春季キャンプと言うのは、全選手が同じ場所に一堂に会して、一定期間ひとつ屋根の下、練習を共にすることによって、お互いの技術の向上とともに「チームワーク」を養う機会、だとも思います。
ましてや今年の広島東洋カープの春季キャンプは、沖縄市野球場が改装のため使用出来ず、一軍・二軍ともに日南市できゃんぷを行っています。ゆえに、選手だけでなく裏方さんも全員集合します。
左から、背番号101/山下直明、背番号102/豊田光、背番号103(今シーズン111から変更)/林昌樹、背番号104/高橋英樹
マツダスタジアムの開門時間が早くなったとはいうものの、間近でその「仕事ぶり」を目のあたりにすることもあまりない、打撃投手やブルペン捕手のみなさん。さらには、選手はテレビ中継等を通じて観る事は出来ますが、裏方さんの仕事っぷりってのは、遠くでは見る機会もありません。

(左から、背番号105/平野隆 背番号106/玉山健太、背番号107/芦沢公一(のはず)、今シーズンから新加入した背番号108/相澤寿聡)
ただ、私は広島東洋カープのユニフォームを着てグラウンドに立っている人、ユニフォームを着ていないながらも、は、立場はどうあれ「プロ野球チーム・広島東洋カープ」の一員と考えてます。
勝手な想像でもあり、考えすぎ、かも知れませんが、投げることにこだわりを持っているのなら、まだどこかで「野球に関わりたい。グラウンドに立ちたい」と言う考えがあるのなら、そして球団から「やってみるか」と言われたら、やってみるべきポジションでもある、と思います。
中には「プロ野球選手の経験がない」方もおられます。ただ、体が丈夫なら一度就けば何年でも出来る仕事かな、とも思ったりします。ただしほぼ毎日登板、球数も尋常じゃない、と言う過酷なポジションゆえ「体が丈夫」だけでは務まらないポジションであるというのは百も承知、ではあります。
先にアップロードした、前田智徳のフリーバッティング映像。投げているのは林昌樹打撃投手ですが、おおよそ13分半の間に、前田智徳が鬱歌内にかかわらず、約80球のピッチング。
80球と言えば、先発ピッチャーが5~6イニングで投げる数。それをボールの質が違うとは言え、15分足らずで投げきってしまうのには、それなりの肩の強さとスタミナが要求されるかと思われます。
やっている事も、現役選手よりも要求されるものは高いかも知れません。
山下直明投手(投げる人なので投手)のブログのトップ画像にもありますが「打たれてナンボの打撃投手」。バッターに気持ちよく試合に臨んでもらう為に、気分よく打ってもらうこともあると思います。
ただ、気持ちよく打たれる為に、求められるコントロールもああれば、苦手を克服するために求められるコントロールもある。阪神タイガースにフリーエージェント移籍した金本知憲が、当時カープで打撃投手をやってた、左腕の多田昌弘投手を「同伴」させたのは有名な話。
左バッターの金本知憲が、左腕の多田昌弘投手を「指名」したのは、左対左の苦手意識を克服するためのもの目立たない存在とは言え、役割は非常位重要です。やたらめったら、相手チーム先発が左と知ると、右バッターを並べてご満悦の野村謙二郎監督にはこの意味が理解出来るでしょうかね。
得意であろうが苦手であろうが、バッターが打ちたいところ、要求したところに寸分違わず投げなければいけない、それを考えると、現役ピッチャーよりもさらに精度の高いコントロールを要求されるポジションかも知れません。ゆえに、やり甲斐があったりするのかも。
カープで23年間打撃投手を務めた、打撃投手の佐藤玖光さんが、1995年にセントラルリーグから特別表彰された話を、カープファンに「改心」しだした頃に「へぇー」と思ってました。
諸般の事情で、心残りがありつつも、プロ野球界を去ってしまう「人」が多い中、それこそ打撃投手でチームに「残留」出来ることも、考えようによっては幸せなことなのかも知れません。
けっして、陽のあたるポジションじゃないかも知れない。けど彼らも、チームのために日々、身を粉にして投げているはず。もっとスポットライトが当たってもいいはずだ、と思っています。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
ましてや今年の広島東洋カープの春季キャンプは、沖縄市野球場が改装のため使用出来ず、一軍・二軍ともに日南市できゃんぷを行っています。ゆえに、選手だけでなく裏方さんも全員集合します。




左から、背番号101/山下直明、背番号102/豊田光、背番号103(今シーズン111から変更)/林昌樹、背番号104/高橋英樹
マツダスタジアムの開門時間が早くなったとはいうものの、間近でその「仕事ぶり」を目のあたりにすることもあまりない、打撃投手やブルペン捕手のみなさん。さらには、選手はテレビ中継等を通じて観る事は出来ますが、裏方さんの仕事っぷりってのは、遠くでは見る機会もありません。




(左から、背番号105/平野隆 背番号106/玉山健太、背番号107/芦沢公一(のはず)、今シーズンから新加入した背番号108/相澤寿聡)
ただ、私は広島東洋カープのユニフォームを着てグラウンドに立っている人、ユニフォームを着ていないながらも、は、立場はどうあれ「プロ野球チーム・広島東洋カープ」の一員と考えてます。
勝手な想像でもあり、考えすぎ、かも知れませんが、投げることにこだわりを持っているのなら、まだどこかで「野球に関わりたい。グラウンドに立ちたい」と言う考えがあるのなら、そして球団から「やってみるか」と言われたら、やってみるべきポジションでもある、と思います。
中には「プロ野球選手の経験がない」方もおられます。ただ、体が丈夫なら一度就けば何年でも出来る仕事かな、とも思ったりします。ただしほぼ毎日登板、球数も尋常じゃない、と言う過酷なポジションゆえ「体が丈夫」だけでは務まらないポジションであるというのは百も承知、ではあります。
先にアップロードした、前田智徳のフリーバッティング映像。投げているのは林昌樹打撃投手ですが、おおよそ13分半の間に、前田智徳が鬱歌内にかかわらず、約80球のピッチング。
80球と言えば、先発ピッチャーが5~6イニングで投げる数。それをボールの質が違うとは言え、15分足らずで投げきってしまうのには、それなりの肩の強さとスタミナが要求されるかと思われます。
やっている事も、現役選手よりも要求されるものは高いかも知れません。
山下直明投手(投げる人なので投手)のブログのトップ画像にもありますが「打たれてナンボの打撃投手」。バッターに気持ちよく試合に臨んでもらう為に、気分よく打ってもらうこともあると思います。
ただ、気持ちよく打たれる為に、求められるコントロールもああれば、苦手を克服するために求められるコントロールもある。阪神タイガースにフリーエージェント移籍した金本知憲が、当時カープで打撃投手をやってた、左腕の多田昌弘投手を「同伴」させたのは有名な話。
左バッターの金本知憲が、左腕の多田昌弘投手を「指名」したのは、左対左の苦手意識を克服するためのもの目立たない存在とは言え、役割は非常位重要です。やたらめったら、相手チーム先発が左と知ると、右バッターを並べてご満悦の野村謙二郎監督にはこの意味が理解出来るでしょうかね。
得意であろうが苦手であろうが、バッターが打ちたいところ、要求したところに寸分違わず投げなければいけない、それを考えると、現役ピッチャーよりもさらに精度の高いコントロールを要求されるポジションかも知れません。ゆえに、やり甲斐があったりするのかも。
カープで23年間打撃投手を務めた、打撃投手の佐藤玖光さんが、1995年にセントラルリーグから特別表彰された話を、カープファンに「改心」しだした頃に「へぇー」と思ってました。
諸般の事情で、心残りがありつつも、プロ野球界を去ってしまう「人」が多い中、それこそ打撃投手でチームに「残留」出来ることも、考えようによっては幸せなことなのかも知れません。
けっして、陽のあたるポジションじゃないかも知れない。けど彼らも、チームのために日々、身を粉にして投げているはず。もっとスポットライトが当たってもいいはずだ、と思っています。
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2013.02.20 / Top↑
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