8日土曜日の試合を終えて、ウエスタンリーグ優勝争いはこうなりました。
1位 雁の巣 53勝39敗04分.576
2位 北神戸 45勝38敗14分.542 (3.5ゲーム差)
3位 由宇町 44勝40敗11分.524 (1.5ゲーム差)
軽く離されたような気もしますが、この先は「下位チーム」との試合が続く以上、負けは許されません。上よりも先に決めるもんは決めておかないと。てんで奈良県立橿原公苑野球場、俗に言う「佐藤薬品スタジアム」でのウエスタンリーグ・対タイガース戦です。

ちょうど1年ぶりの近鉄橿原神宮前駅。

そして「奈良県立橿原公苑」。

到着は09:45.しかしこの人だかり。みんな早いなぁ、などと。

ほぼ時を同じくして、既に戦闘態勢に入っているカープの選手が球場入り。

天気予報は、数日前まで雨が降るだの何だのと言う不安定なものでしたが、そんな不安はどこへやら。雲こそ「秋」を感じさせるものでしたが、日差しは完全に「夏」でした。


早速カープナインは、タイガースの打撃練習を見ながら、外野の芝の上でストレッチ開始。ここの球場の利点はどこか?と言うと、開門時間と、カープ選手の練習開始時間がほぼ同じなこと、また、内野席だけでなく、外野席も同時に開門なので、選手のウォーミングアップからじっくり見れる事、です。

そして10:38.タイガースオンバッティング練習が終了。時を同じくして、カープ選手のウォーミングアップもおしまい。野手陣はバッティング練習に入ります。しかしながら‥‥。

そのバッティング練習に加わることなく、最初から最後まで玉木コーチのノックを受けまくっていたのが申君と庄司君。ここ暫らく、もっと言えば土曜日の鳴尾浜球場でも、守備に精彩を欠いていた二人だけに、致し方のないことではありますが、守備は練習すれば「率10割」を目指せますからね。
同期、また後輩に遅れを取ってるかも知れません。しかしながら、試合前にこれだけ練習させられるということは、将来を嘱望されていることの証だと思います。練習は嘘をつきません。

地方開催の試合でのデフォルトでもある「花束贈呈」。

来てましたね。賑やかしに(笑)
先攻:広島東洋カープ
1(右)中村憲
2(遊)庄司
3(左)鈴木
4(一)松山
5(中)丸
6(捕)磯村
7(二)三家
8(三)申
9(投)福井
前日代打でヒットを記録した三家君が(プロ入り初?)スタメン。怪我やらで内野手登録の選手が3人しかいてない状況下、彼のスタメン出場は何らかの刺激になるかどうか。
後攻:阪神タイガース
1(中)柴田
2(左)田上
3(右)伊藤隼
4(一)森田
5(三)坂
6(二)荒木
7(遊)西田
8(捕)橋本
9(投)歳内
久しぶりに見る柴田・田上の1・2番。3番の伊藤隼太、さらには藤川俊介を加えての外野陣ではいかんのでしょうか。いくら「出来る」とは言え、坂・前田大和・平野の「内野手登録選手の外野スタメン」よりはよっぽど良いと思うんですがどうでしょう。と言う余所者の戯言。
打撃成績
1回表
中村憲 2‐1から4球目を打ってセンター前ヒット
庄司 1‐1から3球目を打ってセカンドフライ
次打者鈴木の3球目前に中村憲牽制タッチアウト
鈴木 1‐1から3球目を打ってセカンド内野安打
松山 0‐1から2球目を打ってレフトフライ
打って刺されての、中村憲君独り舞台。打者転向はいいですが、まだまだやらないかん事、勉強する事はたくさんあります。まぁ今のところは取ってつけたような1番打者ではありますが、個人的には、いずれはクリーンアップに名を連ねて欲しいなぁ、と思ってます。
1回裏
柴田 3‐1から5球目を打ってレフトフライ
田上 フルカウントから7球目を空振り三振
伊藤隼 2‐2から5球目を見逃し三振
2回表
丸 3‐1から5球目を打ってセカンドゴロ
磯村 1‐0から2球目を打ってショートライナー
三家 2‐1から4球目を打ってレフトフライ
2回裏
森田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
坂 1‐0から2球目を打ってセンターフライ
荒木 1‐1から3球目を打ってファーストゴロダブルプレイ
福井君はこの回で降板。おそらく今週中の一軍昇格の為の調整登板かと思われます。結果は打者6人ノーヒットで終わりましたが、うち2人にフルカウントまで行ってしまった事に、一抹の不安を感じます。
3回表
申 2‐2から5球目を見逃し三振
代打末永 1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
中村憲 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
次打者庄司の3球目に中村憲セカンド盗塁成功
庄司 1‐2から4球目を空振り三振
このイニングも憲君の独り舞台。第一打席よりもよいヒットをかっ飛ばしたあとは、セカンドへの盗塁成功。名誉挽回とはよく言いますが、このイニングの憲君は見事でした。
3回裏
カープ選手交代
代打末永→ピッチャー大島
西田 1‐0から2球目を打ってファーストゴロ
橋本 2‐0から3球目を打ってレフト前ヒット
歳内 初球をピッチャー前送りバント
柴田 フルカウントから6球目を打ってライトフライ
4回表
鈴木 フルカウントから6球目を打ってピッチャー強襲サードゴロ
松山 初球を打ってセカンドゴロ
丸 2‐2から5球目を空振り三振
4回裏
田上 フルカウントから6球目を見逃し三振
伊藤隼 0‐1から2球目を打ってファーストゴロ
森田 1‐1から3球目を打ってレフト前ヒット
坂 初球を打ってレフトファウルフライ
5回表
磯村 2‐2から6球目を空振り三振
三家 初球を打ってライトフライ
申 2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
5回裏
荒木 1‐0から2球目をファースト前セーフティバント内野安打
西田 0‐2から4球目を打ってファーストライナーダブルプレイ
橋本 3‐1から5球目を選んでフォアボール
歳内 1‐2から4球目を打ってサードゴロ
福井君の後を受けた大島君。毎回ヒットを浴びながらも、何とかゼロでしのぎました。
6回表
代打會澤 0‐2から3球目を打ってセカンドゴロ
中村憲 3‐1から5球目を選んでフォアボール
庄司 初球を打ってライト前ヒット
鈴木 1‐1から3球目を打ってセンターフライ
松山 1‐1から3球目を打ってレフトフライ
前の2打席、ヒットを打たれているせいか、中村憲君に対しては明らかに「嫌がった」ようなピッチングの歳内。このあたりからどうにか切り崩せなかったかなぁ。とにかくこの回は勿体無かった。
6回裏
カープ選手交代
代打會澤→ピッチャー金丸
柴田 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
代打一二三 初球を打ってピッチャーゴロ
伊藤隼 1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ
大島君の後を受けた金丸君。いきなりスリーボールとかになって、どないなるかとか思いましたが、2人目の代打一二三慎太のピッチャーゴロでだいぶ肩のチカラが抜けたか、あとはスイスイ。最初はぎこちなく見えたフォームも、ようやくモノに出来つつある、と言ったところでしょうか。
7回表
タイガース選手交代
代打一二三→サード野原将
サード坂→レフト
丸 3‐1から5球目を打ってライト前ヒット
磯村 初球をキャッチャー前送りバント
三家 1‐2から4球目を空振り三振
申 0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
今回の丸君が由宇カープ送致になったひとつの理由に、前回一軍で対戦の結果が大きく影響してますが、このヒットでいくらかは「呪縛」が解けたでしょうか。
7回裏
森田 2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
坂 0‐2から3球目を打ってセカンドゴロ
荒木 0‐1から3球目を打ってファーストゴロ
8回表
代打土生 0‐1から2球目を打ってライトフライ
中村憲 ストレートのフォアボール
庄司 初球をピッチャー前送りバント
鈴木 初球を打ってショートゴロエラー
しかし中村憲がサードをオーバーランタッチアウト
ほんの些細なプレイなんですけどね、そしてほんの些細な飛び出しだったんですが、拮抗した試合展開の中、ホームが遠いのは分かりますが、ここはしっかりサードで止まって欲しかった。まぁ何にしろ、打って走ってアウトになって、中村憲君にはいろいろ勉強になった一日かと思います。
そして下記の通り、このイニングで歳内は降板。しかし全く攻略の緒すら見えなかったのはちょっと問題。しかしそれ以上に歳内のピッチングが良かったってこと。ストレートの切れ味、カーブやスライダー等の変化球も文句なし。春先の彼を、由宇カープはどうやって打ち崩したんでしょうか。
8回裏
カープ選手交代
代打土生→ピッチャー永川
西田 初球を打ってライト前ヒット
橋本 0‐1から2球目をピッチャー前送りバント
代打野原佑 2‐1から球目を打ってレフト前ヒット
サードランナー西田の代走に阪口
次打者柴田の初球に野原佑セカンド盗塁成功
柴田 2‐1から4球目を打って高いバウンドのショートゴロ
タイガース1‐0カープ
野原将 初球を打ってセンターフライ
9回表
タイガース選手交代
代打野原佑→ピッチャー藤原
代走阪口→ショート
松山 0‐1から2球目を打ってピッチャーゴロ
丸 初球を打ってレフト前ヒット
タイガース選手交代
ピッチャー藤原→玉置
代打井生 1‐0から2球目を打ってレフトフライ
次打者山本の2球目に丸セカンド盗塁成功
代打山本 ストレートのフォアボール
申 2‐1から4球目を打ってライトへ逆転タイムリースリーベースヒット!
タイガース1‐2カープ
代打上村 1‐0から2球目を打ってファーストファウルフライ
得点経過とか誰が出て誰がヒットを打ったとか、それ以上に あとひとりコールがそこいら中から聞こえてくる中での逆転ってのは、こんなに気持ちいいのかとすら思いました。一軍が「松山の悲劇」なら、二軍は「橿原の惨劇」と言ったところでしょうか。
結局は、山本芳彦に与えたストレートのフォアボール。これで玉置がちょっと舞い上がってしまったかな。カープ側からしたら、個人的にはこの回、ザラテが出てくるかな、と思ってたんで、ちょっとホッとしてます。もっとも、投球練習を見て「イケるかも」とは思いましたが。
そして申君にとって今シーズン18本目のヒット。さらに付け加えるなら10本目の長打。最近本当に出場機会が増えてますが、それに連れて調子も上がってきました。いよいよ覚醒か。
9回裏
カープ選手交代
代打山本→セカンド
代打井生→キャッチャー白濱
代打上村→ピッチャー菊地原
伊藤隼 0‐1から2球目を打ってショートゴロ
森田 2‐2から5球目を打ってセンターフライ
坂 1‐1から3球目を打ってファーストゴロ
これが本当に「あとひとり」。しかし、パッと見少なかったですが、試合後の拍手を聞く限り、カープファンは多かったです。やはり皆、甲子園球場で「紅しょうが」とか言われて虐げられてるからかな。

そして激勝!

それでもここは二軍。勝っても負けても反省会は忘れずに。
由宇町 000 000 002 2
鳴尾濱 000 000 010 1
勝利投手:永川勝浩
セーブ投手:菊地原毅
敗戦投手:玉置隆
投手成績
(左から順に 登板イニング数、対戦打者、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
広島東洋カープ
福井 2 6 29 0 1 2 0 0
大島 3 13 39 3 1 1 0 0
金丸 2 6 20 0 0 0 0 0
永川 1 5 14 2 0 0 1 1
菊地原 1 3 10 0 0 0 0 0
阪神タイガース
歳内 8 30 95 4 2 4 0 0
藤原 0.1 2 3 1 0 0 1 1
玉置 0.2 4 12 1 1 0 1 1
タイガース歳内宏明、カープ福井優也の両先発は読めてはいましたが、福井君がまさかの降板。これはタイガースも読めなんだのか、オーダーはピッチャーが大島君に変わってもそのまま。もっとも、先発ピッチャーが交代したからって、いちいちオーダーをごっそり変えてては話にならんのですが。
それにしても歳内を打ち崩せなんだのが痛かったです。土曜日に好調だった鈴木君を3番に入れてはみたけど機能ぜず。結果的に4打席とも出塁した中村憲君を生かしきれなかったのが課題かなと。
そして

試合後のお楽しみと言えば「出待ち」。タイガースの選手バスかと思って待っていたタイガースファンの方がたくさんいましたが、この時タイガースナインは球場内で「野球教室」の真っ最中でした。

先にバスに乗り込んで、携帯やらで何を見ているのか朝山コーチと小林幹英コーチ。

バスに乗り込む前に自販機前に現れた福井君と齋藤君、そして磯村君と三家君。サインは齋藤君福井君は数枚程度ですが書いていましたが、三家君には誰も行かず。誰かもらってあげなよ、などと。

バス前で本格的にサインに応じていたのは白濱君。つかなかなか来れない地。何百人も待ってるわけじゃないんだから、数人出てきて簡易サイン会をやってもいいんじゃないかな、とは思います。

また来年来てね!
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
1位 雁の巣 53勝39敗04分.576
2位 北神戸 45勝38敗14分.542 (3.5ゲーム差)
3位 由宇町 44勝40敗11分.524 (1.5ゲーム差)
軽く離されたような気もしますが、この先は「下位チーム」との試合が続く以上、負けは許されません。上よりも先に決めるもんは決めておかないと。てんで奈良県立橿原公苑野球場、俗に言う「佐藤薬品スタジアム」でのウエスタンリーグ・対タイガース戦です。

ちょうど1年ぶりの近鉄橿原神宮前駅。

そして「奈良県立橿原公苑」。

到着は09:45.しかしこの人だかり。みんな早いなぁ、などと。

ほぼ時を同じくして、既に戦闘態勢に入っているカープの選手が球場入り。

天気予報は、数日前まで雨が降るだの何だのと言う不安定なものでしたが、そんな不安はどこへやら。雲こそ「秋」を感じさせるものでしたが、日差しは完全に「夏」でした。








早速カープナインは、タイガースの打撃練習を見ながら、外野の芝の上でストレッチ開始。ここの球場の利点はどこか?と言うと、開門時間と、カープ選手の練習開始時間がほぼ同じなこと、また、内野席だけでなく、外野席も同時に開門なので、選手のウォーミングアップからじっくり見れる事、です。

そして10:38.タイガースオンバッティング練習が終了。時を同じくして、カープ選手のウォーミングアップもおしまい。野手陣はバッティング練習に入ります。しかしながら‥‥。



そのバッティング練習に加わることなく、最初から最後まで玉木コーチのノックを受けまくっていたのが申君と庄司君。ここ暫らく、もっと言えば土曜日の鳴尾浜球場でも、守備に精彩を欠いていた二人だけに、致し方のないことではありますが、守備は練習すれば「率10割」を目指せますからね。
同期、また後輩に遅れを取ってるかも知れません。しかしながら、試合前にこれだけ練習させられるということは、将来を嘱望されていることの証だと思います。練習は嘘をつきません。

地方開催の試合でのデフォルトでもある「花束贈呈」。

来てましたね。賑やかしに(笑)
先攻:広島東洋カープ
1(右)中村憲
2(遊)庄司
3(左)鈴木
4(一)松山
5(中)丸
6(捕)磯村
7(二)三家
8(三)申
9(投)福井
前日代打でヒットを記録した三家君が(プロ入り初?)スタメン。怪我やらで内野手登録の選手が3人しかいてない状況下、彼のスタメン出場は何らかの刺激になるかどうか。
後攻:阪神タイガース
1(中)柴田
2(左)田上
3(右)伊藤隼
4(一)森田
5(三)坂
6(二)荒木
7(遊)西田
8(捕)橋本
9(投)歳内
久しぶりに見る柴田・田上の1・2番。3番の伊藤隼太、さらには藤川俊介を加えての外野陣ではいかんのでしょうか。いくら「出来る」とは言え、坂・前田大和・平野の「内野手登録選手の外野スタメン」よりはよっぽど良いと思うんですがどうでしょう。と言う余所者の戯言。
打撃成績
1回表
中村憲 2‐1から4球目を打ってセンター前ヒット
庄司 1‐1から3球目を打ってセカンドフライ
次打者鈴木の3球目前に中村憲牽制タッチアウト
鈴木 1‐1から3球目を打ってセカンド内野安打
松山 0‐1から2球目を打ってレフトフライ
打って刺されての、中村憲君独り舞台。打者転向はいいですが、まだまだやらないかん事、勉強する事はたくさんあります。まぁ今のところは取ってつけたような1番打者ではありますが、個人的には、いずれはクリーンアップに名を連ねて欲しいなぁ、と思ってます。
1回裏
柴田 3‐1から5球目を打ってレフトフライ
田上 フルカウントから7球目を空振り三振
伊藤隼 2‐2から5球目を見逃し三振
2回表
丸 3‐1から5球目を打ってセカンドゴロ
磯村 1‐0から2球目を打ってショートライナー
三家 2‐1から4球目を打ってレフトフライ
2回裏
森田 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
坂 1‐0から2球目を打ってセンターフライ
荒木 1‐1から3球目を打ってファーストゴロダブルプレイ
福井君はこの回で降板。おそらく今週中の一軍昇格の為の調整登板かと思われます。結果は打者6人ノーヒットで終わりましたが、うち2人にフルカウントまで行ってしまった事に、一抹の不安を感じます。
3回表
申 2‐2から5球目を見逃し三振
代打末永 1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
中村憲 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
次打者庄司の3球目に中村憲セカンド盗塁成功
庄司 1‐2から4球目を空振り三振
このイニングも憲君の独り舞台。第一打席よりもよいヒットをかっ飛ばしたあとは、セカンドへの盗塁成功。名誉挽回とはよく言いますが、このイニングの憲君は見事でした。
3回裏
カープ選手交代
代打末永→ピッチャー大島
西田 1‐0から2球目を打ってファーストゴロ
橋本 2‐0から3球目を打ってレフト前ヒット
歳内 初球をピッチャー前送りバント
柴田 フルカウントから6球目を打ってライトフライ
4回表
鈴木 フルカウントから6球目を打ってピッチャー強襲サードゴロ
松山 初球を打ってセカンドゴロ
丸 2‐2から5球目を空振り三振
4回裏
田上 フルカウントから6球目を見逃し三振
伊藤隼 0‐1から2球目を打ってファーストゴロ
森田 1‐1から3球目を打ってレフト前ヒット
坂 初球を打ってレフトファウルフライ
5回表
磯村 2‐2から6球目を空振り三振
三家 初球を打ってライトフライ
申 2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
5回裏
荒木 1‐0から2球目をファースト前セーフティバント内野安打
西田 0‐2から4球目を打ってファーストライナーダブルプレイ
橋本 3‐1から5球目を選んでフォアボール
歳内 1‐2から4球目を打ってサードゴロ
福井君の後を受けた大島君。毎回ヒットを浴びながらも、何とかゼロでしのぎました。
6回表
代打會澤 0‐2から3球目を打ってセカンドゴロ
中村憲 3‐1から5球目を選んでフォアボール
庄司 初球を打ってライト前ヒット
鈴木 1‐1から3球目を打ってセンターフライ
松山 1‐1から3球目を打ってレフトフライ
前の2打席、ヒットを打たれているせいか、中村憲君に対しては明らかに「嫌がった」ようなピッチングの歳内。このあたりからどうにか切り崩せなかったかなぁ。とにかくこの回は勿体無かった。
6回裏
カープ選手交代
代打會澤→ピッチャー金丸
柴田 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
代打一二三 初球を打ってピッチャーゴロ
伊藤隼 1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ
大島君の後を受けた金丸君。いきなりスリーボールとかになって、どないなるかとか思いましたが、2人目の代打一二三慎太のピッチャーゴロでだいぶ肩のチカラが抜けたか、あとはスイスイ。最初はぎこちなく見えたフォームも、ようやくモノに出来つつある、と言ったところでしょうか。
7回表
タイガース選手交代
代打一二三→サード野原将
サード坂→レフト
丸 3‐1から5球目を打ってライト前ヒット
磯村 初球をキャッチャー前送りバント
三家 1‐2から4球目を空振り三振
申 0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
今回の丸君が由宇カープ送致になったひとつの理由に、前回一軍で対戦の結果が大きく影響してますが、このヒットでいくらかは「呪縛」が解けたでしょうか。
7回裏
森田 2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
坂 0‐2から3球目を打ってセカンドゴロ
荒木 0‐1から3球目を打ってファーストゴロ
8回表
代打土生 0‐1から2球目を打ってライトフライ
中村憲 ストレートのフォアボール
庄司 初球をピッチャー前送りバント
鈴木 初球を打ってショートゴロエラー
しかし中村憲がサードをオーバーランタッチアウト
ほんの些細なプレイなんですけどね、そしてほんの些細な飛び出しだったんですが、拮抗した試合展開の中、ホームが遠いのは分かりますが、ここはしっかりサードで止まって欲しかった。まぁ何にしろ、打って走ってアウトになって、中村憲君にはいろいろ勉強になった一日かと思います。
そして下記の通り、このイニングで歳内は降板。しかし全く攻略の緒すら見えなかったのはちょっと問題。しかしそれ以上に歳内のピッチングが良かったってこと。ストレートの切れ味、カーブやスライダー等の変化球も文句なし。春先の彼を、由宇カープはどうやって打ち崩したんでしょうか。
8回裏
カープ選手交代
代打土生→ピッチャー永川
西田 初球を打ってライト前ヒット
橋本 0‐1から2球目をピッチャー前送りバント
代打野原佑 2‐1から球目を打ってレフト前ヒット
サードランナー西田の代走に阪口
次打者柴田の初球に野原佑セカンド盗塁成功
柴田 2‐1から4球目を打って高いバウンドのショートゴロ
タイガース1‐0カープ
野原将 初球を打ってセンターフライ
9回表
タイガース選手交代
代打野原佑→ピッチャー藤原
代走阪口→ショート
松山 0‐1から2球目を打ってピッチャーゴロ
丸 初球を打ってレフト前ヒット
タイガース選手交代
ピッチャー藤原→玉置
代打井生 1‐0から2球目を打ってレフトフライ
次打者山本の2球目に丸セカンド盗塁成功
代打山本 ストレートのフォアボール
申 2‐1から4球目を打ってライトへ逆転タイムリースリーベースヒット!
タイガース1‐2カープ
代打上村 1‐0から2球目を打ってファーストファウルフライ
得点経過とか誰が出て誰がヒットを打ったとか、それ以上に あとひとりコールがそこいら中から聞こえてくる中での逆転ってのは、こんなに気持ちいいのかとすら思いました。一軍が「松山の悲劇」なら、二軍は「橿原の惨劇」と言ったところでしょうか。
結局は、山本芳彦に与えたストレートのフォアボール。これで玉置がちょっと舞い上がってしまったかな。カープ側からしたら、個人的にはこの回、ザラテが出てくるかな、と思ってたんで、ちょっとホッとしてます。もっとも、投球練習を見て「イケるかも」とは思いましたが。
そして申君にとって今シーズン18本目のヒット。さらに付け加えるなら10本目の長打。最近本当に出場機会が増えてますが、それに連れて調子も上がってきました。いよいよ覚醒か。
9回裏
カープ選手交代
代打山本→セカンド
代打井生→キャッチャー白濱
代打上村→ピッチャー菊地原
伊藤隼 0‐1から2球目を打ってショートゴロ
森田 2‐2から5球目を打ってセンターフライ
坂 1‐1から3球目を打ってファーストゴロ
これが本当に「あとひとり」。しかし、パッと見少なかったですが、試合後の拍手を聞く限り、カープファンは多かったです。やはり皆、甲子園球場で「紅しょうが」とか言われて虐げられてるからかな。

そして激勝!


それでもここは二軍。勝っても負けても反省会は忘れずに。
由宇町 000 000 002 2
鳴尾濱 000 000 010 1
勝利投手:永川勝浩
セーブ投手:菊地原毅
敗戦投手:玉置隆
投手成績
(左から順に 登板イニング数、対戦打者、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
広島東洋カープ
福井 2 6 29 0 1 2 0 0
大島 3 13 39 3 1 1 0 0
金丸 2 6 20 0 0 0 0 0
永川 1 5 14 2 0 0 1 1
菊地原 1 3 10 0 0 0 0 0
阪神タイガース
歳内 8 30 95 4 2 4 0 0
藤原 0.1 2 3 1 0 0 1 1
玉置 0.2 4 12 1 1 0 1 1
タイガース歳内宏明、カープ福井優也の両先発は読めてはいましたが、福井君がまさかの降板。これはタイガースも読めなんだのか、オーダーはピッチャーが大島君に変わってもそのまま。もっとも、先発ピッチャーが交代したからって、いちいちオーダーをごっそり変えてては話にならんのですが。
それにしても歳内を打ち崩せなんだのが痛かったです。土曜日に好調だった鈴木君を3番に入れてはみたけど機能ぜず。結果的に4打席とも出塁した中村憲君を生かしきれなかったのが課題かなと。
そして

試合後のお楽しみと言えば「出待ち」。タイガースの選手バスかと思って待っていたタイガースファンの方がたくさんいましたが、この時タイガースナインは球場内で「野球教室」の真っ最中でした。


先にバスに乗り込んで、携帯やらで何を見ているのか朝山コーチと小林幹英コーチ。



バスに乗り込む前に自販機前に現れた福井君と齋藤君、そして磯村君と三家君。サインは齋藤君福井君は数枚程度ですが書いていましたが、三家君には誰も行かず。誰かもらってあげなよ、などと。

バス前で本格的にサインに応じていたのは白濱君。つかなかなか来れない地。何百人も待ってるわけじゃないんだから、数人出てきて簡易サイン会をやってもいいんじゃないかな、とは思います。

また来年来てね!
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2012.09.09 / Top↑
Be
連日お疲れ様でした。
勝てて良かったことと、それを申くんのタイムリーでって所が良かったなぁって思いました。
それよりも福井君の降板。
もしや一軍に???なんて予想してますが…ホントの所はどうなんでしょうね。
戸田くんの一軍初先発も予想されてますし…
これからの展開が読めないですね。
勝てて良かったことと、それを申くんのタイムリーでって所が良かったなぁって思いました。
それよりも福井君の降板。
もしや一軍に???なんて予想してますが…ホントの所はどうなんでしょうね。
戸田くんの一軍初先発も予想されてますし…
これからの展開が読めないですね。
2012/09/10 Mon 00:07 URL [ Edit ]
苦行僧
福井君の降板は「一軍のための調整」という見方でいいと思います。ジャイアンツ戦をバリントン(中4日)戸田君、そして福井君で乗り切って、週末のドラゴンズ戦は今井・前田健太・野村祐輔を中6日で、と言う考え方も出来るかと思います。
ただ個人的に、2イニング降板と言う調整の仕方が未だに納得出来ない上、まだ戸田君の登板が予想の域を出てないので何とも言えませんけどね。
申君に関しては、多々思うところがあるんで、また記事にします。ありがとうございました。
ただ個人的に、2イニング降板と言う調整の仕方が未だに納得出来ない上、まだ戸田君の登板が予想の域を出てないので何とも言えませんけどね。
申君に関しては、多々思うところがあるんで、また記事にします。ありがとうございました。
2012/09/10 Mon 00:25 URL [ Edit ]
| Home |