5月末から6月初めにかけて、こんな記事が中国新聞に出てました。



独路面電車、余生はカフェに 中国新聞5月29日

「ドルトムント電車」として親しまれた広島電鉄のドイツ製の路面電車が、7月からカフェに生まれ変わる。広島市中区東千田町のスーパー前に車両を設置。欧州風の憩いの場に、引退した車両の「余生」を生かす。

車両には現在、欧州の雰囲気を出すテーブルや座席を取り付けている。計画では、広電グループのマダムジョイ千田店前の広場に車両を置き、車内でコーヒーなどの飲み物を提供する方針。スーパーで販売する食べ物も持ち込めるようにする。

 1959年に旧西ドイツで造られた3両編成。丸みを帯びた銀色の車体が特徴で、ドルトムント市電として活躍した後、広電が購入した。81年から2008年まで広島市内を走り、イベントなどでも使われた。



路面電車カフェ7月11日開店 中国新聞6月6日

広島電鉄(広島市中区)は、老朽化で引退した「ドルトムント電車」を改装したカフェレストランを、本社隣のスーパー前に7月11日、オープンすると発表した。車両の「故郷」にちなんでドイツ料理も提供する。

路面電車を使ったカフェは、全国的にも珍しい。中区東千田町のマダムジョイ千田店前に設置する「トランヴェール・エクスプレス」(仮称)で、3両編成で50席。運転席部分は改造して貸し切り用のラウンジにする。

スーパーで調理した料理を提供。昼食時間帯は肉や魚をメーンとした定食やパスタ、サンドイッチ、夕食時はウインナーやジャガイモを使ったドイツ料理も予定している。

ドルトムント電車は1959年製。ドイツのドルトムント市電として活躍した後、広電が81年に購入し、2008年まで広島市内を走った



旧国鉄末期には、日本国中至る所に、古い客車を改造したレストランやドライブイン(とは言わんようになったなぁ)がオープンしました。それ以前には、蒸気機関車と古い寝台車を置いて「SLホテル」としたものもありましたが、維持管理が難しいのかどんどん姿を消しつつあります。

そんな中「ドルトムント電車」と呼ばれた70型電車76号が、広島電鉄本社横の「マダムジョイ千田店」で細存されることになりました。どこにも店名は出てませんが、どう考えてもここです(笑)。

てんで

マツダスタジアムでのウエスタンリーグ観戦の帰りに、実際に工事現場を見てきました。

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毎度おなじみマダムジョイ千田店。もう工事は始まってます。店の真ん前って何でしたっけ。自転車置き場でしたっけ?あまり用事がないので、はっきり覚えとらんのですが(笑)。

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柵の内側にはもう「線路」が敷いてあります。しかも、その延長上には宇品線(左写真)と、広電車庫(右写真)があります。まさかここと線路を繋いだり、はせんでしょうね。まぁ線路を繋ぐにしては、ちょっとカーブがきつすぎるような気もしますが、ぜひやっていただきたい(笑)。

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店の真ん前にに電車が置かれることになりますが、広島電鉄系列スーパー・マダムジョイとしては、これ以上の宣伝は無いだろうと思います。また来月、広島に帰って来ますが、その時にはもうオープンしてます。楽しい空間になること、またなっていることを期待します。


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2012.06.16 / Top↑
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