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年明け1月4日に放送してたNHK・BS-1の

BS1スポーツドキュメンタリー「伊東勤 韓国プロ野球に挑む」

を今更ながら見てました。

常勝・西武ライオンズでプロ野球人生を過ごし、監督まで昇り詰め、リーグ優勝や日本一まで経験された人が、その手腕を買われて、韓国・斗山ベアーズのヘッドコーチに招聘され、悪戦苦闘の1年間を送ったドキュメント番組。野球の話というだけで見てましたが、なかなか面白かったです。

現役の選手ながらも、総合コーチを2年間兼任、そして現役引退からそのまま監督になった人でありながら、全く何もかもが「ゼロ」のところに、しかも言葉すら満足に通じない、コミュニケーション最大の障壁がある外国に「ヘッドコーチ」として招聘される、って事は、ほんと凄い事だと思います。

韓国に限らず、「外国のプロ野球チーム」声が掛かるだけでもそら凄い事だとは思いますが、それに乗ってしまうってのは、御本人の向上心以外のナニモノでもないと思います。

よく、自ら進んで苦難に立ち向かうことを「泥水をすする」的な表現をしますが、まさにそれかなぁ。西武ライオンズで培われた「頭脳」のおかげかとは思いますが。


個人的に見所と思ったのは、シーズン途中から、監督との試合中の会話がなくなった、みたいな話。

あんまり長々と捉えられませんでしたが、これはなかなか難しいこと。通訳を通すと、どうしても細かい部分が伝わりにくい。韓国語は分からんのでアレですが、これが最大の難点かと思います。

あくまで「仕事」として渡韓されているので、韓国語を覚える時間もなかろうし、向こうも日本語は覚えようともせんだろうし。言葉と言う、人間のコミュニケーションの中で最大の武器になるはずのモノが壁になっている中での悪戦苦闘。いい話でした。


それ以上に印象に残ったのが伊東コーチがキャッチャーのチェ・ジェフン選手にかけた言葉。

「お前は伸びる選手なのにここで終わりにするのか」「もっと上に行ける選手なんだから、自己満足してないで目標を高く持ちなさい」」「お前はきっと俺を超える選手になれる」

「俺の屍を越えてゆけ」じゃないけども、選手にかけた言葉のうち、選手が「心に響いた」とまで言うた言葉が、ぶっちゃけ野村謙二郎監督にあったか、って話。たった1年たらずの、しかも外国のチームの選手にこれだけのことを言わしめる、てぇことは。それだけ「徳」があるって事ですよ。

伊東勤コーチが、最初にどう言う風に言うたのかは分かりません。通訳を通して浄化されたのかも知れませんが、外国の選手をも動かす言葉を持っている、または素直に吐けるってのは凄い事ですよ。監督経験がどうだ、コーチ経歴がどうだ、という以前に「人」としてどうなんだ、て話。

基本的には野球バカ(失礼な)なのかも知れませんが、その中で研ぎ澄まされた言葉ってのは、やはり万国共通、と言うかどこに行っても通用するんだろうな、と思います。

さらには、自らの考えを根付かせるのはなかなか難しいとは思いますが、1年足らずで、言葉の通じないチームに「kほ的考え方」として浸透させた伊東勤コーチの手腕、その裏にある「西武ライオンズで培われた野球頭脳」は、やはり世界共通なのかあぁ、などとも思ったりします。

かたや

過去3年、出だしにぶち上げた割には、なんの言葉も発しなかった野村謙二郎監督。久しぶりにナマ声を聞いたと思ったら、通り一遍のご挨拶だけ。シーズン序盤には意気揚々と首位に立つくせにそれが長続きしない。まるっきりカープのシーズンの戦いを象徴しているかのようなアレ。

野村謙二郎「選手」も、いろんな意味で野球バカだったんだろうけど、結局は何も生み出さないバカ、だったのかな、などとも。選手としての成績は素晴らしいですよ。けど、残念ながらそれだけなんだ。素手ノックとか、バカを通り越して狂気すら感じましたよ。

「有能な怠け者、有能な働き者、無能な怠け者、無能な働き者」というのがありますが、やはり野村謙二郎「選手」は無能な働き者のまま、監督をやっちゃってるのかな。2000本安打は間違いじゃなかった、とは思うけど、その後に大きく影響しちまった、みたいな、ここまで言うとアレかなぁ。


伊東勤氏、今シーズンから、千葉ロッテマリーンズの監督に就任されます。

千葉ロッテマリーンズの2012年シーズンのスローガンは「和のもとともに闘おう!」でした。2013年シーズンのそれはまだ発表になってないみたいですが、そこに外国で、指導者としての能力に加えて「(対話ではなく)対和」を体感して勇躍監督就任、のようによその人間からは見えます。


かたや「してもらわないと困る」「ほしい」「競争」などなど自分は違う立場なんだ、みたいな言葉しか言わないあのバカ監督、こそ「対和」をもっと身につけていただきたいんですが。

どうにかならんもんでしょうか。

泥水をかぶせるわけには行かない、と言うてお膳立てまでしてもらったのに、それを根本からひっくり返してしまった野村謙二郎監督。敢えて言うなら、そのキレイキレイな環境をわざわざ泥まみれにしてしまったって事もやはり「泥水をすする」ことに通じるんでしょうか。


よその監督さんは年明けから何らかの言葉を発してますが、未だだんまりを決め込んでる。どう言う考えなんかは知らんけど、今年ダメなら自ら首を掻っ切るくらいの覚悟で「やってもらわないと」困ります。もちろん、責任は撮ってもらいますよ。感じてるだけでは周囲に何も伝わらないよ。


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2013.01.07 / Top↑
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