やっぱり見れないオープン戦ドラゴンズ対カープ。

もっとも、よく見てるJスポーツが、総力を挙げてワールド・ベースボール・クラシックの中継に取り組んでる為、どっちかと言えば我関せず、なのがGAORA、スカイA、G+あたり。ライオンズ絡みは朝日ニュースター、ホークス主催は日テレプラス、でしたかね。あんまり馴染みがないですが。

うちのケーブルテレビ(J:COM)では「スカイA~GAORA~G+~J SPORTS1・2・3・4」と言う並びになってる為(つかどこもそうなのかな)、このあたりをちょろちょろしてたら、だいたいプロ野球の試合は一通り見れるわけですわ。

しかし、なんか知らんけど今回のワールド・ベースボール・クラシックほど、チカラの入らない試合はない。何でなのかは分かりませんが。ピンと来ない、と言うた方がいいんでしょうか。

そもそも一旦は選手会が「出ない」と言うたのを覆して「出る」ことにしてしまった時点で「何ぢゃそら」と思った時点で、ある種ずっこけさせられた、ようなもんだし。この辺りの優柔不断さに憤りを感じてる方も、少なからずおられるんではないでしょうかね。

代表選手も然り。それなりの心構えもあろうけど「え?結局出るの?」と思った選手がいないはずがなかろうし、それこそ「何で俺が代表に選ばれたのか分からない」と言う選手もおるかと思う。

代表選手の選考方法もなんかドタバタ。33人から28人って、そんな打開を踏む意味もわからないし、しかも、最終的な28人を見ると、選手各々の「役割分担」ってのが全然見えない。

特にピッチャーなんか、揃いも揃って各球団の先発ローテーションクラス。球数制限と言う「縛り」があるにしても、澤村拓一や内海哲也がリリーフで出てくる違和感と言ったらない。

まぁ彼らは長いイニングを投げるに当たり、如何にイニングを少ない球数で抑えるか、を熟知しているとは思います。がしかし、調整方法ともなるとこれまでとは全く違うものになる。

WBC用にリリーフ調整したものの、それが終われば即ペナントレースに戻らなければいけない。その際に、微妙な体調管理の差が出たりしないかな、とも思ったり。「前」で投げた前田健太や田中将大はともかく、その他のピッチャーが「調整し直し」みたいなことにはならないだろうか。

まぁ「プレシーズン」に行われるゆえ、選手の体調に配慮した上での「球数制限」だろうとは思いますが(とは言えキューバはプロ野球シーズン真っ最中だそうですが)、これが勝負とは関係ないところで、ワールド・ベースボール・クラシックへの興味を削いでしまってる原因なのかな、とも思います。

そもそも、選手の体調やその他を管理するのは、各チームの首脳陣の仕事なのであって、ルールで事細かに決めることでもない。リトルリーグにも球数制限はあるけども、リトルリーグの場合は「子供の体に負担を掛けさせてはいけない」と言う配慮の元だろうけど、プロ野球にそれは必要なことか。

登板間隔、球数、疲労度、このあたりを含めて選手起用を考えるのが首脳陣の仕事であり、それが「戦術・戦略」にもつながろう。それこそ、体力的個人差もあろうだろうし、決して数字やデータだけで推し量れるものでも愛と思う。ハメられた枠の中で、ピッチャーがノビノビ投げられるだろうか。


その、ある種がんじがらめの中で、前田健太はしっかり投げ、阿部慎之助はしっかりリードしてくれたと思います。1次予選は65球って。何をどう計算したらそんな球数が出て来たのかは分かりませんが、内容を見る限りはぶっちゃsけ、もう1イニングいけそうか、と言うような内容。

気のせいか知りませんが、何となくまだ立ち投げっぽく見えたけど、それが逆に肩の力を抜いたか。けっしてムキになることなく、よく言えば「ラクラク」と投げてた印象。


さらによく分からないのが攻撃陣。前にもちょろっと記しましたと思いますが、聖澤諒と大島洋平を外した理由が未だに分からないし、井端弘和を控えに回している理由も分からない。

一番分からないのは、角中勝也を2番に据えていること。

対ブラジル戦の3回。先頭の坂本勇人がヒットで出て、角中勝也が送りバントを決めた。送りバントを決めたことは、接戦の中では非常に重要だとは思うし、作戦としてはいいと思いますが、角中勝也の役割じゃない、と言うか彼に求められていることか、と考えたら「?」となる。

強化試合最終戦で「ハマった」からそのまま継続しているのかも知れませんが、投げるにしろ打つにしろ守るにしろ「役割分担」をしっかり考えて選考しているか、そこでその選手を使うことが果たして「適材適所」なのか、疑わしい。思ったように攻撃が回ってないからそう見えるのかも知れませんが。

思ったよりもスピード間もないし、ドキドキ感も緊張感もない。ここで打てるか打てないか、そればかり。もっとも、走れる選手が満足にいないせいもあろうけども、相手チームの選手も「打たれさえしなければ」という考えもあるのかな。その前にワイルドピッチとかもありますが(笑)。

何にしろ、ブラジル代表、中国代表と言う、やや格下に思えるチームに、個人的感想としては苦戦。もっともっと、いろんな面で圧倒するかと思ったんですけどね。これだけの選手を揃えているのに。

特に、対中国代表戦なんか

2006年 日本代表18-2中国代表
2009年 日本代表 4-0中国代表
2013年 日本代表 5-2中国代表

内容はどうあれ、徐々に詰まってきているようにも見えます。

昨年は、ゼニカネの問題で国内のリーグ戦が行われることがなかった中国。どうやって代表選手を選考したのかは謎ではありますが、着実にレベルが上がっているような、気がします。


うかうかしてるとそのうち追い抜かれますよ。


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2013.03.04 / Top↑
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