比較的穏便に進んできた、カープのプレシーズンですが、ここに来て「あーあ」が。



広島・栗原が開幕懸念、股関節付近に痛み サンスポ

広島は17日、栗原健太内野手が16日の楽天とのオープン戦で右股関節付近に痛みを訴え、近日中に精密検査を受けると発表した。17日は練習を控え、開幕への影響が懸念される事態となった。

野口チーフトレーナーによると、四回の打席でファウルした際に痛みを感じたという。けがの程度について、同トレーナーは「関節なのか筋肉なのかで違う」とし、野村監督は「あまりよろしくない」と述べた。



「あまりよろしくない」と言う言い回しがあまりよろしくないんですが(笑)。

毎年毎年、アメリカに渡って自主トレーニングをしてる割には、いつまで経っても結果が出ないなぁ。パワーばっかりつけて帰ってくるのはいいけども、これだけいろいろと怪我が多かったら、フルパワー全開以前の問題かと思うんですがいかがでしょう。

自主トレーニング、とは言うけども、トレーニングを始める前に、それに耐えうる体が出来ているのかなぁ、などとエラソーな事を。前田智徳が試合前に、ものすごく時間をかけて、そしてものすごくマイペースでストレッチw-繰り返しているのを何度か見ていますが、それが出来てるかな。

ストレッチ、と言うか準備運動。練習前試合前、関係なく。トレーナーは「関節なのか筋肉なのかで違う」とは言うてますが、どっちにしろ、ですわ。長時間動くことはなかろうけども、まずは瞬発力が求められるプロ野球選手。しかも、打席の中で勝手にやっちゃった、てんなら完全に「自損事故」。

このオフ、と言うかシーズン前の怪我と言えば、東出輝裕の「前十字靱帯断裂今季ほぼ絶望」の大怪我がありますが、これはキャッチャーを避けようとして、無理に捻ってしまった上での怪我。勝手にスイングして勝手に怪我した栗原健太とはこれまた事情が違う。

スライディングであれば「相手」もおることだし、どんな状態で交錯するか分からないところもある。東出輝裕の「事故(と言っていい)」はそんな処から来たんだとは思うけど、栗原健太の場合は、スイングして勝手に怪我をした、だけのこと。まぁこの先大事になるかどうかはまだ分かりませんが。

と言うか、体に合ったスイングをしておれば、多少体に不可がかかろうが、怪我にはつながらないとは思いますが、今の栗原健太の体つきに、今のあのスイングはフィットしているのかどうか。

筋力トレーニングに励むのもいいけど、そのトレーニングが本当に栗原健太のバットスイングに必要なものなのか。理想のスイングをするために、そのトレーニングは必要なのか、と言う気も。

いろいろなトレーニングをするのもいいかとは思います。理想のトレーニングを求めてアメリカに渡るのもいいかも知れませんが、ここ数年おn栗原健太の「数字」を見る限り、それらのトレーニングが本当に身に付いているのかどうかも怪しい。むしろ、筋力トレーニングばっかりに頭が行って、プロ野球選手、と言うことを忘れてしまっているんじゃないか、とすら思います。

肘の怪我の影響かもしれんけど、スイングは小さいし、たまにフルスイングが見られるくらい。もっとも、、筋力だけでバットスイングが出来るんなら、野球が出来るんであれば、プロレスラーはみな凄い野球選手になりえますよ。そんな「転向」がないから、プロレスもプロ野球も成り立ってるんですが。

体ばかりがごっつくなって行っても、役に立たなければムダ肉。晩年の清原和博が、格闘技的トレーニングに没頭していたけど、大して結果に繋がらんなかったのを見ると、筋力トレーニングが必ずしも必要なもの、とは思えない。体ばかりごつくなっても、コントロール出来てなければ意味がない。


それ以上に、これだけ細かい怪我が続いている以上、さらには結果が付いてきてない以上、もう一度トレーニング云々よりも、オフの過ごし方から考え直したほうがいいんじゃないか、とすら。

これは栗原健太人だけでなく、カープの選手だけでなく、どのチームの選手にも言える。

オフシーズン早々に手術をして、翌年の開幕に間に合って「もう大丈夫」とか言いながら、実際は散々な数字になってしまし「実は」みたいなことがよくある。昨年の梵英心の例を挙げるまでもなく。試合に出たい気持ちはわかるけど、怪我が気になって数字が上がらないのであればただの邪魔者。

何を以て「大丈夫」と言うのかは分からんけども「動いたから、出来たから」だけでは皆は納得しない。期待通りの数字を残して初めて「出来た」と言えるのであって、ただ漠然とシーズを過ごしただけなら意味はない。そんなものはチームに迷惑がかかるだけだ。

栗原健太の怪我。「「関節なのか筋肉なのかで違う」とは言うけども、選手として試合に出場できない時間ができるのは一緒。本人は「出れます」と言うだろうけど、「出れます」といった以上は結果を残してもらわないと使えない。ただでさえ使える選手が山のように埋もれようとしてるんだ。

よく怪我から復帰する際に、ウエスタンリーグ復帰する際にの試合とかに出て「○○は出来た。後は△△くらいかな」などと言うけども、これだ負けが混んでいる以上「あとは」などと悠長な事を言うてる場合ではない。カープはここを曖昧にしすぎなんだ。だから皆、中途半端なままなんだ。

この負傷で、栗原健太がどの程度欠場するかは知ったこっちゃない。けどここまでのオープン戦の、彼の数字を見る限り「いらない子」状態ではある。おそらく野村謙二郎監督は使うだろうけど。

使う以上はそれなりの覚悟を持って使うべきだし、「出れます」とおそらく言うであろう栗原健太も、言うただけの数字を残してもらわないと困る。


勝手な妄想ですが、このケガがあるナイにかかわらず、栗原健太は「私の構想」から外れてます。


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2013.03.18 / Top↑
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