優勝の為には(あくまでわしの目標は優勝です)ひとつも負けられんカープ。

ましてや、タイガースに負けてる場合じゃないんですよね。

1回表、何とかかんとか先制点を取って「さぁこれから」ってぇ時に飛び出した梵君のエラー。正直な話、この時点でこの試合、半分位興味が失せましたよ。申し訳ないですが。

見慣れた光景、で片付けてしもうたらそれまでですが「さぁ行こか」って時に、ピッチャーの足を引っ張るようなプレイをやらかしてどうする。ここで失点してたら、流れはどう変わったか分からんですよ。

しかしそれ以上に素晴らしかったのが今井君のピッチング。

何がどうって、どのバッターでも、空振り・ファウル・見逃し、どんな形であれ、ヒットを打たれたバッターは別にして、2球目までにストライクを取ったこと。個人的にこう言うピッチングが大好きなんですが、これが、今井君のリズムで試合が進行した証拠、なのかなと思います。

そして、ほんと立ち上がりのエラーを無失点で切り抜けたのが大きいですよ。今井君ってとにかく「立ち上がり」。いつぞやの由宇カープで、立ち上がりに3失点したものの、そのまま7回辺りまで何事もなかったかの如くのゼロ行進。もちろんこの試合では負け投手になってしまいましたが。

それでも、我慢して我慢して、ようやくここまでたどり着いた、って感じ。ナニがすごいって、今シーズのカープで、完投勝鯉があるのも、完封勝鯉をしたことがあるのも、前田健太だけ、ですからね。

さらには

入団当初からそのフォームが、黒田博樹に似てる、と結構話題になってました。

その黒田博樹も、ドラフト2位とは言え、同期ドラフト1位の後塵を拝するような形。安定しだしたのは4年目2000年あたりから。今井君も「大器晩成」とはではいかんけど、じっくりじっくり熟成に熟成を重ねて、試行錯誤を重ねてようやくここまでたどり着いた、と言う感じ。

昨日の試合9回表、最後のバッター、クレイグ・ブラゼルに対しても、昨日の球速MAX(145km/h)が出るところなんかも、貫禄が出てきた頃の黒田博樹に似てきてるなぁ、と。

無援護も継承してますが(笑)。

ホント、昨日の今井君にはこれまでにない「凄み」を感じました。個人的には「気迫」よりも「気魄」を使いますが、昨日の今井君はその上を行く「鬼魄」。オニが見えましたよオニが。


以下2本の動画は、昨日のヒーローインタビューの様子。おっサンテレビでは音声が流れませんでしたが、GAORAではヒーローインタビューまでしっかり放送してくれました。つか、相変わらず甲子園球場ではビジターチームのヒーローインタビューって場内に流さないんですね。





上の動画。大慌てで用意したんで、ロクでもない作りになってますがご容赦ください(笑)。ちなみにこの音声はMBS毎日放送ラジオ。おそらくRCCとの兼ね合いで「流さざるを得ない」んだとは思いますが、こう言う「記念みたいな日は場内で流してほしいな、とは思います。

そして下の動画。昨日投げたバリントンは「上がり」としても、今日投げる予定の前田健太やら野村祐輔、そして石井琢朗や寛ちゃんまでもがベンチで「お出迎え」。みんな喜んでるんですよ。考えたらすごいですよ。先発4本柱のうち3本が「待ってる」んですから。寛ちゃんなんかまるきり我が事状態。


しかし不可解なのはタイガース。こんな状況になっても、金本知憲がスターティングメンバーから外れないこと。その結果(かどうかは知りませんが)、カープのヒットは皆レフト前。

象徴的なシーンが、エルドレッドのタイムリーヒットの場面。

タイミング的にはセーフ、だろうとは思いますが、それでも「ホームで刺しちゃろか」と言う意思すら感じられん返球ってどうなんだ。昨日の試合、46691人のお客さんが来たそうです。まぁ8割9割がタイガースファン、だとは思いますが、一歩間違ったら「緩慢」とも思えるプレイでお金取るの?

ええ、大きなお世話ですよ。


とにかく、タイガースには負けておれんのです。わしらが目指すべきところは「もっと上」。

しかし、今更ながらたこ焼きは美味しいですね(笑)。


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2012.09.02 / Top↑
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