アマ野球審判員のライセンス制度導入へ 時事ドットコム

日本アマチュア野球規則委員会は6日、都内で総会を開き、審判員のライセンス制度を2015年から導入することを決めた。高校野球の全国選手権と選抜大会は、日本高校野球連盟が制度に慎重姿勢を示したため、当面対象外となる。

ライセンスは国際資格にあたるS級と、1~3級の4段階で構成。1級以上で社会人の都市対抗大会など全国大会の審判が可能となる。制度導入後、審判員は講習を受けてまず3級の資格を取得。その後3年経過した上で、試験に合格すれば昇格できる。

制度開始までは、各都道府県の審判員組織が来年6月末までに現役の審判に1~3級の資格を与える。大学や社会人など各団体の垣根を越えて審判員を融通しやすくするとともに、若い審判員に全国大会の主審などを務める機会を増やすことが狙い。



プロにせよアマチュアにせよ、野球の審判にライセンスがないのは知ってました。

ようやく社会人野球以下のアマチュア野球に導入の動きが出てきましたが。

日本高野連が導入に慎重的なのは何ででしょう。

高校野球の審判は「ボランティア」で成り立っていると聞きます。ただ、そのボランティア審判であれ、ルールはすべて把握しておかんとならんし、各抗議への対処も迅速に行わなければいけない。

ましてや、夏の甲子園大会の予選なんか、それこそ高校生活の全てをかけて試合に臨む生徒さんがいるのに、やっている審判はボランティアってのはちょっと選手がかわいそう、rという気もします。

そもそも、審判員になるのに、日本国内で確固たる養成機関がないのもおかしな話。NPBの審判でも、わざわざアメリカまで行って講義を受けてるのが現状。しかもこの「学校」てのが、○年単位のものではなく○か月単位のものであること。ほとんど「予備校」のノリ。

もちろんそれまでに、ルール等の「予習」は必要かと思われます。また実際にグラウンドで行われるフィールドトレーニングは外でしか出来ませんが、「養成機関」としてはあまりにも不足と言えば不足してます。養成機関が少なければ「なり手」も少なくなるのは当たり前のことでありまして。

なんぼ「若い人」を獲得したいと思っても、養成機関がろくすっぽない、「プロ審判」になろうと思っても、最終的にはアメリカに行かんとならん、では、そらぁ目標にすらなりませんよ。

もっとも、プロ野球の審判はもっと厳しいですが。




ご存知かとは思われますが、両方共「同じ主審」です。暴言で退場は1万歩譲ってまぁしゃあないにしても「ファウルの判定を、抗議で覆してしまう」ってのはどうなんかね。こんなんじゃ試合にならんし、もっと毅然とした態度で臨んでいただきたい。

その前に、ボールがレガースに当たった音なのか、バットに当たった音なのか、聞き分けるくらい出来んかね。カメラ構えてたあの位置(バックネット裏最上段)でもわかりましたよ。これはどう考えてもフィールドワークの問題じゃない。野球の審判云々以前の、聞き分ける力の問題ですよ。

それと、アマチュア野球であれプロ野球であれ、審判員の待遇はよくせんと。あまりいい話は聞きませんからね。やっぱり「試合を仕切る」以上は権威云々とは別に、もっと待遇がよくならないと。

ウエスタンリーグの試合とかになるとよく「審判3人」と言う事もあります。もっと酷い事になったら、試合中に割と手が空いてる「球団職員」が手伝っていることもあります。生活の掛かってるプロ野球ですらそんな状況があるんだから、アマチュアはもっときついのかも知れません。

ただ、アマチュアがしっかりしてくれると、プロもしっかりせざるを得ません。最高峰を謳っているのであれば、NPBも何かしらの手は打つべきですよ、と言うか打たないとダメですよ。アマチュアだからプロだからと、ルールが大きく変わるわけではないですからね。


まずはアレですよ。

ストライクやアウトなら、しっかり右手を上げるところから。セーフならしっかり両手を広げるところから。遠くから見てもはっきり「ストライク・ボール、アウト・セーフ」が分かるようにしていただかないと。プロだから敷田直人審判みたいなのがいてもいいかとは思いますが。

でないと、いずれはアマチュア野球出身審判員に追い抜かれますよ。


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2013.02.09 / Top↑
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