ひと通り、球団やらNPBの公式行事も終わり、選手は契約更改やら各種イベントやら、さらには自主トレやらに大忙しになる時期、かと思われます。
スポーツ新聞も、その手の話手一杯になる、とは思いますが。
そんな中、各球団から自由契約になった選手、また戦力外通告を受け、行くあてのなくなった選手の「その後」も若干気になるところ。カープから戦力外通告を受けた、また任意引退、自由契約になった選手は、末永真史がスカウトに転身したことで、全員「再就職」が決まりました。
つか、全員がプロ野球に関われるってのもそうそうないこととは思います。
しかしながら、下の所属チームどころか、プロ野球界に残れなかった選手もいるわけですが、この選手はまだ、野球にかかわれそうです。しかも、来年から再出発するチームで。
【ソフトバンク】近田 JR西日本とともに再出発 スポニチ「惜別球人」
今月11日、近田の携帯電話が鳴った。05年のJR福知山線脱線事故の影響で休部も、来年4月に活動再開予定のJR西日本野球部監督に就任する今田亨氏からだった。
「まだ若い。悩むんだったら、やってみろ」。その言葉に心が揺さぶられた。12球団合同トライアウトは不合格。11日には内定した京都府福知山市内の工場へ履歴書を送ったばかり。
昼間、工場勤務しながら通信制の大学で高校教員免許を取得し「高校野球の指導者になりたい」と決めていた。だが、地元の兵庫県加東市に戻り、少年たちに野球を教えると、情熱は胸の内でくすぶった。
「向こうの監督さんと、面識はありません。ただ、僕が甲子園に出た時、テレビ解説をされていた。縁ですよね。まだ、やりたい。その気持ちが強くなった」。
甲子園のヒーローだった。報徳学園の左腕エースとして3度出場。その栄光の一方で、プロでは08年ドラフト3位で入団も4年間、2軍暮らしに終わった。左膝故障の影響もあって野手転向も経験した左腕が、再び輝ける可能性のある場所を見つけた。
JR西日本硬式野球部が「再興」するのは、今年4月末に発表がされましたが、そこに元プロ野球選手が加わります。まだ全貌も何も見えてきませんが。ただ、形はどうあれ、野球を続ける事が出来る可能性、そしてそんな場所を見つける事が出来たのはそれこそ幸いかと思われます。
上記のリンク先の下の方に、各球団を退団した選手の名前がずらっと並んでいます。外国人選手はともかくとして、未だに「▼再出発 未定」とか書かれてるとなんか辛いなぁ、などと。
小さい頃から野球、野球で来て、その大好きな野球でメシを食えるようになる、かも知れない、そしてなった、と思ったらやっぱり実力不足で戦力外通告。野球バカで来てさぁこれからどうしよう、と一種途方に暮れている人もいるかと思います。
そんな中、こうやって「野球チーム」に拾われた近田怜王はやっぱり幸せだと思いますよ。
元プロ野球選手、という肩書きは付いて回るかもしれませんが、来年4月に再発足するJR西日本硬式野球部は、チーム構成はどうなるかは分かりませんが、全く「ゼロ」からの再スタート。
言い出したらキリがない、福知山線の脱線事故、ではありますが(そもそも、事故当時のJR西日本硬式野球部は広島にあったので、あんまり関係ないに思いますが)、8年経ってようやくチームが動き出すことになり、そこに言わば「補強」が出来ました。
もっとも、硬式野球部に入部ではありますが、もちろん「社会人野球」なので社業にも就く事になるでしょう。JR北海道硬式野球部の選手が、主に札幌近郊の駅勤務なのは以前紹介したと思いますが、近田選手もそんな感じになるのかな。手に職はつくわ野球は出来るわで、一挙両得、なのか。
プロ野球とアマチュア野球、壁がありそうでなさそうで、な関係が未だに続いています。
昨日、元カープの町田公二郎氏が、三菱重工広島硬式野球部のヘッドコーチに就任の発表がありました。こんな例を挙げるまでもなく、プロ野球と社会人野球の交流は盛んになりつつありますが、正直マダマダですよ。不景気な中、人間ひとりを雇うのにも躊躇するご時勢、ではあると思いますが。
それどころか、社会人チームが年々減りつつある中、JR西日本硬式野球部みたいに「もう一度」を目指すところが、もっと出てきてもいいはず。都市対抗野球がどうとか、目指す場所は高いほうがいいとは思うけど、地域振興と言う意味でも、社会人野球チームはあったほうがいい、と思います。
まだJR西日本からプレスリリース等はありませんが、もうそろそろ「野球部の練習」くらいは始まってるはず。どこでやってるんでしょうね。こんな寒い時期ではありますが。
それ以上に気になる情報。
ツイッターのフォロワーさんからのネタですが、12月11日にマツダスタジアムで、新幹線の車掌さんチーム対運転手さんチーム対抗の野球の試合があったとか。
硬式野球なのか軟式野球なのか、までは分かりません。何でも、今年12月はマツダスタジアムのコンコース開放はないので、あくまでスロープの一番上から見た、だけの情報ではありますけどね。
これが来年の「JR西日本硬式野球部」になるのか!とかも思ったり。
何にしろ、楽しみが増えました。今後の活躍に期待します。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
スポーツ新聞も、その手の話手一杯になる、とは思いますが。
そんな中、各球団から自由契約になった選手、また戦力外通告を受け、行くあてのなくなった選手の「その後」も若干気になるところ。カープから戦力外通告を受けた、また任意引退、自由契約になった選手は、末永真史がスカウトに転身したことで、全員「再就職」が決まりました。
つか、全員がプロ野球に関われるってのもそうそうないこととは思います。
しかしながら、下の所属チームどころか、プロ野球界に残れなかった選手もいるわけですが、この選手はまだ、野球にかかわれそうです。しかも、来年から再出発するチームで。
【ソフトバンク】近田 JR西日本とともに再出発 スポニチ「惜別球人」
今月11日、近田の携帯電話が鳴った。05年のJR福知山線脱線事故の影響で休部も、来年4月に活動再開予定のJR西日本野球部監督に就任する今田亨氏からだった。
「まだ若い。悩むんだったら、やってみろ」。その言葉に心が揺さぶられた。12球団合同トライアウトは不合格。11日には内定した京都府福知山市内の工場へ履歴書を送ったばかり。
昼間、工場勤務しながら通信制の大学で高校教員免許を取得し「高校野球の指導者になりたい」と決めていた。だが、地元の兵庫県加東市に戻り、少年たちに野球を教えると、情熱は胸の内でくすぶった。
「向こうの監督さんと、面識はありません。ただ、僕が甲子園に出た時、テレビ解説をされていた。縁ですよね。まだ、やりたい。その気持ちが強くなった」。
甲子園のヒーローだった。報徳学園の左腕エースとして3度出場。その栄光の一方で、プロでは08年ドラフト3位で入団も4年間、2軍暮らしに終わった。左膝故障の影響もあって野手転向も経験した左腕が、再び輝ける可能性のある場所を見つけた。
JR西日本硬式野球部が「再興」するのは、今年4月末に発表がされましたが、そこに元プロ野球選手が加わります。まだ全貌も何も見えてきませんが。ただ、形はどうあれ、野球を続ける事が出来る可能性、そしてそんな場所を見つける事が出来たのはそれこそ幸いかと思われます。
上記のリンク先の下の方に、各球団を退団した選手の名前がずらっと並んでいます。外国人選手はともかくとして、未だに「▼再出発 未定」とか書かれてるとなんか辛いなぁ、などと。
小さい頃から野球、野球で来て、その大好きな野球でメシを食えるようになる、かも知れない、そしてなった、と思ったらやっぱり実力不足で戦力外通告。野球バカで来てさぁこれからどうしよう、と一種途方に暮れている人もいるかと思います。
そんな中、こうやって「野球チーム」に拾われた近田怜王はやっぱり幸せだと思いますよ。
元プロ野球選手、という肩書きは付いて回るかもしれませんが、来年4月に再発足するJR西日本硬式野球部は、チーム構成はどうなるかは分かりませんが、全く「ゼロ」からの再スタート。
言い出したらキリがない、福知山線の脱線事故、ではありますが(そもそも、事故当時のJR西日本硬式野球部は広島にあったので、あんまり関係ないに思いますが)、8年経ってようやくチームが動き出すことになり、そこに言わば「補強」が出来ました。
もっとも、硬式野球部に入部ではありますが、もちろん「社会人野球」なので社業にも就く事になるでしょう。JR北海道硬式野球部の選手が、主に札幌近郊の駅勤務なのは以前紹介したと思いますが、近田選手もそんな感じになるのかな。手に職はつくわ野球は出来るわで、一挙両得、なのか。
プロ野球とアマチュア野球、壁がありそうでなさそうで、な関係が未だに続いています。
昨日、元カープの町田公二郎氏が、三菱重工広島硬式野球部のヘッドコーチに就任の発表がありました。こんな例を挙げるまでもなく、プロ野球と社会人野球の交流は盛んになりつつありますが、正直マダマダですよ。不景気な中、人間ひとりを雇うのにも躊躇するご時勢、ではあると思いますが。
それどころか、社会人チームが年々減りつつある中、JR西日本硬式野球部みたいに「もう一度」を目指すところが、もっと出てきてもいいはず。都市対抗野球がどうとか、目指す場所は高いほうがいいとは思うけど、地域振興と言う意味でも、社会人野球チームはあったほうがいい、と思います。
まだJR西日本からプレスリリース等はありませんが、もうそろそろ「野球部の練習」くらいは始まってるはず。どこでやってるんでしょうね。こんな寒い時期ではありますが。
それ以上に気になる情報。
ツイッターのフォロワーさんからのネタですが、12月11日にマツダスタジアムで、新幹線の車掌さんチーム対運転手さんチーム対抗の野球の試合があったとか。
硬式野球なのか軟式野球なのか、までは分かりません。何でも、今年12月はマツダスタジアムのコンコース開放はないので、あくまでスロープの一番上から見た、だけの情報ではありますけどね。
これが来年の「JR西日本硬式野球部」になるのか!とかも思ったり。
何にしろ、楽しみが増えました。今後の活躍に期待します。
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2012.12.20 / Top↑
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