ニック・スタビノアの「あの一歩」。意外に、と言うか想像以上の重傷だったようで。

左膝前十字靱帯損傷、内側半月板損傷

捻挫と突き指くらいしかしたことない人間からしたら、ほとんど「膝破壊」みたいな印象がありますが、じっさいそうなんでしょうえ。

まぁ、決して速いとは言えんけど、一生懸命走ってくれています。けど最後の一歩、あれだけ大股で踵から飛び込んだら、何も起こらないほうがおかしいんでして。全力プレイの代償、と言うてしもうたらアレですが、チームにも、本人にもあまりいも大きなダメージ、ですよね。

怪我の様子からしたら、今季云々よりも、先にも書いたように選手生命すら脅かさんばかりのケガ。そんな怪我をしてるのに、よその記事を見たら「何日間か様子を見る」とか。おめーらが様子を見てても怪我は治らんのだ。ホント、様子を見るのが好きな球団だね。こんな所からして「ヌルい」。

そして、こういう事態になったら確実に話題に上るのが、新外国人選手、であります。



広島がニック代役緊急補強へ 日刊スポーツ

広島が12日、外国人野手の緊急補強に乗り出すことになった。松田元オーナー(61)が広島市内で取材に応じ、「ニックのように力のあるバッターを探さないと。取れるかどうか分からんけど、取ることはやぶさかではない」と明言した。右打ちの長距離砲を、日本球界経験者を含め調査していく。

前日11日オリックス戦(三次)でニック・スタビノア外野手(30)が左膝を負傷した。この日広島市内の病院で再検査を行い、左膝前十字靱帯(じんたい)損傷、内側半月板損傷と診断された。手術に踏み切れば、今季絶望の可能性もある。右肘痛で戦線を離れた栗原に続く主砲の離脱に、フロントも急務を迫られた。

当面の代役の4番は6月打率4割4分4厘と好調の岩本が筆頭候補。ニックは今日13日に出場登録を抹消され、会沢翼捕手(24)が1軍に再昇格する。



今日の公示で、上記通り會澤君が出場選手登録されてます。けど何で、11日に怪我をして今日まで抹消が先延ばしになってるのかね。この辺りも「様子見」の一環かね。チーム再編成の危機と言うのに、何を安穏と構えてるんだ。交流戦で日程が飛び飛びやから腑抜けとるんかね。

そもそも、外国人選手が負傷した、今季絶望かもしれない、って時点でなぜ直ぐに「新外国人選手」と言う考え方になるのかわからない。しかも「取れるかどうか分からんけど」って。そんな曖昧なことを言うてる間にも、ペナントレースはどんどん進んで行くんだ。

これだから野村謙二郎監督は「25人前後で四話ペナントレースを戦ってない」って言うんだよね。で、結局ありきたりのことしか出来ない。これじゃ今までのカープと全く同じ。少し前にも似たようなことを書きましたが、そんなやっつけ補強でチームは絶対に強くなりませんよ。

上の日刊スポーツの記事の関連記事にもあえりますが、それこそ「ぬるいんじゃ」ですよ。

こうやって、何かあったら「ガイコクジン、ガイコクジン」て騒ぐチームほど、これまでやってきた練習や試合の進め方に自信がないんだろうな、とも思います。

「今までやってきた事を信じてやろう」とまで言い切った、交流戦前の野村謙二郎監督がやった「青空ミーティング」って何だったのか。まぁマスコミ向けのポーズ」と言われれば、あぁそうかなみたいな。

言い方は酷くなりますが、けが人続出で揺らぐほどのもんだったんかな。まぁキャンプの進め方からして、誰も信用してないような進め方でしたからしゃあないと言えばしゃあないのかも知れません。

選手の中には「俺を使え」と思ってる選手が、いてるはずなのにね。

「頑張り」で出場選手登録枠が決まるわけじゃないけど、堂林君に対しての「我慢」を、なぜ他の選手に対して向けてやれんのか、甚だ疑問に思います。チーム・選手が強くなる一つの「鍵」なのに。


いつからカープって、こんな外国人選手ありきのチーム作りしか出来んようになったんだろう。


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2012.06.13 / Top↑
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