相変わらず、むちゃくちゃタイムラグのある記事です。
現地観戦を予定されていた方には申し訳ないですが、日曜日の試合が雨天中止となり、仕事から帰ってきてから金曜日の試合の録画、そして昨日土曜日の試合の録画を見ることが出来てます。3試合とも開催されてたら「ええい面倒くさいわいっぺんに叩き斬ってしまえ!」となるんですけどね。
しかし、ウェブ上のカープ関連の記事には、相変わらず「CS」だの「クライマックス」「信じる」「奇跡」だのと言う言葉が飛び交ってますが。正直、無理でしょ。どう考えても無理ですよ。
この土壇場に来て、スワローズと2ゲームだの3ゲームだのと言うんなら、先の9連戦、せめて4勝5敗くらいなら、まだ可能性もあったかも知れませんが、現実的に1勝しかで出来てないんだし。
今だに「○連勝すれば、そしてスワローズが○勝●敗なら」みたいな「究極の他力本願寺」的数字も並んでますが、優勝なり、クライマックスシリーズを勝ち抜くチームってのは、そんな数字が出る前に何もかも決めてますよ。こんな土壇場に来て十何連勝も出来るんなら、毎年優勝争いしとるわ。
現実的な数字を並べるのであれば、9月のスワローズの成績は13勝6敗1分。かたやカープは4勝14敗1分。スイッチの入りかた、入れ方からして明らかに違ってる。そのスイッチを、もっと早くONに出来たのがドラゴンズであり、セントラルリーグ優勝を達成したジャイアンツですよ。
特にジャイアンツなんか、4月に2回も5連敗をしてる。通常なら、と言うかカープならほぼここで「ジ・エンド」ですよ。けど、それを糧に、試行錯誤を繰り返しながら、この連敗中に字固めをやって、まだシーズンは終わってないけど、終わってみればぶっちぎりの優勝ですよ。
試合運びから戦力補強から資金力から、何から何までジャイアンツとは違うのは、分かりきった事ではありますが、その足りない部分を「工夫」で補おうとした形跡が全く見えない。
この土曜日の試合で「ダメだこりゃ」と思った場面がある。
1-1の同点での2回表ノーアウトランナー1・2塁に丸君と堂林君。ここでバッターボックスには石原君。彼に送りバントのサインを送って、無事ランナーを進めた。まぁようある場面ですよ。
しかし、その直前、ネクストバッターズサークルで、町田コーチの指示を聞く野村祐輔の姿が映し出された。イニングはまだ2回表。普通員考えたらスクイズか無抵抗の見送り三振。放送席の解説牛島和彦氏も「スクイズ」と言う話になってたけど、結果は強打。そしてサードゴロホームタッチアウト。
何なんだよ一体。
野手に期待出来んからって、ピッチャーのバッティングに期待ですか。
そら「こ~ども~の~こ~ろか~ら え~す~でよ~ば~ん~」みたいなのばっかりが集まってくるプロ野球ではあるけども、逆転の1点を奪い取るのに、ピッチャーの進塁打に期待するのはどうなんだ。しかも、飛んだ打球は「お誂え向き」を絵に書いたような、真正面のサードゴロ。
1回表は赤松君のセーフティバント内野安打、そして盗塁成功で「策を施した」ようにも見えた。けど、肝心な場面で大失敗、と言うより大失態を犯し、最終的には試合を落としてしまった。
打てば勢いがつくんだろうけど、打てんのだから致し方ない。故に野手でどうにかせといかん話なのに、ピッチャーのバッティングに期待してしまって、挙げ句野村祐輔をランナーで残してしまった。
こんんあ不可解な采配を見てると、カープベンチのどこかに、もう諦めしかないんだろう。
シーズン当初から分かってた9連戦。やろうと思えば8月末あたりから「そこ」にターゲットを絞ることも出来たろうし、ローテーションを整えることも出来たろう。けど、それをやらなかった報いが今来てるんだ。ゆえに、この成績もごく当たり前。
さらに言えば、ローテーションのアヤかも知れんけど、9連戦の最後を捨ててまで、ベイスターズと相性のいい前田健太・野村祐輔を持ってきて「楽に勝ちに行こう」としたベンチの采配ミスですよ。その報いが連敗、そして9カード連続勝ち越しなし、果ては上記の9月の成績ですよ。
9月に入って負けが込み出して、野村謙二郎監督の試合後のコメントにも「切り替え」と言う単語が並ぶようになりました。とは言うものの、どっちの方向に「切り替え」るんでしょうか。
もっとも、切り替え方が分からんまま3シーズン監督をやってきたんだろうし、切り替え方がわかってたらもっとちゃんとしたチームになってたはずですよ。いっその事「もう切り替え方も分かりません。すいませんごめんなさい。」とか言うたら、ちったぁ許したろか、っちゅう気にもなりますが。
んなこと出来る人間やったら1年目にやってるわなぁ。「これ」をやらんから、勝とうが負けようが腹立たしいのであって。今シーズン1試合しか、一軍の試合を観戦しとらんのであって。
ま、こんな成績だし「来年に向けて切り替える」て意味かも知れませんけどね。1日2日、切り替えてもらったところで結果は知れとるわ。それこそ、切り替えがうまいこと言ってたら、こんな釣瓶落としみたいな転落の仕方は絶対ないわ。こう言う所からして、このチームはまだまだ未熟と思うわ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
現地観戦を予定されていた方には申し訳ないですが、日曜日の試合が雨天中止となり、仕事から帰ってきてから金曜日の試合の録画、そして昨日土曜日の試合の録画を見ることが出来てます。3試合とも開催されてたら「ええい面倒くさいわいっぺんに叩き斬ってしまえ!」となるんですけどね。
しかし、ウェブ上のカープ関連の記事には、相変わらず「CS」だの「クライマックス」「信じる」「奇跡」だのと言う言葉が飛び交ってますが。正直、無理でしょ。どう考えても無理ですよ。
この土壇場に来て、スワローズと2ゲームだの3ゲームだのと言うんなら、先の9連戦、せめて4勝5敗くらいなら、まだ可能性もあったかも知れませんが、現実的に1勝しかで出来てないんだし。
今だに「○連勝すれば、そしてスワローズが○勝●敗なら」みたいな「究極の他力本願寺」的数字も並んでますが、優勝なり、クライマックスシリーズを勝ち抜くチームってのは、そんな数字が出る前に何もかも決めてますよ。こんな土壇場に来て十何連勝も出来るんなら、毎年優勝争いしとるわ。
現実的な数字を並べるのであれば、9月のスワローズの成績は13勝6敗1分。かたやカープは4勝14敗1分。スイッチの入りかた、入れ方からして明らかに違ってる。そのスイッチを、もっと早くONに出来たのがドラゴンズであり、セントラルリーグ優勝を達成したジャイアンツですよ。
特にジャイアンツなんか、4月に2回も5連敗をしてる。通常なら、と言うかカープならほぼここで「ジ・エンド」ですよ。けど、それを糧に、試行錯誤を繰り返しながら、この連敗中に字固めをやって、まだシーズンは終わってないけど、終わってみればぶっちぎりの優勝ですよ。
試合運びから戦力補強から資金力から、何から何までジャイアンツとは違うのは、分かりきった事ではありますが、その足りない部分を「工夫」で補おうとした形跡が全く見えない。
この土曜日の試合で「ダメだこりゃ」と思った場面がある。
1-1の同点での2回表ノーアウトランナー1・2塁に丸君と堂林君。ここでバッターボックスには石原君。彼に送りバントのサインを送って、無事ランナーを進めた。まぁようある場面ですよ。
しかし、その直前、ネクストバッターズサークルで、町田コーチの指示を聞く野村祐輔の姿が映し出された。イニングはまだ2回表。普通員考えたらスクイズか無抵抗の見送り三振。放送席の解説牛島和彦氏も「スクイズ」と言う話になってたけど、結果は強打。そしてサードゴロホームタッチアウト。
何なんだよ一体。
野手に期待出来んからって、ピッチャーのバッティングに期待ですか。
そら「こ~ども~の~こ~ろか~ら え~す~でよ~ば~ん~」みたいなのばっかりが集まってくるプロ野球ではあるけども、逆転の1点を奪い取るのに、ピッチャーの進塁打に期待するのはどうなんだ。しかも、飛んだ打球は「お誂え向き」を絵に書いたような、真正面のサードゴロ。
1回表は赤松君のセーフティバント内野安打、そして盗塁成功で「策を施した」ようにも見えた。けど、肝心な場面で大失敗、と言うより大失態を犯し、最終的には試合を落としてしまった。
打てば勢いがつくんだろうけど、打てんのだから致し方ない。故に野手でどうにかせといかん話なのに、ピッチャーのバッティングに期待してしまって、挙げ句野村祐輔をランナーで残してしまった。
こんんあ不可解な采配を見てると、カープベンチのどこかに、もう諦めしかないんだろう。
シーズン当初から分かってた9連戦。やろうと思えば8月末あたりから「そこ」にターゲットを絞ることも出来たろうし、ローテーションを整えることも出来たろう。けど、それをやらなかった報いが今来てるんだ。ゆえに、この成績もごく当たり前。
さらに言えば、ローテーションのアヤかも知れんけど、9連戦の最後を捨ててまで、ベイスターズと相性のいい前田健太・野村祐輔を持ってきて「楽に勝ちに行こう」としたベンチの采配ミスですよ。その報いが連敗、そして9カード連続勝ち越しなし、果ては上記の9月の成績ですよ。
9月に入って負けが込み出して、野村謙二郎監督の試合後のコメントにも「切り替え」と言う単語が並ぶようになりました。とは言うものの、どっちの方向に「切り替え」るんでしょうか。
もっとも、切り替え方が分からんまま3シーズン監督をやってきたんだろうし、切り替え方がわかってたらもっとちゃんとしたチームになってたはずですよ。いっその事「もう切り替え方も分かりません。すいませんごめんなさい。」とか言うたら、ちったぁ許したろか、っちゅう気にもなりますが。
んなこと出来る人間やったら1年目にやってるわなぁ。「これ」をやらんから、勝とうが負けようが腹立たしいのであって。今シーズン1試合しか、一軍の試合を観戦しとらんのであって。
ま、こんな成績だし「来年に向けて切り替える」て意味かも知れませんけどね。1日2日、切り替えてもらったところで結果は知れとるわ。それこそ、切り替えがうまいこと言ってたら、こんな釣瓶落としみたいな転落の仕方は絶対ないわ。こう言う所からして、このチームはまだまだ未熟と思うわ。
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2012.09.25 / Top↑
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