30 URL [ Edit ]
苦行僧
> 福岡鯉さん
どこぞの試合で、浅井コーチが野次に噛み付いたことがありましたが、あれなんか正直、愚の骨頂でした。出来てないから野次られるのであって。勝ってない限り「頑張った」とは言えません。
ヤジを見返したければ、言い返すんではなく、グラウンドで結果を出すべき。野球で金もらってるんだから。ちなみに私はウエスタンリーグではヤジりません。声入るし。とは言え入ってますが。
どこぞの試合で、浅井コーチが野次に噛み付いたことがありましたが、あれなんか正直、愚の骨頂でした。出来てないから野次られるのであって。勝ってない限り「頑張った」とは言えません。
ヤジを見返したければ、言い返すんではなく、グラウンドで結果を出すべき。野球で金もらってるんだから。ちなみに私はウエスタンリーグではヤジりません。声入るし。とは言え入ってますが。
2013/03/27 Wed 22:43 URL [ Edit ]
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