さぁ、今年最初で最後のマツダスタジアム3連戦もいよいよ最終日、であります。何とかかんとか三日間、好天に恵まれ、無事に「テレビ中継のない3試合」の実況(笑)を終える事が出来ました。

今日も今日とてマツダスタジアム。しかし今日のスタジアム到着は10:30過ぎ。
実はギリギリまで、観戦するかしないかを考えてたんですが「2試合連続完封負けのままでは帰れぬ」と言う結論に至り(笑)八丁堀のファミリーマートで内野自由席のチケットを買っての言わば「緊急参戦」なのであります。選択肢には「ただ見エリア」もあったんですが(笑)。

もちろん、オープン戦なので、グッズ売り場も準備完了。

入場の列が2つに分かれていたので、大した混雑もなく、悠々「定位置」を確保出来ました。
で、昨日は新しくオープンしたライト外野席後方のグッズショップを見て回ることに。ウエスタンリーグ公式戦でもマツダスタジアムには入れますが、コンコースを一周できない可能性があるので、色々と撮ってきました。まぁ通常のグッズショップなので、なんも買いませんでしたが(笑)

ルネサンス広島の、ジョージア看板の真下がグッズショップになります。

その上では、練習を見ながらトレーニングに励む方の姿。
で、各柱に、選手の写真がプリントされています。ベテランから主力から「お?」と思える選手まで、柱の全ての面を撮影した画像を並べてみます。ただし、角度的にどうしても正面から撮れないところもありますので御了承ください。一塁側からセンター方向へ、の順番です。



先攻:東京ヤクルトスワローズ
1(中)比屋根
2(二)田中浩
3(指)岩村
4(左)ミレッジ
5(一)武内
6(右)雄平
7(三)森岡
8(捕)西田
9(遊)谷内
投手:赤川
後攻:広島東洋カープ
1(二)菊池
2(指)ルイス
3(一)栗原
4(左)エルドレッド
5(三)堂林
6(中)鈴木将
7(右)下水流
8(捕)石原
9(遊)安部
投手:大竹
打撃成績
1回表
比屋根 1‐2から4球目を見逃し三振
田中浩 0‐1から2球目を打ってサードゴロ
岩村 1‐2から4球目を空振り三振(最後は145km/hストレート)
寛ちゃん。岩村への最後のボール。球速、ボールのキレ、いずれも申し分なし。
1回裏
菊池 0‐1から2球目を打ってショートライナーダイビングキャッチ
ルイス 初球を打ってセカンドフライ
栗原 2‐2から5球目を空振り三振
2回表
ミレッジ 2‐1から4球目を打ってバット真っ二つのサードゴロ
武内 2‐1から4球目を打ってショートゴロ
雄平 初球を打ってセカンドへのハーフライナー
2回裏
エルドレッド 2‐2から5球目を打って左中間へソロホームラン
カープ1対0スワローズ
堂林 0‐2から3球目を空振り三振(2試合通算4打席連続三振)
鈴木将 1‐2から4球目を打ってショートゴロ
下水流 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
石原 初球を打ってサードゴロセカンド封殺
ぶっちゃけ、頑張りどころでもあるエルドレッド。栗原君が全くと言っていいほど上昇気配がないので、いっその事不慣れなレフトよりも、ファーストに就かせた方が良いんじゃないかとすら。
カープ首脳陣が栗原君に何を期待しとるんかは分からんけど「そのうち」でスターティングメンバーに名を連ねられるほど、今のカープに余裕はないはず。それ以上に、守備に就かせたい外野手がたくさんいる。結果が出ない、出せない者は思い切って外すべきですよ。
そして、急性胃腸炎(でしたっけ)で一回休みだった下水流昴。「復帰戦」第一打席で見事なセンター前ヒット。まぁ一日くらいなら、ちょっとした休養、くらいなもんでしょうか。
3回表
森岡 初球を打ってレフト前ヒット
西田 初球をピッチャー前送りバント
谷内 2‐2から5球目を打ってサードゴロエラー、菊池がバックアップするもファーストセーフ
比屋根 フルカウントから8球目を打ってセカンドゴロ
田中浩 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
内野手集合
岩村 1‐2から4球目を打ってショートフライ
オープン戦であろうが何であろうが、しっかりした野球の出来るチームは、きちんと送りバントをすべき場面ではしてくる。結果点につながらんでも、それこそ普段からの「気持ち」の問題。バットを振り回すのは、試合前のバッティング練習だけでいい。オープン戦とは言え、考えた野球をせんと。
それと堂林翔太の守備。何かビビってるのか、あと一歩の足が出てない。バッティングがどうこう言われるけど、セントラルリーグで試合に出る以上、守備は必要不可欠なものはずなのに、あまり成長の跡が見られない。石井琢朗内野守備走塁コーチの苦悩はまだまだ続く、のか。
3回裏
安部 1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ
菊池 2‐2から6球目を空振り三振
ルイス 0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット
栗原 2‐2から5球目を空振り三振
来日記者会見か何かの際に「強い打球を打って」と答えていたフレッド・ルイス。確かにここまでは、当たり損ねみたいな打球は少ないように思います。これが相手チームのデータ収集に関与している、かも知れませんが、カープファンとしては期待は膨らむばかり、ではあります。彼のスイングを、日本人で出来る選手がおれば文句はないんですけどねぇ。
4回表
カープ選手交代
ピッチャー大竹→戸田
ミレッジ 1‐2から4球目を打ってレフトフライ
武内 1‐2から4球目を打ってサードゴロ
雄平 4球目のファウルでずっこける。そしてフルカウントから6球目を空振り三振
まだまだ体は出来てないなぁ、と言う印象の戸田君ではありますが、ピッチングフォームをナマで見ると、昨年よりもかなり力強さが出てきたように思います。あとはフォームに負けないだけの体の強さが付いてくれれば。篠田君や斎藤君の音沙汰が全く聞こえて来ない現在、先発ローテーションの左腕枠の一番手は戸田君かなぁ。
4回裏
エルドレッド 1‐0から2球目を打ってサード強襲内野安打
堂林 1‐0から2球目を打ってセカンドフライ
次打者鈴木将の3球目、ヒットエンドラン失敗か、エルドレッドはセカンド盗塁失敗
鈴木将 2‐2から6球目を打ってセカンドゴロ
どこからでも仕掛ける。その姿勢は理解出来ます。で、ヒットエンドランのつもりなんだろうけどランナーが悪かった。この辺り、まるで進歩がない。出した走者は無駄死に。もったいない。これがツーストライクからの敢行だと、残念ですでは済まされない。もう少し考えた作戦を打てぬものか。
5回表
森岡 2‐2から6球目を空振り三振
西田 フルカウントから6球目を打ってショート飛び付くもはじいて内野安打
谷内 初球を打ってライト前ヒット
安部、戸田に声を掛けにマウンドへ
比屋根 1‐1から3球目を打ってファーストファウルフライ
田中浩 2‐2から5球目を打ってライトフライ
東出君がいない内野陣。本来は栗原君あたりが行けばいいんだろうけど、多分本人はそれどころじゃない。由宇カープでも戸田君をよく知ってる、年齢の近い安部君が絶妙のタイミングで声掛け。
キャッチャーの石原君が行ってもいいかとは思いますが、安部君が行ったところに、彼の成長を見ることが出来ました。ルーキーイヤーの梵君が、黒田博樹に声を掛けに行ったのが新聞記事にもなったりしましたが、これも安部君の「自覚」でしょうか。
5回裏
下水流 0‐1から2球目を打ってセンターフライ
石原 1‐1から3球目を打ってセカンドフライ
安部 2‐2から5球目、高めの球を空振り三振
6回表
カープ選手交代
ピッチャー戸田→永川
岩村 3‐1から5球目を打ってセカンドゴロ
ミレッジ 0‐2から3球目を打ってフェンス際へのセンターフライ
武内 1‐2から6球目を空振り三振
6回裏
スワローズ選手交代
レフトミレッジ→佐藤
ピッチャー赤川→増渕
菊池の代打松本1‐0から2球目を打ってサードファウルフライ
ルイス 1‐2から4球目を空振り三振
栗原 2‐2から5球目を打ってショートゴロ
7回表
カープ選手交代
ピッチャー永川→江草
代打松本→セカンド
雄平 1‐1から3球目を打ってショートフライ
森岡の代打荒木0‐1から2球目を打ってレフト前ヒット
西田 2‐2から5球目を打ってショートゴロ、ランナーはセカンドへ
谷内 0‐1から2球目を打ってバット真っ二つのセカンドフライ
7回裏
スワローズ選手交代
代打荒木→サード
ピッチャー増渕→久古
エルドレッド 初球を打ってレフト前ヒット(猛打賞)
エルドレッドの代走に中東
堂林 1‐2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ
鈴木将 1‐2から7球目を打ってレフト前ヒット
下水流 0‐2から4球目を見逃し三振
エルドレッドがとうとう猛打賞。バットに当たる当たらない関係なく、フレッド・ルイス同様、強いスイングを心がけてるようにも思います。
しかし、相変わらず「ただ出すだけの代走」がお好きなようで。この後、石原君の代打の前田智徳の代走に白濱君を出すことになるけど、この場面は明らかにそれとは違う。走れる選手を送り出したんだから、何か仕掛けないと。結局何の動きもないままダブルプレイでしぼむチャンス。適材適所の選手起用は出来ぬものか。今のカープ首脳陣にそれを求める事自体無理なのか。
8回表
カープ選手交代
代走中東→レフト
比屋根 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
田中浩 1‐0から2球目をキャッチャー前送りバント
岩村の代打川本3‐1から5球目を打ってセカンドフライ
佐藤 2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
8回裏
スワローズ選手交代
ピッチャー久古→押本
セカンド田中浩→ショート山田
ショート谷内→サード
サード荒木→セカンド
石原の代打前田フルカウントから貫禄のフォアボール
前田の代走に白濱
安部 初球、バントシフトを破ってボテボテのショート内野安打
松本 2‐2からよく粘るも7球目を空振り三振
ルイス 初球を打ってファーストのグラブを弾く痛烈な打球でタイムリーエラー
ファーストランナー安部はサードへ
カープ2対0スワローズ
次打者栗原の5球目に押本ワイルドピッチ、サードランナー生還
カープ3対0スワローズ
栗原 フルカウントから6球目を空振り三振
中東の代打丸 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
ファーストの武内が押本に声を掛けにマウンドへ
堂林 初球を打ってセンターフライ
安部君の内野安打。スルスルッと前進してくるスワローズ内野陣を嘲笑うかのごとく、高いバウンドを刻みながらショート前へ。快足を飛ばして内野安打。打球が打球なだけに、押本に与えたダメージは大きかったかな。この状況判断が時分で出来るようになれば大したもんだ、と思います。
9回表
カープ選手交代
ピッチャー江草→中田
代打丸→センター
センター鈴木将→レフト
代走白濱→キャッチャー
武内 フルカウントから7球目を打ってショートゴロ
雄平 初球を打ってセンターフライ
荒木 2‐1から4球目を打ってレフトフライ
東京 000 000 000 0
広島 010 000 02X 3
投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
東京ヤクルトスワローズ
赤川 5 18 58 4 0 4 1 1
増渕 1 3 11 0 0 1 0 0
久古 1 4 17 2 0 1 0 0
押本 1 7 28 1 2 2 2 0
広島東洋カープ
大竹 3 12 44 1 1 2 0 0
戸田 2 8 35 2 0 2 0 0
永川 1 3 14 0 0 1 0 0
江草 2 8 32 1 1 0 0 0
中田 1 3 12 0 0 0 0 0
とにかく栗原君が不調。一昨日の中国新聞に「やれることはやっておきたい」と言うコメントが出てた。私らにはその「やれること」が何かは分からんけど、少なくともバットスイングと心構えがバラバラのような気がいたします。ヒット狙いに行けばスイングが小さくなり、一発を狙えばとんでもないボールに手を出す。自分が何を目指していたのか分からなくなっているのではなかろうかな。
フレッド・ルイスやらエルドレッドが結果を残しつつある中で、そして関係なさそうに見える外野手争いの中で、弾き出されそうになってるのが栗原君かも知れません。
偏ったチーム編成になりつつあるスターティングメンバーですが、どこかで均衡を保とうとすれは、今一番やばい立場にいるのが栗原君であり、さらには堂林翔太かと思います。
堂林翔太も、第四打席に「おっ!」と思わせる打球を放ちましたこの2試合で目を引いたはこの打席だけ。全打席に期待してるわけではありませんが、せめて3打席に1回くらいは「何とかなるかも」と思わせていただきたい。この2試合を見る限り、残念ですが昨年からの成長が見られない。
試合中も、かなり罵声に近い声が飛んでました。サードに打球が飛ぶたびに、ヒヤヒヤさせるような声もありました。これらを堂林翔太はどう聞いているのか、さらにはカープ首脳陣はどう捉えているのか。試合に出しれてばいいってもんじゃない。グッズの売上イコールスタメン、じゃないはずだ。
試合中、松本高明の打席だったかな「練習なんだから云々」と言う声が飛んでました。この件に関しては石井琢朗内野守備走塁コーチも、ブログの中で取り上げておられますが「たかが練習されど練習、たかがオープン戦されどオープン戦」。やることはしっかりやって、厳しくするところは厳しくせんと。
「戦(いくさ)」と付いている以上、戦い。相手に手の内を見せる事になるけど、やるべき事はしっかり出来ておかんと。そして、出来ない選手はスパッと外す。勝負事に情を絡めるからダメなんだ。
本当に勝ちたいのなら、もっと思い切った手を打たないと。シーズンに入ってからでは遅いんだ。まだ大丈夫、とタカをくくってたらあっという間に開幕してしまう。144試合ある、じゃない「144試合しかない」んだ。調整を待っているほど、ファンは悠長じゃないよ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

今日も今日とてマツダスタジアム。しかし今日のスタジアム到着は10:30過ぎ。
実はギリギリまで、観戦するかしないかを考えてたんですが「2試合連続完封負けのままでは帰れぬ」と言う結論に至り(笑)八丁堀のファミリーマートで内野自由席のチケットを買っての言わば「緊急参戦」なのであります。選択肢には「ただ見エリア」もあったんですが(笑)。

もちろん、オープン戦なので、グッズ売り場も準備完了。

入場の列が2つに分かれていたので、大した混雑もなく、悠々「定位置」を確保出来ました。
で、昨日は新しくオープンしたライト外野席後方のグッズショップを見て回ることに。ウエスタンリーグ公式戦でもマツダスタジアムには入れますが、コンコースを一周できない可能性があるので、色々と撮ってきました。まぁ通常のグッズショップなので、なんも買いませんでしたが(笑)

ルネサンス広島の、ジョージア看板の真下がグッズショップになります。

その上では、練習を見ながらトレーニングに励む方の姿。
で、各柱に、選手の写真がプリントされています。ベテランから主力から「お?」と思える選手まで、柱の全ての面を撮影した画像を並べてみます。ただし、角度的にどうしても正面から撮れないところもありますので御了承ください。一塁側からセンター方向へ、の順番です。















先攻:東京ヤクルトスワローズ
1(中)比屋根
2(二)田中浩
3(指)岩村
4(左)ミレッジ
5(一)武内
6(右)雄平
7(三)森岡
8(捕)西田
9(遊)谷内
投手:赤川
後攻:広島東洋カープ
1(二)菊池
2(指)ルイス
3(一)栗原
4(左)エルドレッド
5(三)堂林
6(中)鈴木将
7(右)下水流
8(捕)石原
9(遊)安部
投手:大竹
打撃成績
1回表
比屋根 1‐2から4球目を見逃し三振
田中浩 0‐1から2球目を打ってサードゴロ
岩村 1‐2から4球目を空振り三振(最後は145km/hストレート)
寛ちゃん。岩村への最後のボール。球速、ボールのキレ、いずれも申し分なし。
1回裏
菊池 0‐1から2球目を打ってショートライナーダイビングキャッチ
ルイス 初球を打ってセカンドフライ
栗原 2‐2から5球目を空振り三振
2回表
ミレッジ 2‐1から4球目を打ってバット真っ二つのサードゴロ
武内 2‐1から4球目を打ってショートゴロ
雄平 初球を打ってセカンドへのハーフライナー
2回裏
エルドレッド 2‐2から5球目を打って左中間へソロホームラン
カープ1対0スワローズ
堂林 0‐2から3球目を空振り三振(2試合通算4打席連続三振)
鈴木将 1‐2から4球目を打ってショートゴロ
下水流 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
石原 初球を打ってサードゴロセカンド封殺
ぶっちゃけ、頑張りどころでもあるエルドレッド。栗原君が全くと言っていいほど上昇気配がないので、いっその事不慣れなレフトよりも、ファーストに就かせた方が良いんじゃないかとすら。
カープ首脳陣が栗原君に何を期待しとるんかは分からんけど「そのうち」でスターティングメンバーに名を連ねられるほど、今のカープに余裕はないはず。それ以上に、守備に就かせたい外野手がたくさんいる。結果が出ない、出せない者は思い切って外すべきですよ。
そして、急性胃腸炎(でしたっけ)で一回休みだった下水流昴。「復帰戦」第一打席で見事なセンター前ヒット。まぁ一日くらいなら、ちょっとした休養、くらいなもんでしょうか。
3回表
森岡 初球を打ってレフト前ヒット
西田 初球をピッチャー前送りバント
谷内 2‐2から5球目を打ってサードゴロエラー、菊池がバックアップするもファーストセーフ
比屋根 フルカウントから8球目を打ってセカンドゴロ
田中浩 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
内野手集合
岩村 1‐2から4球目を打ってショートフライ
オープン戦であろうが何であろうが、しっかりした野球の出来るチームは、きちんと送りバントをすべき場面ではしてくる。結果点につながらんでも、それこそ普段からの「気持ち」の問題。バットを振り回すのは、試合前のバッティング練習だけでいい。オープン戦とは言え、考えた野球をせんと。
それと堂林翔太の守備。何かビビってるのか、あと一歩の足が出てない。バッティングがどうこう言われるけど、セントラルリーグで試合に出る以上、守備は必要不可欠なものはずなのに、あまり成長の跡が見られない。石井琢朗内野守備走塁コーチの苦悩はまだまだ続く、のか。
3回裏
安部 1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ
菊池 2‐2から6球目を空振り三振
ルイス 0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット
栗原 2‐2から5球目を空振り三振
来日記者会見か何かの際に「強い打球を打って」と答えていたフレッド・ルイス。確かにここまでは、当たり損ねみたいな打球は少ないように思います。これが相手チームのデータ収集に関与している、かも知れませんが、カープファンとしては期待は膨らむばかり、ではあります。彼のスイングを、日本人で出来る選手がおれば文句はないんですけどねぇ。
4回表
カープ選手交代
ピッチャー大竹→戸田
ミレッジ 1‐2から4球目を打ってレフトフライ
武内 1‐2から4球目を打ってサードゴロ
雄平 4球目のファウルでずっこける。そしてフルカウントから6球目を空振り三振
まだまだ体は出来てないなぁ、と言う印象の戸田君ではありますが、ピッチングフォームをナマで見ると、昨年よりもかなり力強さが出てきたように思います。あとはフォームに負けないだけの体の強さが付いてくれれば。篠田君や斎藤君の音沙汰が全く聞こえて来ない現在、先発ローテーションの左腕枠の一番手は戸田君かなぁ。
4回裏
エルドレッド 1‐0から2球目を打ってサード強襲内野安打
堂林 1‐0から2球目を打ってセカンドフライ
次打者鈴木将の3球目、ヒットエンドラン失敗か、エルドレッドはセカンド盗塁失敗
鈴木将 2‐2から6球目を打ってセカンドゴロ
どこからでも仕掛ける。その姿勢は理解出来ます。で、ヒットエンドランのつもりなんだろうけどランナーが悪かった。この辺り、まるで進歩がない。出した走者は無駄死に。もったいない。これがツーストライクからの敢行だと、残念ですでは済まされない。もう少し考えた作戦を打てぬものか。
5回表
森岡 2‐2から6球目を空振り三振
西田 フルカウントから6球目を打ってショート飛び付くもはじいて内野安打
谷内 初球を打ってライト前ヒット
安部、戸田に声を掛けにマウンドへ
比屋根 1‐1から3球目を打ってファーストファウルフライ
田中浩 2‐2から5球目を打ってライトフライ
東出君がいない内野陣。本来は栗原君あたりが行けばいいんだろうけど、多分本人はそれどころじゃない。由宇カープでも戸田君をよく知ってる、年齢の近い安部君が絶妙のタイミングで声掛け。
キャッチャーの石原君が行ってもいいかとは思いますが、安部君が行ったところに、彼の成長を見ることが出来ました。ルーキーイヤーの梵君が、黒田博樹に声を掛けに行ったのが新聞記事にもなったりしましたが、これも安部君の「自覚」でしょうか。
5回裏
下水流 0‐1から2球目を打ってセンターフライ
石原 1‐1から3球目を打ってセカンドフライ
安部 2‐2から5球目、高めの球を空振り三振
6回表
カープ選手交代
ピッチャー戸田→永川
岩村 3‐1から5球目を打ってセカンドゴロ
ミレッジ 0‐2から3球目を打ってフェンス際へのセンターフライ
武内 1‐2から6球目を空振り三振
6回裏
スワローズ選手交代
レフトミレッジ→佐藤
ピッチャー赤川→増渕
菊池の代打松本1‐0から2球目を打ってサードファウルフライ
ルイス 1‐2から4球目を空振り三振
栗原 2‐2から5球目を打ってショートゴロ
7回表
カープ選手交代
ピッチャー永川→江草
代打松本→セカンド
雄平 1‐1から3球目を打ってショートフライ
森岡の代打荒木0‐1から2球目を打ってレフト前ヒット
西田 2‐2から5球目を打ってショートゴロ、ランナーはセカンドへ
谷内 0‐1から2球目を打ってバット真っ二つのセカンドフライ
7回裏
スワローズ選手交代
代打荒木→サード
ピッチャー増渕→久古
エルドレッド 初球を打ってレフト前ヒット(猛打賞)
エルドレッドの代走に中東
堂林 1‐2から4球目を打ってショートゴロダブルプレイ
鈴木将 1‐2から7球目を打ってレフト前ヒット
下水流 0‐2から4球目を見逃し三振
エルドレッドがとうとう猛打賞。バットに当たる当たらない関係なく、フレッド・ルイス同様、強いスイングを心がけてるようにも思います。
しかし、相変わらず「ただ出すだけの代走」がお好きなようで。この後、石原君の代打の前田智徳の代走に白濱君を出すことになるけど、この場面は明らかにそれとは違う。走れる選手を送り出したんだから、何か仕掛けないと。結局何の動きもないままダブルプレイでしぼむチャンス。適材適所の選手起用は出来ぬものか。今のカープ首脳陣にそれを求める事自体無理なのか。
8回表
カープ選手交代
代走中東→レフト
比屋根 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
田中浩 1‐0から2球目をキャッチャー前送りバント
岩村の代打川本3‐1から5球目を打ってセカンドフライ
佐藤 2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
8回裏
スワローズ選手交代
ピッチャー久古→押本
セカンド田中浩→ショート山田
ショート谷内→サード
サード荒木→セカンド
石原の代打前田フルカウントから貫禄のフォアボール
前田の代走に白濱
安部 初球、バントシフトを破ってボテボテのショート内野安打
松本 2‐2からよく粘るも7球目を空振り三振
ルイス 初球を打ってファーストのグラブを弾く痛烈な打球でタイムリーエラー
ファーストランナー安部はサードへ
カープ2対0スワローズ
次打者栗原の5球目に押本ワイルドピッチ、サードランナー生還
カープ3対0スワローズ
栗原 フルカウントから6球目を空振り三振
中東の代打丸 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
ファーストの武内が押本に声を掛けにマウンドへ
堂林 初球を打ってセンターフライ
安部君の内野安打。スルスルッと前進してくるスワローズ内野陣を嘲笑うかのごとく、高いバウンドを刻みながらショート前へ。快足を飛ばして内野安打。打球が打球なだけに、押本に与えたダメージは大きかったかな。この状況判断が時分で出来るようになれば大したもんだ、と思います。
9回表
カープ選手交代
ピッチャー江草→中田
代打丸→センター
センター鈴木将→レフト
代走白濱→キャッチャー
武内 フルカウントから7球目を打ってショートゴロ
雄平 初球を打ってセンターフライ
荒木 2‐1から4球目を打ってレフトフライ
東京 000 000 000 0
広島 010 000 02X 3
投手成績
(左から順に、登板イニング数、対戦打者数、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
東京ヤクルトスワローズ
赤川 5 18 58 4 0 4 1 1
増渕 1 3 11 0 0 1 0 0
久古 1 4 17 2 0 1 0 0
押本 1 7 28 1 2 2 2 0
広島東洋カープ
大竹 3 12 44 1 1 2 0 0
戸田 2 8 35 2 0 2 0 0
永川 1 3 14 0 0 1 0 0
江草 2 8 32 1 1 0 0 0
中田 1 3 12 0 0 0 0 0
とにかく栗原君が不調。一昨日の中国新聞に「やれることはやっておきたい」と言うコメントが出てた。私らにはその「やれること」が何かは分からんけど、少なくともバットスイングと心構えがバラバラのような気がいたします。ヒット狙いに行けばスイングが小さくなり、一発を狙えばとんでもないボールに手を出す。自分が何を目指していたのか分からなくなっているのではなかろうかな。
フレッド・ルイスやらエルドレッドが結果を残しつつある中で、そして関係なさそうに見える外野手争いの中で、弾き出されそうになってるのが栗原君かも知れません。
偏ったチーム編成になりつつあるスターティングメンバーですが、どこかで均衡を保とうとすれは、今一番やばい立場にいるのが栗原君であり、さらには堂林翔太かと思います。
堂林翔太も、第四打席に「おっ!」と思わせる打球を放ちましたこの2試合で目を引いたはこの打席だけ。全打席に期待してるわけではありませんが、せめて3打席に1回くらいは「何とかなるかも」と思わせていただきたい。この2試合を見る限り、残念ですが昨年からの成長が見られない。
試合中も、かなり罵声に近い声が飛んでました。サードに打球が飛ぶたびに、ヒヤヒヤさせるような声もありました。これらを堂林翔太はどう聞いているのか、さらにはカープ首脳陣はどう捉えているのか。試合に出しれてばいいってもんじゃない。グッズの売上イコールスタメン、じゃないはずだ。
試合中、松本高明の打席だったかな「練習なんだから云々」と言う声が飛んでました。この件に関しては石井琢朗内野守備走塁コーチも、ブログの中で取り上げておられますが「たかが練習されど練習、たかがオープン戦されどオープン戦」。やることはしっかりやって、厳しくするところは厳しくせんと。
「戦(いくさ)」と付いている以上、戦い。相手に手の内を見せる事になるけど、やるべき事はしっかり出来ておかんと。そして、出来ない選手はスパッと外す。勝負事に情を絡めるからダメなんだ。
本当に勝ちたいのなら、もっと思い切った手を打たないと。シーズンに入ってからでは遅いんだ。まだ大丈夫、とタカをくくってたらあっという間に開幕してしまう。144試合ある、じゃない「144試合しかない」んだ。調整を待っているほど、ファンは悠長じゃないよ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2013.03.08 / Top↑
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