ようやく、ようやく、よーやく「一軍復帰」であります。

先のスワローズ戦も一応見てるんですが、そないやみくもにアップするわけにもいかんので、省略します。尤も今年は、現地観戦の試合を優先しているんでこうなるのは致し方ないんですが。

しかし、ものの見事に「ドライチローテ」って崩壊してしまいましたな、と言うか、カープ首脳陣自ら勝手に崩してしまったと言うか。まぁこれは少し前にネチネチ書きましたが、これが結局先の「野村祐輔は完封させるべきだったかどうか」の話(そんな話出たか?)につながってくる。

8回ジャスト100球と言う、かなり悩ましいところではすが、点差がわずか1点という所を考えると、致し方ないのかな。こう言う場面に出てきてしっかり抑えるのが「抑え投手」の仕事でもあるわけだし。

あれが5点差くらいならそのまま投げさせたかも知れませんけどね、とか思いつつ、中6日空けてたんなら、狙わせてみても良かったかな、などと勝手なことを。まぁあそこまで行ったと言う事は「いずれは出来ますよ」と言ういいマエフリになったんではないか、と思います。

ただねぇ。サーフェイトの使い方は絶対に間違ったらいかん。スワローズとの初戦なんかそうですよ。あの場面は明らかに彼の出番。それを、何を思ったかお予備がかかったのはミコライオ。

打たれた打たれん云々じゃなく、なぜあそこでサーフェイトじゃなかったのか。自分らか「最後はサーフェイト」と決めてたんであれば、忠実にそれを守れ。この辺のいい加減さが勝てない原因。

1つやれば、出来ればはいそれで終わり。野村謙二郎政権の場合、機動力野球を掲げて梵君が盗塁王を取った。もうそこで終わってる。今年の場合、開幕から6戦、ドラフト1位入団の選手を並べて「ドライチローテーション」もてはやされた、しかし一週間でそれを放棄。

こんあことを毎年繰り返してるようでは、いつまで経っても成長はしませんよ。機動力野球の素地として、梵君の盗塁王があった。そこからさらに「足」を発展させんといかんのに。

それどころか今シーズンは、栗原君が今季絶望か、みたいなニュースが流れてもうお通夜モード。そもそも、.211でホームランゼロ、5打点の選手が抜けたところで、痛くも痒くもない。

これを「選手」で埋めるんじゃない。それこそ「機動力」と言うか、作戦で埋めればいいんですよ。

昨日の試合前、栗原君と交代で昇格した岩本君が降格、天谷君が昇格してきました。首脳陣の考えてることは読めんし、読めるわけがないけど、昨日はその天谷君が6番でスターティングメンバー。

クリーンアップが相変わらず、と言うか3・4番の打率が情けないと言うか何と言うか、みたいなアレですが、ウエスタンリーグで、なかなか打てないながらも、出塁すれば、赤松君ともどもガンガン走ってた彼を、僅かながら見てるだけに、この閉塞感を「機動力」でどないかして欲しい。

一昨日のJABA京都大会でのNTT西日本。たった1本のツーベースヒットだけで1点をもぎ取った。アマチュアが出来るんだから、できてるだからプロが出来ないわけがない。ましてや「機動力野球」を標榜してる(はずの)カープが出来ないわけがない、はずですよ。

昨日は堂林君と白濱君のヒット、梵君のホームランで勝ったけど、どれもこれも、と言うか今のカープ打線、そうそう町田なんか期待できんのだから。もっともっと足で塁を詰めていかんと。

ランナーさえ出れば(まぁこれが問題なんですが)、足でランナーは進められる。ボールが変わろうがバットの規格が変わろうが何しようが、これだけは変わらなんはず。

クリーンアップはクリーンアップで、それはそれで大事ではありますが、得点機会がクリーンアップだけに回ってくるわけじゃない。いつどこでランナーが出るか分からない。だから「その時」の為に、しっかりバットを振っておくことが大事。ただ数をこなすだけじゃダメ。ボールを打った時のイメージを常に持ってないとダメ。そして、試合前のバッティング練習を絶対におろそかにしたらダメ。

今のカープはここだと思います。ウエスタンリーグの試合が終わった後の練習をちょこちょこ見ますが、みなバットスイングをするにも、体の真ん前、ボールを捉えたあたりで皆片手を離してしまう。

バットにボールが当たるところまでをイメージしてるんだろうけど、その後の「ボールを運ぶ」所が出来てない。だから皆、いざ試合になっても、力のない打球しか飛ばんし、ヒットが出ても、打球は鋭いけど、たまたま芯に当たっただけ、みたいな打球が飛んでる。

「振らな何も始まらないから」とは言いますが、振ったあと「が」大事ですよ、と。

打線は水物とか何とか言いますが、いつまでもピッチャーにおんぶにだっこでは、そのうち壊れるピッチャーが出てこないとも限らん。まして昨日のリレーは外国人選手ばっかり。皆素晴らしいピッチャーだと思うけど、いずれはお国に帰ってしまう存在。そんな彼らにいつまでも頼れない。

抑えてくれるのは有難いけど、点を取らんことには勝てん。ピッチャーがなんぼゼロに抑えても、こっちに点が入るわけじゃないんだから。まぁたまに「相手の自滅」と言う形で点はくれますけどね。


せめて毎試合、4点くらい入れば、もうちょっと落ち着いて見れるんでしょうが。ええ、昨日もあんまり真面目に見てませんよ(笑)。つーか、一軍の勝敗にあまり一喜一憂せんようになりました。


所詮「テレビ」ですからね。


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2012.05.03 / Top↑
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