ええ、いい試合でしたよ。
送るべきところはしっかり送ったと思う。ヒットも珍しくつながった。まずこんな得点の仕方はここしばらくなかった。1イニング3点ってのもほぼ一週間ぶり。まぁどこのチームもそうそう取れるもんじゃないですが。梵君も、完治してないであろう膝の痛みを我慢してスリーベースヒットを打った。
この時期に来て、五体満足な選手はおらんだろう。皆どっかに疲労感だの、休むに至らない負傷を抱えていたりするかも知れん。けど、試合の日は嫌でもやってくるし、こなさんといかん。
いい試合ではありましたが、負けてしもうたら何もならん。もうこの時期、負けてる場合じゃない。
クライマックスシリーズ「自力進出」が消えましたからね。
「進出」するものに自力も他力もへったくれもあったもんじゃないですけどね。つか他力でクライマックスシリーズに出れたところで、勝ち抜けるわけがない。相手の自滅を待つのかね。そんなものが「戦い」として成り立つのか甚だ疑問ですよ。結局は「自分らがどないかせんといかん」はずなのに。
「諦めない姿勢」と言うのは確かに必要ですよ。
けど、実際の数字を並べて見るに、絶望に限りなく近いんだ。
広島東洋カープ 東京ヤクルトスワローズ
14勝00敗 .523 11勝06敗 .519
13勝01敗 .515 10勝07敗 .504
12勝02敗 .508 09勝08敗 .504
11勝03敗 .500 08勝09敗 .496
10勝04敗 .492 07勝10敗 .489
09勝05敗 .485 06勝11敗 .481
08勝06敗 .477 05勝12敗 .474
07勝07敗 .470 04勝13敗 .466
よく「勝率5割で行ければ」などと言うけど、その5割をキープするのも、どのチームも難しい。特に浮沈の激しかったカープとスワローズなんかよくわかると思う。この両チームが、常に5割をキープ出来てれば、ももう少しマシなセントラルリーグペナントレースになってたはず。
今のカープはとうとう借金8にまで膨らんだ。それを完済しようと思うだけでも11勝3敗で「行かなければいけない」。いくら借金11を完済したと言うても、2ヶ月近く掛けてる。それに近い借金を3週間で返そうってんだから、こんな虫のいい話はない。
借金返済にこだわってるけど、そうでもせんと、数字上スワローズを上回ることは出来ませんからね。並んでてはダメなんですよ。引き分け試合がこのあとナンボあるか分かりませんが、スワローズを上回らぬ限り、カープにクライマックスシリーズのはない。
かと言って、今のチーム状況でそれが出来るか、と問われれば、99.9パーセント不可能の無理難題。これまで出来なかったことがこの時期に急に出来るようになるんなら、2008年も2009年もクライマックスシリーズに進出してますよ。その後、監督人事がどうなってたかは知りませんけどね。
諦めろ、と言うつもりはないけど、昨日の試合で「土壇場での力量の差」を痛感したはずだ。よく「火事場のクソ力」とは言うけども、それがチーム内に備わってるチームと備わってないチームの差。
それだけの練習を、上位に進出するチームはやってるってことですよ。その結果の出方が、ジャイアンツやドラゴンズみたいに「独走」を続けるための戦力強化になってるか、スワローズみたいな「ここぞの1本」を生み出す力になってるか。明らかにカープはそれが出来てないんだ。
今だにカープ首脳陣、特に打撃コーチは「気持ち」しか言わんけど、その気持ちを充実させるだけの、裏付けるだけの練習量がこなせてたか、と言えばどうなのかね。やったつもりなんだろうけど、結果が出てない限り、やってないのと一緒だ。ましてや、野球を生業いしてるなら余計に、ですよ。
大多数のファンの方には「されど3位」でしょうけど、わしの場合は「たかだか3位」ですよ。
確かに、クライマックスシリーズを勝ち抜けば、日本一の「可能性」もありますよ。現に千葉ロッテマリーンズがそれを現実にした。世の中は「下克上」ってんで持て囃したけど、違和感は残ったわ。
「リーグ最強」じゃないんだし。
日本一は、最強のチームがなるべきもんだ。借金返済すら青息吐息のチームがなるもんじゃない。この惨敗劇を野村謙二郎監督がどう考えてるのかは分からんけど、「責任」は取るよなぁ。
もっとも、シーズン終了の挨拶すら出来ん人にそれが出来るか、って言うたら疑問ですが。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

送るべきところはしっかり送ったと思う。ヒットも珍しくつながった。まずこんな得点の仕方はここしばらくなかった。1イニング3点ってのもほぼ一週間ぶり。まぁどこのチームもそうそう取れるもんじゃないですが。梵君も、完治してないであろう膝の痛みを我慢してスリーベースヒットを打った。
この時期に来て、五体満足な選手はおらんだろう。皆どっかに疲労感だの、休むに至らない負傷を抱えていたりするかも知れん。けど、試合の日は嫌でもやってくるし、こなさんといかん。
いい試合ではありましたが、負けてしもうたら何もならん。もうこの時期、負けてる場合じゃない。
クライマックスシリーズ「自力進出」が消えましたからね。
「進出」するものに自力も他力もへったくれもあったもんじゃないですけどね。つか他力でクライマックスシリーズに出れたところで、勝ち抜けるわけがない。相手の自滅を待つのかね。そんなものが「戦い」として成り立つのか甚だ疑問ですよ。結局は「自分らがどないかせんといかん」はずなのに。
「諦めない姿勢」と言うのは確かに必要ですよ。
けど、実際の数字を並べて見るに、絶望に限りなく近いんだ。
広島東洋カープ 東京ヤクルトスワローズ
14勝00敗 .523 11勝06敗 .519
13勝01敗 .515 10勝07敗 .504
12勝02敗 .508 09勝08敗 .504
11勝03敗 .500 08勝09敗 .496
10勝04敗 .492 07勝10敗 .489
09勝05敗 .485 06勝11敗 .481
08勝06敗 .477 05勝12敗 .474
07勝07敗 .470 04勝13敗 .466
よく「勝率5割で行ければ」などと言うけど、その5割をキープするのも、どのチームも難しい。特に浮沈の激しかったカープとスワローズなんかよくわかると思う。この両チームが、常に5割をキープ出来てれば、ももう少しマシなセントラルリーグペナントレースになってたはず。
今のカープはとうとう借金8にまで膨らんだ。それを完済しようと思うだけでも11勝3敗で「行かなければいけない」。いくら借金11を完済したと言うても、2ヶ月近く掛けてる。それに近い借金を3週間で返そうってんだから、こんな虫のいい話はない。
借金返済にこだわってるけど、そうでもせんと、数字上スワローズを上回ることは出来ませんからね。並んでてはダメなんですよ。引き分け試合がこのあとナンボあるか分かりませんが、スワローズを上回らぬ限り、カープにクライマックスシリーズのはない。
かと言って、今のチーム状況でそれが出来るか、と問われれば、99.9パーセント不可能の無理難題。これまで出来なかったことがこの時期に急に出来るようになるんなら、2008年も2009年もクライマックスシリーズに進出してますよ。その後、監督人事がどうなってたかは知りませんけどね。
諦めろ、と言うつもりはないけど、昨日の試合で「土壇場での力量の差」を痛感したはずだ。よく「火事場のクソ力」とは言うけども、それがチーム内に備わってるチームと備わってないチームの差。
それだけの練習を、上位に進出するチームはやってるってことですよ。その結果の出方が、ジャイアンツやドラゴンズみたいに「独走」を続けるための戦力強化になってるか、スワローズみたいな「ここぞの1本」を生み出す力になってるか。明らかにカープはそれが出来てないんだ。
今だにカープ首脳陣、特に打撃コーチは「気持ち」しか言わんけど、その気持ちを充実させるだけの、裏付けるだけの練習量がこなせてたか、と言えばどうなのかね。やったつもりなんだろうけど、結果が出てない限り、やってないのと一緒だ。ましてや、野球を生業いしてるなら余計に、ですよ。
大多数のファンの方には「されど3位」でしょうけど、わしの場合は「たかだか3位」ですよ。
確かに、クライマックスシリーズを勝ち抜けば、日本一の「可能性」もありますよ。現に千葉ロッテマリーンズがそれを現実にした。世の中は「下克上」ってんで持て囃したけど、違和感は残ったわ。
「リーグ最強」じゃないんだし。
日本一は、最強のチームがなるべきもんだ。借金返済すら青息吐息のチームがなるもんじゃない。この惨敗劇を野村謙二郎監督がどう考えてるのかは分からんけど、「責任」は取るよなぁ。
もっとも、シーズン終了の挨拶すら出来ん人にそれが出来るか、って言うたら疑問ですが。
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2012.09.18 / Top↑
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