※若干ながら、一つ前の記事の続きみたいになるかも知れません。



「振り向けば『古城』」!現状維持でサイン スポーツ報知

巨人・古城茂幸内野手(36)が“新キャッチフレーズ”を手にいれた。現状維持の3700万円でサイン。開幕は2軍スタートだったが、中盤以降は、内野をどこでも守る万能ぶりを見せ、日本一に貢献した。「(桃井球団社長から)後半になれば『振り向けば古城がいる』と言われた。来年もそうなれるように頑張ります」と、窮地を救う控えのスペシャリストになることを誓った。

今季は左肩甲骨骨折ので出遅れた。「『毎年、夏場すぎると古城がいるんだよな』って、社長が面白いことを言っていました」。昨季はお立ち台で叫び、G党に広まった「茂ちゃんフィーバー」。それに代わる“代名詞”「振り向けば古城」が契約交渉の席で生まれた。来季のレギュラー取りについて問われると「若くて、いい選手がいっぱいいるから」と控えめ。サポート役に徹していく。



2番手実松に3年契約「いいの?」 日刊スポーツ

巨人実松一成捕手(31)が11日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、変動制の3年契約でサインした。来季年俸4000万円は今季の2000万円から2倍。不動の正捕手に主将の阿部慎之助(33)がいるため、2番手捕手の立場ながら、3年契約は異例のこと。今季58試合に出場した貢献度が評価された格好だ。

4月28日に国内FA権を取得し「僕がFAを取ってもどうしようもないと思ってました。球団からオフに話そうと言われ、最初の話しで3年と言われた。『いいのかな?』と思いました。阿部さんがケガした時、しっかり準備して勝利に貢献してくれたと球団から言われてうれしかったです」と、3年契約に驚いていた。



思えばこの二人、岡島秀樹との1対2のトレードでジャイアンツに来たんですな。

ジャイアンツとファイターズ間で、合意の上でのトレードではあったけど、その後岡島秀樹はアメリカに渡り、紆余曲折を経て、6年ぶりに帰国、そしてホークスへ入団。その間、古城茂幸と實松一成は、ジャイアンツの中で「サブ」と言うポジションをしっかり固めたり。

レギュラーじゃないけど、必要不可欠な選手。だからと言って当の本人達は飢えてない。ちゃんと一歩引いたポジションを理解してる。監督も変に煽らんけど、しっかり調整は任せてる。

年俸が高いか安いかは別にして、決してこの二人は「サブに甘んじている」ワケじゃないと思う。そらぁ本心としてはレギュラーで、スターティングメンバーでフル出場、と言うのを目標に持ってるとは思うけど、その、いつ来るか分からないスターティングメンバーで出れる試合の為に、普段からしっかり準備してるんだろうし、出場した試合でしっかり結果を残してる。

そらぁ、打って走って守って、全部出来ればそれはそれに越したことはないけど、みんながみんなそんな選手ばっかりじゃない。これはダメだけどこれは完璧に出来る、みたいなのをしっかり自分で理解出来ているからこそ、笑って契約更改に臨めるんじゃないかな、と思います。


先にも書いたように、カープでは無駄に競争を煽る傾向が多々あります。

そこから脱落しそうな選手は、契約更改の際には少なくともネガティブな発言がつきもの。つか、契約更改に限らず、何か年がら年中追い詰められているようなコメントが多いですからね。

その事を考えたら、やっぱり倉義和の契約更改の時の笑顔は当たり前、なのかなぁ。

プロ野球選手でいる喜び、五体満足でプレイ出来る喜び、減額提示ながらも(そらぁ法外なアレなら保留してもよかろうけど)契約してもらえる喜び。

それ以上に、ジャイアンツのチーム内に「己のポジションをわきまえる」雰囲気があるのかも知れません。ある程度、レギュラー確約の選手と、それ以外の選手での「壁」はあるけども、その壁は限りなく薄い。競争を煽るわけでもないけど、薄い壁の向こう側には、ものすごい数の選手がいる。

それを表現したのが「振り向けば古城」なんだと思います。

そう言えば、先週の話になりますが、これまたレギュラーポジションの確約のない(と言うたら悪いかなぁ)鈴木尚広も、現状維持の4000万円で複数年契約を結んでました。

その際のコメントが「強いチームで結果を残すというのが、自分の求めていること」。強いチームイコール強いレギュラー選手、ですよ。監督が煽らなくても、選手の自覚だけでも十分「競争」は出来る。レギュラーポジションがほぼ固定されているからこそ、その「ゴール」に向かって精進出来る。

これが本来の競争ですよ。ただ闇雲に皆を走らすだけが競争じゃない。一定の期間で、トップの数字を残したものを「ゴール」と設定するところから「競争」は始まるんだと思います。

強い強いジャイアンツの中でも、あれだけがっちりレギュラーポジションが固定されてるチームでも、選手の自覚によるところの、自然発生的な競争はあるんだ。けどその競争は、しっかりと段階を踏んでの競争なんだ。無駄に選手を追い立てるだけが競争じゃないはず。


強くなるためには、この辺りの意識改革から始めたほうがいいのかなぁ。


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2012.12.14 / Top↑
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