なーんか「案の定」みたいな試合ですな。
何が案の定ってさ、野村祐輔の言わば「劣化」。まだシーズンが始まってないから何とも言えませんが、昨年の実績でローテーションに入れるほど、プロ野球の世界は甘くない。しかし広島東洋カープは甘いから、こうやって投げさせてもらえてるんだろうな、とすら思いますよ。
確かに昨年、貧打線ゆえ、勝ち星には恵まれなかったけど、噂どおりと言うか評判通りの数字を残した。右も左も分からないであろうプロ野球の世界で、大学を卒業していきなり「柱」の活躍をするのはよくある話ではあるけども、その通りの活躍をした。まぁカープではよくある話ですよ。
けど問題はこの先。
球団がキャンプでの「調整」を野村祐輔に任せてしまった。そしてそれに野村祐輔も甘えてしまった。どの程度の自主トレーニングを行い、どんなキャンプを送ってたのか、「番記者」ではないから分からんけども、オープン戦での「中間発表」がある程度物語ってくれてる。
5日の対ホークス戦。ここから既に「苦戦」は始まっていた。何か制球難と言うか、どういう意図を持ってマウンドに上がっているのか全然見えてこない。それどころか、すべてが出来上がりつつあるのか、全く出来ていないのか、それすら見えてこない。
で、我慢しきれなかったのか7失点。
実績を残したとは言え、まだ1年をプロ野球で過ごしたに過ぎない。これから先、何年も投げてもらわんといかんのに、そしてその為に、まだまだ力を付けて行かなならん時期に、たった1年、数字を残したからといって、「自己流キャンプ」をいとも簡単に任せて良かったものか。
キャンプ中は「誰々がどうした」だの「○○の再来や!」みたいな記事は、読みはすれどネタにはしなかった。しっかりやっていれば結果は出てくるだろうし、やってなければ数字はついて来ない。「頑張ってやってました」ではプロ野球選手としてはレベルとしては最低じゃないですかね。
どんな条件であろうが、どんな試合であろうが、野球をやって生活をしてる限り、結果を残してナンボ、ですよ。アレが悪い、これが悪かったとか、細かい事を言うても、また同じ失敗を繰り返すだけ。
キャンプ前、野村祐輔のコメントに「去年は体ができていなかった。今年は去年より体ができている」と言うのがあった。前後の話のつながりは分からんけども、これって一歩間違えれば「慢心」とは取れないか。自信を持つことはいい事だとは思うけど、ともすればそこで立ち止まってしまわないか。
まだ今年で24歳だ。まだまだしっかり走り込んで、しっかり投げなければいかん時期。完成形、という言葉があるけども、昨年は昨年で、あれが2012年度版の野村祐輔だった。けど今年は違う。一人前のプロ野球選手として相手も見てくるし、それなりの攻略法も考えてくるだろう。
そんな中で、ほんの爪の先くらいのあれでも「出来ている」と思ってはダメですよ。
首脳陣も首脳陣。「そのうちやってくれるだろう」「次は『なんとか』してくれるだろう」では絶対にダメ。、何とかしてくれる、程度の付け焼刃ではいずれボロが出る。ボロが出てからでは遅いんだ。
「オープン戦だから」良かったのかも知れんけど、ペナントレースが開幕するのは再来週末。登板機会もおそらくあと一回くらいでしょうな。その短い期間の間でどれだけ「上げて」来るか。ここしばらくのピッチングを見ると決して「調整」で済む問題じゃなかろうとは思います。
もっと言えば、カープ選手には「これがこれくらい出来たからあとは何とかなる」と言う選手は前田健太くらいしかいてない。ピッチャーだけでなくバッターも「これくらいでいいや」と言う選手はひとりもいてない。このあたりの考えがまだ改まってない、と言うかこれが球団の空気なのか。
【広島】野村まさかの1イニング7失点 日刊スポーツ
広島野村祐輔投手(23)がまさかの1イニング7失点を喫した。3回2死から3連続四球の後、5連打を浴びて7失点。初回から直球が抜けるなど制球が乱れていた。
4回2/3を9安打7失点で降板。四球は5を数えた。「真っすぐだけではない。全部、球が高かった」と反省していた。オープン戦での調整登板も残り1試合になる。「(今日が)オープン戦でよかった。次は修正していきたい」と気持ちを切り替えていた。
山内泰幸投手コーチ(40)は「前回(10日DeNA戦)もそういう所があった。セットで開きが早くなってコントロールが甘くなっている」と話した。
それから、相変わらず「打つだけ」ですね。これじゃあ勝てん、と言うか点が入るわけがない。
進塁打を打て、とは言うけれど、同じアウトになるんであれば、確実な送りバントの方が良くないかい。ヒットは出てるんだろうけど、点に繋がらなければ「貧打」って言われるんですよ。
つーかもう攻撃の方はどうでもいいや。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
何が案の定ってさ、野村祐輔の言わば「劣化」。まだシーズンが始まってないから何とも言えませんが、昨年の実績でローテーションに入れるほど、プロ野球の世界は甘くない。しかし広島東洋カープは甘いから、こうやって投げさせてもらえてるんだろうな、とすら思いますよ。
確かに昨年、貧打線ゆえ、勝ち星には恵まれなかったけど、噂どおりと言うか評判通りの数字を残した。右も左も分からないであろうプロ野球の世界で、大学を卒業していきなり「柱」の活躍をするのはよくある話ではあるけども、その通りの活躍をした。まぁカープではよくある話ですよ。
けど問題はこの先。
球団がキャンプでの「調整」を野村祐輔に任せてしまった。そしてそれに野村祐輔も甘えてしまった。どの程度の自主トレーニングを行い、どんなキャンプを送ってたのか、「番記者」ではないから分からんけども、オープン戦での「中間発表」がある程度物語ってくれてる。
5日の対ホークス戦。ここから既に「苦戦」は始まっていた。何か制球難と言うか、どういう意図を持ってマウンドに上がっているのか全然見えてこない。それどころか、すべてが出来上がりつつあるのか、全く出来ていないのか、それすら見えてこない。
で、我慢しきれなかったのか7失点。
実績を残したとは言え、まだ1年をプロ野球で過ごしたに過ぎない。これから先、何年も投げてもらわんといかんのに、そしてその為に、まだまだ力を付けて行かなならん時期に、たった1年、数字を残したからといって、「自己流キャンプ」をいとも簡単に任せて良かったものか。
キャンプ中は「誰々がどうした」だの「○○の再来や!」みたいな記事は、読みはすれどネタにはしなかった。しっかりやっていれば結果は出てくるだろうし、やってなければ数字はついて来ない。「頑張ってやってました」ではプロ野球選手としてはレベルとしては最低じゃないですかね。
どんな条件であろうが、どんな試合であろうが、野球をやって生活をしてる限り、結果を残してナンボ、ですよ。アレが悪い、これが悪かったとか、細かい事を言うても、また同じ失敗を繰り返すだけ。
キャンプ前、野村祐輔のコメントに「去年は体ができていなかった。今年は去年より体ができている」と言うのがあった。前後の話のつながりは分からんけども、これって一歩間違えれば「慢心」とは取れないか。自信を持つことはいい事だとは思うけど、ともすればそこで立ち止まってしまわないか。
まだ今年で24歳だ。まだまだしっかり走り込んで、しっかり投げなければいかん時期。完成形、という言葉があるけども、昨年は昨年で、あれが2012年度版の野村祐輔だった。けど今年は違う。一人前のプロ野球選手として相手も見てくるし、それなりの攻略法も考えてくるだろう。
そんな中で、ほんの爪の先くらいのあれでも「出来ている」と思ってはダメですよ。
首脳陣も首脳陣。「そのうちやってくれるだろう」「次は『なんとか』してくれるだろう」では絶対にダメ。、何とかしてくれる、程度の付け焼刃ではいずれボロが出る。ボロが出てからでは遅いんだ。
「オープン戦だから」良かったのかも知れんけど、ペナントレースが開幕するのは再来週末。登板機会もおそらくあと一回くらいでしょうな。その短い期間の間でどれだけ「上げて」来るか。ここしばらくのピッチングを見ると決して「調整」で済む問題じゃなかろうとは思います。
もっと言えば、カープ選手には「これがこれくらい出来たからあとは何とかなる」と言う選手は前田健太くらいしかいてない。ピッチャーだけでなくバッターも「これくらいでいいや」と言う選手はひとりもいてない。このあたりの考えがまだ改まってない、と言うかこれが球団の空気なのか。
【広島】野村まさかの1イニング7失点 日刊スポーツ
広島野村祐輔投手(23)がまさかの1イニング7失点を喫した。3回2死から3連続四球の後、5連打を浴びて7失点。初回から直球が抜けるなど制球が乱れていた。
4回2/3を9安打7失点で降板。四球は5を数えた。「真っすぐだけではない。全部、球が高かった」と反省していた。オープン戦での調整登板も残り1試合になる。「(今日が)オープン戦でよかった。次は修正していきたい」と気持ちを切り替えていた。
山内泰幸投手コーチ(40)は「前回(10日DeNA戦)もそういう所があった。セットで開きが早くなってコントロールが甘くなっている」と話した。
それから、相変わらず「打つだけ」ですね。これじゃあ勝てん、と言うか点が入るわけがない。
進塁打を打て、とは言うけれど、同じアウトになるんであれば、確実な送りバントの方が良くないかい。ヒットは出てるんだろうけど、点に繋がらなければ「貧打」って言われるんですよ。
つーかもう攻撃の方はどうでもいいや。
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2013.03.17 / Top↑
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