昨日の対スワローズ戦をもちまして、2012年マツダスタジアムでの、広島東洋カープ主催試合が全て終了しました。チームの成績が成績なだけに決して「滞りなく」とは言い難いですが。
試合終了後の、野村謙二郎監督の挨拶全文。
今日をもちましてマツダスタジアムでのホームゲーム最終戦となりました。1年間、暑い日もそして雨の日も、早くから球場にお越しいただき、応援してくださったファンの皆様、本当にありがとうございました。チームとしては非情に悔しいシーズンとなりましたが、この悔しさをばねに、この悔しさをばねに(大事な事なので2回言うたのか?)また精進し、チャンスに強い、そして痺れた場面でも力を発揮できるチーム、そこを目指して頑張って行きたいと思います。1年間、ありがとうございました。
なーんかね、出だしから完全にビビってましたね。野村謙二郎監督がマイクの前に立っている間、途切れるとこなく飛んでくる罵声。人が喋ってる時には黙ってろ、とは言うけど、みんな3シーズン溜め込んだんだ。本人も、こうなることは分かった上で出てきたんだろうけどね。
個人的野村謙二郎監督の挨拶の感想としては、シーズン終了後に、カープ公式サイトのトップに載ってそうな文章そのまんま。あんまり、と言うかそれこそ気持ちがこもってない気持ちが足りない(笑)。
就任当初マスコミその他に向かって「挨拶は徹底する」とか言いながら、過去3シーズン近くにわたって、ファンに対して直接何も話さなかった報いですよ。
一昨年のファン感謝デー。グラウンドに姿を見せておきながら、土壇場になって、ファンへの挨拶を、残留が決定した石原君に「投げた(と言う風にしかあの時は見えんかったんですか)」。
人によって温度差はあろうけど、わしはあの時点で全て萎えました。
就任直後の同じファン感謝デーで「優勝します」と豪語しておきながらあの体たらく。続投が決まっていたとは言え、何らかの「区切り」があってもイイはずなのに、それを蔑ろにした。
本人さんは上記のように「悔しさをバネに精進する」と言うてますが、あんたはたかだか3年、かも知れんけど、こっちはもう17年。人によってはもっと長いこと、悔しい思いと言うより「つまらん思い」をして来てる人がいる。在り来たりの言葉を並べたところで、期待には値しない。
上の言葉も、はっきり言って「続投宣言」くらいにしか聞こえない。つか、上の文章からは、監督の悔しさ、チームの悔しさやらが全く感じられない。通り一遍のことしか言えてないし。
ただ、挨拶の冒頭に「3シーズンにわたって不甲斐ない成績が続いたことをお詫びします。すいませんでした。」くらいあれば、その後の反応はもうちょっとましだったように思いますがどうでしょう。まぁ挨拶が出来ん人ですから、そんな言葉は100パーセント、出て来んかったとは思いますが。
正直な話、もっと人間・野村謙二郎を感じさせるような言葉が欲しかった。とても引退セレモニーの時に「野球は楽しいぞ!野球はいいんだぞ!」と絶叫した人と同じとは思えませんわ。
ま、3年連続Bクラス、借金2桁で4年目に突入せんとする監督さんの言葉らしいわ。
【広島】異様…監督挨拶にヤジ&拍手 日刊スポーツ
広島は今季22度目の完封負けを喫して3連敗となった。借金が14となり、4年連続で2桁借金が確定した。4回無死一、二塁から後続が凡退して無得点に終わるなど拙攻が続き、残塁は11を数えた。
先発の大竹寛投手(29)は序盤に粘りの投球を見せながらも、6回に連打を浴びて降板。5回1/3を4失点で5敗目を喫した。マツダスタジアムでの今季最終戦を飾れなかった。
野村謙二郎監督(46)は試合後のセレモニーでファンに向けて「悔しいシーズンになりました。この悔しさをバネに精進していきたい」と言葉を詰まらせながら、あいさつした。場内は「謝れ」などのヤジが飛ぶ一方で、拍手も起こるなど異様な空間となった。
話が脱線しますが、ヤフー等で「挨拶は徹底する」で検索すると、「挨拶を徹底すれば職場は変わるのか?」と言うブログのような記事が、一番上に出てきます。面倒なので引用はしませんが、結構いいことが書いてあります。挨拶云々を越えて「上に立つ者ののあり方」みたいな事まで書いてたり。
噂レベルですが、結局この3シーズン、野村謙二郎は周囲に対してあまり挨拶をせなんだとか。実際どの程度のレベルのものかは分かりませんが、それはやっぱり外ににじみ出るもので、結局過去2シーズンの「ホーム最終戦挨拶なし」に繋がってるんだと思います。
あれだけ「コーチ経験ゼロ、選手生活7シーズンで大丈夫か?」とまで言われたファイターズ・栗山英樹監督が、なぜ就任1年目でパ・リーグ優勝を成し遂げたか。
たくさんは載ってませでしたが翌日の新聞には、選手のコメントと、吉川光夫投手の「手記」が出てました。その中には各所で「監督のために」「監督がいたから」等と言う言葉が出てきました。
これはもちろん、ファイターズが「ベースボール・オペレーション・システム」と言うのをしっかり活用してる事。それ以上に栗山英樹監督が「選手とのコミュニケーション」を押し出した結果。
プロ野球だからもちろん「自分の為」に試合に出ているんだとは思いますが、それ以上に「誰かの為に」があまりにもなかった。今シーズン、カープ選手がヒーローインタビューとかで「監督が使ってくれたおかげ」て言うたのを聞いたことがない。あったのは「タクローさんをCSに」だけ。
チーム内の信用信頼がどこに向いてるか、を如実に表してるような気もします。もっとも「引退」を控えてたということもあろうかと思いますが。そんな事を急に言い出しても勝てっこないんですよ。
――――て話が逸れましたが。
最後の最後くらいさぁ、シャッキっと背中伸ばして喋れんもんかね。もっそーとした猫背のまま。とても12球団最年少監督には見えん。若さがないわ。まだ中畑清監督の方が若々しいよ。
わしも現場に居てたら、満足に聞いてなかったかも知れません。たださ、あの罵声と怒号渦巻く中で、拍手をくれた人も確実にいる。散々飛んできた罵声も耳に届いてるはずだ。むしろ、あの場にいて何らかの反応を示さないほうがおかしいんだから。アレをすべて受け止めてこその監督業。
それが嫌ならやめてくれ。
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試合終了後の、野村謙二郎監督の挨拶全文。
今日をもちましてマツダスタジアムでのホームゲーム最終戦となりました。1年間、暑い日もそして雨の日も、早くから球場にお越しいただき、応援してくださったファンの皆様、本当にありがとうございました。チームとしては非情に悔しいシーズンとなりましたが、この悔しさをばねに、この悔しさをばねに(大事な事なので2回言うたのか?)また精進し、チャンスに強い、そして痺れた場面でも力を発揮できるチーム、そこを目指して頑張って行きたいと思います。1年間、ありがとうございました。
なーんかね、出だしから完全にビビってましたね。野村謙二郎監督がマイクの前に立っている間、途切れるとこなく飛んでくる罵声。人が喋ってる時には黙ってろ、とは言うけど、みんな3シーズン溜め込んだんだ。本人も、こうなることは分かった上で出てきたんだろうけどね。
個人的野村謙二郎監督の挨拶の感想としては、シーズン終了後に、カープ公式サイトのトップに載ってそうな文章そのまんま。あんまり、と言うかそれこそ気持ちがこもってない気持ちが足りない(笑)。
就任当初マスコミその他に向かって「挨拶は徹底する」とか言いながら、過去3シーズン近くにわたって、ファンに対して直接何も話さなかった報いですよ。
一昨年のファン感謝デー。グラウンドに姿を見せておきながら、土壇場になって、ファンへの挨拶を、残留が決定した石原君に「投げた(と言う風にしかあの時は見えんかったんですか)」。
人によって温度差はあろうけど、わしはあの時点で全て萎えました。
就任直後の同じファン感謝デーで「優勝します」と豪語しておきながらあの体たらく。続投が決まっていたとは言え、何らかの「区切り」があってもイイはずなのに、それを蔑ろにした。
本人さんは上記のように「悔しさをバネに精進する」と言うてますが、あんたはたかだか3年、かも知れんけど、こっちはもう17年。人によってはもっと長いこと、悔しい思いと言うより「つまらん思い」をして来てる人がいる。在り来たりの言葉を並べたところで、期待には値しない。
上の言葉も、はっきり言って「続投宣言」くらいにしか聞こえない。つか、上の文章からは、監督の悔しさ、チームの悔しさやらが全く感じられない。通り一遍のことしか言えてないし。
ただ、挨拶の冒頭に「3シーズンにわたって不甲斐ない成績が続いたことをお詫びします。すいませんでした。」くらいあれば、その後の反応はもうちょっとましだったように思いますがどうでしょう。まぁ挨拶が出来ん人ですから、そんな言葉は100パーセント、出て来んかったとは思いますが。
正直な話、もっと人間・野村謙二郎を感じさせるような言葉が欲しかった。とても引退セレモニーの時に「野球は楽しいぞ!野球はいいんだぞ!」と絶叫した人と同じとは思えませんわ。
ま、3年連続Bクラス、借金2桁で4年目に突入せんとする監督さんの言葉らしいわ。
【広島】異様…監督挨拶にヤジ&拍手 日刊スポーツ
広島は今季22度目の完封負けを喫して3連敗となった。借金が14となり、4年連続で2桁借金が確定した。4回無死一、二塁から後続が凡退して無得点に終わるなど拙攻が続き、残塁は11を数えた。
先発の大竹寛投手(29)は序盤に粘りの投球を見せながらも、6回に連打を浴びて降板。5回1/3を4失点で5敗目を喫した。マツダスタジアムでの今季最終戦を飾れなかった。
野村謙二郎監督(46)は試合後のセレモニーでファンに向けて「悔しいシーズンになりました。この悔しさをバネに精進していきたい」と言葉を詰まらせながら、あいさつした。場内は「謝れ」などのヤジが飛ぶ一方で、拍手も起こるなど異様な空間となった。
話が脱線しますが、ヤフー等で「挨拶は徹底する」で検索すると、「挨拶を徹底すれば職場は変わるのか?」と言うブログのような記事が、一番上に出てきます。面倒なので引用はしませんが、結構いいことが書いてあります。挨拶云々を越えて「上に立つ者ののあり方」みたいな事まで書いてたり。
噂レベルですが、結局この3シーズン、野村謙二郎は周囲に対してあまり挨拶をせなんだとか。実際どの程度のレベルのものかは分かりませんが、それはやっぱり外ににじみ出るもので、結局過去2シーズンの「ホーム最終戦挨拶なし」に繋がってるんだと思います。
あれだけ「コーチ経験ゼロ、選手生活7シーズンで大丈夫か?」とまで言われたファイターズ・栗山英樹監督が、なぜ就任1年目でパ・リーグ優勝を成し遂げたか。
たくさんは載ってませでしたが翌日の新聞には、選手のコメントと、吉川光夫投手の「手記」が出てました。その中には各所で「監督のために」「監督がいたから」等と言う言葉が出てきました。
これはもちろん、ファイターズが「ベースボール・オペレーション・システム」と言うのをしっかり活用してる事。それ以上に栗山英樹監督が「選手とのコミュニケーション」を押し出した結果。
プロ野球だからもちろん「自分の為」に試合に出ているんだとは思いますが、それ以上に「誰かの為に」があまりにもなかった。今シーズン、カープ選手がヒーローインタビューとかで「監督が使ってくれたおかげ」て言うたのを聞いたことがない。あったのは「タクローさんをCSに」だけ。
チーム内の信用信頼がどこに向いてるか、を如実に表してるような気もします。もっとも「引退」を控えてたということもあろうかと思いますが。そんな事を急に言い出しても勝てっこないんですよ。
――――て話が逸れましたが。
最後の最後くらいさぁ、シャッキっと背中伸ばして喋れんもんかね。もっそーとした猫背のまま。とても12球団最年少監督には見えん。若さがないわ。まだ中畑清監督の方が若々しいよ。
わしも現場に居てたら、満足に聞いてなかったかも知れません。たださ、あの罵声と怒号渦巻く中で、拍手をくれた人も確実にいる。散々飛んできた罵声も耳に届いてるはずだ。むしろ、あの場にいて何らかの反応を示さないほうがおかしいんだから。アレをすべて受け止めてこその監督業。
それが嫌ならやめてくれ。
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