何か、いろんな所がぼんやりしたまま、それこそ「歯にネギが挟まったまま」ではありますが、石井琢朗が「コーチ契約」に至りました。それと同時に、古沢憲司投手コーチも正式契約に至りました。



琢朗鬼コーチ宣言「1度死んでもらう」 デイリースポーツ

今季限りで24年間の現役生活を終えた広島の石井琢朗野手コーチ兼内野手が22日、広島・マツダスタジアム内の球団事務所でコーチ契約を結び、その後の就任会見に臨んだ。

石井は守備・走塁部門を担当するとみられる。就任理由について石井は、「家族の問題で悩んだ部分もあるけれど、このまま広島を去ることの方が悔いが残ると思った」と語った。

現場では厳しい指導になることが予想されるが、「意識はしないけど厳しくなるのでは。ここ数年はマルくなったけど、若いころの僕は厳しい練習をしてきた。若い選手たちには1度死んでもらおうかなと思います」と、早くも鬼コーチ化を宣言していた。



広島・古沢新コーチ「ワクワクする」> デイリースポーツ

広島の来季1軍投手コーチに就任することが決まっていた古沢憲司氏が22日、マツダスタジアム内の球団事務所で正式に契約を結んだ。

01年からドミニカ共和国カープアカデミーの臨時コーチを務めており、13年ぶりとなる日本球界への復帰。「久しぶりやからね…。実際、始まってみないとわからない不安もあるけど、ワクワクしている気持ちの方が大きいかな」と笑顔。

今季は防御率2・72と上々の成績を残した投手陣を預かる立場として、「やりにくいよね。成績が落ちたら何を言われるかわからんし」とジョークで笑いを取った。



まんず古沢憲司投手コーチからアレしましょうかね。

これの前の記事で、具体的に「篠田純平、齊藤悠葵」と言う名前を「強化選手」に挙げてらっしゃいました。先発ローテーションが右ピッチャーばかり、と言う懸念から出てきた言葉だとは思いますが。

まぁ確かに「ビシッ」としたサウスポーピッチャーがいてないのは事実です。どっちかと言えば軟投派(にならざるを得なくなってしまった)ピッチャーばかり。けど、一軍投手コーチの役割、と言うか氏名ってそんなところじゃないはず、なんだけどなぁ。

御本人が極々正直に「外から見てただけだから、実際に見てみないと何とも言えない」と言われてます。ドミニカカープアカデミーの臨時投手コーチが、カープ球団内でどのような位置付けかは分かりませんが、強化選手云々よりも、とりあえず秋季キャンプ中は「見ること、把握すること」に徹して、その後は今オフ以降来季に向けて、選手に意識付けをするのもいいんじゃないかな、と思います。

「理想」はあるかも知れません。しかし「現実」がないと理想は見えませんし、その理想までの道のりも作れません。ただ闇雲に練習するだけでは、これまた90年代に逆戻りになってしまいます。

時間があるようなないような半年間ではありますが、急いては事を仕損じます。今の監督がそうですから。同じように突っ走ってもらっても困るんで、ある程度ブレーキをかけながら、投手強化に勤しんでいただきたいものです。サウスポーは彼ら2人だけじゃないですからね。

つか、二軍投手コーチ就任、みたいなコメントで大丈夫なんかな(笑)。


そして石井琢朗「コーチ」

やっぱりと言うか何というか、守備走塁コーチ就任の様子。ここまで引っ張ってるのに、未だに正式にポジションが決まらないと言うのは、他のコーチの配置転換等でかなりもめてのかな。

ご家族は広島に引越しを考えておられるそうですが。コメントの中にははっきりと「家族の問題で悩んだ部分もあるけれど」とあります。家族会議もあったでしょうし、本人も相当悩んだことと思います。それでも、カープに、そして広島の街にもう暫らく留まることを決断してくれた。

ありがたいことですよ。本人もまだ「お守り」以外にやり残したことがあるんでしょう。誰某を鍛える、とかそんなレベルの話じゃなくて。「俺の考えている『コレ』は、絶対に今のカープには必要だ」と言う考えがあるんでしょう。その上で意識改革を選手に求めてるんじゃないかな、と思います。

「このまま広島を去ることの方が悔いが残る」とまで言うてます。ならばいっその事、カープの選手やコーチ、だけでなく、球団フロントも、石井琢朗の考えをどんどん吸収する体制を整えたほうがいい。一軍だけじゃない、二軍にも、そしてけが人収容施設みたいになってる三軍にも、ですよ。

いっその事、変に固定せずにいわゆる「巡回コーチ」でもよくないか?

表現は物騒かも知れませんが、石井琢朗の血肉全てをカープで吸収してしまって、干からびた状態で横浜に返すのもいんじゃないかと思います。「1度死んでもらおうかな」とまで言うてる石井琢朗コーチの覚悟に応えるには、こちらが「返り討ち」にするくらいの気概で挑まないと失礼ですよ。

敢えて言うなら「よそ者」です。それ以上の活躍はしてくれましたけどねしかし、石井琢朗に、わしらが思っている以上の思い入れがあるのなら、それを「チーム成績」で返すしかない。

その為にはいっぺん、自分を自主トレーニングの時点で「追い込んでみること」ですよ。これまで「動けりゃいい」程度の自主トレしかしてなかったから、個人の成績も、チーム成績も伸び悩みなんだ。

そして選手には「俺たちはこれだけの練習やったんだ。だから勝てないわけがない。」くらいのそれこそ「気持ち」を身につけて欲しいんだ。体力と技術が充実して初めて「気力」ですよ。

古沢憲司投手コーチ、そしてまだ正式発表にはなってないけど、新井宏昌打撃コーチとともに、珍しく3人もいっぺんに取り入れようとしてる「外部の風」ですよ。それをカープ選手自身が、全身で受け止めるだけの体力を作っておかないと、意識改革も、チームの体質改善も出来んままですよ。


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2012.10.22 / Top↑
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