プロ野球の試合のない月曜日、何かとネタに困りますが、こうやって些細ながらも記事があれば嬉しいものであります。しかも「読売新聞でカープネタ」となると、さらに喜ばしい限りです(笑)

豪打の裏に繊細さ
その打棒は一際輝いている。右肘を手術して長期離脱中の栗原に代わり、4番を務める新外国人のニック。開幕当初は湿っていたバットが、今は誰よりも頼もしく見える。
1メートル88、109キロの体格を生かしたフルスイング。打球の速さも飛距離も、見る者に驚きすら与える。特に5月に入ってからはだろち3割8分8厘、5本塁打、11打点(21日現在)と絶好調。8日の阪神戦(新潟)では、3打席連続(4)本塁打をマーク、10試合連続安打も放った。その要因について本人はこう語る。毎日毎日メンタル面、打撃面ともに微調整している」。豪快な打撃とは裏腹に、感覚を研ぎ澄ますことを日課にしているという。
シーズン当初は期待通りではなかった。日本の野球に慣れないうえに、キャンプ終盤に鼠径ヘルニアを患うなどし、打率は1割台に低迷した。
そんな時に役立ったのが、昨季。米大リーズ3Aで打率2割7分、28本塁打、109打点の成績を残した経験。「今季と同じようなスタートだった。経験しないと分からないことがある」。見事に盛り返してきた。
ニックは、大リーズ時代の「思い出に残る一打」について、パドレスなどでメジャー通算601セーブをマークしたトレバー・ホフマンから2010年に放った本塁打を挙げる。毎年のように入れ替わる広島の外国人野手で、シーズン20本塁打以上は、2004年のラロッカ(40本)、シーツ(23本)以来出ていない。現在はシーズン約28本塁打のペース。ファンお夢をのせ、何本のアーチを描けるか。
春先の、社会人オール広島との試合のホームランで度肝を浮かれて以来、ただただ「とんでもない外国人選手を呼んできたもんだ」と思ってましたが、ようやくエンジンがかかってきたようです。
しかも、鼠径ヘルニアと言う、まるでカープの外国人選手が通らないかん道をしっかり歩んできての今の成績。そう言えば彼のバッティングフォーム、その「来日初ホームラン」の頃よりも、若干低くなっているようにも思えますが、識者のみなさんからの観点はどうでしょう(笑)。
まぁいわゆる「だっちょ」のその後の経過が良好なのもあるかも知れませんが、下半身がどっしりしてきた印象があります。記事内にもありますがこれもまた「微調整」の賜物なんでしょうね。
東京スポーツでしたかね。ニック・スタビノアの移動用の荷物についての記事がありましたが、彼個人的に「資料」を持ち歩いているとのこと。やはりこう言う「生真面目さ」も、外国人をスカウトするにあたっての、シュールストロム駐米スカウトの考えが生きていると思います。
ほかのカープファンの方々がどのような活躍を期待しておられるかは分かりません。人によっては「バースの再来や!(何か違う)」とおっしゃる方もおられるかも知れませんが。
ぶっちゃけリチャード・ランスみたいな成績でもいいと思います。とは言え本気で打率.215では困りますが。まぁ最低限.250くらいは打ってくれないと困るんですが(笑)。
今のところはそんな心配はなさげです。交流戦で相対するパ・リーグのチームに、どの程度の、と言うかどの時期のデータが集められているかは分かりませんが、もうしばらくの間は打ってくれるんじゃないかな、と勝手に楽観視しています。特に真っ向勝負のピッチャーがパには多いし。
問題は、交流戦が終わってから。そこそこの成績を残せたところで、セントラルリーグの各チームがどう攻めてくるか。それに対してニック・スタビノアがどう対処してくるか。ここからが「本当」でしょう。
ただ、こうやって毎年「右の外国人選手」を獲得してくるのはいいですが、その裏でしっかり育成は出来ているか。今カープのセットアッパーとクローザーは、ミコライオとサーフェイトがつとめてますが、いざとなった時に「次(決して代わりではありません)」は作れているか。いざというときに「じゃ、お前任せた」と、チーム内外に向けて胸を張れる選手が用意出来ているかか。これが「チーム力」ですよ。
でないと「チームのレベルアップや底上げ」なんざ夢のまた夢。よっぽどじゃない限り外国人選手なんか5年も10年も居てくれないんだし、そんな金額(出せない、じゃなく)出さないんだから。
いつまでも外国人選手いおんぶにだっこじゃ強くならないよ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


その打棒は一際輝いている。右肘を手術して長期離脱中の栗原に代わり、4番を務める新外国人のニック。開幕当初は湿っていたバットが、今は誰よりも頼もしく見える。
1メートル88、109キロの体格を生かしたフルスイング。打球の速さも飛距離も、見る者に驚きすら与える。特に5月に入ってからはだろち3割8分8厘、5本塁打、11打点(21日現在)と絶好調。8日の阪神戦(新潟)では、3打席連続(4)本塁打をマーク、10試合連続安打も放った。その要因について本人はこう語る。毎日毎日メンタル面、打撃面ともに微調整している」。豪快な打撃とは裏腹に、感覚を研ぎ澄ますことを日課にしているという。
シーズン当初は期待通りではなかった。日本の野球に慣れないうえに、キャンプ終盤に鼠径ヘルニアを患うなどし、打率は1割台に低迷した。
そんな時に役立ったのが、昨季。米大リーズ3Aで打率2割7分、28本塁打、109打点の成績を残した経験。「今季と同じようなスタートだった。経験しないと分からないことがある」。見事に盛り返してきた。
ニックは、大リーズ時代の「思い出に残る一打」について、パドレスなどでメジャー通算601セーブをマークしたトレバー・ホフマンから2010年に放った本塁打を挙げる。毎年のように入れ替わる広島の外国人野手で、シーズン20本塁打以上は、2004年のラロッカ(40本)、シーツ(23本)以来出ていない。現在はシーズン約28本塁打のペース。ファンお夢をのせ、何本のアーチを描けるか。
春先の、社会人オール広島との試合のホームランで度肝を浮かれて以来、ただただ「とんでもない外国人選手を呼んできたもんだ」と思ってましたが、ようやくエンジンがかかってきたようです。
しかも、鼠径ヘルニアと言う、まるでカープの外国人選手が通らないかん道をしっかり歩んできての今の成績。そう言えば彼のバッティングフォーム、その「来日初ホームラン」の頃よりも、若干低くなっているようにも思えますが、識者のみなさんからの観点はどうでしょう(笑)。
まぁいわゆる「だっちょ」のその後の経過が良好なのもあるかも知れませんが、下半身がどっしりしてきた印象があります。記事内にもありますがこれもまた「微調整」の賜物なんでしょうね。
東京スポーツでしたかね。ニック・スタビノアの移動用の荷物についての記事がありましたが、彼個人的に「資料」を持ち歩いているとのこと。やはりこう言う「生真面目さ」も、外国人をスカウトするにあたっての、シュールストロム駐米スカウトの考えが生きていると思います。
ほかのカープファンの方々がどのような活躍を期待しておられるかは分かりません。人によっては「バースの再来や!(何か違う)」とおっしゃる方もおられるかも知れませんが。
ぶっちゃけリチャード・ランスみたいな成績でもいいと思います。とは言え本気で打率.215では困りますが。まぁ最低限.250くらいは打ってくれないと困るんですが(笑)。
今のところはそんな心配はなさげです。交流戦で相対するパ・リーグのチームに、どの程度の、と言うかどの時期のデータが集められているかは分かりませんが、もうしばらくの間は打ってくれるんじゃないかな、と勝手に楽観視しています。特に真っ向勝負のピッチャーがパには多いし。
問題は、交流戦が終わってから。そこそこの成績を残せたところで、セントラルリーグの各チームがどう攻めてくるか。それに対してニック・スタビノアがどう対処してくるか。ここからが「本当」でしょう。
ただ、こうやって毎年「右の外国人選手」を獲得してくるのはいいですが、その裏でしっかり育成は出来ているか。今カープのセットアッパーとクローザーは、ミコライオとサーフェイトがつとめてますが、いざとなった時に「次(決して代わりではありません)」は作れているか。いざというときに「じゃ、お前任せた」と、チーム内外に向けて胸を張れる選手が用意出来ているかか。これが「チーム力」ですよ。
でないと「チームのレベルアップや底上げ」なんざ夢のまた夢。よっぽどじゃない限り外国人選手なんか5年も10年も居てくれないんだし、そんな金額(出せない、じゃなく)出さないんだから。
いつまでも外国人選手いおんぶにだっこじゃ強くならないよ。
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2012.05.22 / Top↑
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