丸々一週間ほど、一軍の試合を真面目に見てません。
先の京セラドーム大阪での対タイガース3連戦も、ただ漠然と見てはいましたが、「なーんか書く気起きんなー」と思いながら、別のネタに触れたり。まぁ成績が膠着状態になってきてるのもありますが。
このあたりが、貯金慣れしてないチームの典型のような気もします。借金返済までは勢いがあったものの、そこからどうしていいか分からないそして、勢い余ってコケてしまう、みたいな戦い。
昨日の試合なんかその典型。
スワローズの先発はサウスポーの中澤雅人。予告先発だからこのあたりはもう前日に分かってるんですが、それに合わせてスターティングメンバーはズラッと右バッターばっかり。よくもまぁこれだけ揃えたな、という字ではありますが、その「左右病打線」が全く機能せず。
と言うか、機能させなかった、と言うのが本当でしょうね。4回までは毎回安打。9イニングのうち3者凡退は3イニング。2回から4回まではずっと先頭バッターが出塁してる。なのに、送りバントの一つもやらん。カープベンチは、「左投対右打だから打って当たり前」とか思ってるんだろうな。
もうね、試合開始前で、ベンチの仕事は終わってしまってるんですよ。と言うか終わらせてる。
手堅さが無いんですよ。このあたりがカープベンチのベンチワークの「甘さ」ですよ。左ピッチャー相手に右打者並べました。あと知らね、あとは勝手に選手が打ってくれるじゃろ、みたいな。
相手投手が右の時は、いろいろ手を変え品を変え、多彩な作戦を施してくるのに、いざ左ピッチャーだとぶっちゃけ「何もしてこない」もうこれはスワローズベンチにも知られてるんじゃないかな。
その証拠に、スワローズは8回裏に左腕の山本哲也を持ってきた。そして、先頭の赤松君がデッドボールで出塁したいもかかわらず無策。試合も終盤になって、かなり追い込まれた状況にもかかわらず、全くの無策。スワローズの投手事情までは詳しく知らんけど、もう舐められてますよ正直。
スワローズベンチからしたら、山本哲也を送り出すにあたり「右バッターを抑えてナンボ」とか思ってるんだろうけど、こっちからしたら「ほーれほーれ打ってみろ」と言われてるような気が。
山本哲也は、成績もしっかり残してるけど、それ以上に打てんカープ打線に不甲斐なさも感じるし、何一つ動こうとしないカープベンチに苛立ちすら覚えますよ。動ける選手がいるにも拘わらず。
ランニングスコア的には逆転負けですが、もう試合開始前の時点で負けてたのかも。
結局ベンチも、勢いだけで采配を振るってるんですよ。
その例が今村君。○試合連続無失点と言うよく分からない記録には興味はありません(むしろリリーフ投手はイニングだろ)が、4日の対タイガース戦、9日の対ドラゴンズ戦で2イニング無失点の投球があった。ベンチとしては「その再来」を狙ったんだろうけど、さすがに無理だった。
おそらく、ブルペンからベンチに戻ってきたあのコーチには「これくらいなら行けるだろう」みたいな考えがあったんだろうけど、確実に今村君に疲労は蓄積されてるよ。途中、何日か登板が空いてるけども、決してボールを投げてなかったわけじゃない。投げる準備はしてる。
今村・サーフェイト・ミコライオと磐石(と思える)のリリーフ陣に加えて、ここに来て横山竜士が帰ってきた。河内君も素晴らしい数字を残してる。何も同じピッチャーを2イニング投げさせる必要もなかったんじゃないか。結果はどう転ぶかは分からんけど、みないいピッチングしてますよ。
※なお個人的に、梅ちゃんは木曜日の先発、と思い込んでいるので、あえて外しました(笑)。
それと最後に梵君。
何なんだろう。やっぱり膝かね。守備の時にもあまり、と言うか動きがこわごわ、のように見える。昨日の逆転のきっかけになったエラーなんかそうですよ。以前ならもう2歩3歩、前に出てたはずなのに、何か躊躇しているようにしか見えない。何が彼をそうさせるのか
キツイ言い方だけど、グラウンドに出ている以上は全力で動いてくれ。
今の梵君のプレイは、とても全力とは思えない。グラウンドに出てる以上は泣き言は言えんけど、動けぬのであれば、自ら「もう無理です」と言うのもアリだと思います。感動をもらっただの勇気をもらっただのという言葉は大嫌いですが、梵君のプレイで何かしら感じるものがある人がいると思う。
試合に出る勇気も必要なら「無理」と切り出す勇気も必要ですよ。特に昨日なんか、「また」自責点ゼロの敗戦投手を出してしまった。もうこれはカープの伝統芸になってるけど。こんな悪しき伝統はもういらない。その為には、起こるであろうエラーは防いでいかんと。
とにかくこの先は勢いだけで勝てるわけがない。そろそろ順位表の横に「残り試合」が表示されるようになってます。その試合を如何にして一つ一つ勝ちに行くかが問われます。
ここで頭を一回冷やさないと、優勝なんざ無理ですよ。
それにしても、あの始球式に出てきた小学生、何なんでしょうね。すごいわ。
前田健太本人を目の前にして、何をするかと思いきや、おもむろにグラブを外して、何ら躊躇する事無くマエケンダンス。しかもその後に投げたボールが、ノーバウンドどころか「高めのつり球」。
ストレートが速いとか、コントロールが良いとか、ドラフト指名候補にする理由は多々あろうとは思いますが、小学生であれだけクソ度胸の座ってる「選手」はそういません。6年後にどうでしょう。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
先の京セラドーム大阪での対タイガース3連戦も、ただ漠然と見てはいましたが、「なーんか書く気起きんなー」と思いながら、別のネタに触れたり。まぁ成績が膠着状態になってきてるのもありますが。
このあたりが、貯金慣れしてないチームの典型のような気もします。借金返済までは勢いがあったものの、そこからどうしていいか分からないそして、勢い余ってコケてしまう、みたいな戦い。
昨日の試合なんかその典型。
スワローズの先発はサウスポーの中澤雅人。予告先発だからこのあたりはもう前日に分かってるんですが、それに合わせてスターティングメンバーはズラッと右バッターばっかり。よくもまぁこれだけ揃えたな、という字ではありますが、その「左右病打線」が全く機能せず。
と言うか、機能させなかった、と言うのが本当でしょうね。4回までは毎回安打。9イニングのうち3者凡退は3イニング。2回から4回まではずっと先頭バッターが出塁してる。なのに、送りバントの一つもやらん。カープベンチは、「左投対右打だから打って当たり前」とか思ってるんだろうな。
もうね、試合開始前で、ベンチの仕事は終わってしまってるんですよ。と言うか終わらせてる。
手堅さが無いんですよ。このあたりがカープベンチのベンチワークの「甘さ」ですよ。左ピッチャー相手に右打者並べました。あと知らね、あとは勝手に選手が打ってくれるじゃろ、みたいな。
相手投手が右の時は、いろいろ手を変え品を変え、多彩な作戦を施してくるのに、いざ左ピッチャーだとぶっちゃけ「何もしてこない」もうこれはスワローズベンチにも知られてるんじゃないかな。
その証拠に、スワローズは8回裏に左腕の山本哲也を持ってきた。そして、先頭の赤松君がデッドボールで出塁したいもかかわらず無策。試合も終盤になって、かなり追い込まれた状況にもかかわらず、全くの無策。スワローズの投手事情までは詳しく知らんけど、もう舐められてますよ正直。
スワローズベンチからしたら、山本哲也を送り出すにあたり「右バッターを抑えてナンボ」とか思ってるんだろうけど、こっちからしたら「ほーれほーれ打ってみろ」と言われてるような気が。
山本哲也は、成績もしっかり残してるけど、それ以上に打てんカープ打線に不甲斐なさも感じるし、何一つ動こうとしないカープベンチに苛立ちすら覚えますよ。動ける選手がいるにも拘わらず。
ランニングスコア的には逆転負けですが、もう試合開始前の時点で負けてたのかも。
結局ベンチも、勢いだけで采配を振るってるんですよ。
その例が今村君。○試合連続無失点と言うよく分からない記録には興味はありません(むしろリリーフ投手はイニングだろ)が、4日の対タイガース戦、9日の対ドラゴンズ戦で2イニング無失点の投球があった。ベンチとしては「その再来」を狙ったんだろうけど、さすがに無理だった。
おそらく、ブルペンからベンチに戻ってきたあのコーチには「これくらいなら行けるだろう」みたいな考えがあったんだろうけど、確実に今村君に疲労は蓄積されてるよ。途中、何日か登板が空いてるけども、決してボールを投げてなかったわけじゃない。投げる準備はしてる。
今村・サーフェイト・ミコライオと磐石(と思える)のリリーフ陣に加えて、ここに来て横山竜士が帰ってきた。河内君も素晴らしい数字を残してる。何も同じピッチャーを2イニング投げさせる必要もなかったんじゃないか。結果はどう転ぶかは分からんけど、みないいピッチングしてますよ。
※なお個人的に、梅ちゃんは木曜日の先発、と思い込んでいるので、あえて外しました(笑)。
それと最後に梵君。
何なんだろう。やっぱり膝かね。守備の時にもあまり、と言うか動きがこわごわ、のように見える。昨日の逆転のきっかけになったエラーなんかそうですよ。以前ならもう2歩3歩、前に出てたはずなのに、何か躊躇しているようにしか見えない。何が彼をそうさせるのか
キツイ言い方だけど、グラウンドに出ている以上は全力で動いてくれ。
今の梵君のプレイは、とても全力とは思えない。グラウンドに出てる以上は泣き言は言えんけど、動けぬのであれば、自ら「もう無理です」と言うのもアリだと思います。感動をもらっただの勇気をもらっただのという言葉は大嫌いですが、梵君のプレイで何かしら感じるものがある人がいると思う。
試合に出る勇気も必要なら「無理」と切り出す勇気も必要ですよ。特に昨日なんか、「また」自責点ゼロの敗戦投手を出してしまった。もうこれはカープの伝統芸になってるけど。こんな悪しき伝統はもういらない。その為には、起こるであろうエラーは防いでいかんと。
とにかくこの先は勢いだけで勝てるわけがない。そろそろ順位表の横に「残り試合」が表示されるようになってます。その試合を如何にして一つ一つ勝ちに行くかが問われます。
ここで頭を一回冷やさないと、優勝なんざ無理ですよ。
それにしても、あの始球式に出てきた小学生、何なんでしょうね。すごいわ。
前田健太本人を目の前にして、何をするかと思いきや、おもむろにグラブを外して、何ら躊躇する事無くマエケンダンス。しかもその後に投げたボールが、ノーバウンドどころか「高めのつり球」。
ストレートが速いとか、コントロールが良いとか、ドラフト指名候補にする理由は多々あろうとは思いますが、小学生であれだけクソ度胸の座ってる「選手」はそういません。6年後にどうでしょう。
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2012.08.15 / Top↑
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