勝ちましたね、堂々と。
しかしやっぱり引っかかる、試合内容。まぁ日本プロ野球界の「精鋭」を集結させているだけに、負けは許されないのも確かですが、いくら3連覇を「取りに行く」とは言え、他国から色々とマークされるのは目に見えている。その中で、圧倒的な強さを見せて勝つのは「選ばれたものの宿命」ですよ。
しかし、内容があまりよくなかったのが、まず前田健太。
マエケン、躍動感戻るも逆転3ラン被弾/WBC サンスポ
WBC日本代表壮行試合(24日、豪州3-10日本、京セラドーム)調整遅れで不安視されていた前田健太が先発。逆転3ランを浴びるなど、3回を投げ2安打3失点に終わった。
胸に手をあて、集中力を高めた。フーっと息をつくと、両手を掲げ大きく振りかぶる。侍ジャパンの背番号20のユニホームを着た前田健(広島)が初球は、141キロの直球。日本の命運を左右する先発3本柱の一角として本大会前最後の登板に臨んだ。
「最後の実戦だし、内容と結果を求めたい。コンディションはいい。ベストに近い」
宮崎での合宿中、17日の強化試合では広島の背番号18で登板した。直球は130キロ台。力感のない投球フォームで周囲を心配させた。急ピッチの仕上げによる右肩の張りを感じていたが、もう不安はなくなった。この日のフォームには躍動感が戻っていた。
「僕はあまり国際試合の経験がない。いいピッチングができれば、自信にもつながると思う」
2回まで1安打無失点に抑えたが、三回に2四球で走者をため、ヒューズに左翼席へ逆転3ランを許した。1次ラウンドの2戦目となる3月3日の中国戦(ヤフオクドーム)の先発が内定している右腕は今度こそ完全復調を目指し、中6日で本番を待つ。
躍動感・・・には程遠かったなぁ。
先週のカープとの強化試合はひどかったみたいで。実際に映像を見てないので何とも言えませんが、その片鱗「らしきもの」は見えました。エラソーに言うようでアレですが、何となく、体の開きが早いかなぁ、と。と言うよりも、右肩の様子がおかしいのを庇おうとして、無理に力を入れているような。
実際、球速もそんなに出てなかったし。球速が全てではなかろうけども、調子が上がりつつある他のカープ投手陣の、オープン戦の様子とを見比べると、このままでいいのか感が否めない。
あくまでも、ですが、ブルペンでの調子は上がってきた、とか言う記事をどっかで読みましたが、今の前田健太は、その調子をうまくマウンドに持って来れてない、ような気もします。
ある程度の期待を込めて送り出された日本代表。やらなければいけない、と言う使命感も強いとは思いますが、ちょっとムキになりすぎというか、そんな気もします。マウンド上の一挙手一投足も、何となしに落ち着きがない。ああ言う時に阿部慎之助がマウンドに行って一発小突けばいいモノを(笑)。
急ピッチで仕上げ、と言えば聞こえはよかろうけども、どっかに絶対しわ寄せは来る。「完全復調を目指し、中6日で本番を待つ。」とは言うけども、もうこれ以上上向き加減は臨めない。
ただ今日からの6日間は、対中国戦に向けて、体調を整えることだけを考えるべき。変に追い込まれたら絶対墓穴を掘る。いっその事「もうええわ」くらいの気持ちのほうがいいだろうなぁ、などと。
一発小突けば、と言えば、澤村拓一もぱっとせんかった。彼もどことなくつっ立って投げてるような感じだった。ダルビッシュ有を真似て、筋肉をつけたつもりなんだろうけど、それに頼りすぎてるような。
ダルビッシュ有のすごい所って、基本的なフォームは変えないままに体を一回り大きくしたところ。ゆえに体も丈夫になり、フォームもブレなくなった。まだ澤村拓一はそんなレベルにない、と言うかまた別の次元にいると思う。今シーズンは大卒3年目だから、確固たるモノを身につけたいんだろうけど、澤村拓一の場合はそれが「筋肉」ではないはず、だとは思いますよ。
それにしても、今回の日本代表で戦力面でも(もしくは営業面でも)「主戦」にならなければいけない「88年組」が、揃いも揃って不調、ってのは一体どうした事なんだろう。
ぶっちゃけ3人とも「国際舞台童貞」みたいなもの。調整方法もよく分かってないだろうし、ましてやワールド・ベースボール・クラシックは、ペナントレース前に行われるもの。強化試合や壮行試合もあるし、ただ単に、これまでやって来た事を前倒しすればいい、ってものじゃない。
これまた今更感ありありですが、今回の日本代表の最初の33人は、昨年行われたキューバ代表との試合で召集されたメンバーから選出するべきだった。と言うか、翌年にワールド・ベースボール・クラシックがある事が分かってるんだから、それを見越して選手を招集するべきだったんでは。
その中には当然、あの時点では満足に投げれなかった杉内俊哉もいる。けど、国際経験のある選手をひとり、入れておくだけでも、試合までのトレーニングの仕方などなど、周りの選手が学ぶべきこともあろう。言わば「選手の中のコーチ」みたいな存在ですよ。
前田健太や田中将大が、どうやってここまでの調整法を作り上げたのかは分からんけど、あまりにも急場凌ぎすぎるように見える。満足に出来上がってないせいかも知れんけど、どこか焦ってる。
この際思い切って、能見篤史なり杉内俊哉を先発に持ってくるのもアリ、なんじゃないかな。
まだ涌井秀章も投げてない、大隣憲司も登板していない、この先の投手起用プランが未だに見えてこない日本代表、ではありますが、まずは88年組の3人は「一歩後退」かななどと思います。
打線が10点取ったワッショイワッショイ、はまぁええこと、ではありますが、1点が致命傷になりかねないたb機決戦。大きなお世話ではありますが、ピッチャーがしっかりしないと。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
しかしやっぱり引っかかる、試合内容。まぁ日本プロ野球界の「精鋭」を集結させているだけに、負けは許されないのも確かですが、いくら3連覇を「取りに行く」とは言え、他国から色々とマークされるのは目に見えている。その中で、圧倒的な強さを見せて勝つのは「選ばれたものの宿命」ですよ。
しかし、内容があまりよくなかったのが、まず前田健太。
マエケン、躍動感戻るも逆転3ラン被弾/WBC サンスポ
WBC日本代表壮行試合(24日、豪州3-10日本、京セラドーム)調整遅れで不安視されていた前田健太が先発。逆転3ランを浴びるなど、3回を投げ2安打3失点に終わった。
胸に手をあて、集中力を高めた。フーっと息をつくと、両手を掲げ大きく振りかぶる。侍ジャパンの背番号20のユニホームを着た前田健(広島)が初球は、141キロの直球。日本の命運を左右する先発3本柱の一角として本大会前最後の登板に臨んだ。
「最後の実戦だし、内容と結果を求めたい。コンディションはいい。ベストに近い」
宮崎での合宿中、17日の強化試合では広島の背番号18で登板した。直球は130キロ台。力感のない投球フォームで周囲を心配させた。急ピッチの仕上げによる右肩の張りを感じていたが、もう不安はなくなった。この日のフォームには躍動感が戻っていた。
「僕はあまり国際試合の経験がない。いいピッチングができれば、自信にもつながると思う」
2回まで1安打無失点に抑えたが、三回に2四球で走者をため、ヒューズに左翼席へ逆転3ランを許した。1次ラウンドの2戦目となる3月3日の中国戦(ヤフオクドーム)の先発が内定している右腕は今度こそ完全復調を目指し、中6日で本番を待つ。
躍動感・・・には程遠かったなぁ。
先週のカープとの強化試合はひどかったみたいで。実際に映像を見てないので何とも言えませんが、その片鱗「らしきもの」は見えました。エラソーに言うようでアレですが、何となく、体の開きが早いかなぁ、と。と言うよりも、右肩の様子がおかしいのを庇おうとして、無理に力を入れているような。
実際、球速もそんなに出てなかったし。球速が全てではなかろうけども、調子が上がりつつある他のカープ投手陣の、オープン戦の様子とを見比べると、このままでいいのか感が否めない。
あくまでも、ですが、ブルペンでの調子は上がってきた、とか言う記事をどっかで読みましたが、今の前田健太は、その調子をうまくマウンドに持って来れてない、ような気もします。
ある程度の期待を込めて送り出された日本代表。やらなければいけない、と言う使命感も強いとは思いますが、ちょっとムキになりすぎというか、そんな気もします。マウンド上の一挙手一投足も、何となしに落ち着きがない。ああ言う時に阿部慎之助がマウンドに行って一発小突けばいいモノを(笑)。
急ピッチで仕上げ、と言えば聞こえはよかろうけども、どっかに絶対しわ寄せは来る。「完全復調を目指し、中6日で本番を待つ。」とは言うけども、もうこれ以上上向き加減は臨めない。
ただ今日からの6日間は、対中国戦に向けて、体調を整えることだけを考えるべき。変に追い込まれたら絶対墓穴を掘る。いっその事「もうええわ」くらいの気持ちのほうがいいだろうなぁ、などと。
一発小突けば、と言えば、澤村拓一もぱっとせんかった。彼もどことなくつっ立って投げてるような感じだった。ダルビッシュ有を真似て、筋肉をつけたつもりなんだろうけど、それに頼りすぎてるような。
ダルビッシュ有のすごい所って、基本的なフォームは変えないままに体を一回り大きくしたところ。ゆえに体も丈夫になり、フォームもブレなくなった。まだ澤村拓一はそんなレベルにない、と言うかまた別の次元にいると思う。今シーズンは大卒3年目だから、確固たるモノを身につけたいんだろうけど、澤村拓一の場合はそれが「筋肉」ではないはず、だとは思いますよ。
それにしても、今回の日本代表で戦力面でも(もしくは営業面でも)「主戦」にならなければいけない「88年組」が、揃いも揃って不調、ってのは一体どうした事なんだろう。
ぶっちゃけ3人とも「国際舞台童貞」みたいなもの。調整方法もよく分かってないだろうし、ましてやワールド・ベースボール・クラシックは、ペナントレース前に行われるもの。強化試合や壮行試合もあるし、ただ単に、これまでやって来た事を前倒しすればいい、ってものじゃない。
これまた今更感ありありですが、今回の日本代表の最初の33人は、昨年行われたキューバ代表との試合で召集されたメンバーから選出するべきだった。と言うか、翌年にワールド・ベースボール・クラシックがある事が分かってるんだから、それを見越して選手を招集するべきだったんでは。
その中には当然、あの時点では満足に投げれなかった杉内俊哉もいる。けど、国際経験のある選手をひとり、入れておくだけでも、試合までのトレーニングの仕方などなど、周りの選手が学ぶべきこともあろう。言わば「選手の中のコーチ」みたいな存在ですよ。
前田健太や田中将大が、どうやってここまでの調整法を作り上げたのかは分からんけど、あまりにも急場凌ぎすぎるように見える。満足に出来上がってないせいかも知れんけど、どこか焦ってる。
この際思い切って、能見篤史なり杉内俊哉を先発に持ってくるのもアリ、なんじゃないかな。
まだ涌井秀章も投げてない、大隣憲司も登板していない、この先の投手起用プランが未だに見えてこない日本代表、ではありますが、まずは88年組の3人は「一歩後退」かななどと思います。
打線が10点取ったワッショイワッショイ、はまぁええこと、ではありますが、1点が致命傷になりかねないたb機決戦。大きなお世話ではありますが、ピッチャーがしっかりしないと。
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2013.02.25 / Top↑
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