世の中、1月4日は「仕事始め」だったとか。

しかしながら、3日から仕事を始めてる人も居れば、ぶっちゃけ12月31日から、「終夜運転」と言う名の終わらない残業みたいなモノを粛々とこなしてるJRの駅員さんもおるわけでして。

31日まで年末大バーゲンをやってて、1日から新春初売りという名の通常営業をしている百貨店やスーパーもあったりして。「明日から由宇給休暇を加えれば9連休」とか言うてるけど、その9連休を演出するために働いてる人もおられるわけですよ。んなこたーどうでもいいんですが。

その「仕事始め」に、まだお屠蘇気分が抜けきらないおっちゃんがおられたようで。



松田オーナー指令、広島もエッサッサV 日刊スポーツ

広島も“日体大化”でエッサッサ!? 松田元オーナー(61)が4日、箱根駅伝に悲願達成のヒントを見いだした。広島市内の球団事務所で仕事始めが行われた。総帥は優勝校の戦いぶりを「日体大は3年生の主将で、1、2年生のノビノビした走りと、4年生の粘り、プライド、意地が絡み合った」と分析。「30年ぶりの優勝じゃろ?(広島の)22年ぶりの優勝もあるんじゃないか」と胸を高鳴らせた。

キーマンに指名したのは堂林翔太内野手(21)だ。3年生ながら主将を務め上げ、5区の区間賞に輝いた服部とは同学年。「自分がリーダーになるぐらいの気持ちでやれば、雰囲気が出てくる」とハッパを掛けた。若手の台頭に、栗原、梵、東出らの中堅クラスが奮起すればチーム力が高まる。日体大も上級生の反骨心が、予選会からの快挙の原動力となった。昨季は9月で失速したが、若手とベテランの融合で最後までたすきをつなぎきる。



言いたいことは分からんでもないけど、小馬鹿にしたような「150三振記念写真展」だの「150三振記念プレート」だのを設置してる選手に「自分がリーダーになるくらいの気持ちで」て、アホですか。

何かと目立つ存在じゃけ、指名しとうなる気持ちは分からんでもない。けど、前にも書いたけど、まだまだ堂林翔太には「バカ」になれる要素はない。正直、まだ引っ張ってもらう方だ。日本体育大学のあのキャプテンと同学年って、こじつけにも程がある。取り上げる例が突拍子すぎる。

つか、今のカープ選手って、みなホント、野球に対して生真面目過ぎるっていうか何と言うか。悪いこっちゃないとは思うけど、もう少し肩の力を抜けんもんかね、とも思いますよ。

ジャイアンツの阿部慎之助なんざ、あんな地顔のせいか知らんけど(ファンの方ごめんなさい)どこで何をするにも、本当にリラックス出来てる。それだけプレイ一つ一つに自信が漲ってる証拠なんだろうけど、これをどうにかして見習えないものだろうか。ここが今のカープに足りないんだ。

「隣の芝生は青い」じゃないけど、あれだけの成績を収めながらも、あれだけリラックスした表情をプレイ中に見せられるってことは、それだけの練習をしてきた、って証拠じゃなかろうかな。それか「俺はこれだけの練習をやってきたんだ」と言う自信からくるものなのか。

かたやカープの選手。事ある毎に「足りなひ、足りなひ」の連呼。何に対してかわからんけど、まるっきり雷電湯澤やんけ(意味分からん、と言われる方は「雷電湯澤 足りなひ」で検索を)。練習量が足りなひのか、結果として出た数字に対して足りなひのかは分からないけど。

常日頃から、そして年がら年中「足りなひ、足りなひ」と思っているのであれば、つまらんインタビューに答えてる暇があるんなら、テレビ収録に出る時間があるんなら、徹底的に練習しろよ。日本一になったチームと同じように、ローカル番組とかに出たところで、勝てるようになるわけがないんだ。

もっと極端な事を言えば、広島市内でのイベントなら、ランニングで行くくらいのきがまえがあってもいいはずなんだけどな。残念ながらそないな話は聞いたことがない。

自分を追い込めむのは練習だけですよ。その分試合で発散するもんだ。一番自分を追い込めるのはこの自主トレの時期、もっと言えば、12月から始まってるオフシーズンだ。この約2ヶ月間の練習で徹底的に追い込めてないから不安になって、いざグラウンドに立っても結果が出ないんだ。

プロのスポーツ選手なんだから、スポーツで日々口に糊してるんだから「オフ」なんか絶対にないはず。この時期になると「自主トレ始動、ランニングで1時間」とかいう記事が紙面を飾るけど、始動ってなんだよ始動って。完全に体も「オフ」にしてどうするんだ。休んでる暇なんか無いよ。

そんなどーでもいい記事で「紙面飾るなって言ってんだコラ!」

仕事は、とうに始まってないとおかしいんだよ。


で、キャンプとかで徹底的に練習して「俺はこれだけやったんだ、誰にも負けん」tはっきり言うて欲しいんだ。シーズン直前になると「これで『準備』は出来た」と言う選手がおるけど、それは「試合が出来る」準備ではダメだ。選手個々が「これだけやったんだから」と言えるくらいにまでやらんと。

自信がないからか知らんけど、みな打席で暗いんだよな。せっかく「楽しみ」でやってきた野球のはずなのに。そら、ベンチワークもいろいろあろうけど、振れるときは思い切りバットを振って、思い切り走ってボールを追っかけて。もっと「打てないはずがない」「取れないはずがない」があってもいい。

そう言う「バカ」が欲しいし、そう言う選手が出てきたら「お前がまとめれ」ってんでリーダーに指名すればいい。まだ「頑張りまーす」レベルの選手はリーダーなんぞに指名せんでいい。

真面目だからとか、そう言う基準では絶対にリーダーは務まらないよ。

人気面ではそらぁトップだろうし、衆目にさらされることも多かろうけど、「プリンス」イメージを払拭するくらいの野球の鬼にならん限り、まだそれこそ「ウツワ」じゃないわ。

天谷宗一郎、小窪哲也あたりが、適任といえば適任なんだけどなぁ。けど天谷宗一郎の場合。新年早々「開けましておめでとうございます」だしなぁ(これは本物のアレですが)。

いずれにしろ、ベンチの空気を大きく変えてくれる選手、が出てきて欲しいですよ。○○出てこい、とはよく言いますが、ごくごく基本的なことですが、この辺からの「変革」を求めます。


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2013.01.06 / Top↑
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