何かもう、ひどい試合でしたな。勝つには勝ったんですがね。
前半戦のやたらめったら重苦しいムードってのは何だかな。点が入らないどころかヒットすら出る気配がない。17日の対カープ戦、3回裏に鳥谷が放ったレフト前ヒット(打たれたピッチャーはこれまた日本代表の今村猛)以来、松田宣浩のヒットが何と「38人ぶり」と言う体たらく。なんだこれ。
そこまでエラーだフォアボールだでランナーは出てるんだけど、ランナーを活かす術をベンチが残念ながら知らなさすぎる。スモールベースボールだなんだとか言うてたのはどこに行ったのか。
もっとも、小ワザの利く選手が井端弘和くらいしかおらんとは言え、進塁打(らしきもの)を打てる選手が他に居てるかどうかが問題。結果的に進塁打、みたいなのは結構ありますけどね。
一体何を思って代表選手を33人から28人に絞るという段階を踏んだのか分からんけど、過去の実績やら、昨年の成績だけで代表を選考しすぎたんじゃないか。だから浅尾拓也みたいな、代表で1球も投げないままに代表落選、みたいな事例が起こるんですよ。
本当に「今強い選手」を選出するんなら、規模はかなり大きくなりますが、12球団全選手を、ワールド・ベースボール・クラシックに向けて調整させて(新入団選手を除く)、2月1日以降にそれこそ「代表選出先行試合」を何試合かやって、くらいやってもいいんじゃないか。
過去に成績を残した選手を選んだところで、「今年もやってくれる」とは限らない。逆に、昨年はパットせんかったけど、今年は伸びてくるであろう、成長過程の選手が出てくるかも知れない。カープで言えば鈴木将光みたいなのがポッと出てくるかも知れない。
ドラゴンズの高木守道監督が言うてたけど、いきなり28人にして、「サブ」を決めておくのも手だったかと思う。残念ながら今のところ「予備召集」みたいな話は聞こえてこない。来週から本大会は始まる。心構えが出来ぬままに、急に呼ばれた「としても」果たして戦力になるかどうか、問題ですよ。
まぁ今更こんな話を出したところで、決まったもんは変わらんだろうし、まだワールド・ベースボール・クラシック自体が「第3回」だから、まだまだ手探りの状態なのは理解出来ます。ただ、代表選手の先行の仕方、これは今後の大きな課題として残るだろうな。
それに、よく「前回のワールド・ベースボール・クラシックでは云々」みたいな話になるけど、杉内俊哉みたいなのはホント稀有な例であって、ここ数年、絶対的な数字を常に残してる選手ってのは、今の日本国内には残念ながらいてない。みなアメリカに行って知らんぷりを決め込んでる。
彼らを見返すために、今の代表選手には頑張って欲しいところはある。しかしながら今の試合の進め方を見る限りは、監督が監督だから、かも知れんけど明らかに「一発勝負」に出てるとしか見えない。
実際昨日の試合は思わぬ選手(代表選手なので決して「伏兵」ではありません)の一発で勝つことには勝った。しかし、ペナントレースではそれでいいかも知れんけど、1点を確実に取りに行く野球をせん限り、一発勝負のトーナメント人は勝ち上がれない。
あと、ピッチャー。
相変わらず解説の工藤公康はじめ放送席は「ボールが滑る」みたいな話をしてた。挙げ句には「ワールド・ベースボール・クラシック仕様にしたマウンドが合わない」とまで言うてた。この話が出たのは試合の前半、まだ田中将大が投げてた頃の話。ボールの話はもう少し後だったかな。
今になって何を泣き言を言うてるのかね。リリーフで投げた杉内俊哉、能見篤史、牧田和久はしっかり投げてただろうが。フィットしてるかどうか、と言う問題もあろうけど、なんとなく不満げに投げてた田中将大とは、ピッチング内容も、マウンドさばきも明らかに違ってた。
そして「ワールド・ベースボール・クラシック仕様」のマウンドにもケチつけるって。
もう畜生の極みだわな。京セラドームのマウンド、そらぁ全面人工芝で、いわゆる土の部分はほんの少しだけど、そのほんの少しの土の部分も、わざわざグラウンドキーパーの方が念入りに、決勝戦の行われる「AT&Tパーク」と同じ仕様のマウンドに作り替えてくれたんだ。
選手があれこれ言うたわけじゃないけど、放送席がそんなことを言うてしもうていいんかね。
まぁそこまで田中将大がひどかったんではありますが、この先山本浩二監督がどんな選手起用を考えているのかは知らんし、他の選手の調子次第だとは思うし、それこそスポンサーへの顔向けの問題もあろうけど、いっその事、リリーフとは言え2試合連続でしっかり結果を残した杉内俊哉、能見篤史を先発陣の軸に据えたほうがいいんじゃなかろうか、とも思いますよ。
京セラドーム大阪の外野フェンスにも書いてありましたやん。「能美防災」て(笑)。
それと、いろいろ抑え候補はいると思いますが、個人的には是非牧田和久を推してみたいです。
どこの代表チームでもぶっちゃけ、今日の試合はスコアラーやコーチが見に来てたとは思います。来場戦でも、今日の試合の映像がチームに送られることもあろうかと思いますが、初見であのアンダースローを攻略できるかどうか。マウンド上で色んな事をやってきますからね。
山崎武司をブチギレさせたアンダースロー。おいそれと打てるもんじゃないと思いますがどうでしょう。
しかし、ジャスティン・ヒューバーさん(元広島東洋カープ)や、クリス・オクスプリング(元阪神タイガース)が元気そうでよかったです。日本で成績が上がらんかった外国人選手が、こうやって野球を続けてること、そして国の代表として再び来日することが、なんとなく嬉しいです。
応援歌は覚えんままでしたが(笑)。
さて、来週はもう第一戦ですか。大丈夫なんかなぁ。
打てそうにないWBC日本代表も、相川亮二のヒーローインタビューを半ばぶった切って放送を終わらせた挙げ句、放送事故を起こしてしまった大阪ABC朝日放送も大問題、でございます。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
前半戦のやたらめったら重苦しいムードってのは何だかな。点が入らないどころかヒットすら出る気配がない。17日の対カープ戦、3回裏に鳥谷が放ったレフト前ヒット(打たれたピッチャーはこれまた日本代表の今村猛)以来、松田宣浩のヒットが何と「38人ぶり」と言う体たらく。なんだこれ。
そこまでエラーだフォアボールだでランナーは出てるんだけど、ランナーを活かす術をベンチが残念ながら知らなさすぎる。スモールベースボールだなんだとか言うてたのはどこに行ったのか。
もっとも、小ワザの利く選手が井端弘和くらいしかおらんとは言え、進塁打(らしきもの)を打てる選手が他に居てるかどうかが問題。結果的に進塁打、みたいなのは結構ありますけどね。
一体何を思って代表選手を33人から28人に絞るという段階を踏んだのか分からんけど、過去の実績やら、昨年の成績だけで代表を選考しすぎたんじゃないか。だから浅尾拓也みたいな、代表で1球も投げないままに代表落選、みたいな事例が起こるんですよ。
本当に「今強い選手」を選出するんなら、規模はかなり大きくなりますが、12球団全選手を、ワールド・ベースボール・クラシックに向けて調整させて(新入団選手を除く)、2月1日以降にそれこそ「代表選出先行試合」を何試合かやって、くらいやってもいいんじゃないか。
過去に成績を残した選手を選んだところで、「今年もやってくれる」とは限らない。逆に、昨年はパットせんかったけど、今年は伸びてくるであろう、成長過程の選手が出てくるかも知れない。カープで言えば鈴木将光みたいなのがポッと出てくるかも知れない。
ドラゴンズの高木守道監督が言うてたけど、いきなり28人にして、「サブ」を決めておくのも手だったかと思う。残念ながら今のところ「予備召集」みたいな話は聞こえてこない。来週から本大会は始まる。心構えが出来ぬままに、急に呼ばれた「としても」果たして戦力になるかどうか、問題ですよ。
まぁ今更こんな話を出したところで、決まったもんは変わらんだろうし、まだワールド・ベースボール・クラシック自体が「第3回」だから、まだまだ手探りの状態なのは理解出来ます。ただ、代表選手の先行の仕方、これは今後の大きな課題として残るだろうな。
それに、よく「前回のワールド・ベースボール・クラシックでは云々」みたいな話になるけど、杉内俊哉みたいなのはホント稀有な例であって、ここ数年、絶対的な数字を常に残してる選手ってのは、今の日本国内には残念ながらいてない。みなアメリカに行って知らんぷりを決め込んでる。
彼らを見返すために、今の代表選手には頑張って欲しいところはある。しかしながら今の試合の進め方を見る限りは、監督が監督だから、かも知れんけど明らかに「一発勝負」に出てるとしか見えない。
実際昨日の試合は思わぬ選手(代表選手なので決して「伏兵」ではありません)の一発で勝つことには勝った。しかし、ペナントレースではそれでいいかも知れんけど、1点を確実に取りに行く野球をせん限り、一発勝負のトーナメント人は勝ち上がれない。
あと、ピッチャー。
相変わらず解説の工藤公康はじめ放送席は「ボールが滑る」みたいな話をしてた。挙げ句には「ワールド・ベースボール・クラシック仕様にしたマウンドが合わない」とまで言うてた。この話が出たのは試合の前半、まだ田中将大が投げてた頃の話。ボールの話はもう少し後だったかな。
今になって何を泣き言を言うてるのかね。リリーフで投げた杉内俊哉、能見篤史、牧田和久はしっかり投げてただろうが。フィットしてるかどうか、と言う問題もあろうけど、なんとなく不満げに投げてた田中将大とは、ピッチング内容も、マウンドさばきも明らかに違ってた。
そして「ワールド・ベースボール・クラシック仕様」のマウンドにもケチつけるって。
もう畜生の極みだわな。京セラドームのマウンド、そらぁ全面人工芝で、いわゆる土の部分はほんの少しだけど、そのほんの少しの土の部分も、わざわざグラウンドキーパーの方が念入りに、決勝戦の行われる「AT&Tパーク」と同じ仕様のマウンドに作り替えてくれたんだ。
選手があれこれ言うたわけじゃないけど、放送席がそんなことを言うてしもうていいんかね。
まぁそこまで田中将大がひどかったんではありますが、この先山本浩二監督がどんな選手起用を考えているのかは知らんし、他の選手の調子次第だとは思うし、それこそスポンサーへの顔向けの問題もあろうけど、いっその事、リリーフとは言え2試合連続でしっかり結果を残した杉内俊哉、能見篤史を先発陣の軸に据えたほうがいいんじゃなかろうか、とも思いますよ。
京セラドーム大阪の外野フェンスにも書いてありましたやん。「能美防災」て(笑)。
それと、いろいろ抑え候補はいると思いますが、個人的には是非牧田和久を推してみたいです。
どこの代表チームでもぶっちゃけ、今日の試合はスコアラーやコーチが見に来てたとは思います。来場戦でも、今日の試合の映像がチームに送られることもあろうかと思いますが、初見であのアンダースローを攻略できるかどうか。マウンド上で色んな事をやってきますからね。
山崎武司をブチギレさせたアンダースロー。おいそれと打てるもんじゃないと思いますがどうでしょう。
しかし、ジャスティン・ヒューバーさん(元広島東洋カープ)や、クリス・オクスプリング(元阪神タイガース)が元気そうでよかったです。日本で成績が上がらんかった外国人選手が、こうやって野球を続けてること、そして国の代表として再び来日することが、なんとなく嬉しいです。
応援歌は覚えんままでしたが(笑)。
さて、来週はもう第一戦ですか。大丈夫なんかなぁ。
打てそうにないWBC日本代表も、相川亮二のヒーローインタビューを半ばぶった切って放送を終わらせた挙げ句、放送事故を起こしてしまった大阪ABC朝日放送も大問題、でございます。
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2013.02.24 / Top↑
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