記事のタイトルが何か支離滅裂ではありますが(笑)。

もっと書きようがなかったのかね。



カープオーナー代行に松田氏 中国新聞

広島東洋カープは25日、広島市中区のホテルで株主総会を開き、取締役営業副本部長の松田一宏氏(33)が常務取締役・オーナー代行に就任する人事を決定した。同日、日本プロ野球機構(NPB)へ届け出た。

一宏氏は松田元オーナー(62)の弟・弘氏(59)=広島エフエム放送社長=の長男。2003年に慶大を卒業してカープ球団入りし、マツダ出向を経て、10年に球団取締役となった。

オーナー代行はNPBの最高議決機関であるオーナー会議に出席できる、球団ナンバー2の要職。松田オーナーは「プロ野球界は経験がものをいう。将来的な球団の運営、経営へ向けて今からキャリアを積んでもらう」と話した。



そう言えば、マーティ・ブラウン監督招聘の際には、松田元オーナー以外の外部の人間の声があった、という話、そしてその声ってのが、松田元オーナーの甥っ子って話を小耳に挟みましたが。

数年前の中国新聞で、カープグッズの事に関しての短い記事が載ってたような覚えがありますが、彼のことでしょうか。何もかもうる覚えなので、限定は出来ませんが、いよいよグッズ販売だけでなく、球団経営の核心に迫ってくれるのでしょうか。ありがたいのかそうでないのか。

極端なことを言ってしまえば、ようやく「初代オーナー・松田恒次直系から若干外れたところ」の人間を取り入れる気になったな、と言う印象。同じ松田家ではありますけどね。

ただ、素人目に言わせてもらえることがあるならば、オーナー代行である前に、徹底的に「チーム強化ビジネス」に特化して欲しいくらい、ですよ。ずっと松田元の下におらんかった分、もっと言えば耕平翁の孫だった分、外から見る目はある、と信じたい。松田元が全て、とは考えて欲しくないんだ。

ぶっちゃけ、松田元の下で「オーナー代行」でいるよりも、まずは一度鈴木清明球団本部長の下あたりにつけて、広島東洋カープのいい所も悪い所も全部見せてやったほうがいいと思うんだ。

以前から幾度となく書いてるけど「松田家が広島にカープを根付かせている」。これはこれで「事業」としてはもう大成功の域にあると思うし、幾度となくセントラルリーグ制覇もしたし、日本一にもなった。けど残念ながらそれはあくまで「先代。耕平翁」の功績であって、元氏の功績じゃない。

そら、途中に「球界再編問題」もあったけども、カープに関してはごくごく一過性のもので終わった。広島と言う地域性・土着性もあったのかも知れんけど。そらぁ元氏は、野球はよく見てる、とは思うけど、それはただの野球好きのおっさんのすることであって「オーナー業務」とはまた違うもんだ。

もっと言えば、初代・恒次氏が耕して種を蒔き、先代。耕平氏が水をやって花を咲かせた。元氏はその花から落ち、出てきた芽に何も施してない。種が落ちた土もそのまんまだし勿論水すら与えてない。そんな中で花など咲くわけがない。放っといたらそのうち花が咲くわ、くらいにしか思ってない。

そのくせ、芽が伸びてこなければ、つまりは強くなかったら、まるで俺は悪くないと言わんばかりに「ぬるいんじゃ」とまで言う。11年、オーナー職に就いてて、何もわかってないんだ。

「ファンの声を生で聴く」と言う意味では、試合のある日にコンコースをウロウロするのは良い事だとは思うけど、それが肝心の「チームの強化」に繋がっていない。ここ暫くのカープの方針らしきものを見てると「どの選手のどんなグッズが売れているか」しか見えてないような気もする。

今のカープの何が良くて何が悪いのか、一度「元氏とは違う目線で生活してきた」人間がどう見るか、試すのもいいんじゃないか、とも思います。いきなりナンバー2に就いたところで、また松田元を作り上げてしまうだけ、ですよ、マツダに出向してたとは言え、マツダとカープは似て非なるものだ。

もっと言えば、それこそ「漫然と」ナンバー2を続けてても、何も学ぶものはないと思いますよ。「可愛い可愛い甥っ子」と言うだけでオーナー代行に据えるなら辞めた方がいい。


しかしアレですな。よくもまぁこれだけチームを弱くしておいて「プロ野球界は経験がものをいう」とか言いますな。プロ野球で一番経験せといかん「優勝」を経験してないくせにね。

これはわしらファンにも言えることではあります。ぶっちゃけ「カープファンファけど、生まれてこの方優勝を知らない」と言うファンも少なからずいる。かく言う私も、カープの前回の優勝は「タイガースファン」と言う視線で見てました。こんな人は他にもいてるはず。

ゆえに余計に「強いカープ」を見たい、と思っているはず。ファンも選手も、チーム関係者も「勝つ喜び」をしらないままもう20年を越えた。そのうち半分は、松田元オーナーの責任ですよ。最高幹部である以上、現場の監督とともに、責任を問われるのはオーナーですよ。

そして、その責任は「感じる」ものじゃなく「取る」ものだ。そしてオーナーの責任の取り方ってのは、次のオーナーに「まっさらの状態でチームを渡すこと」じゃないですかね。特に親会社を持たないカープとしては余計に、ですよ。

チーム成績はそれこそ泥沼かも知れない。けどぶっちゃけ、チームとしては今、良くもなく悪くもない状態。とは言え「これでいい」と言おうわけではないですが、バトンタッチするタイミングとしては最高でしょ(笑)。いっその事、由宇カープの経営を独立させて、任せてみてはどうですか(笑)。

そして「由宇カープオーナー」として成績を残して、勇躍一軍昇格、ってのも面白いじゃないですかね。それくらいやってくれた方が面白い、とは思いますよ。よそも二軍には力を入れ始めてるし。


それはそうと

今週になって、カープ関連の書籍等が連発されるみたいです、買う予定はありませんが。もしかしてこの「プチカープブーム」の仕掛け人はこの「次代オーナー」だったりするんでしょうか。本の発売と、この報道のタイミングがあまりにも良すぎる。まぁそれはそれでいいとは思うんですけどね。


ただ、話題になるのはいいけど、肝心のカープが強くならないと、ね。


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2013.03.26 / Top↑
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