珍しく、と言うかほぼ毎年恒例の「京セラドーム大阪でジャイアンツ主催試合」です。

とは言うものの、せっかくの「我が家から一番近いスタジアム」でカープが試合をするというのに、相手がジャイアンツというだけで、興味すら湧きませんでした。と言うか今年の場合、一軍公式戦のスケジュールをろくすっぽ見てない、と言う致命的欠点もございますが。

それ以上に

数年前に、同じ京セラドーム大阪でジャイアンツ対カープを観戦したんですが、とにかくやかましい。わしがジャイアンツの選出に慣れてないせいもあるのかも知れません。また、広島市民球場やマツダスタジアムに慣れているせいもあるのかも知れませんが、とにかく色んなSEがうるさい。

昨日の試合なんざ、投手交代の時に流されていたのがガンズ・アンド・ローゼズの「ウェルカムトゥザジャングル」。なんでハードロックなだろうね。一体何を煽っているのかは分かりませんが。

ぶっちゃけ、選手の「出囃子」も嫌いなんです。あんなごく短時間でわざわざ音楽を流す必要があるのか、とすら思ったりします。まぁメジャーリーグの真似をしてるつもりなんでしょうけど、日本には「応援団・鳴り物」と言う賑やかしがあるんだから、いらないとは思うんですけどね。

面白い試合、いい試合をやってさえくれたら、無駄な「音」はなくてもいいんですけどね。


で、昨日の試合。

なんか知りませんがグダグダドロドロな試合、と言う印象しかございません。両チームでデッドボールは2個づつ、そして両チーム合計3このエラーはすべて得点絡み。ワイルドピッチ有り押し出し有り。そしてジャイアンツは6安打で7点、かたやカープは10安打で4点。

高槻で似たような試合を見ましたが。

ジャイアンツの強みってここですよね。なんでもないプレイをどうにかして特典につなごうとしてる。阿部慎之助やら村田修一やら「一発長打」が期待出来る選手が、スターティングメンバーには揃ってる。それ以上に、不足してる部分を、鈴木尚広やら寺内崇幸、古城茂幸らが補ってる。

試合後半の選手の入れ替え方なども重名に対応してる。固めるところは固めて、緩めるところは緩めてる。硬軟織り交ぜて、とはよく言いますが、そのバランスがいいから首位に立ててるのかな。

かたやカープ。

堂林君が、セントラルリーグ独走の、17個目のエラー。昨年由宇カープ113試合で失策24。今年広島カープ74試合で失策17。由宇カープ全試合出場、ではありませんし、昨年はショートでの出番もありましたから、一概に比較は出来ませんが、これはどうにかならないものか。

昨年、玉木朋孝コーチの就任で、捕球と足さばきは上達したと思います。しかしその代わり、と言うか何と言うか、送球エラーが目立つようになりました。この辺りは石井琢朗「一軍野手コーチ」がほとんど付きっきりで矯正に当たってるそうですが、成果は出るかなぁ。

その石井琢朗をちょっとだけ。

月曜日に「出場 選 手 登録」が抹消」されました。しかし彼の肩書きは「一軍野手コーチ」。今後も一軍には帯同するとか。けど、先に書いた「堂林君の矯正」と言う仕事もありますし、成績不振脱却のための練習、と言う意味合いもありますが、一度でいいから由宇カープも見てやって欲しいんだ。

朝山東洋、玉木朋孝両コーチへの「越権行為」になるかも知れませんが、由宇カープn内野手には堂林君同様、若手の投手転向組が、庄司君、中村憲君、年齢はアレですが山本芳彦、松本高明といたりする。また三家君も、ショートを守ってたりしていわゆる「転向を目指す」側に立ってる。

同じ投手からの転向組で、2000本安打を打つまでになった選手。それなりいに持論というか「ノウハウ」は蓄積されているはず。そんな彼らにきっかけやヒントをやってほしい。


そんな石井琢朗のブログ。

昨年まであった締めの言葉「がんばろう!カープ。がんばろう!日本。」のうち、今年になって「がんばろう!カープ。」がなくなりました。彼の中でどのような心境の変化があったのかは知りません。ある程度見切りを付ける時期に来てる、とも感じてるでしょう。ただ忘れてるだけかも知れませんが。

彼の家族はまだ関東住まい。いずれ彼もそちらに戻るでしょう。それまでに何とか「石井琢朗の考え」と言う外の風を、ある程度カープに浸透させて欲しいんですが、無理なお願いでしょうか。

そんな「打率.147」の選手を抹消させて「由宇カープ成績.083」の選手を昇格させる必要があったかどうか。もっとも、凄まじく前向きに考えたら、堂林君の矯正に石井琢朗コーチが専念出来る、と言うメリットもあるとは思いますがどうでしょう。そこまで首脳陣が考えているかどうかは別ですが。

ブラッド・エルドレッドには徹底的に「即効性」を求めます。見れるようになってきた「ファースト岩本」をどけてまでスターティングメンバーに入れてるんだし。もっとも暫くは「お試し7番」とは思いますが。


しかし困ったことに。7月に入ってノーヒットだった梵英心が、ヒットどころかタイムリーヒットを打ったら、カープの7月全勝が止まってしまったという悲劇。やれやれ。もっとも、由宇カープではまだまだジャイアンツの壁は高かった、と言うべきでしょうかね。菊池君もいいところは見せてくれましたが。


さて、今日の試合は若干東に飛んで、岐阜県営長良川球場で第11回戦。大阪で会ったことは金津園ですっきりしてさっぱり忘れて、今日のジャイアンツ戦に臨んでもらいましょうか。


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2012.07.11 / Top↑
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