今年も83人のアマチュア野球選手がNPB12球団からの「指名」を受けました。
騒がれている人、無名な人、表沙汰にはしないけど、意中の球団に名前を呼ばれた人、そうでなかった人。話題になった人ならなかった人、いろいろあるとは思いますが、まずはとにかく「名前が呼ばれた」だけでもすごいことだと思います。「志望届」を出しながら呼ばれなかった人もいるわけで。
さらには、こんな事を言うと「卑屈偏屈だなぁ」と思われるかも知れませんが、みなさんの野球人生には、多かれ少なかれ、怪我やその他の理由で、野球を諦めざるを得なかった人もいてます。そんな人の期待と夢も、どこかに背負っている、と思ってください。
全国で野球をやってる同世代の人がどの程度いるのかは分かりません。そんな中で、自ら志望したとは言え、プロ野球チームから「指名」を受けたんだから、素直に受け入れてください。無理やりに入団しろ、とは言いませんが、これは、83人しか得られなかった「チャンス」と思ってください。
プロ野球チームに入団出来るチャンスと言うのはそうそう来ません。
今回のドラフトでも「指名の可能性があるのに指名されなかった選手」てのが2人います。ケガなのかなんなのか、指名回避された理由は分かりませが、そんな選手もいます。無念だとは思いますが。
指名された順番等不満もあるかも知れません。
ドラフト会議前になると、誰々が指名されるだの、どこどこが「○位予定」だのの記事が出てきます。それらには一切触れませんでした。目にする記事タイトルは、この記事のタイトルにもしたように・・・。
即戦力○腕・将来性十分・高校通算○本・MAX○○○km/h
社会人野球出身のよっぽどのピッチャーでもない限り「即戦力」でもなかろうし、金属バットで、どこの試合で打ったかも分からないホームランを積み重ねられても、金属バットで打ったホームランをナンボ数えられても意味はなかろうし、最高球速はあくまで最高球速であり、毎試合毎試合そんなスピードで投げられるわけじゃない。それこそ球場によってスピードガンの設置の仕方すら違うんだし。
所詮そんな言葉ってどうってことない「お飾り」ですよ。黒田博樹みたいに、年々球速が伸びてきてるような人もいるし、金本知憲みたいに、30過ぎてからトリプルスリーを達成する人もいるし、鈴木一郎みたいに、メジャーリーグで何年も出来る選手も出てくるんです。山本昌さんみたいに「投げるたびに、ナニをするにも記録」になることも出来るんです(笑)。
さらに、入団交渉前からこんな事を言うのもおかしいですが、ドラフト1位入団だからと言って10年20年、プロ野球で生きていける訳じゃありません。ドラフト下位だからといって、2~3年で解雇されるわけでもありません。オノレの努力次第で、ぶっちゃけいくらでも稼げるし、幾らでも世界が広がる「職業」だと思います。ヤリガイはあると思いますよ。才能を認められてるんだし。
東海大・菅野、巨人1位指名に「この1日で報われた」 スポーツ報知
東海大・菅野智之投手(23)が25日、都内で開かれたドラフト会議で、相思相愛だった巨人から単独1位指名された。昨年の同会議では日本ハムから1位指名を受けたが、入団を拒否。1年浪人して、伯父である原辰徳監督(54)が率いる巨人入りを目指していた。
同大学内で会見した菅野は「小さい頃から夢だった球団に入れてとてもうれしいです。今年1年は心折れそうになったときもありましたが、この1日で報われた気がします」と喜びをあらわにした。
大谷、日本ハム指名に「正直びっくりした」 スポーツ報知
プロ野球ドラフト会議で日本ハムから1位指名を受けた岩手・花巻東高の大谷翔平投手は25日、花巻市の同校で取材に応じ「(米大リーグに挑む)自分の思いは変わらないです」と硬い表情で渡米への決意を述べた。ただ「指名して評価していただいたのはすごくうれしく思う」と話した。
ランニングなど軽めの練習後、指名があったことを野球部長から聞いた。日本ハムが指名するとの報道を知った時には「正直びっくりしたというか、動揺した部分があった」と明かし「初めてのケースなので監督さんに調べていただいている。分からない」と語った。
来年3月まで日本ハムが交渉権を持つものの、大リーグ球団に関してはアマチュア選手の獲得で明確な規定はない。同校の佐々木洋監督は「制度的なことで分からないことがたくさんある。それを理解した上で本人と話をしたい」と慎重に言葉を選んだ。日本ハムとの交渉には「対応する機会をつくらないといけないと思います」と応じる意向を示した。
とりあえず大谷君。
諸事情承知の上で指名してくれたんだから、まずファイターズ側の話は聞きましょう。それが「プロ野球志望届」を提出した事への「覚悟の証明」だと思いますよ。プロ野球志望届を提出した際「意中の球団はない。どの球団でも悔いのない野球人生にしたい」とまで言うてるんだから。
そして・・・・誰だっけ(笑)
まぁせいぜい頑張って下さいな。1年間、どんな内容だったのかは知らんけど「練習しかしてしてなかった」事が吉と出るか凶と出るか、広く見れば「東海大学のおてなみ拝見」というところ。
過去に丸々1年犠牲にしてジャイアンツに入団した選手、言わば「ドラフトから逃げた」選手としては、江川卓、元木大介の2人が挙げられますが、「彼」が一体どっちになるのか。
太く短い大エースになるのか、それとも「クセ者」になるのか。
どっちになったからと言うてどうこうはありません。所詮よその話ですからね(笑)。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

騒がれている人、無名な人、表沙汰にはしないけど、意中の球団に名前を呼ばれた人、そうでなかった人。話題になった人ならなかった人、いろいろあるとは思いますが、まずはとにかく「名前が呼ばれた」だけでもすごいことだと思います。「志望届」を出しながら呼ばれなかった人もいるわけで。
さらには、こんな事を言うと「卑屈偏屈だなぁ」と思われるかも知れませんが、みなさんの野球人生には、多かれ少なかれ、怪我やその他の理由で、野球を諦めざるを得なかった人もいてます。そんな人の期待と夢も、どこかに背負っている、と思ってください。
全国で野球をやってる同世代の人がどの程度いるのかは分かりません。そんな中で、自ら志望したとは言え、プロ野球チームから「指名」を受けたんだから、素直に受け入れてください。無理やりに入団しろ、とは言いませんが、これは、83人しか得られなかった「チャンス」と思ってください。
プロ野球チームに入団出来るチャンスと言うのはそうそう来ません。
今回のドラフトでも「指名の可能性があるのに指名されなかった選手」てのが2人います。ケガなのかなんなのか、指名回避された理由は分かりませが、そんな選手もいます。無念だとは思いますが。
指名された順番等不満もあるかも知れません。
ドラフト会議前になると、誰々が指名されるだの、どこどこが「○位予定」だのの記事が出てきます。それらには一切触れませんでした。目にする記事タイトルは、この記事のタイトルにもしたように・・・。
即戦力○腕・将来性十分・高校通算○本・MAX○○○km/h
社会人野球出身のよっぽどのピッチャーでもない限り「即戦力」でもなかろうし、金属バットで、どこの試合で打ったかも分からないホームランを積み重ねられても、金属バットで打ったホームランをナンボ数えられても意味はなかろうし、最高球速はあくまで最高球速であり、毎試合毎試合そんなスピードで投げられるわけじゃない。それこそ球場によってスピードガンの設置の仕方すら違うんだし。
所詮そんな言葉ってどうってことない「お飾り」ですよ。黒田博樹みたいに、年々球速が伸びてきてるような人もいるし、金本知憲みたいに、30過ぎてからトリプルスリーを達成する人もいるし、鈴木一郎みたいに、メジャーリーグで何年も出来る選手も出てくるんです。山本昌さんみたいに「投げるたびに、ナニをするにも記録」になることも出来るんです(笑)。
さらに、入団交渉前からこんな事を言うのもおかしいですが、ドラフト1位入団だからと言って10年20年、プロ野球で生きていける訳じゃありません。ドラフト下位だからといって、2~3年で解雇されるわけでもありません。オノレの努力次第で、ぶっちゃけいくらでも稼げるし、幾らでも世界が広がる「職業」だと思います。ヤリガイはあると思いますよ。才能を認められてるんだし。
東海大・菅野、巨人1位指名に「この1日で報われた」 スポーツ報知
東海大・菅野智之投手(23)が25日、都内で開かれたドラフト会議で、相思相愛だった巨人から単独1位指名された。昨年の同会議では日本ハムから1位指名を受けたが、入団を拒否。1年浪人して、伯父である原辰徳監督(54)が率いる巨人入りを目指していた。
同大学内で会見した菅野は「小さい頃から夢だった球団に入れてとてもうれしいです。今年1年は心折れそうになったときもありましたが、この1日で報われた気がします」と喜びをあらわにした。
大谷、日本ハム指名に「正直びっくりした」 スポーツ報知
プロ野球ドラフト会議で日本ハムから1位指名を受けた岩手・花巻東高の大谷翔平投手は25日、花巻市の同校で取材に応じ「(米大リーグに挑む)自分の思いは変わらないです」と硬い表情で渡米への決意を述べた。ただ「指名して評価していただいたのはすごくうれしく思う」と話した。
ランニングなど軽めの練習後、指名があったことを野球部長から聞いた。日本ハムが指名するとの報道を知った時には「正直びっくりしたというか、動揺した部分があった」と明かし「初めてのケースなので監督さんに調べていただいている。分からない」と語った。
来年3月まで日本ハムが交渉権を持つものの、大リーグ球団に関してはアマチュア選手の獲得で明確な規定はない。同校の佐々木洋監督は「制度的なことで分からないことがたくさんある。それを理解した上で本人と話をしたい」と慎重に言葉を選んだ。日本ハムとの交渉には「対応する機会をつくらないといけないと思います」と応じる意向を示した。
とりあえず大谷君。
諸事情承知の上で指名してくれたんだから、まずファイターズ側の話は聞きましょう。それが「プロ野球志望届」を提出した事への「覚悟の証明」だと思いますよ。プロ野球志望届を提出した際「意中の球団はない。どの球団でも悔いのない野球人生にしたい」とまで言うてるんだから。
そして・・・・誰だっけ(笑)
まぁせいぜい頑張って下さいな。1年間、どんな内容だったのかは知らんけど「練習しかしてしてなかった」事が吉と出るか凶と出るか、広く見れば「東海大学のおてなみ拝見」というところ。
過去に丸々1年犠牲にしてジャイアンツに入団した選手、言わば「ドラフトから逃げた」選手としては、江川卓、元木大介の2人が挙げられますが、「彼」が一体どっちになるのか。
太く短い大エースになるのか、それとも「クセ者」になるのか。
どっちになったからと言うてどうこうはありません。所詮よその話ですからね(笑)。
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2012.10.26 / Top↑
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