明日から3月。ぼちぼちオープン戦も本格化してきます。

カープのペナントレースって大まかに書けば

1.開幕ダッシュ、とまではいかないものの、何か知らんけど5月くらいまでは絶好調
2.もはや風物詩となった「首位独走」
3.スキージャンプ・ラージヒルの如くの急降下
4.野戦病院化
5.定位置確保

の流れがごく当たり前になってますが。

これが今年の場合、既に2月に来てます。と言うのも、上位に照らし合わせれば

1.何か知らんけどWBC日本代表に「圧勝」
2.出来過ぎの対外試合3試合連続完封
3.練習試合含めていきなり点が入らなくなった
4.鈴木清明球団本部長も巻き込んで、インフルエンザがいきなり大流行。



広島、1週間で7人離脱 サンスポ

野戦病院や! 広島・今井啓介投手(25)が左ひざ痛を訴え、26日に予定されていた日本ハムとの練習試合(名護)の先発を回避した。さらに宮崎・日南キャンプでは、広瀬純外野手(33)と梵英心内野手(32)がインフルエンザを発症。キャンプ終盤に入ったこの1週間で7人もの離脱者が出た。

キャンプは総仕上げ。オープン戦では、戦術の確認やポジション争いが激化する。そんな時期に戦いの舞台に立てないのは、あまりに残念だ。広島が相次ぐアクシデントに襲われた。

まずは、開幕ローテ入りが有力な右腕だ。練習試合に先発する今井が球場にいない。前日24日の練習で左ひざを痛め、帰広したことが発表された。

古沢投手コーチは「間に合うと信じている」と話したが、27日に精密検査を受けるまで詳細は不明。投手陣の歯車が狂う中、さらに悪い知らせも届いた。残留組がキャンプを続ける宮崎・日南で、広瀬と梵がインフルエンザに感染。打ち上げ直前に、3選手が同時に離脱したのだ。

キャンプは、初日にルイスがインフルエンザを発症したが、その後は順調。ところが、20日にミコライオが腰痛、21日にソコロビッチが左ふくらはぎ痛を訴えたのをきっかけに、何かに取りつかれたように事故が続く。

日南では、24日の紅白戦で東出が左ひざを負傷して帰広した。本隊は沖縄に移動後、23日のオープン戦初戦を赤松が「ウイルス性いん頭炎」で欠席。25日の再検査でインフルエンザと判明し、いまだ静養中だ。1週間で7人が脱落。野村監督も苦笑いするしかない。

「インフルエンザは気をつけないといけないけど、気をつけるというのも(難しい)ねえ。若手には出場機会が増えるし、チャンスと思ってアピールしてほしい」。

前を向いたが、若手にもいつ悲劇が襲うのか。裏では、鈴木球団本部長ら幹部2人も、インフルエンザに感染。開幕まで1カ月、これで終わればいいのだが…。



挙げ句の果てには、東出君の離脱



今季絶望…広島・東出、前十字靱帯断裂 サンスポ

広島は27日、選手会長の東出輝裕内野手(32)が広島市内の病院で左膝前十字靱帯断裂と診断されたと発表した。3月14日に入院し、同18日に手術を受ける予定。実戦復帰まで8~9カ月要する見込みで、今季中の復帰は絶望となった。

2月24日に宮崎県日南市で行われたキャンプの紅白戦の走塁で本塁に突入した際、捕手を避けようとして左膝をひねった。そのまま担架で運ばれた東出は、26日に広島に戻っていた。

東出は昨季、右手中指の骨折に若手の台頭もあって91試合出場で打率2割4分7厘に終わり、今キャンプでは二塁の定位置確保を目指していた。野村監督は「本当に残念で仕方ない。シーズン中(の復帰)は難しいだろう。去年もけががあって、ことしに懸ける思いも強かったと思う」と話した。



まぁだいたいからして、フレッド・ルイスのインフルエンザも完治したのかどうか、て話。でなければ誰が持ち込んだのか。沖縄遠征組だけ、日南残留組だけ、ならまだ分からんでもないけど、一斉にってのは怪しいな。鈴木本部長が持ち込んで拡散させた、てんならまだ合点がいきますが。

そしてトドメは東出君の戦線離脱。

と言うても、やってしもうたもんは仕方ない。あれこれ言うたところで、ツバ付けてひと晩寝たら治ると言う怪我でもなし。ある種選手生命を脅かすような怪我になるかも知れんけど、そうならない為、しない為にも「実戦復帰」はまず頭から外して、治療とリハビリに専念して欲しいんだ。

しかしながら、東出君が離脱したところで、たいしてイタイと思えないのはなんでかね。

昨年までずっと3割打って、毎年のように何かタイトル争いをしてて、数年にひとつのペースで何か獲得してて、チームがずっと優勝争いをしてる、てんなら戦力の低下は否めない、かも知れない。けど実際はそうじゃない。選手会長という立場ではあるけど、チームの先頭、と言うワケでもない。

その上。今年は明らかに立場が違う。菊池涼介やら安部友裕の台頭、どころかポジション争いがヒートアップし、根本的に東出君が主力から一歩引いた立場に置かれているような気がする。何があったのかは知らないけど、沖縄武者修行には帯同せず、日南残留だし。

チーム首脳陣は「ベテランだからのんびり調整」などと考えているんだろうけど、ぶっちゃけ優遇されるほどの成績は残してないし、その成績はチームにも反映されていないし、そんな強いチームでもない。言わばずっと「若手」のまま歳だけ食ってるような感じ。影響力はあるんだろうけど。

けど、目障りなのでカットしましたが「チャンスと思ってアピールしてほしい」て。

相変わらず進歩がねーな。采配だけでなくコメントも。選手が出した成績を、総合的に判断してポジションを決めるのが監督の仕事だとは思うんですが。もっとも、堂林翔太をぶっ通しで使ってるところを見ると、この発言は非常に薄っぺらいモンなんだなぁ、とは思います。

練習試合とは言え実践。わざわざファイターズやベイスターズが相手してくれtるんだから(しかもファイターズはオープン戦から中一日)、思う存分、カープがすべき野球をテストしないと。ただただばっと振り回してるだけでは点は取れないんだ。

スワローズとの試合でそれが身にしみてる筈なのに、一昨日の練習試合の記事(デイリースポーツ)では「超攻撃的打線」とか何とか。まぁ、敵さんに「あろぞ」と思わせといて、いざとなったらやらない出来ない結果が出ない、野村謙二郎監督曰く「なぜ出来ない」が僕らのカープ、なんですけどね。


さて、2013年シーズンの「5.」や如何に。


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2013.02.28 / Top↑
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