2012年のオールスターゲーム3試合、終わっちゃいましたね。
第二戦、第三戦はちゃんと見てました(笑)。第一戦は都市対抗野球の録画を見ながらだったんで何とも言えませんが。まぁ民放、と言うか地上波放送局の中継の仕方はたいがいアレなので、あんまり見とうないんですけどね。ほとんど音消してみてました。やかましいし。特に今日の解説なんか(笑)。
それはそうと
セ・パ交流戦が始まってから、オールスターゲームの価値が落ちた、という声がありますが、確かにそれはあると思います。何か真剣に見ようとも思わんようになったし。今年も結局録画せず。
しかし
確かに実力のある選手が出ることは良い事だと思います。けど「オールスター」と銘打つ以上、普段のプレイ以上に何か「目立つモノ」が欲しいですよ。とは言え、ちょっとどうよと思ったのが一つ。
第一戦、ジャイアンツ阿部慎之助が、大道典嘉コーチのモノマネで打席に立つましたが、そう言うのんは誰も求めてない。阿部慎之助はファン投票選出。投票した人の思惑までは知らんけど、誰も「大道のモノマネをする阿部慎之助」が見とうて投票したんじゃない。パ・リーグ投手との、駆け引きなしの勝負が見とうて、彼に投票したはずですよ。本人はウケ狙いだったんだろうけど、何だかな。
オールスターゲームを「楽しんでる」のと「遊んでる」のは、若干意味が違いますよ。
それと、もっとピッチャーはいろんなボールを投げていい。
第二戦、カープ前田健太が、ホークスウィリー・モー・ペーニャに向けて、公式戦ここ数試合でまた投げ出したカーブを投げた。ペーニャは苦笑いしてましたが。第三戦、ベイスターズ三浦大輔が、ライオンズ中島裕之に、思い切りスローカーブを投げた。イデホはそれをヒットしましたが。
いつの間にか「オールスターはストレート勝負」と言う不文律みたいなのが横行してる。
誰がやりだしたんでしょうね。確かにストレートの速さってのはピッチャーの永遠の「ロマン」ですよ。けど、プロとしてのし上がっていく為には、それだけでは絶対に無理なはず。それを如実に表してくれたのが元オリックスブルーウェーブの星野伸之ですよ。
あれはもう、技術以外の何ものでもない。ああいう「ワザ」を第三者の介入なしでじっくり見れるのがオールスターゲーム。変にたいして速くもないストレートを投げまくって、調子を崩してもアレだし。今投げれる球を思い切って投げ込むおがいいんじゃないですかね。
前田健太や三浦大輔のピッチングは、そんな風潮に対するアンチテーゼではなかったかな。
あと、みな真面目ですよね。何するにも。
試合中の放送席に、選手を呼ぶのがいつ頃から始まったのかは分かりませんが、何となしに皆、当たり障りのない受け答え。放送席に座り慣れてないというのもあるでしょうし、また「皆一緒に仲良く」みたいな、そう言う風に教育されてきた世代なんでしょうけど、何となしに受け答えが硬い。
選ばれて出てきたんだし、もっと我を強く出してもいい。チームが取り上げられる試合じゃない、個人個人が目立っていい試合なんだから、多少の「俺が俺が」がは許されてもいい。
かつて、ファイターズにいた新庄剛志がオールスターゲームに出場した時、電飾ピカピカのベルトに金色スパイク、金色のバット。通常では考えられないような出で立ちで試合に臨んだ。通常着色バットってのは、コミッショナーやら審判やらの許可を得ないと使えないはず、それを用意周到に根回ししてやってた新庄剛志はすごい、と言う話を、第二戦の試合終了後に古田敦也が言うてましたが。
アレなんかもう典型的な「俺が俺が真面目に不真面目」ですよ。
こういったプレイとは関係ない所での「華」がなくなったなぁ、と。しっかり成績を残した上で、コイツなら多少バカをやっても許す、みたいな空気を持ち合わせた選手が少なくなりました。
まぁオールスターゲームに出場する選手が、年々若くなってきてるせいもあるかも知れませんが、なかなか「そこ」まで気が回らないのかな、とも思います。
打って走って守って、それとは別に楽しませる。難しいけど、誰か出来んかな。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
第二戦、第三戦はちゃんと見てました(笑)。第一戦は都市対抗野球の録画を見ながらだったんで何とも言えませんが。まぁ民放、と言うか地上波放送局の中継の仕方はたいがいアレなので、あんまり見とうないんですけどね。ほとんど音消してみてました。やかましいし。特に今日の解説なんか(笑)。
それはそうと
セ・パ交流戦が始まってから、オールスターゲームの価値が落ちた、という声がありますが、確かにそれはあると思います。何か真剣に見ようとも思わんようになったし。今年も結局録画せず。
しかし
確かに実力のある選手が出ることは良い事だと思います。けど「オールスター」と銘打つ以上、普段のプレイ以上に何か「目立つモノ」が欲しいですよ。とは言え、ちょっとどうよと思ったのが一つ。
第一戦、ジャイアンツ阿部慎之助が、大道典嘉コーチのモノマネで打席に立つましたが、そう言うのんは誰も求めてない。阿部慎之助はファン投票選出。投票した人の思惑までは知らんけど、誰も「大道のモノマネをする阿部慎之助」が見とうて投票したんじゃない。パ・リーグ投手との、駆け引きなしの勝負が見とうて、彼に投票したはずですよ。本人はウケ狙いだったんだろうけど、何だかな。
オールスターゲームを「楽しんでる」のと「遊んでる」のは、若干意味が違いますよ。
それと、もっとピッチャーはいろんなボールを投げていい。
第二戦、カープ前田健太が、ホークスウィリー・モー・ペーニャに向けて、公式戦ここ数試合でまた投げ出したカーブを投げた。ペーニャは苦笑いしてましたが。第三戦、ベイスターズ三浦大輔が、ライオンズ中島裕之に、思い切りスローカーブを投げた。イデホはそれをヒットしましたが。
いつの間にか「オールスターはストレート勝負」と言う不文律みたいなのが横行してる。
誰がやりだしたんでしょうね。確かにストレートの速さってのはピッチャーの永遠の「ロマン」ですよ。けど、プロとしてのし上がっていく為には、それだけでは絶対に無理なはず。それを如実に表してくれたのが元オリックスブルーウェーブの星野伸之ですよ。
あれはもう、技術以外の何ものでもない。ああいう「ワザ」を第三者の介入なしでじっくり見れるのがオールスターゲーム。変にたいして速くもないストレートを投げまくって、調子を崩してもアレだし。今投げれる球を思い切って投げ込むおがいいんじゃないですかね。
前田健太や三浦大輔のピッチングは、そんな風潮に対するアンチテーゼではなかったかな。
あと、みな真面目ですよね。何するにも。
試合中の放送席に、選手を呼ぶのがいつ頃から始まったのかは分かりませんが、何となしに皆、当たり障りのない受け答え。放送席に座り慣れてないというのもあるでしょうし、また「皆一緒に仲良く」みたいな、そう言う風に教育されてきた世代なんでしょうけど、何となしに受け答えが硬い。
選ばれて出てきたんだし、もっと我を強く出してもいい。チームが取り上げられる試合じゃない、個人個人が目立っていい試合なんだから、多少の「俺が俺が」がは許されてもいい。
かつて、ファイターズにいた新庄剛志がオールスターゲームに出場した時、電飾ピカピカのベルトに金色スパイク、金色のバット。通常では考えられないような出で立ちで試合に臨んだ。通常着色バットってのは、コミッショナーやら審判やらの許可を得ないと使えないはず、それを用意周到に根回ししてやってた新庄剛志はすごい、と言う話を、第二戦の試合終了後に古田敦也が言うてましたが。
アレなんかもう典型的な「俺が俺が真面目に不真面目」ですよ。
こういったプレイとは関係ない所での「華」がなくなったなぁ、と。しっかり成績を残した上で、コイツなら多少バカをやっても許す、みたいな空気を持ち合わせた選手が少なくなりました。
まぁオールスターゲームに出場する選手が、年々若くなってきてるせいもあるかも知れませんが、なかなか「そこ」まで気が回らないのかな、とも思います。
打って走って守って、それとは別に楽しませる。難しいけど、誰か出来んかな。
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2012.07.23 / Top↑
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