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一通り、NPBの公式行事等も終わり、全球団本格的に「ストーブリーグ」に突入しました。そのストーブリーグの「メインイベント」と言えばもちろん「契約更改交渉」であります。

ここで述べたいのは、倉義和の年俸がどうとか、石原慶幸の3年契約最終年がどうとか、と言う話ではないので、引用はごく一部に限らせていただきます、いずれリンク先は消えると思いますが。



倉、200万円増の3300万円(以下省略)

広島の契約更改交渉は3日、広島市南区の球団事務所であり、倉義和捕手(37)は200万円増の年俸3300万円、来季が3年契約の最終年となる石原慶幸捕手(33)は1億円で、それぞれサインした=金額は推定。

▽倉、守備で高評価

球団の歴代3番目となったチーム防御率2・72は、主力2捕手の査定にも大きく影響した。出場70試合で打率1割9分5厘の倉は「打つ方で迷惑を掛けっぱなしだったのに年俸が上がった。守備面を高く評価してもらえた」と控えめに胸を張った。

シーズン序盤には前田健の無安打無得点をリードし、「あと1アウトの緊張感と達成した解放感は忘れられない」。終盤は3位争いに敗れて「僕が入団して15年間ずっとBクラス。もっと悔しさと厳しさを持って戦いたい」とベテランの責任感をのぞかせた。  (以下省略)



最近は「入団○年目球団最速一億円」と言う見出しが紙面を飾ることが多くなりました。あとは「倍増」「3倍増」とかいう言葉。まぁやればやっただけ上げてやればいいとは思いますが。

ただ問題なのは、球団からの提示額が不満な人も増えたように思います。ホークスにいた頃の杉内俊哉の契約更改交渉はある種異常だとは思いますが、5000万円とか6000万円もらってる選手はもはや「やって当たり前」レベルの選手ですよ。

むしろ、そんなレベルの選手に「倍増」とか言う提示をするほうもおかしいのであってね。

一番よく分からないのは「もっと評価してくれ」と言うて保留する選手。熟考に熟考を重ねて、球団が出した結果なんだから、不満があるならグダグダ理由を言わずに「もう一回来ます」くらいで済ませればいい。わざわざ「もっと評価を」みたいな事を記者会見で言う必要はない。

某選手は、「1年間出続けたことに対する評価が球団と僕の間で大きく違った。」とも言うてた。あえて当日はスルーしたけど、カープの選手ですよ。彼の今シーズンの年俸は6200万円。このレベルになるともう「一年間出場した」程度で「もっと」とゴネる要素はない。むしろ、ベンチに入ろうがそうでなかろうが「皆勤賞」は当たりませの世界。そんなので大幅アップ?ふざけんじゃないよ。

さらに某選手は、皆勤賞でゴールデングラブ賞。そして倍増提示を「保留」とか。4600万円の倍増提示って9200万円ですよ。何の不満があるのかね。つか、昨シーズンプロ入り初の規定打席到達で4600万円。今年は何らかの形で「結果」を残すべきであろう年のはずなのに「ゴールデングラブ賞」のみは物足りない(とは言うても、ゴールデングラブ賞を低く見ているつもりはないですが)。


「チームの主力」と認識される年俸が、21世紀の現代で年俸いくら位のものかは分かりませんが、本当にプロ野球選手の間で「イチオクエン」の価値が下がってきたなぁ、とも思います。

かの落合博満選手でさえ、初めて首位打者を獲得した時の契約更改でさえ約3倍増。首位打者と言うたら、自分で打って獲得せんといかんタイトル。しかも気を抜くと下がる。同じ「タイトル」とは言え、プロ野球記者投票で決まる「印象度象タイトル」とはやっぱり違います。

昭和61年の、三度目の三冠王でようやく1億円突破(1億3000万円)してますが、これは入団9年目。ロッテオリオンズがシブチンだった、と言えばそれまでですが、2度目の三冠王を獲得した時でも倍増に届かず。凍時の報道がどうだったのかは覚えてませんが、至極当たり前のような。

26年前と現在、どこの何を基準にすればいいかは人によって違うとは思いますが、さして貨幣価値って変わってない。当時より値段が2倍3倍になったものって、そうあるわけがない。

それでも、プロ野球選手の年俸は、税金との兼ね合いもあろうとは思いますが、年々平均金額が上がって行ってますよ。そして、「もらえる人は貰える時に貰っていい」とは思いますが、その「貰っていい人」の範囲がものすごく曖昧になってきてるようにも思います。

倍増・三倍増を勝ち取りたいのであれば、、独力でタイトルを取らないと。そらぁチームの戦術上の都合もあろうとは思いますが、その限られた範囲内で、自身の最大級のパフォーマンスを発揮する。そうでないと「これだけ上げてくれ」などと偉そうには言えませんよ。

そして、○千万円もらっているんなら、それだけの成績を残さないといかんし、ましてや億単位を稼いている人、タイトルを取ったことがある人とかは特に。基準が上がって当たり前ですよ。

かつての大洋ホエールズのエース・平松政次投手は昭和45年に25勝、翌年に17勝と、見事に2年連続最多勝に輝いています。今なら当然のように「アップ提示」だろうとは思いますが、同じ最多勝でも「前年より勝利数が少ないから」てんで、球団からの提示額は「現状維持」だったとか。

これをどう捉えるかは人それぞれだとは思いますが。


そんな中「何千万円アップ提示で保留」している選手の報道を見てると、200万円アップで満面の笑みを浮かべてる倉義和って、心底いい人なんだなと思いますよ。実際どうかは分かりませんが。

ベンチに入ってることへの喜び、1試合出場する喜び、ユニフォームを着ていられることの喜びを感じているようにも見えます。まぁ、もうそろそろ、肩を叩かれてもおかしくない年齢ですからね。

球団から指名されたとは言え、職業として「野球選手」を選択したんだから、ゼニ勘定にこだわるのは決して悪いことではない、とは思いますが、あまりにも(凡人から見て)常識外れな所でもめている人を見た後で、倉義和の笑顔を見てると、本当にホッとします。


カープ査定に慣れてしまったせいもあるんかも知れませんけどね。


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2012.12.07 / Top↑
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