いわゆる「勝ち試合の最後に投げるピッチャー」を形容する単語は多々あると思いますが、相変わらずどれが一番ふさわしいのかは分かりません。まぁ場面場面によって違うとは思いますが。

野村謙二郎監督は今村猛にどれを期待しているんでしょうか。



今季の抑えは今村 野村監督が構想 中国新聞

広島の野村監督は21日、今季の抑えに今村を起用する構想を明かした。「一番後ろを任せたいと考えている。そのためにもワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に入り、経験を積んでほしい」と期待を寄せた。

昨季途中から抑えを務めたミコライオは体調不良などで登板回避が多かった。6人の外国人に関しては「打線の厚みを増したい」と野手起用を優先する方針もあり、昨季チーム最多の69試合に登板し、2勝2敗4セーブ、防御率1.89の今村をストッパーに転向させる案が浮上した。

指揮官は「今村は2イニングいけるのも大きい。七、八回は福井や横山、永川たちに頑張ってもらいたい」と話した。



この記事を読む限り「勝ち試合の9回に投げるピッチャー」と言う事になりますが、だからと言って「抑え」にはならない。何をもってして「抑え」と言うのかな。

いつから「勝ち試合の9回イコール抑えピッチャー」と言う考えになったのか。9回表・裏をいきなりピンチで迎えるわけでもなく、点差が開いておるんであれば、別に今村猛が投げる必要もない。

よく、リリーフピッチャーのリレーで「最終的に」クローザーがマウンドに上がることがありますが、あれもよく分からんのですよ。6回に競った展開になってても、7、8回で点差が開く、もしくは突き放される事もあるかも知れない。その辺の「ブルペンワーク」は、監督・コーチの腕の見せ所ですよ。

だいだい、野村謙二郎監督の頭の中ってのは、これこれこうこうと順番を決めておいて、ちょっとでも狂ったら「選手が悪い」と言わんばかりのコメとしか残さない。ただでさえ、よその球団よりベンチ入りするピッチャーが少ないのに、勝手に「層の薄さ」を嘆いてる、ようにしか見えないんだ。

言い換えれば「あらゆる場面」を想定してないし、考えつくだけの全ての手を、今ベンチ入りしているピッチャーを効率よく使おうと言う姿勢が見えなかったんだ。

「抑え」それこそ「ストッパー」と言うのであれば、それこそ絶体絶命のピンチの場面にだけ出せばいい。ただ、ダラダラと毎日毎日9回だけ投げて、セーブだけ重ねさすんならやめたほうがいい。

かつて横浜ベイスターズの佐々木主浩が、そうやってセーブ数を重ねていってたけど、傍から見る限りはちょっと異様に思えたもんですよ。もっと言えば、記録ってそんな簡単に重ねて言っていいもんなのかな、とも。そらぁ毎日投げるために、それなりの準備をしてるんだろうけど、明らかに「佐々木でのうてもいいじゃろ」みたいな試合もあったし。

選手にとって、表に出る数字ってのは後世にも残るものだし、励みにもなろうけど「印象に残ったシーンは?」と問われて、パッと出てこないのも事実。それこそ「江夏の21球」みたいな、強烈なエピソードがあれば、とは思いますが、それ以上に「江夏の21球」が強烈すぎるのか。

「抑え」イコール9回ではないですよねやっぱり。「ここで頼む!」みたいな場面で出てきてほしいな。

その為には「9回限定」は難しかろうし、回跨ぎなんかもってのほか、野村謙二郎監督の頭の中がどうなってるのか、イメージ的に誰を模してるのかは分からんけど、9回に投げるピッチャーは決して「抑え」じゃない。ただの「クローザー」ですよ。

試合終盤のピンチで銅板させる「抑え」なら、確実にもう一人、用意しておいたほうがいい。毎日毎日投げさせるわけには行かんし。「お前がやれ」と指名するのもええけど「その裏」は絶対に用意しておくべき。カープはこれまで、ピッチャーにしてもバッターにしても、「その次」を用意してなかったからいろんな面でダメになったんであって。その為の「支配下登録70人」なのであって。

ひとつダメになったらもう全部ダメ、みたいなシーズンはもう見とうない。ひとつ相手に覚えられたらもうお手上げ、みたいなシーズンばっかりなんだ。ひとつ何か決めたのであれば、そこにプラスアルファ、プラスアルファでチームは強くなっていくもんなんだし、そうやって成長するもんだ。

野村謙二郎政権1年目で「機動力野球標榜し、出来たけど継続せなんだ。昨シーズン、数字的には投手力は上がったけど、困ったことに投手コーチを交代させてしまった。これで「継続」出来るか。

そもそも「2イニングいけるのも大きい」とは言うけど「おまえが行かせたんだろーが!」とは思いますが。行ける人はおったにもかかわらず。この辺りの「選手運用」をしっかり見直さん限り、昨年と同じように失速して、優勝争いなんか出来んようになる。

繰り返しになるけど、固定することはいいことですよ。ただ、それも休ませながら使わないと。昨シーズンは数字を残した、とは言えまだ今シーズン4年目だ。潰すわけには行かない。野村謙二郎監督は辞任したら終わり、だけど、今村猛も終わらせてはならん。選手はカープの宝だよ。


――――とまぁ、毎度お馴染みわけの分からぬ文章になってしまったことを御容赦下さい。


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2013.01.23 / Top↑
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