久しぶりの「これ」です。

夕刊はまめにチェクしてるんですけどね、ダルビッシュ有の話とかで、なかなかコーナー自体が設けられないのが実情。毎週とは言わんまでも「隔週月曜日」くらいでやってもらえませんかね。



堂林 花開く長打力

コイのプリンスがまばゆい輝きを放っている。将来の長距離砲として期待される3年目の堂林が、目覚しい成長ぶりだ。

開幕からの全20試合に出場。22日までの中日3連戦(マツダ)では3試合で1安打に抑えられて打率3割を切ったが、17日と19日の試合後には首位打者にも立った。それでも「関係ない。これが1年続くなら本物だけど、まだ1か月もたっていない」と浮かれることはない。

中京大中京高(愛知)ではエースで4番を務め、2009年の夏の甲子園で右中間へ特大の本塁打を放つなど、全国制覇を経験。10年、ドラフト2位で広島に入団して野手に転向した。

魅力は遠くに飛ばす力。プロ初打点を挙げた12日の阪神戦(マツダ)では、九回に榎田から左中間二塁打を放ち、「もう少し(ボールの)下を打てれば打球も上がった」と話した。19日のDeNa戦(マツダ)でも右方向への強い打球で三塁打をマーク。オフにトレーニングで体重を85キロ近くまで増量し、力強さが増した。

初の開幕一軍となった今季、中日との開幕戦(ナゴヤ)では周囲の予想に反してスタメン出場。中日のエース吉見からプロ初安打となる二塁打を放ち、野村監督の抜擢に応えるなど、粗削りながら確かな足跡を残している。

当人は「無我夢中でやっているだけ。結果も大事だけど、自分がやるべきことをやることが重要」と話す。野村監督から言われ続けている「相手に向かっていく姿勢」をグラウンドで表現し続けている。



ま、「プリンス」ですから、記事自体には美辞麗句ばっかり並んでるような気がしますが。野村謙二郎監督が常々言うてきた「競争」は果たしてサードにあったのかな、と言うお話。抜擢はいずれせんといかんかったかも知れませんけどね。あまりにも唐突な感が否めなかったもんで。

いろんな選手と競い合って、基準には達しなかったけど「もう一歩」は一軍でどうにかなる、というもんだったら誰しもが納得したかも知れません。ただ、ウエスタンリーグでのプレイを何度となく目の当たりにしてるだけに、「ちょっとまだ早かろう」とも思いましたけどね。


しかしながらよく頑張ってるとは思います。

彼を間近で見たのは、春先の対社会人オール広島との試合だけでしたが、どことなく不安げな表情だった昨年一昨年に比べ、かなり表情が引き締まってたようにも思いました。岐阜学生リーグ三冠王の菊池君の加入があったりで、相当刺激を受けているものと思われます。

「飛距離」もだいぶ板についてきたかな。昨年の対社会人オール広島戦、センターフェンス直撃のスリーベースヒットを放ちましたが、そのバッティングがごく当たり前に出来てる所に成長を感じます。

強豪高校のエースで4番とは言え、そこは金属バット。高校通算87本塁打(これも曖昧なアレですが)を放ったファイターズ中田翔ですら、フォーム改造やら何やら試行錯誤をしてました。

堂林君にとって、今がその試行錯誤の時期だろうとは思います。実際数字はやや下降気味。お疲れの所もあるかも知れませんが、それはそれ、まだ3年目。一軍1年目。大目に見たいけどやはり一軍にいる以上は成績を残してもらわないと困る。この辺の踏ん切りをどう付けるか難しいですが。

で、今堂林君がすべきこと。

「相手に向かっていく姿勢を確固たるものにする為の膨大な練習」ですよ。姿勢を見せるのはバカでも出来る。けど、結果がついて来んかったらどうしようもない。姿勢を常に全面に押し出せるだけの自信。その自信を身に付けようと思ったら、誰にも負けない練習量ですよ。

移動と試合に追われて、自分の練習時間がなかなか見つからないかも知れません、ぶっちゃけないかも知れません。けど、成績を残した選手は皆どこかで、人知れず練習してるもんです。練習時間は他人様に決めてもらうもんじゃないです。自分で工夫して作るものです。


期待してます。わしが夢見てるのは「セカンド庄司・サード堂林・ショート安部」。庄司君が若干遅れをとっているようにも見えますが、菊池君含め、いずれ4人で内野を埋めてくれるものと思ってます。


来年あたり、やってくれんかな。いずれ「その時」は来るんだから。


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2012.04.24 / Top↑
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