引き続いて
第51回JABA広島大会 決勝戦
でございます。
もちろんこの試合の前に、決勝トーナメント第二試合、伯和ビクトリーズ対三菱重工広島の一戦がありました。今回のこの決勝トーナメント、入場無料と言う事で(但しビン・缶の持ち込み禁止ペットボトルは可)、第二試合前半は充電と食事に出掛けて、13時過ぎに球場に戻って来たんですが。

何と、三菱重工広島のエース鮫島投手が、伯和ビクトリーズ打線相手にノーヒットノーランの快投を継続中。さらには、予選リーグ2試合で28点と大爆発した打線がこの試合でも小爆発。
結局規定により8回コールドゲームとなり、三菱重工広島が決勝戦に進出しました。今年の都市対抗野球大会でベスト8まで勝ち上がった伯和ビクトリーズが、こうも捻られるとは思いませんでした。
それ以上に思ったのが
昨年のこの大会。予選リーグでカープに惨敗を喫するも、決勝トーナメントが雨天順延する事2日。ウエスタンリーグの日程に差し障りが出る事となり出場辞退。代わりに出場した伯和ビクトリーズが「優勝」。しかし、予選リーグでカープに負けているにも関わらずの優勝。ビクトリーズナインからしたら「カープに勝って」の思いは少なからずあったはず。その無念や如何に。
無念と言えばこの試合。第一試合でカープに負けたワイテック野球部の選手の皆さんが、スタンド最上段付近でものすごい表情で試合を凝視してました。考えればワイテックも、一昨年のこの大会、決勝戦でカープに惨敗してます。心境は分かりませんがそれこそ「今年こそは」だったでしょう。
JABA地区連盟主催の、社会人野球全日本選手権とも何ら関係ない、小さなローカル大会ではありますが、ワイテックの選手の皆さんの表情を見て「勝ちたい気持ちはどこも同じ、優勝したいのはどんな大会でも同じ」と悟った次第。勝手な妄想でごめんなさい。
先攻:三菱重工広島
1(捕)実政(如水館高校)
2(二)馬澤(神村学園高校)
3(左)松原(天理高校~同志社大学)
4(一)井口(四日市工業高~愛知工業大学)
5(右)戎(智辯学園高校~神戸学院大学)
6(指)國本近大福山高校~近畿大学)
7(中)大城(大阪桐蔭高)
8(遊)渕上(球磨工業高校~日本福祉大学)
9(三)福田(大阪学院高校~東亜大学)
投手:秋田(光星学院高校)
後攻:広島東洋カープ
1(左)中村憲(京都すばる高校)
2(右)土生(広陵高校~早稲田大学)
3(捕)會澤(水戸短大付属高校)
4(一)岩本(広島商高~亜細亜大学)
5(中)廣瀬(佐伯鶴城高校~法政大学)
6(二)山本(和歌山工業高校)
7(指)中村真(東筑高校~立命館大学)
8(遊)庄司(常葉橘高校)
9(三)申(京都国際高校)
投手:上野(樟南高校)
大人気なく、試合前は勝手に「梅ちゃん」と予想してましたが、予想を大きく裏切られたと言うか、想像だにせなんだ上野君の先発マウンド。第一試合でピッチャーが3人で済んだし、今日を終えれば2日間試合がないので、何かあれば総動員か、とも思いました。
打撃成績
1回表
実政 1‐2から4球目を空振り三振
馬澤 1‐2から4球目を打ってセカンドフライ
松原 2‐1から4球目を打ってファーストゴロ
1回裏
中村憲 初球を打ってセカンドゴロ
土生 1‐1から3球目を打ってショートゴロ
會澤1‐0から2球目を打ってセンターフライ
2回表
井口 1‐1から3球目を打ってセンターフライ
戎 2‐2から8球目を打ってショートゴロ
國本 1‐2から6球目を打ってレフトスタンドへ先制ソロホームラン
由宇広島0‐1三菱広島
大城 1‐2から4球目を打ってショートゴロ
国本選手、今大会ひとりで「第3号」とか。しかも、プロでもなかなか飛んでいかない、左中間一番深いところへのホームラン。恐れ入っててはいかんのでしょうけど、恐れ入りました。ちなみに國本選手、福山市立培遠中学校~近代福山高校~近畿大学。ポジションはキャッチャーだそうです。
2回裏
岩本 3‐1から5球目を選んでフォアボール
廣瀬 初球を打ってレフトスタンドへ逆転ツーランホームラン
由宇広島2‐1三菱広島
山本 0‐2から3球目を打ってセカンドゴロ
中村真 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
庄司 ストレートのフォアボール
申 1‐0から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
やたら恐れ入ってる間に飛び出した廣瀬君の逆転ツーランホームラン。よくオープン戦等で「ペナントレースに取っとけ」とはよく言われますが、まさにそんな当たり。コレが「格の差」なのか等と。
3回表
渕上 初球を打ってショートゴロ
福田 1‐1から3球目を打ってレフトフライ
実政 初球を打ってレフト線シングルヒット
馬澤 1‐1から3球目を打ってセカンドゴロ
レフト線シングルヒット、となっておりますが、打球は完全にツーベースヒットコースながら、憲君の追い方が良かったのと、セカンドへの返球の速さ。これで「難」を逃れたようなものです。
3回裏
中村憲 0‐1から2球目を打ってライトフライ
土生 2‐2から5球目を打ってショートゴロ送球エラー
會澤 2‐2から5球目を空振り三振
岩本 初球を打ってセンター前ヒット
廣瀬 初球を打ってショートゴロ
4回表
カープ選手交代
ピッチャー上野→金丸(佐土原高校~中部大学)
カープ先発の上野君。何かあれば、どころか3回1失点のまずまずのピッチング。ホームランを打たれたのも、この大会で3本打ってる人ならシャアないかな、などと。条件は同じですからね。
松原 1‐1から3球目を打ってセカンドゴロ
井口 1‐1から3球目を打ってライト前ヒット
戎 初球を打ってセカンドゴロセカンド封殺
國本 0‐2から3球目を打ってレフト前ヒット
大城 1‐2から4球目を打ってファーストゴロ
4回裏
山本 2‐1から4球目を打ってレフトフライ
中村真 3‐1から5球目を選んでフォアボール
庄司 初球を打ってファーストフライ
申 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
中村憲 2‐1から4球目を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット
由宇広島3‐1三菱広島
土生 2‐2から5球目を打ってショートゴロタイムリー内野安打
由宇広島4‐1三菱広島
しかしセカンドランナーはホームタッチアウト
何かと振れている憲君。今度はライトオーバーのタイムリーツーベースヒット。
5回表
渕上 2‐2から7球目を打ってセカンドゴロ
福田 初球を打ってセンター前ヒット
実政 フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
馬澤 1‐1から3球目を打ってサードゴロ
5回裏
三菱重工広島選手交代
ピッチャー秋田→岩崎(広陵高校~神奈川大学)
會澤 0‐1から2球目を打ってライトフライ
岩本 1‐0から2球目を打ってレフトフライ
廣瀬 2‐0から3球目を打ってライトフライ
6回表
カープ選手交代
ピッチャー金丸→大島(山梨学院大付高校)
松原 3‐1から5球目を選んでフォアボール
井口 1‐1から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
戎 1‐2から4球目を打ってセンターフライ
6回裏
山本 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
中村真 1‐0から2球目を打ってサードゴロセカンド封殺
庄司 1‐1から3球目を打ってライトフライ
申 2‐2から5球目を打ってファーストライナー
7回表
カープ選手交代
ピッチャー大島→梅津(上山明新館高等学校~國學院大學)
ここで、満を持して(?)梅ちゃんが登板。
國本 0‐1から2球目を打ってファーストゴロ
大城 1‐1から3球目を打ってレフトフライ
代打横松 1‐2から4球目を打ってライト前ヒット
福田 0‐2から4球目を打ってレフトフライ
7回裏
三菱重工広島選手交代
代打横松→セカンド
セカンド馬澤→サード
サード福田→ショート
中村憲 2‐1から4球目を打ってセンター前ヒット
土生 2‐0から3球目を打ってライトフライ
次打者會澤の2球目前に中村憲牽制タッチアウト
會澤 2‐2から5球目を打ってサードゴロ
8回表
カープ選手交代
キャッチャー會澤→白濱(広陵高校)
実政 2‐2から6球目を打ってピッチャー強襲内野安打(なお梅津は無事)
馬澤 初球をピッチャー前送りバント
松原 1‐2から4球目を打ってレフトフライ
井口 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
8回裏
三菱重工広島選手交代
ピッチャー岩崎→井上(加治木工業高校)
岩本 初球を打ってレフトフライ
三菱重工広島選手交代
ピッチャー井上→野上(藤蔭高校~沖データコンピュータ教育学院)
廣瀬 初球を打ってセカンドフライ
山本 フルカウントから6球目を打ってファーストライナー
9回表
カープ選手交代
ピッチャー梅津→菊地原(相武台高校)
レフト中村憲→鈴木(遊学館高校)
戎 2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
國本 2‐2から6球目を空振り三振
代打山口 初球を打ってショートゴロエラー
山口の代走に伊東
横松 初球を打ってショートゴロエラー
福田 初球を打ってライト前タイムリーヒット
由宇広島4‐2三菱広島
横松の代走に亀田
実政 フルカウントから7球目を打ってセンター前タイムリーヒット
由宇広島4‐3三菱広島
馬澤 1‐2から4球目を打ってショートライナー
三菱広島 010 000 002 3
由宇広島 020 200 00X 4

広島東洋カープ、2年ぶり6度目の優勝!
ちなみにちょっとだけ期待した「胴上げ」はありませんでした(笑)。

試合後に行われた表彰式の様子。やはり「優勝旗」っていいですね。と言うか、優勝してもらえる物って、トロフィーやらメダルやらがあると思いますが、やっぱり「旗」が一番いいなぁ。もっと言うなら「三角形の旗」がいいなぁ、などと(笑)。
個人表彰
最高殊勲選手:中村真崇(広島東洋カープ)
敢闘賞:馬澤祐也(三菱重工広島)
首位打者賞:國本剛志(三菱重工広島)16打数7安打4割3分8厘
投手成績
(左から順に 登板イニング数、対戦打者、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
三菱重工広島
秋田 4 20 62 5 3 1 4 4
岩崎 3 10 37 1 1 0 0 0
井上 0.1 1 1 0 0 0 0 0
野上 0.2 2 7 0 0 0 0 0
広島東洋カープ
上野 3 11 42 2 0 0 1 1
金丸 2 9 31 3 0 0 0 0
大島 1 3 12 0 1 0 0 0
梅津 2 8 31 2 0 0 0 0
菊地原 1 7 24 2 0 1 2 0
と言うか「優勝」と言うよりも、試合終了後のカープナインの「終わってヤレヤレ」みたいな表情のほうが印象に残りました。昨年の予選みたいに「投打で圧倒」みたいな試合運びが出来なかった(もしくはさせてもらえなかった)のもあるかも知れませんけどね。
予選リーグと決勝トーナメントを、圧倒的な打力で制してきた三菱重工広島を、何とかかんとか躱して、の優勝はちょっとしんどかったかなぁ。特に最終回なんか、下手したら一気に畳み込まれても不思議じゃない展開。それだけエラーって怖いんですよ。
試合終了後に庄司君が、真っ先に菊地原君のところに駆け寄って、帽子を取って頭を下げてたのが印象に残りました。庄司君にとってショートってのはまだ未知のポジション。由宇カープ首脳陣が、彼をショートで起用してる意図は読めませんが、そこで出ている以上、泣き言は言えません。
しかも、最後までフル出場ですからね。期待されているのは確か。これまで慣れ親しんだセカンドとはまた違う発見をして、そして練習をしてどんどん上達して欲しいものです。練習して、へたくそになってい人は絶対にいませんからね。
そして何が良かったかって、中村真崇君の「最高殊勲選手」受賞。
この日だけで7打数5安打1四球1本塁打。誰からどこへ打とうがヒットはヒット、ホームランはホームラン。以前最高殊勲選手を獲った天谷君や松本高明、丸君らも、後に一軍で結果を残してます。何はともあれ、プロで一番最初にもらった「個人タイトル」。大いに自信にしていいと思います。
そして31日から、由宇カープは再び、過酷なウエスタンリーグのペナントレースに復帰します。この大会期間中に、ホークスがタイガースを相手に勝ち越し、さらにはドラゴンズとの「ボーナスステージ」に挑んでいます。由宇カープも遅れを取るわけには行きません。
幸いにも復帰初戦はドラゴンズ。勢いを取り戻したいところ。優勝の余韻にも浸りたいところではありますが「本業」はまだまだ過酷な戦いが続きます。選手の皆さんの健闘をお祈りします。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
第51回JABA広島大会 決勝戦
でございます。
もちろんこの試合の前に、決勝トーナメント第二試合、伯和ビクトリーズ対三菱重工広島の一戦がありました。今回のこの決勝トーナメント、入場無料と言う事で(但しビン・缶の持ち込み禁止ペットボトルは可)、第二試合前半は充電と食事に出掛けて、13時過ぎに球場に戻って来たんですが。

何と、三菱重工広島のエース鮫島投手が、伯和ビクトリーズ打線相手にノーヒットノーランの快投を継続中。さらには、予選リーグ2試合で28点と大爆発した打線がこの試合でも小爆発。
結局規定により8回コールドゲームとなり、三菱重工広島が決勝戦に進出しました。今年の都市対抗野球大会でベスト8まで勝ち上がった伯和ビクトリーズが、こうも捻られるとは思いませんでした。
それ以上に思ったのが
昨年のこの大会。予選リーグでカープに惨敗を喫するも、決勝トーナメントが雨天順延する事2日。ウエスタンリーグの日程に差し障りが出る事となり出場辞退。代わりに出場した伯和ビクトリーズが「優勝」。しかし、予選リーグでカープに負けているにも関わらずの優勝。ビクトリーズナインからしたら「カープに勝って」の思いは少なからずあったはず。その無念や如何に。
無念と言えばこの試合。第一試合でカープに負けたワイテック野球部の選手の皆さんが、スタンド最上段付近でものすごい表情で試合を凝視してました。考えればワイテックも、一昨年のこの大会、決勝戦でカープに惨敗してます。心境は分かりませんがそれこそ「今年こそは」だったでしょう。
JABA地区連盟主催の、社会人野球全日本選手権とも何ら関係ない、小さなローカル大会ではありますが、ワイテックの選手の皆さんの表情を見て「勝ちたい気持ちはどこも同じ、優勝したいのはどんな大会でも同じ」と悟った次第。勝手な妄想でごめんなさい。
先攻:三菱重工広島
1(捕)実政(如水館高校)
2(二)馬澤(神村学園高校)
3(左)松原(天理高校~同志社大学)
4(一)井口(四日市工業高~愛知工業大学)
5(右)戎(智辯学園高校~神戸学院大学)
6(指)國本近大福山高校~近畿大学)
7(中)大城(大阪桐蔭高)
8(遊)渕上(球磨工業高校~日本福祉大学)
9(三)福田(大阪学院高校~東亜大学)
投手:秋田(光星学院高校)
後攻:広島東洋カープ
1(左)中村憲(京都すばる高校)
2(右)土生(広陵高校~早稲田大学)
3(捕)會澤(水戸短大付属高校)
4(一)岩本(広島商高~亜細亜大学)
5(中)廣瀬(佐伯鶴城高校~法政大学)
6(二)山本(和歌山工業高校)
7(指)中村真(東筑高校~立命館大学)
8(遊)庄司(常葉橘高校)
9(三)申(京都国際高校)
投手:上野(樟南高校)
大人気なく、試合前は勝手に「梅ちゃん」と予想してましたが、予想を大きく裏切られたと言うか、想像だにせなんだ上野君の先発マウンド。第一試合でピッチャーが3人で済んだし、今日を終えれば2日間試合がないので、何かあれば総動員か、とも思いました。
打撃成績
1回表
実政 1‐2から4球目を空振り三振
馬澤 1‐2から4球目を打ってセカンドフライ
松原 2‐1から4球目を打ってファーストゴロ
1回裏
中村憲 初球を打ってセカンドゴロ
土生 1‐1から3球目を打ってショートゴロ
會澤1‐0から2球目を打ってセンターフライ
2回表
井口 1‐1から3球目を打ってセンターフライ
戎 2‐2から8球目を打ってショートゴロ
國本 1‐2から6球目を打ってレフトスタンドへ先制ソロホームラン
由宇広島0‐1三菱広島
大城 1‐2から4球目を打ってショートゴロ
国本選手、今大会ひとりで「第3号」とか。しかも、プロでもなかなか飛んでいかない、左中間一番深いところへのホームラン。恐れ入っててはいかんのでしょうけど、恐れ入りました。ちなみに國本選手、福山市立培遠中学校~近代福山高校~近畿大学。ポジションはキャッチャーだそうです。
2回裏
岩本 3‐1から5球目を選んでフォアボール
廣瀬 初球を打ってレフトスタンドへ逆転ツーランホームラン
由宇広島2‐1三菱広島
山本 0‐2から3球目を打ってセカンドゴロ
中村真 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
庄司 ストレートのフォアボール
申 1‐0から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
やたら恐れ入ってる間に飛び出した廣瀬君の逆転ツーランホームラン。よくオープン戦等で「ペナントレースに取っとけ」とはよく言われますが、まさにそんな当たり。コレが「格の差」なのか等と。
3回表
渕上 初球を打ってショートゴロ
福田 1‐1から3球目を打ってレフトフライ
実政 初球を打ってレフト線シングルヒット
馬澤 1‐1から3球目を打ってセカンドゴロ
レフト線シングルヒット、となっておりますが、打球は完全にツーベースヒットコースながら、憲君の追い方が良かったのと、セカンドへの返球の速さ。これで「難」を逃れたようなものです。
3回裏
中村憲 0‐1から2球目を打ってライトフライ
土生 2‐2から5球目を打ってショートゴロ送球エラー
會澤 2‐2から5球目を空振り三振
岩本 初球を打ってセンター前ヒット
廣瀬 初球を打ってショートゴロ
4回表
カープ選手交代
ピッチャー上野→金丸(佐土原高校~中部大学)
カープ先発の上野君。何かあれば、どころか3回1失点のまずまずのピッチング。ホームランを打たれたのも、この大会で3本打ってる人ならシャアないかな、などと。条件は同じですからね。
松原 1‐1から3球目を打ってセカンドゴロ
井口 1‐1から3球目を打ってライト前ヒット
戎 初球を打ってセカンドゴロセカンド封殺
國本 0‐2から3球目を打ってレフト前ヒット
大城 1‐2から4球目を打ってファーストゴロ
4回裏
山本 2‐1から4球目を打ってレフトフライ
中村真 3‐1から5球目を選んでフォアボール
庄司 初球を打ってファーストフライ
申 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
中村憲 2‐1から4球目を打ってライトオーバータイムリーツーベースヒット
由宇広島3‐1三菱広島
土生 2‐2から5球目を打ってショートゴロタイムリー内野安打
由宇広島4‐1三菱広島
しかしセカンドランナーはホームタッチアウト
何かと振れている憲君。今度はライトオーバーのタイムリーツーベースヒット。
5回表
渕上 2‐2から7球目を打ってセカンドゴロ
福田 初球を打ってセンター前ヒット
実政 フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
馬澤 1‐1から3球目を打ってサードゴロ
5回裏
三菱重工広島選手交代
ピッチャー秋田→岩崎(広陵高校~神奈川大学)
會澤 0‐1から2球目を打ってライトフライ
岩本 1‐0から2球目を打ってレフトフライ
廣瀬 2‐0から3球目を打ってライトフライ
6回表
カープ選手交代
ピッチャー金丸→大島(山梨学院大付高校)
松原 3‐1から5球目を選んでフォアボール
井口 1‐1から3球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ
戎 1‐2から4球目を打ってセンターフライ
6回裏
山本 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
中村真 1‐0から2球目を打ってサードゴロセカンド封殺
庄司 1‐1から3球目を打ってライトフライ
申 2‐2から5球目を打ってファーストライナー
7回表
カープ選手交代
ピッチャー大島→梅津(上山明新館高等学校~國學院大學)
ここで、満を持して(?)梅ちゃんが登板。
國本 0‐1から2球目を打ってファーストゴロ
大城 1‐1から3球目を打ってレフトフライ
代打横松 1‐2から4球目を打ってライト前ヒット
福田 0‐2から4球目を打ってレフトフライ
7回裏
三菱重工広島選手交代
代打横松→セカンド
セカンド馬澤→サード
サード福田→ショート
中村憲 2‐1から4球目を打ってセンター前ヒット
土生 2‐0から3球目を打ってライトフライ
次打者會澤の2球目前に中村憲牽制タッチアウト
會澤 2‐2から5球目を打ってサードゴロ
8回表
カープ選手交代
キャッチャー會澤→白濱(広陵高校)
実政 2‐2から6球目を打ってピッチャー強襲内野安打(なお梅津は無事)
馬澤 初球をピッチャー前送りバント
松原 1‐2から4球目を打ってレフトフライ
井口 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
8回裏
三菱重工広島選手交代
ピッチャー岩崎→井上(加治木工業高校)
岩本 初球を打ってレフトフライ
三菱重工広島選手交代
ピッチャー井上→野上(藤蔭高校~沖データコンピュータ教育学院)
廣瀬 初球を打ってセカンドフライ
山本 フルカウントから6球目を打ってファーストライナー
9回表
カープ選手交代
ピッチャー梅津→菊地原(相武台高校)
レフト中村憲→鈴木(遊学館高校)
戎 2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
國本 2‐2から6球目を空振り三振
代打山口 初球を打ってショートゴロエラー
山口の代走に伊東
横松 初球を打ってショートゴロエラー
福田 初球を打ってライト前タイムリーヒット
由宇広島4‐2三菱広島
横松の代走に亀田
実政 フルカウントから7球目を打ってセンター前タイムリーヒット
由宇広島4‐3三菱広島
馬澤 1‐2から4球目を打ってショートライナー
三菱広島 010 000 002 3
由宇広島 020 200 00X 4

広島東洋カープ、2年ぶり6度目の優勝!
ちなみにちょっとだけ期待した「胴上げ」はありませんでした(笑)。

試合後に行われた表彰式の様子。やはり「優勝旗」っていいですね。と言うか、優勝してもらえる物って、トロフィーやらメダルやらがあると思いますが、やっぱり「旗」が一番いいなぁ。もっと言うなら「三角形の旗」がいいなぁ、などと(笑)。
個人表彰
最高殊勲選手:中村真崇(広島東洋カープ)
敢闘賞:馬澤祐也(三菱重工広島)
首位打者賞:國本剛志(三菱重工広島)16打数7安打4割3分8厘
投手成績
(左から順に 登板イニング数、対戦打者、投球数、被安打、与四死球、奪三振、失点、自責点)
三菱重工広島
秋田 4 20 62 5 3 1 4 4
岩崎 3 10 37 1 1 0 0 0
井上 0.1 1 1 0 0 0 0 0
野上 0.2 2 7 0 0 0 0 0
広島東洋カープ
上野 3 11 42 2 0 0 1 1
金丸 2 9 31 3 0 0 0 0
大島 1 3 12 0 1 0 0 0
梅津 2 8 31 2 0 0 0 0
菊地原 1 7 24 2 0 1 2 0
と言うか「優勝」と言うよりも、試合終了後のカープナインの「終わってヤレヤレ」みたいな表情のほうが印象に残りました。昨年の予選みたいに「投打で圧倒」みたいな試合運びが出来なかった(もしくはさせてもらえなかった)のもあるかも知れませんけどね。
予選リーグと決勝トーナメントを、圧倒的な打力で制してきた三菱重工広島を、何とかかんとか躱して、の優勝はちょっとしんどかったかなぁ。特に最終回なんか、下手したら一気に畳み込まれても不思議じゃない展開。それだけエラーって怖いんですよ。
試合終了後に庄司君が、真っ先に菊地原君のところに駆け寄って、帽子を取って頭を下げてたのが印象に残りました。庄司君にとってショートってのはまだ未知のポジション。由宇カープ首脳陣が、彼をショートで起用してる意図は読めませんが、そこで出ている以上、泣き言は言えません。
しかも、最後までフル出場ですからね。期待されているのは確か。これまで慣れ親しんだセカンドとはまた違う発見をして、そして練習をしてどんどん上達して欲しいものです。練習して、へたくそになってい人は絶対にいませんからね。
そして何が良かったかって、中村真崇君の「最高殊勲選手」受賞。
この日だけで7打数5安打1四球1本塁打。誰からどこへ打とうがヒットはヒット、ホームランはホームラン。以前最高殊勲選手を獲った天谷君や松本高明、丸君らも、後に一軍で結果を残してます。何はともあれ、プロで一番最初にもらった「個人タイトル」。大いに自信にしていいと思います。
そして31日から、由宇カープは再び、過酷なウエスタンリーグのペナントレースに復帰します。この大会期間中に、ホークスがタイガースを相手に勝ち越し、さらにはドラゴンズとの「ボーナスステージ」に挑んでいます。由宇カープも遅れを取るわけには行きません。
幸いにも復帰初戦はドラゴンズ。勢いを取り戻したいところ。優勝の余韻にも浸りたいところではありますが「本業」はまだまだ過酷な戦いが続きます。選手の皆さんの健闘をお祈りします。
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2012.08.29 / Top↑
kirito
國本選手は今ドラフトで指名あればいいですね。
今シーズン、キャッチャー故障者続出したりして手薄だったりしますから、これだけ打撃の魅力な捕手は貴重でしょう。
今シーズン、キャッチャー故障者続出したりして手薄だったりしますから、これだけ打撃の魅力な捕手は貴重でしょう。
2012/08/29 Wed 16:45 URL [ Edit ]
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