―――――と書いたTシャツを、選手全員に配ったチームがかつてありましたな。
と言うか、以前もほぼ同じ内容の記事を書いてることが発覚(笑)。まぁ毎年毎年こう言う裁判があることによって、球場での野球観戦の注意喚起に、少しでも役に立てば、と思っとる次第であります。
打球直撃で失明の女性提訴 日本ハムや札幌市に賠償請求
スポニチ
札幌ドーム(札幌市)でプロ野球を観戦中、ファウルボールが直撃して右目を失明した同市の30代の女性が13日、安全対策を怠ったとして、主催者の北海道日本ハムファイターズやドームを所有する市などに約4700万円の損害賠償を求め、札幌地裁に提訴した。
訴状によると、女性は2010年8月21日、前から10列目の内野席で日本ハム対西武戦を観戦中、ライナー性のファウルボールが顔に当たり失明した。「被告側が防球ネット設置などの安全対策を怠った」としている。
原告側弁護士によると、札幌ドームでの日本ハム戦では打球が観客に当たる事故が年約100件発生。同種訴訟は仙台地、高裁や千葉地裁でも争われたが「球団側は看板やアナウンスで注意を呼び掛けていた」として、観客側が敗訴した。
女性は「道民に夢を与えるチームに恨みはないが安全対策をしてほしい」と話しているという。
日本ハムや札幌市は「訴状を見ていないのでコメントは差し控える」としている。
以前にも同じような訴訟がありました。たしかその裁判は、足元においたビールを取り上げて、顔を上げた時にファウルボールがぶち当たった。4400万円払え、みたいな感じだったはず。
あの裁判は結局「請求棄却」で終わったんでしたっけ。
大相撲観戦の際、砂かぶり席では飲食厳禁、と言う規定になってます。ブロレス会場でも「花道は開けてください」としつこく連呼される時代がありますした。それでも、スタン・ハンセンのブルロープで殴られることは、プロレスファンとしてのひとつのステータスではありましたが(笑)。
プロ野球観戦の時にも、試合開始前から常に「打球の行方には十分御注意ください」というてます。ファウルボールが飛んできたら、警備員の方が「その方向なら」注意喚起のための笛を吹いてます。
さらには、チケットの裏にも――――――
例1.球場内で打球等ににより負傷した場合、応急処置はいたしますが、主催者・球場管理者に帰責事由がある場合を除き、その後の席には負いません。なお、怪我をされた場合はお近くの係員にお申し出下さい。(ほっともっとフィールド神戸一軍公式戦チケット)
例2.球場内でのボール・バットなどによる負傷・物損およびお客様相互の争いによ事故については責任を負いません。(オリックスバファローズシーズンチケット表紙)
例3.球場内ではファールボール等により負傷された場合、応急処置はいたしますが責任の存否・範囲は「試合観戦契約約款」に記載の通りとし、石印を負う場合も原則として治療費等の直接損害以外については責任を負いかねます。お子様連れのお客様は特にご注意ください。(広島東洋カープ2012年年間指定席ウエスタンリーグ自由席招待券)
―――――とあります。表現の方法、文章の長短は様々ですが、セントラルリーグ、パシフィックリーグ、ウエスタリーグ問わず、行き着く所はみな、試合契約約款第5章第13条「責任の制限」の
1.主催者及び球場管理者は、観客が被った以下の損害の賠償について責任を負わないものとする。但し、主催者若しくは主催者の職員等又は球場管理者の責めに帰すべき事由による場合はこの限りでない。
(1)ホームラン・ボール、ファール・ボール、その他試合、ファンサービス行為又は練習行為に起因する損害
(3)球場施設に起因する損害
2.前項但書の場合において、主催者又は球場管理者が負担する損害賠償の範囲は、治療費等の直接損害に限定されるものとし、逸失利益その他の間接損害及び特別損害は含まれないものとする。但し、主催者若しくは主催者の職員等又は球場管理者の故意行為又は重過失行為に起因する損害についてはこの限りでない。
3.観客は、練習中のボール、ホームラン・ボール、ファール・ボール、ファンサービスのために投げ入れられたボール等の行方を常に注視し、自らが損害を被ることのないよう十分注意を払わなければならない。
ここですよ。野球場というところ、どこにいてようが、グラウンドが見渡せる場所である以上、いつどこでどこからボールが飛んできてもおかしくない。つか、前から10列目に座ってるんだから、ファウルボールが飛んでくるのはわかりきったこと。その上でそのチケットを買ったんだから。
一時いろんな球場で「内野席のネットを下げました」というのが流行りました。皆それを分かっててチケットを買ってるはずなのに、何で毎年のようにこんな裁判が表沙汰になるかなぁ。今やプロ野球の球場にも、大相撲のように「砂かぶり席」が用意されてる時代なのに。
無茶な論理ですが、どれだけ野球選手が、危険なモノ相手に仕事をしてるか、身をもって知る上でも、一度でいいからファウルボールでもなんでもいいから、死なん程度に頭に食らってみたいです。
笑いごっちゃないですけどね。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

と言うか、以前もほぼ同じ内容の記事を書いてることが発覚(笑)。まぁ毎年毎年こう言う裁判があることによって、球場での野球観戦の注意喚起に、少しでも役に立てば、と思っとる次第であります。
打球直撃で失明の女性提訴 日本ハムや札幌市に賠償請求
スポニチ
札幌ドーム(札幌市)でプロ野球を観戦中、ファウルボールが直撃して右目を失明した同市の30代の女性が13日、安全対策を怠ったとして、主催者の北海道日本ハムファイターズやドームを所有する市などに約4700万円の損害賠償を求め、札幌地裁に提訴した。
訴状によると、女性は2010年8月21日、前から10列目の内野席で日本ハム対西武戦を観戦中、ライナー性のファウルボールが顔に当たり失明した。「被告側が防球ネット設置などの安全対策を怠った」としている。
原告側弁護士によると、札幌ドームでの日本ハム戦では打球が観客に当たる事故が年約100件発生。同種訴訟は仙台地、高裁や千葉地裁でも争われたが「球団側は看板やアナウンスで注意を呼び掛けていた」として、観客側が敗訴した。
女性は「道民に夢を与えるチームに恨みはないが安全対策をしてほしい」と話しているという。
日本ハムや札幌市は「訴状を見ていないのでコメントは差し控える」としている。
以前にも同じような訴訟がありました。たしかその裁判は、足元においたビールを取り上げて、顔を上げた時にファウルボールがぶち当たった。4400万円払え、みたいな感じだったはず。
あの裁判は結局「請求棄却」で終わったんでしたっけ。
大相撲観戦の際、砂かぶり席では飲食厳禁、と言う規定になってます。ブロレス会場でも「花道は開けてください」としつこく連呼される時代がありますした。それでも、スタン・ハンセンのブルロープで殴られることは、プロレスファンとしてのひとつのステータスではありましたが(笑)。
プロ野球観戦の時にも、試合開始前から常に「打球の行方には十分御注意ください」というてます。ファウルボールが飛んできたら、警備員の方が「その方向なら」注意喚起のための笛を吹いてます。
さらには、チケットの裏にも――――――
例1.球場内で打球等ににより負傷した場合、応急処置はいたしますが、主催者・球場管理者に帰責事由がある場合を除き、その後の席には負いません。なお、怪我をされた場合はお近くの係員にお申し出下さい。(ほっともっとフィールド神戸一軍公式戦チケット)
例2.球場内でのボール・バットなどによる負傷・物損およびお客様相互の争いによ事故については責任を負いません。(オリックスバファローズシーズンチケット表紙)
例3.球場内ではファールボール等により負傷された場合、応急処置はいたしますが責任の存否・範囲は「試合観戦契約約款」に記載の通りとし、石印を負う場合も原則として治療費等の直接損害以外については責任を負いかねます。お子様連れのお客様は特にご注意ください。(広島東洋カープ2012年年間指定席ウエスタンリーグ自由席招待券)
―――――とあります。表現の方法、文章の長短は様々ですが、セントラルリーグ、パシフィックリーグ、ウエスタリーグ問わず、行き着く所はみな、試合契約約款第5章第13条「責任の制限」の
1.主催者及び球場管理者は、観客が被った以下の損害の賠償について責任を負わないものとする。但し、主催者若しくは主催者の職員等又は球場管理者の責めに帰すべき事由による場合はこの限りでない。
(1)ホームラン・ボール、ファール・ボール、その他試合、ファンサービス行為又は練習行為に起因する損害
(3)球場施設に起因する損害
2.前項但書の場合において、主催者又は球場管理者が負担する損害賠償の範囲は、治療費等の直接損害に限定されるものとし、逸失利益その他の間接損害及び特別損害は含まれないものとする。但し、主催者若しくは主催者の職員等又は球場管理者の故意行為又は重過失行為に起因する損害についてはこの限りでない。
3.観客は、練習中のボール、ホームラン・ボール、ファール・ボール、ファンサービスのために投げ入れられたボール等の行方を常に注視し、自らが損害を被ることのないよう十分注意を払わなければならない。
ここですよ。野球場というところ、どこにいてようが、グラウンドが見渡せる場所である以上、いつどこでどこからボールが飛んできてもおかしくない。つか、前から10列目に座ってるんだから、ファウルボールが飛んでくるのはわかりきったこと。その上でそのチケットを買ったんだから。
一時いろんな球場で「内野席のネットを下げました」というのが流行りました。皆それを分かっててチケットを買ってるはずなのに、何で毎年のようにこんな裁判が表沙汰になるかなぁ。今やプロ野球の球場にも、大相撲のように「砂かぶり席」が用意されてる時代なのに。
無茶な論理ですが、どれだけ野球選手が、危険なモノ相手に仕事をしてるか、身をもって知る上でも、一度でいいからファウルボールでもなんでもいいから、死なん程度に頭に食らってみたいです。
笑いごっちゃないですけどね。
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2012.07.14 / Top↑
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