さて、今シーズン、と言うか今年の「野球の試合観戦」の最後を飾るにふさわしい試合。
第38回社会人野球日本選手権決勝戦であります。
東日本では東京・明治神宮球場で「明治神宮野球大会」が行われてますが、西日本での大きな野球大会大会はこれが最後の試合。昨年は事情により「都市対抗野球大会」になってしまいましたが、やはり最後は「これ」じゃないと、などと勝手に思っています。

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で、昨日は何を意気込んでたのか知りませんが、仕事を休んで京セラドーム大阪へ。

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とは言うものの、やはり15時は早すぎました。入場券売り場の準備どころか、球場警備員の姿すら満足にいてなうような状態。仕方ないので、球場2階のマクドナルドで若干遅めの昼食。

何とかかんとか1時間弱を潰したものの、今度は球場周辺、と言うか大阪市内が雷雨に見舞われ、これはまずいと言う事になり、急遽4番ゲートの「内側」つまりは球場内に避難してました。

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普段は人の往来があって、なかなかうまく撮れない事が多いですが。

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そして今日のお席。昨年京セラドーム大阪で行われた都市対抗野球大会決勝戦、そして今年の都市対抗野球大会近畿地区第二次予選第1代表決定戦に続いての「最前列」。やっぱりいい試合はいいシートで見たいものであります、と言うか、することがいっぱいなので、狭いところでは観戦出来んのですが。

ちなみに私の隣の人はスコアブック記入、その隣はJX‐ENEOS野球部のビデオ&スピードガン係の選手。私の後ろの列4人は全員がスコアブック持参と、何やらただならぬ雰囲気でした。



先攻:JR東日本(一塁側)
1(遊)田中広輔 (東海大相模高~東海大学)
2(二)重谷祐弥 (千葉経済大学付属高)
3(指)畑中翔  (日南学園~横浜商科大学)
4(左)松本晃  (PL学園高~横浜商科大学)
5(一)木本徹  (東海大五高~東海大学)
6(右)石岡諒太 (神戸国際大学付属高)
7(三)竹内和也 (日本航空高~亜細亜大学)
8(捕)石川修平 (小山西高~法政大学)
9(中)佐藤弦輝 (中京高~法政大学)
投手:吉田一将  (青森山田高~日本大学)

後攻:JX‐ENEOS(三塁側)
1(中)田畑秀也 (桐蔭学園高)
2(遊)渡邉貴美男(文星芸術大附属高~国学院大学)
3(右)井領雅貴 (桐蔭学園高)
4(左)山田敏貴 (早稲田実業高校~早稲田大学)
5(指)池辺啓二 (智辯学園和歌山高校~慶應義塾大学)
6(三)宮澤健太郎(岡谷南高校~明治大学)
7(捕)山岡剛  (日大高校~早稲田大学)
8(二)石井大輔 (成立学園高校~亜細亜大学)
9(一)柳田俊幸 (樟南高校~第一経済大学)
投手:屋宜照悟  (中部商業高校~国士舘大学) ファイターズ6位指名



打撃成績
1回表
田中広   0‐1から2球目を打ってサードフライ
重谷    2‐0から3球目を打ってセンターフライ
畑中    0‐2から3球目を空振り三振

1回裏
田畑    2‐2から7球目を打ってライト前ヒット
渡邉    1‐2から4球目を打ってレフトフライ
井領    0‐2から3球目を打ってショートライナー
山田    1‐2から4球目を打ってライト線ツーベースヒット
池辺    2‐2から5球目を打ってライト前タイムリーヒット
JX‐ENEOS1‐0JR東日本
宮澤    1‐1から3球目を打ってセンターフライ

2回表
松本    2‐0から3球目を打って左中間フェンス直撃ツーベースヒット
木本    1‐0から2球目を打ってサードゴロ
石岡    初球をピッチャー前送りバント
竹内    フルカウントから6球目を打ってショートゴロ

2回裏
山岡    2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
石井    初球をピッチャー前送りバント
柳田    初球を打ってライトフライ
田畑    1‐2から4球目を打ってキャッチャーファウルフライ

3回表
石川    0‐2から3球目を空振り三振
佐藤    フルカウントから7球目を見逃し三振
田中広   1‐2から4球目を空振り三振

3回裏
渡邉    1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ
井領    1‐0から2球目を打ってフェンスギリギリのライトフライ
山田    0‐1から2球目を打ってセカンドライナー

4回表
重谷    2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
畑中    0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
松本    2‐1から4球目を打ってショート内野安打
木本    フルカウントから6球目を選んでフォアボール
石岡    1‐2から4球目を空振り三振

4回裏
池辺    初球を打ってレフトフライ
宮澤    2‐2から6球目を打ってショートゴロ
山岡    1‐1から3球目を打ってライトフライ

5回表
竹内    1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
石川    初球をピッチャー前送りバント
佐藤    初球を打ってショートフライ
田中広   3‐1から5球目を選んでフォアボール
重谷    2‐0から3球目を打ってショートフライ

5回裏
石井    0‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
柳田    1‐0から2球目を打ってショートゴロ
田畑    0‐2から4球目を空振り三振

6回表
畑中    1‐2から5球目を打ってセンターフライ
松本    1‐2から4球目を打ってファーストゴロ
木本    3‐1から5球目を選んでフォアボール
代走に都築司(浦和学院高~東洋大学)
石岡    2‐2から5球目を打ってファーストゴロ

6回裏
JR東日本選手交代
代走都築→レフト
レフト松本→ライト
ライト石岡→ファースト

渡邉    1‐2から4球目を打ってサードゴロ
井領    1‐0から2球目を打ってライトへ大会13号ソロホームラン
JX‐ENEOS2‐0JR東日本
山田    初球を打ってファーストフライ
池辺    1‐0から2球目を打ってセカンド内野安打
宮澤    1‐0から2球目を打ってライトへ大会14号ツーランホームラン
JX‐ENEOS4‐0JR東日本

JR東日本選手交代
ピッチャー吉田→戸田亮(大成高~高千穂大学)

山岡    2‐2から5球目を打ってサードゴロ

7回表
竹内    2‐2から5球目にデッドボール
石川    0‐2から4球目を打ってショートライナー
佐藤    フルカウントから6球目を空振り三振
田中広   0‐2から3球目を打ってライト前ヒット
次打者重谷の2球目にファーストランナー田中セカンドへ盗塁
さらに重谷の3球目にワイルドピッチでサードランナー生還
JX‐ENEOS4‐1JR東日本
重谷    フルカウントから6球目を選んでフォアボール

JX‐ENEOS選手交代
ピッチャー屋宜→沼尾勲(文星芸術大附属高)

畑中    0‐1から2球目を打ってライトフライ

7回裏
石井    1‐2から5球目を空振り三振、振り逃げ一塁セーフ
柳田    0‐1から2球目をピッチャー前送りバント、しかしダブルプレイ
田畑    1‐1から3球目を打ってファーストゴロ

8回表
JX‐ENEOS選手交代
センター田畑→前田将希(早稲田実業高~早稲田大学)

松本    2‐2から5球目を打ってショートゴロ
都築    2‐2から5球目を打ってライトフライ
石岡の代打遠藤一樹2‐2から5球目を空振り三振

8回裏
JR東日本選手交代
代打遠藤(中央学院高~中央学院大学)→ファースト

渡邉    1‐1から3球目を打ってセンター前ヒット

JR東日本選手交代
ピッチャー戸田→片山純一(瀬戸内高~亜細亜大学)

次打者井領の初球前に一塁牽制悪送球でファーストランナー一気にサードへ
井領    1‐1から3球目を打ってセカンドゴロ
山田    ストレートのフォアボール

JR日本選手交代
ファースト遠藤→セカンド鈴木雄太(PL学園高~立教大学)
セカンド重谷→ファースト

池辺    初球を打ってセンター前タイムリーヒット
JX‐ENEOS5‐1JR東日本

宮澤    1‐2から4球目を打ってファースト内野安打
山岡    2‐2から5球目を打って浅いレフトフライ
石井    0‐1から2球目を打って高いバウンドのサードゴロ

9回表
竹内    2‐2から5球目を空振り三振
石川    フルカウントから6球目を空振り三振
佐藤    0‐2から3球目を空振り三振

JX‐ENEOS、21年ぶり2度目の優勝!
都市対抗野球との2冠達成は史上2チーム目!

JR 000 000 100 1
JX 100 003 01X 5



とにもかくにも、JX‐ENEOSチーム関係者の皆様、優勝おめでとうございます。

21年ぶりって、まだ「日本石油」の頃の話だそうで。しかもその時の最優秀選手が、後にカープに入団することになる鈴木健投手とか。まだその頃はカープファンでもなければ社会人野球を見たこともないアレだったので、イマイチピンと来ないんですけどね。

対するJR東日本。

立ち上がりから吉田投手ピリッとせず、前半はよく1点でしのげたなぁ、という感じでした。5回で交代させてたらなぁ、とは今更感ありありの感想しか出ませんが、投手交代のタイミングが全てだったかな。最後なんだから、マシンガン継投とまではいかないまでも、早めに見切っても良かったかな。


そして、毎度毎度社会人野球を見るたびに思うこと。

とにかく、練習メニュー一つ、ノック一つをとっても無駄がないし動きがキビキビしてる。社業の合間を縫っての練習ゆえ、練習時間も限られてくると思うんですが、その短い時間の中でいかに効率的にメニューをこなしてるか、と言うのが、試合前練習からも見て取れます。

それでいて、毎年プロ野球に「即戦力」として入団する選手がいてるんだから、大したものだと思います。この辺りは絶対にプロ野球チームも見習わないと。ただ長い時間の練習だけでは身につかないものもあるはず。個人練習の重要性とか、もっと見直さないといかんとは思います。

最後に、表彰式・閉会式の様子をば。

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優勝旗授与。

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そして、日本選手権優勝チームが1年間、ユニフォームに付けられるエンブレムの授与。

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準優勝杯。

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個人賞。最優秀選手賞は、JX‐ENEOS・大城基志投手

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敢闘賞はJR東日本・吉田一将投手(右)

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首位打者賞はJX‐ENEOS・池辺啓二選手(18打数10安打)

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打撃賞はJR東日本・松本晃選手

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また来年、お会いしましょう。

つか、去年も今年も、社会人野球でしか京セラドーム大阪に来てないような(笑)。


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2012.11.14 / Top↑
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