デーゲームだった昨日の試合。仕事で生中継は見れず。一応結果だけ見て、そして試合を見て、と思いましたが、もう面倒くさくなったので「流し」、以下の記事にツッコミを入れることにしました。



沈黙の打線に「チャンスでみんな萎縮している」
スポーツナビ

広島は16日、0対2で中日に敗れた。守備のミスで4回に1点を先制されると、7回にも失点。打線は散発の5安打で、チャンスも拙攻で生かせなかった。

以下は、野村謙二郎監督のコメント。

(8回に無死一、二塁の場面で東出輝裕が強攻策に出たが?)ずっと“打て”ですよ。あそこの場面で送っても、その後のバッターがね……。今のチームの現状だと、僕から見て、ここは東出で攻めていかないと、と思って。ランナーを二、三塁に送って1本を待っても、なかなかそれが出ない現状が続いていますから。

あそこは向こうがバント(警戒)の守備になっているところで、一、二塁間に打っていくとか、一、三塁に残るとか、もしくはヒットでつないで、1点取ってまた一、三塁とか、いろいろ考えられる中で、強攻策を選択したわけです。あそこでランナーを二、三塁に送って、やることやって打てなかったらしょうがないというよりも、僕は強攻を選んだと。そういうところで、ノーツーから打てのサインも出ていたのに、反応してくれなかったのは、ちょっと残念ですよね。



何を勝手に「1点取った気」になってるのかねこのおバカさんは。無駄に先の先を見てしまうから、1点すも取れんのですよ。カープが土壇場で見せる「前進守備」と一緒で、1点を怖がって2失点してしまう、的な。何かそれを攻撃の方でやっちゃってるような感じ。こんなんじゃまともに点取れんわ。

バントを警戒されている中でのバントほど痛快なものはないわな。カープが強かった頃ってそんなんやった。傍から見てて「なんでバントされるねん」みたいな。そんなずる賢さがない。相手の裏をかいたつもりで、結局は相手の術中にまんまと嵌っているだけ。「まずは」がないんだ。

つーか、出だしのコメントは何よ。

「あそこの場面で送っても、そのあとのバッターがね……。」って。選手を信頼してないし、選手は信頼されてないんだな。信頼されるだけの成績を残してないから、こんな順位と成績になるんだろうけど、チームのトップに立つ人間、下の者を守る立場の人間が、外に向かってこんな事を言うとはな。

続きます。



(打線はまた今日も……という感じだったが?)そうですね。8回の場面は皆さんが思ったような、送ってタイムリー、という形ができるなら、今頃もっと上位にいるでしょう。それがなかなか出ず、当事者同士が責任を被るような感じになっているから、とにかくサイン通りにやってくれればいいということで強攻のサインを出したけど、それに対してチビ(東出)が、いやここはバントじゃないのかな、という感じで、中途半端なバッティングになってしまいました。結果が悪ければ、責任を取るのは僕であり、それは構いません。選手が萎縮している中で、現状を脱却するためにも打たせたわけですけど、そこを指摘されるのであれば、私が責任を取ります。



本気で「責任を取る」のか?ならもっと前に責任は取るべきだったんじゃないか。昨日おとついの話じゃなかろうよ。ファンに向かってなんの発言もない人間が、安易に「責任」を口にするな。なんのけじめもないままに、ダラダラと監督を続けてる人間の、どの口がそんな発言をしているのか。

もう完全に選手がベントを信頼してないのが丸分かり。「とにかくサイン通りにやってくれればいい」って、そんないい加減なサインの出し方でどうするんだ。選手と首脳陣の意思疎通が全く出来てないってことを、満天下に知らしめただけ。こんなことを平気で云うてしまう監督って何。

そもそも、お前さんが2番の打順に「セカンド 東出」て書いたんだろ。2番の役割ってなんだよ。しかもノーアウトだろ。何も考えてへんのか。一番前に戻るけど、スターティングオーダーを考える時に、何をどう考えているのか。ただ漠然と選手を並べてるだけなのか。

この「問題の場面」だけ真面目に見たけど、山内壮馬が牽制球を投げた後、バッターボックスを外して緒方コーチのサインを見たあと、何となく怪訝そうな表情に見えた。

放送席の解説佐々岡真司ですら「バントでしょ」って断言してるのに。2-2のあとファウルを打って、東出君が緒方コーチの方を見てうなづいてたけど、下手したらこれはベンチからのサインじゃなくして、緒方コーチが東出君の気持ちを察して「堪えてくれ」みたいなジェスチャーをしたのかも知れん。

結果ダブルプレイだ。しかも、普通ならサードにランナーが残ってもイイはずなのに、よりによってファースト位東出君が残った。サードなら何なっとアクシデントがあれば点が取れるかもしれんけど、ファーストではどうしようもない。何もかもが中途半端なままイニングを終えてしまった。

そして結局、グダグダで、ちょっと何かあったら一気に崩壊しそうだった山内壮馬を、イニング最後のバッターをアウトにとったことによって(多分)気分よくベンチに返してしまった。



(ヤクルトとのゲーム差を詰められないまま直接対決を迎えるが?)まあ、一戦一戦切り替えてやらないといけないんだけど、問題は今日みたいなところだと思います。ランナーを置いた場面、みんな打ちたいだろうけど、相手もそうさせないようにしてくる。そういう状況の中でも、打たなければ点が入らない。なんとか無難に次につなごう、という気持ちよりも、打っていくんだ、という気持ちを強く持たないと。

今うちは、チャンスで回ってきた選手がみんな萎縮してしまっているような感じなので、タイムリーがなかなか出ません。逆に守りでは、2アウトからピンチを作られて、一本打たれて点を取られるとか、そういうケースが非常に多いですね。ベンチスタートの選手も含めて、いつ誰にチャンスが巡ってくるか分かりません。なのに、どっちかと言うと、チャンスで俺に回してくれるなよ、というのが感じられます。だから、敢えて今日はあそこで強攻していったし、これからもそうしていこうと。もちろん、きっちり送るべきところでは送るし、ここはもう勝負をかけなければというときは、そうしないといけないと思います。

まあ今日は、打ってくれれば一番良かったんですけど、それ以前に、最高のものを描かず、悪い方のイメージが出てしまった内容だったかなと思います。



「打ってくれれば一番良かった」のは毎度の事。打てない時に、バット以外にどうやって点を取るか、を考えるのが首脳陣の仕事だ。結局この人の頭の中って「機動力野球」はこれっぽっちもないんだ。土曜日の試合を見ててもそう思いますよ。頭の中は「ビッグレッドマシン」のまんま。

それ以上に「チャンスで俺に回してくれるなよ、というのが感じられ」るベンチって、チーム云々以前に「組織」として終わってるわ。組織としての意思疎通が出来てないから、程度の低い野球しか出来ないし、それ相応の結果しか出ない。それが「7カード連続勝ち越しなし」の結果に表れてる。

程度が低い、と言うか、低くなってしまった、と言う方がいいかな。


責任、取れよ。「結果が悪ければ、責任を取るのは僕であり」て言うたんだし。1試合の責任じゃない。チームが惨敗の責任ですよ。どうしたらいいか、ナンボ野球バカでもお分かりですよね。


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2012.09.17 / Top↑
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