最後まで現役選手にこだわり続けた末永真史が、引退を決めました。
末永が引退表明 球団は職員を打診 中国新聞
広島から戦力外通告を受け、現役続行を目指していた末永真史外野手(31)が4日、現役引退を表明した。広島市南区の球団事務所を訪問。球団職員を打診され、「前向きに考えたい」と年内に結論を出す方針だ。
末永は佐賀東高から2000年にドラフト4位で入団。プロ13年で236試合に出場し、打率2割6分8厘、7本塁打、40打点。11月の12球団合同トライアウトを受けたが、他球団からオファーはなかった。
ごくごく短い文章ながら、そんなもんだろうな、と思いながら。
今年度のトライアウトも無事終了し、そろそろ「感想」を書かんといかんなぁと思ってた矢先に、こんな報道。まぁ「期限は一週間」とも言われてたんで、本人もある程度覚悟は出来てたんでしょう。
球団から戦力外通告があった時、山本芳彦やら相澤寿聡は、打撃投手等のポジションが提案されましたが、末永真史にだけは具体的な提示がなかったとか。これをどう受け止めるかは様々ですが。
思い返すに(誰が言い渡したのかは分かりませんが)、おそらく「うちでは出番がないけど、よそならまだあるかも知れんから、トライアウ等で頑張ってみろ」みたいな意味もあったのかも知れません。
その結果が「10打数4安打」だったんだ、と思いたいですが。
そして、電話ではなく、自ら球団事務所に出向いて、ってことは、もう現役で思い残すことはなかったのかな。まぁ鎌ケ谷での晴れやかな表情を見てたら、吹っ切れたとも取れるし、やるべきことはやった、とも取れるし。ただただ、怪我さえなければな、の繰り返しのみ。
カープ球団も、スエちゃんが来たその場で、球団職員を打診したってことは「もしトライアウトがダメなら、ポジションはあるけぇ、いつでも来んさい」くらいのことは言うてたんだろうな。
ただ、怪我の多かった彼のこと。球団も気を使ってたとは思いますけどね。

画像は2010年6月11日、マツダスタジアムでのウエスタンリーグ公式戦にて。
私が知る限り、末永真史最後の怪我(って笑えねぇ)。もう、こんな姿を見なくて済むのか、と思うと、ちょっとだけホッとします。怪我には悩まされましたからね。ホント、これさえなければ。
球団職員、とは言いますがいろいろありまするゆえ、どんなポジションが用意されたのかはまだ判明してませんが、こうやって球団に残る道が用意されていただけでもまだマシな方、ですよ。
そんなポジションなのかは分かりませんが、今後の御多幸をお祈りたします。
――――怪我だけには注意してね。
そして
今年のトライアウトは結局、前タイガースの蕭一傑投手、前ジャイアンツの大立恭平投手、前バファローズの柴田亮輔外野手の3人が、ホークスに育成選手として、そして前ライオンズの星野智樹がイーグルス入団と、第一回参加人数が56人と言う事を考えると、何とも寂しい結果に終わりました。
正直な話、みな一旦はプロ球団から「戦力外通告」を受けた選手なんだから、どこのチームでも、よほどのことがない限り、満足な形では契約してもらえんでしょう。もっと言えば、ハナっから誰も受からなくても当たり前、なのかも知れません。ましてや、野球選手としてブランクがあるなら余計に。
2008年のトライアウトからスワローズに育成契約で入団し、最後は引退セレモニーまでやってもらった元バファローズの田中祐貴は本当に特異な例だとは思います。
育成契約でも(言い方は悪いかも知れませんが)、待遇も大きく変わるし、背番号も大きく変わってしまうかも知れませんが、NPBのユニフォームを着続けることは出来ます。
しかしながら形はどうあれ、一旦、支配下登録選手を外れた身。怪我とかなら治療すればどうになろうかと思いますが、普通にやっててチカラが及ばなかったんだから、再度支配下登録選手の座を勝ち取ろうと思ったら、並大抵の努力では難しいと思います。
それでも、育成選手と言う契約を飲んだ以上、この先は尋常ならざる荊棘の道かと思います。蕭一傑なんかぶっちゃけ、周囲の目は厳しいと思いますよ。外し外しとは言えドラフト一位ですからね。
この後、どんな展開が待っているかは分かりませが、みな野球を続けてくれたらな、とは思います。社会人野球。パナソニックに「移籍」してプレイしている梶原康司や森田丈武、トヨタ自動車の的場寛一、伊達聖ケ丘病院の門倉健なども、元気にプレイしてます。環境はいくらもでありますよ。
野球バカと言われるかも知れませんが、燻っているものがあるんなら、野球選手としてプレイは続けて欲しいですよ。矢吹丈じゃないですか、それこそ「真っ白に燃え尽きる」まで野球はやってほしいと思いますよ。独立リーグでプレイしてる選手も増えましたしね。
とにかく、出来る環境にあるのなら、納得出来るまで「野球選手」であって欲しいです。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

末永が引退表明 球団は職員を打診 中国新聞
広島から戦力外通告を受け、現役続行を目指していた末永真史外野手(31)が4日、現役引退を表明した。広島市南区の球団事務所を訪問。球団職員を打診され、「前向きに考えたい」と年内に結論を出す方針だ。
末永は佐賀東高から2000年にドラフト4位で入団。プロ13年で236試合に出場し、打率2割6分8厘、7本塁打、40打点。11月の12球団合同トライアウトを受けたが、他球団からオファーはなかった。
ごくごく短い文章ながら、そんなもんだろうな、と思いながら。
今年度のトライアウトも無事終了し、そろそろ「感想」を書かんといかんなぁと思ってた矢先に、こんな報道。まぁ「期限は一週間」とも言われてたんで、本人もある程度覚悟は出来てたんでしょう。
球団から戦力外通告があった時、山本芳彦やら相澤寿聡は、打撃投手等のポジションが提案されましたが、末永真史にだけは具体的な提示がなかったとか。これをどう受け止めるかは様々ですが。
思い返すに(誰が言い渡したのかは分かりませんが)、おそらく「うちでは出番がないけど、よそならまだあるかも知れんから、トライアウ等で頑張ってみろ」みたいな意味もあったのかも知れません。
その結果が「10打数4安打」だったんだ、と思いたいですが。
そして、電話ではなく、自ら球団事務所に出向いて、ってことは、もう現役で思い残すことはなかったのかな。まぁ鎌ケ谷での晴れやかな表情を見てたら、吹っ切れたとも取れるし、やるべきことはやった、とも取れるし。ただただ、怪我さえなければな、の繰り返しのみ。
カープ球団も、スエちゃんが来たその場で、球団職員を打診したってことは「もしトライアウトがダメなら、ポジションはあるけぇ、いつでも来んさい」くらいのことは言うてたんだろうな。
ただ、怪我の多かった彼のこと。球団も気を使ってたとは思いますけどね。

画像は2010年6月11日、マツダスタジアムでのウエスタンリーグ公式戦にて。
私が知る限り、末永真史最後の怪我(って笑えねぇ)。もう、こんな姿を見なくて済むのか、と思うと、ちょっとだけホッとします。怪我には悩まされましたからね。ホント、これさえなければ。
球団職員、とは言いますがいろいろありまするゆえ、どんなポジションが用意されたのかはまだ判明してませんが、こうやって球団に残る道が用意されていただけでもまだマシな方、ですよ。
そんなポジションなのかは分かりませんが、今後の御多幸をお祈りたします。
――――怪我だけには注意してね。
そして
今年のトライアウトは結局、前タイガースの蕭一傑投手、前ジャイアンツの大立恭平投手、前バファローズの柴田亮輔外野手の3人が、ホークスに育成選手として、そして前ライオンズの星野智樹がイーグルス入団と、第一回参加人数が56人と言う事を考えると、何とも寂しい結果に終わりました。
正直な話、みな一旦はプロ球団から「戦力外通告」を受けた選手なんだから、どこのチームでも、よほどのことがない限り、満足な形では契約してもらえんでしょう。もっと言えば、ハナっから誰も受からなくても当たり前、なのかも知れません。ましてや、野球選手としてブランクがあるなら余計に。
2008年のトライアウトからスワローズに育成契約で入団し、最後は引退セレモニーまでやってもらった元バファローズの田中祐貴は本当に特異な例だとは思います。
育成契約でも(言い方は悪いかも知れませんが)、待遇も大きく変わるし、背番号も大きく変わってしまうかも知れませんが、NPBのユニフォームを着続けることは出来ます。
しかしながら形はどうあれ、一旦、支配下登録選手を外れた身。怪我とかなら治療すればどうになろうかと思いますが、普通にやっててチカラが及ばなかったんだから、再度支配下登録選手の座を勝ち取ろうと思ったら、並大抵の努力では難しいと思います。
それでも、育成選手と言う契約を飲んだ以上、この先は尋常ならざる荊棘の道かと思います。蕭一傑なんかぶっちゃけ、周囲の目は厳しいと思いますよ。外し外しとは言えドラフト一位ですからね。
この後、どんな展開が待っているかは分かりませが、みな野球を続けてくれたらな、とは思います。社会人野球。パナソニックに「移籍」してプレイしている梶原康司や森田丈武、トヨタ自動車の的場寛一、伊達聖ケ丘病院の門倉健なども、元気にプレイしてます。環境はいくらもでありますよ。
野球バカと言われるかも知れませんが、燻っているものがあるんなら、野球選手としてプレイは続けて欲しいですよ。矢吹丈じゃないですか、それこそ「真っ白に燃え尽きる」まで野球はやってほしいと思いますよ。独立リーグでプレイしてる選手も増えましたしね。
とにかく、出来る環境にあるのなら、納得出来るまで「野球選手」であって欲しいです。
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2012.12.05 / Top↑
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