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昨年元旦の中国新聞別刷には、カープ・野村謙二郎監督と、サンフレッチェ広島・森保一監督の対談が掲載さされていました。結果昨年は、サンフレッチェ広島に大きく水をあけられた格好、ですが。

その影響か知りませんが、紙面には森保一監督の姿はありましたが、野村謙二郎監督の姿は無し。その代わり、と言っては何ですが、別刷の2~3面には、こんな対談が掲載されていました。



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3面;内田順三由宇カープ監督2面:新井宏昌打撃コーチ

赤ヘル打線再生へ。球界を代表する2人の打撃指導者が今、タッグを組む。

セ・リーグ一筋30年。内田順三2軍監督は広島時代に、正田耕三、江藤智、前田智徳、巨人時代には松井秀喜、阿部慎之助ら数多くの名打者を育て上げた。今季から加入した新井宏昌1軍コーチは、オリックス時代にイチロー、ダイエー(現ソフトバンク)時代に井口資仁と、後のメジャーリーガーの指導に携わった経歴の持ち主。今季、初めてせ・リーグの野球に挑む。

特大本塁打を放つ豪快な打撃で怪童と呼ばれた「中西太」を師と仰ぐ2人が描く貧打解消の道筋とは。それぞれが打撃への熱い思いを語った。



まぁね、一介の新聞記事として掲載するにはもったいないくらいの内容、ですよ。ぶっちゃけインタビューの全文を録音してCDで発売してくれんかね、レベル。1000円なら買いますよ(笑)。

だからと言ってここで全文、というわけにも行かず(いい加減怒られますよ)。

面白いなーと思ったことが二つ。まずは新井コーチ。

新井:同じ左打者でも一様ではない。例えば、安部と庄司。安部は右利き、庄司は左利き。それだけでアプローチは変わってくる。安部は右利きだけに右腕は強いが、使い方を知らない。

こんな表現、と言うか考え方、これまで聞いたことがないですよ。この後にティーバッティングの練習方法とかが掲載されていますが、こんな話を町田コーチや浅井コーチから聞いたことがない。

長い間のコーチ経験で生み出されたものだとは思うけど、明らかにこれまでのカープの加賀え方とは違う。これまでって、ただバットを振って降って振りまくって、ドイツもコイツも同じ指導、だった。

その前には内田監督が

内田:中西さんから学んだ言葉だけど、人を見て法を説け。選手は十人十色。体が硬いか柔らかいかで指導法も変わってくるし、パワーのあるなし、体形などに準じたことをしないといけない。これまでの経験で成功したことばかりではなく、失敗したこともある。それを当てはめていきながら、その選手を長所を生かすのはどんな練習をすればいいのか考える。

浅井コーチや町田コーチは「これ」が本当に出来てたかな。コーチ経験が短すぎた、人柄に頼りすぎた、ところもあろうけど、また一人二人、成功した選手が出てくればまだ評価も違ったろうけど。

彼ら二人ははっきり言うて、指導法があまりにも見えなさすぎた。どうやればいいのか分からないまま、だったんじゃないか。浅井コーチなんか、内田監督と一緒に仕事をしていた、にも拘らず。

さらに「へー」と思ったのが、内田監督がジャイアンツのコーチだった頃の話。

内田:彼(清原和博)は日課として、宿舎の大広間で、たった1人で1時間素振りをするんだけど、毎晩コーヒーと椅子をもって、見学した。言葉をかけるのは「ご苦労さん」だけ。「何しに来た」という感じでにらみつけられたけどね。それが一週間たった頃、向こうから「気づいたことはないか」と聞いてきた、待つのも仕事とは言うが、ああこれもコーチングかと学んだ。大事なのは信頼関係を以下に築くか。そのための引き出しだ。

落合博満前監督の著書やら何やらによく、コーチングの基本を「教えない、ただ見ているだけでいい」、と言うフレーズが出てきます。それと同時に「最低限、教えておかなければならないこと、がいくつかある」と言うことも書かれていました。

手当たり次第に不調な選手を捕まえて、「手とり足とり指導」もいいけど、まずは「観察」することですよね。観察する間もなく、ちょっと調子が悪いからって、アレコレ言うたところで、即効性はあるけど長続きしない。打撃コーチをやった事がない監督兼打撃コーチの真似事、の悲しさかな。


――――とまぁこんな事を一言一句拾ってったらキリがないんでやめときますが(笑)。

ぶっちゃけこの紙面だけは、当分の間は置いときたい内容です。全面コピーでもするか、全文書き起こすか、それともパネルを買ってきて飾っておくか。いずれにしろ、読みがいのある記事です。


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2013.01.12 / Top↑
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