えー、WBCの壮行試合の後に、録画したのを見てました。ただ、一日2試合分もテレビに齧り付いてるのはキツいので、この先はよほどのことがない限り、カープの試合を優先して行こうとは思います。


それにしても何かすごいオーダーを組んできましたな。「1番 ライト フレッド・ルイス」って。試運転的なものもあるのかも知れんけど、カープで1番打者が外国人選手ってのもこれまた新鮮。

オープン戦でどの程度あったのかは分かりませんが、公式戦に限って考えると、最後の「1番・外国人選手」のスターティングメンバーは、2002年8月23日の「1番セカンド、エディ・ディアス」以来11年半ぶり。今後の成績如何によっては「あり」かとは思います。

キャンプや紅白戦でみてましたが、こうやってじっくり見るのは初めて、ではありますが。スイングやその他を見てると、雰囲気的には何となく、アレックス・オチョアかなぁ、などと。

とにかく、長打力以前に「中打力」に欠けていたカープにとっては、頼もしい存在になるか、とは思いますが、セントラルリーグにおる以上は、しっかり守ってもらわんと困るわけでして。

守備力、特に肩に関しては「ライト・廣瀬純」と言う高水準、脚力に関しては赤松真人と言う、ある程度レベルの高い選手を見てきてるだけに、打てばいいってもんじゃない。しっかり守ってもらわないと。

日本代表の壮行試合。オーストラリア代表の守備陣はほんと、グッダグダだった。連携ミス指示ミスもあったけど、ちょっとの送球ミスが失点につながりかねない。守れた上で打ってくれる分には申し分ないんですけどね。とは言え、守備力で外国人選手を獲ってくることはまずなかろうしね。

そしてこの試合、誰を評価してあげたいって、やっぱりキャッチャーの磯村君ですよ。

キャッチャーが2人しかいてない今回の「沖縄遠征」。途中で白濱裕太に交代するかと思いきや、最後まで出ずっぱり。そしてカープ投手陣の3試合連続完封演出。磯村君の中でどんな考えがあったのかは分からんけども、バリバリのローテーションピッチャーから、由宇カープ主戦投手まで、しっかりリードしたのは、投手陣の結果と共に「キャッチャーの結果」として捉えてあげたいんだ。

一軍の日南キャンプで、なにか学ぶことがあったのかな。大竹寛やらバリントンやら前田健太やらの練習を間近に見て、思うところ、考えるところはあったんだろうな、と思います。

この先、沖縄からナゴヤドームでのオープン戦の際に、ある程度の入れ替えがあるか、とは思いますが、「第三の捕手」として生き残っていただきたい。打たんでもいい、ヒットが出んでもいい。まずキャッチャーの「結果」はリード、と思いますよ。と言う考えが野村謙二郎監督にあれば、ですが。

実績がない、のであれば作らせたらいい。オープン戦であろうが何だろうが、とにかく試合に出してやること。これおwようやく野村謙二郎監督が分かりかけた、と言えばいいのかな。

正直な話、とてもじゃないが野村謙二郎を「監督」としては認められない。これは仮に、今シーズン日本一になったとしても。もうこれは一首の「拒絶反応」に近いものがあると思います。

もう勝たんでいい、とすら思ってますが、せめて今いる選手を全員、一軍選手として使えるように、そして由宇カープを由宇カープとしてではなく、広島東洋カープの「戦力」として考えて欲しい。形はどうあれ、今いてる支配下登録選手を全員、今シーズン中に、一軍で使ってやってほしい。

由宇カープは広島東洋カープの「不用品置き場」じでは決してない。これまでの野村謙二郎監督の選手寄与を見てると、由宇カープを「ダメな奴の集まり」位にしか思ってないフシがある。

昨年、一試合も一軍で投げさせてもらえなかった永川勝浩がそのいい例ですよ。

昨シーズン後半、狂ったように今村猛をフル回転させた。勝負事に決して「タラレバ」は御法度ではあるけど、「ここで永川勝浩がいれば、横山竜士がいれば、岸本秀樹が」みたいな試合が多々あった。あと一人、あと二人ピッチャーの融通を利かせればどうにかなった試合がいくつもあるはずだ。

今村猛が「意気に感じている」みたいなコメントをブログに残してたけど「心意気」だけではペナントレースは乗り切れない。事ある毎に「総力戦」とは言うけど、それは本当に「総力を結集した戦い」ではなかった。ただただ、無意味な屍が築かれていくだけの、むなしいペナントレースだった。

そういうのを防ぐためにも、選手はどんどん使って「次、そして次の次」くらいまでを、しっかり作っておくべき。そして調子のいい選手はどんどん使うんではなく、たまには休ませて「次」の選手を使ってみるのも戦略。チームの戦い方を全選手に覚え込ますためにも、有効だとは思いますがどうでしょう。

たまに使って、自分の思い取りにならなくて「ダメ選手」のレッテルを貼って、由宇カープに押し付けてしまう。それではいつまでたってもチームに進歩がない。チーム全体の底上げなんか出来ない。

底上げと言うよりも「活性化」かな。

とにかくこれまでのカープは、何をするにしろ沈滞ムードしかなかった。ぶっちゃけマーティ・ブラウン政権から、ベンチ入りの顔ぶれが変わらなかった。選手はそのままで、いきなり監督だけ変えても、野球が変わるわけがない。3年無駄に消化して、何らかの進歩があったか、はまだ分からないけど、進歩がなければおかしいし、これ以上進歩がないのなら、身を引いていただくしかない。


これまで「野村謙二郎監督」と言う表現を常にしてきたけど、これが彼に対する最後の私の、ほんの少しだけにこされた「畏敬の念」ですよ。これがなくなったら、もうアレですよ。

とにかく、どんな形でもいいから「カープは変わった」と言うところを見せれ。選手起用だけでなく、采配からベンチ内の立ち振る舞いから全てだ。どっしり座ってるだけが監督じゃないよ。


それと、フレッド・ルイスには「日本式の始球式」をしっかり教えておくように(笑)。


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2013.02.25 / Top↑
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