野村監督、来季続投へ 中国新聞

広島の野村謙二郎監督(46)が来季も指揮を執ることが29日、決まった。同日あった阪神23回戦(甲子園)の終了後、「クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した責任は感じている。(進退は)球団が決めること」と言明。球団は4年目の来季も野村監督に指揮を任せる方針を固めており、監督が進退を球団に委ねたことから、続投となった。条件面はシーズン終了後に話し合う。

野村体制は1年契約で2010年にスタートし、1、2年目は5位。「勝負の年」と位置づけた3年目の今季は、前田健、野村、大竹の先発3本柱を中心とした投手陣を武器に躍進。7月には最大11あった借金を返済し、3位に浮上した。しかし、9月に6勝16敗1分けと大失速。この日、阪神に敗れ、15年連続のBクラスが決まった。



今シーズン後半「沈没」が始まった頃に、試合後のコメントで「責任は感じている」と言う言葉をちょこちょこ、耳にしました。まぁこっちからしたら「どの口がそんな事言うとんねん」でしたが。

そして案の定「進退は球団が決めること」などと曰われる。

「クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した責任は感じている」のであれば、もっと言えば監督就任初年度、優勝を逃したことに関して責任は感じてないのかね。この辺の曖昧さが、脳内を痒くする。

クライマックスシリーズ、もっと言えば優勝を逃した責任を感じているのであれば、なぜ自分で動こうとしないのか、と言うか自分で動けよ。そんな所まで他力本願寺か。甘えるのもいい加減にしろ。

野村謙二郎監督が就任当初、「野村謙二郎監督は5か年計画」と言うのは耳にしたことがある。球団に対しても、もちろんグラウンドに於いても、野村謙二郎本人から、シーズン終了の挨拶等が全くないところを見ると、カープ級だフロントも、野村謙二郎監督も、5年をひと括りに考えておられるようだ。

まぁね、5年やらすんなら5年やらすで構わんよ。ほいじゃ、なんで毎年毎年「勝負掛けてます」と言わんばかりに1年契約にするんかね。見え透いてるんだよ。「5年間、野村謙二郎に預けます」と、公言すればええものを、毎年のように「来年は勝負の年」「今年は○が良かったからまた来年も」。

アホかいつになったらその「勝負の決着」がつくのか。

かの松田恒次オーナーは、当時の根本陸夫監督に対し「130試合を全部犠牲にしても良いから、将来優勝争いが出来るチームの基礎を作ってもらいたい。」とまで言い切った。普通、こんな事が過去のエピソードとは言え、外部に漏れる事は御法度かも知れん。一歩間違ったら敗退行為だし。

けど、松田恒次オーナーにそれだけの覚悟があった証拠だし、根本陸夫監督も「それだけの信頼を置かれているのなら」と言う思いに駆られてもおかしくないはず。結果、決して順位的には芳しいもんじゃなかったけど、全試合指揮をとった4シーズンのうち、3シーズンで勝ち越してる。

そして(今の所)末代の松田元。この人が残した名言と言えば

「(野村謙二郎監督は)1年目なんだから、すべてが経験。最下位になってもいいぐらい」

賛否両論ありましたよね。もちろん「否」の方が多かったとは思いますが。1年目だろうが何だろうが、一軍は結果を残す場所。負けていいはずがない。もっと言えば、松田元オーナーに、祖父・恒次さんみたいな「野村謙二郎を監督として招聘した覚悟」みたいなのが何一つ感じられないんだ。

とうとう就任から3年連続で負け越し、どころか2ケタ借金。こんな成績で「4年目」を迎えた監督って、カープの歴史を見ても、初代の石本秀一さん、2代目の白石勝巳さんしかいない。まだまだ戦後復興のままならなかったチーム黎明期ならいざ知らず、こんな散々な成績で「4年目」ってバカだわ。

つーか、自分の進退くらい自分で決めれ。事ある毎に「して欲しいして欲しい」と言い、自分の進退まで他人任せか。どこまで無責任なんだよいい加減にしろ。


これ以上野村謙二郎が監督を続けて誰が得するんだよ。

次こそは、来年こそはもいいけれど、明日になったらやろう、明日になったらやろう、と言うてる夏休みの宿題みたいなもんだ、最終的には何一つ出来てない。付け焼刃で見掛け倒しで終わるだけだ。

野村謙二郎が監督で居続ける限り、来年は「一軍観戦ゼロ」かも。


以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログへ

2012.09.30 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://kugyousou.net/tb.php/1410-e15ea464